最終更新:2025.06.26

ヘルニア術後の生活ガイド:痛みケアから仕事復帰まで

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

ヘルニア手術後は安静を保ちながら、徐々に日常生活へ戻っていくことが重要です。術後の回復には個人差がありますが、適切なケアと注意点を守ることで、スムーズな回復が期待できます。この記事では、ヘルニア術後の痛みの対処法、日常生活での注意点、仕事復帰の目安、運動再開のタイミングなど、患者さんが抱える疑問に専門家の見解をもとに答えていきます。手術の種類によって回復期間や注意点は異なりますが、基本的なケアを理解して安心した術後生活を送りましょう。

ヘルニアの手術後は、安静を保ちながらも徐々に活動量を増やしていくことが重要です。無理をせず、体の声に耳を傾けながら回復を進めていきましょう。

目次

ヘルニア術後の基本的な過ごし方と注意点

ヘルニア 術後

ヘルニア手術後の回復を促進し、合併症のリスクを減らすためには、適切な過ごし方が必要です。手術当日から時間の経過に応じた注意点を理解しましょう。

手術当日の過ごし方

手術当日は麻酔の影響もあるため、安静を心がけることが最も重要です。飲食に関しては医師の指示に従い、無理な動きは避けましょう。痛みが強い場合は、我慢せずに医師に相談して適切な鎮痛剤を使用してください。また、手術当日はアルコール摂取を控え、十分な水分補給と休息を取ることが回復への第一歩です。

術後1〜2週間の生活

術後1〜2週間は、徐々に痛みが和らいでいく時期ですが、まだ無理は禁物です。デスクワークなど軽い作業は可能ですが、重い物の持ち上げや激しい運動は控えましょう。この時期に特に注意したいのは、傷口の管理です。医師の指示に従って傷口のケアを行い、抜糸の時期も確認してください。シャワーや入浴については、傷口の保護テープをはがす際は必ず医師の指示に従いましょう。

術後3週間以降の日常生活

術後3週間を過ぎると、多くの患者さんは日常生活にほぼ支障なく戻れるようになります。痛みもほとんど軽快し、軽い運動やスポーツも可能になってきます。ただし、激しい運動や重労働については、医師に相談してから再開するようにしましょう。体の状態を見ながら、無理のない範囲で活動を増やしていくことが大切です。

術後期間可能な活動控えるべき活動痛みの状態
手術当日安静にする、軽い水分摂取無理な動き、アルコール麻酔の効果が切れると痛みが強い
術後1〜3日短時間の歩行、軽い食事長時間の座位、重い物の持ち上げ痛みのピーク、鎮痛剤が必要
術後1週間デスクワーク、日常の軽い活動激しい運動、重労働徐々に和らぐが、動作時に痛みあり
術後2週間軽い散歩、事務作業重い物の持ち上げ、激しいスポーツ多くの場合、日常動作での痛みは軽減
術後3〜4週間軽いスポーツ、通常の日常生活極端な重労働(医師と相談)ほとんど痛みなし、無理すると痛みあり

【種類別】ヘルニア術後の特徴とケア

ヘルニア 術後

ヘルニアにはいくつかの種類があり、それぞれ手術方法や術後の回復プロセスが異なります。ここでは主な2種類のヘルニアの術後ケアについて解説します。

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鼠径ヘルニア術後のケアと特徴

鼠径ヘルニアは、腹部の内容物が鼠径部(そけいぶ、足の付け根)に飛び出す状態です。手術後は、傷口の痛みだけでなく、鼠径部の違和感や張りを感じることがあります。近年では、腹腔鏡を用いた内視鏡手術も増えており、回復が早いことが特徴です。日帰り手術が可能なケースも多く、翌日から軽い日常生活は可能ですが、腹圧がかかる動作(重い物を持ち上げる、強く咳をするなど)は2週間程度控えることが推奨されています。

鼠径ヘルニア術後の特徴的な注意点としては、性生活の再開についても医師の指導を受けることが重要です。一般的には2週間程度経過すれば問題ないことが多いですが、個人差があるため、必ず医師に確認しましょう。

腰椎椎間板ヘルニア術後のケアと特徴

腰椎椎間板ヘルニアは、背骨と背骨の間のクッション(椎間板)が飛び出して神経を圧迫する状態です。手術方法には、内視鏡を使った低侵襲手術(MED法など)や、椎間板を部分的に切除する方法などがあります。術後は腰部の痛みだけでなく、術前にあった足のしびれや痛みがどのように変化するかも注目点です。多くの場合、神経の圧迫が解消されることで、術後すぐに症状の改善が期待できますが、神経の回復には時間がかかることもあります。

腰椎椎間板ヘルニア術後は、特に姿勢や腰への負担に注意が必要です。長時間の同じ姿勢は避け、正しい姿勢を心がけましょう。仕事復帰までの期間も、デスクワークなら1〜2週間程度、肉体労働なら1〜2ヶ月程度と、職種によって大きく異なります。回復期間中は、医師から指示された腰部のストレッチや筋力トレーニングを行うことで、再発予防につながります。

ヘルニア術後の痛みはいつまで?効果的な対処法

ヘルニア 術後

ヘルニア術後の痛みは多くの患者さんにとって大きな関心事です。痛みのタイプや持続期間、効果的な対処法について理解することで、不安を軽減し、回復に集中できます。

術後痛みの一般的な経過

ヘルニア手術直後は痛みが強く、数日間はピークを迎えます。その後、徐々に痛みは和らいでいきますが、完全に消失するまでの期間には個人差があります。一般的には、鼠径ヘルニアの場合、術後2週間程度で日常生活に支障がない程度まで痛みは軽減します。腰椎椎間板ヘルニアの場合も、術後1〜2週間で徐々に痛みは和らぎますが、完全に回復するまでに1〜3ヶ月かかることもあります。

ヘルニア術後の痛みが長引く場合や急に強くなる場合は、合併症の可能性があるため、すぐに医師に相談することが重要です。

痛みの種類とその特徴

術後の痛みには、傷口の痛み、神経痛、筋肉の痛みなど、さまざまなタイプがあります。傷口の痛みは時間とともに改善しますが、神経が傷ついた場合の神経痛はしびれを伴うことがあり、回復に時間がかかることもあります。また、長期間の安静による筋肉の痛みは、徐々に活動を増やすことで改善します。

効果的な痛み対策

術後の痛みに対しては、以下の対策が効果的です:

  • 医師が処方した鎮痛剤を指示通りに服用する
  • 氷袋や温めるなど、医師に相談して適切な温度療法を行う
  • 無理な姿勢や動作を避け、痛みを悪化させない
  • 適度な休息と、医師の許可を得た軽い運動のバランスを取る
  • 痛みの変化を記録し、医師の診察時に伝える

痛みの管理は回復の重要な部分であり、我慢せずに医師に相談することが大切です。特に、鎮痛剤の種類や量については、患者さんの状態に合わせて医師が調整しますので、自己判断で変更しないようにしましょう。

ヘルニア術後の仕事復帰:時期と注意点

ヘルニア 術後

手術後いつから仕事に復帰できるかは、多くの患者さんにとって大きな関心事です。ヘルニアの種類や手術方法、そして何より仕事の内容によって適切な復帰時期は異なります。

職種別の復帰目安

事務職など身体的負担の少ない仕事であれば、鼠径ヘルニア手術後は7〜10日程度、腰椎椎間板ヘルニア手術後でも2週間程度で復帰可能なケースが多いです。一方、立ち仕事や力仕事など身体的負担の大きい仕事の場合は、鼠径ヘルニアでも2〜3週間、腰椎椎間板ヘルニアでは1〜2ヶ月程度の休養が必要になることがあります。

ヘルニアの種類デスクワーク立ち仕事力仕事
鼠径ヘルニア3〜7日後10〜14日後2〜3週間後
腰椎椎間板ヘルニア1〜2週間後2〜4週間後1〜2ヶ月後

時短勤務や配慮事項

フルタイムでの職場復帰が難しい場合は、最初は時短勤務から始めることも検討しましょう。また、復帰にあたっては、以下のような配慮を職場に相談することも有効です:

  • 休憩を取りやすい環境の確保
  • 重い物を持つ作業の一時的な免除
  • 長時間同じ姿勢を続けない工夫
  • デスクや椅子の高さ調整など、姿勢への配慮

医師への相談と診断書

職場復帰のタイミングは、必ず担当医と相談して決めることが重要です。術後の診察で回復状態を確認し、職場に提出する診断書や就業制限に関する医師の見解をもらうことで、無理のない復帰計画を立てることができます。自己判断での早期復帰は、回復の遅れや再発のリスクを高める可能性がありますので注意しましょう。

ヘルニア術後の運動再開ガイド:安全に進めるために

ヘルニア 術後

適切な運動は、ヘルニア術後の回復を促進し、再発予防にも役立ちます。しかし、運動の再開には適切なタイミングと方法が重要です。

運動再開のタイミング

軽い運動(散歩など)は術後1週間程度から始められることが多いですが、本格的な運動再開は手術の種類や個人の回復状況によって異なります。一般的なガイドラインとしては:

  • 散歩:術後3〜5日から(短時間から始める)
  • 軽いウォーキング:術後1〜2週間から
  • 水泳(傷が完全に閉じた後):術後2〜3週間から
  • ジョギング:術後3〜4週間から
  • 軽い筋力トレーニング:術後4週間から
  • ゴルフなどの回旋運動:術後6週間から
  • コンタクトスポーツ:術後2〜3ヶ月から

ただし、これらはあくまで目安であり、実際の再開時期は医師の判断に従うことが重要です。

おすすめの運動と避けるべき動き

術後早期から安全に始められる運動としては、ウォーキング、軽いストレッチ、医師から指示されたリハビリ体操などがあります。特に腰椎椎間板ヘルニアの場合は、腰部の安定性を高める体幹トレーニングが重要で、医師や理学療法士の指導の下で行うことが推奨されます。

一方、術後しばらくは以下のような動きは避けるべきです:

  • 急な方向転換や回旋動作
  • 重い物の持ち上げ
  • 長時間の同一姿勢の維持
  • 激しいジャンプや衝撃を伴う動き
  • 極端な前屈や後屈

再発予防のための運動習慣

ヘルニアの再発を予防するためには、回復後も継続的な運動習慣が重要です。特に体幹の筋力強化や柔軟性の維持は、腰や腹部の安定性を高め、再発リスクを減らすことにつながります。日常的に取り入れたい運動としては:

  • 腹筋や背筋などのコアトレーニング
  • 正しい姿勢でのウォーキング
  • 水泳やアクアビクス(水中運動)
  • ヨガやピラティス(適切な強度で)

運動を再開する際は、痛みを感じたらすぐに中止し、無理をしないことが基本です。徐々に強度と時間を増やしていく段階的なアプローチが、安全な回復につながります。

ヘルニア術後の日常生活Q&A(食事・入浴・睡眠など)

ヘルニア 術後

術後の日常生活では、さまざまな疑問が生じることでしょう。ここでは、よくある質問とその回答をまとめました。

食事と栄養について

Q: 術後、特別な食事制限はありますか?

A: 一般的にヘルニア手術後の特別な食事制限はありませんが、消化の良い食事から始め、徐々に通常の食事に戻すことをお勧めします。また、便秘予防のために水分と食物繊維を十分に摂ることが重要です。便秘によるいきみは、特に鼠径ヘルニアの再発リスクを高める可能性があります。

Q: アルコールはいつから飲めますか?

A: 手術当日はアルコールを避けるべきです。その後は、服用している薬との相互作用に注意する必要があります。特に鎮痛剤と併用する場合は危険です。一般的には、医師から特に制限がなければ、手術後3〜5日程度経過すれば少量から再開できることが多いですが、必ず医師に確認してください。

入浴と傷口のケア

Q: シャワーや入浴はいつから可能ですか?

A: 傷口の保護テープをはがす際は、医師の指示に従ってください。一般的には、傷口が防水テープで保護されていれば術後1〜2日からシャワーが可能です。湯船につかる入浴は、傷口が完全に閉じてから(通常は術後7〜10日)が目安となります。

Q: 傷口の異常(赤み、腫れ、分泌物など)があった場合どうすべきですか?

A: 傷口に強い赤み、腫れ、熱感、膿などの分泌物、または傷口が開いているように見える場合は、感染の可能性があるため、すぐに医師に相談してください。これらは早期対応が重要な合併症の兆候である可能性があります。

睡眠と休息

Q: 術後、どんな体勢で寝るのが良いですか?

A: 鼠径ヘルニアの場合は、手術側を下にして寝ることは避け、仰向けか手術と反対側を下にして寝ることが推奨されます。腰椎椎間板ヘルニアの場合は、仰向けで膝の下に枕を置くか、横向きで膝の間に枕を挟む姿勢が腰への負担を軽減します。いずれの場合も、寝返りの際には腹筋や腰に急な力がかからないよう注意してください。

知っておきたいヘルニア術後の合併症と再発予防

ヘルニア 術後

手術後の回復をスムーズに進め、長期的な健康を維持するには、合併症と再発予防策について理解しておきましょう。

術後に注意すべき合併症

ヘルニア手術後に起こりうる主な合併症には以下のようなものがあります:

  • 感染:傷口の赤み、腫れ、熱感、膿の排出などが見られる場合は医師に相談
  • 血腫・漿液腫:手術部位に血液や体液が溜まる状態で、腫れや痛みを伴う
  • 慢性疼痛:手術後3ヶ月以上続く痛みで、神経損傷が原因の場合も
  • 排尿困難:特に鼠径ヘルニア手術後に一時的に生じることがある
  • 腸閉塞:腹部の痛み、嘔吐、便秘などの症状がある場合は緊急で医師に相談


ヘルニア術後に上記のような症状が見られた場合は、自己判断せず、速やかに医師に相談することが重要です。早期発見・早期治療が合併症の重症化を防ぎます。

ヘルニア再発のリスク因子

ヘルニアの再発を防ぐために、以下のリスク因子に注意しましょう:

  • 過度の肥満や体重増加
  • 喫煙(組織の治癒を遅らせる)
  • 慢性的な咳や便秘(腹圧の上昇につながる)
  • 重い物の持ち上げや激しい運動の早期再開
  • 栄養不足や全身状態の悪化
  • 手術部位の感染

長期的な再発予防策

ヘルニアの再発を予防するための長期的な取り組みとしては:

  • 適正体重の維持と栄養バランスの良い食事
  • 規則的な運動と腹筋・背筋などのコア筋力の強化
  • 重い物を持つ際の正しい姿勢と方法の習得
  • 禁煙と健康的な生活習慣の確立
  • 便秘予防のための食物繊維と水分の十分な摂取
  • 定期的な医師のフォローアップ受診

ヘルニアの再発率は手術方法や患者さんの状態によって異なりますが、適切なケアと生活習慣の改善によって再発リスクを最小限に抑えることができます。特に、手術後3〜6ヶ月は再発リスクが高い時期なので、注意深く過ごしましょう。

ヘルニア術後に関するよくある質問とアドバイス

 

患者さんからよく寄せられる疑問と、それに対する専門家からのアドバイスをまとめました。術後の生活で不安を感じた際の参考にしてください。

術後の定期検診について

Q: 術後の定期検診はどのくらいの頻度で受けるべきですか?

A: 一般的には、術後1〜2週間後の抜糸や傷口の確認、1ヶ月後の経過観察、そして3〜6ヶ月後の最終確認が基本的なスケジュールです。しかし、回復状況や合併症の有無によって、より頻繁な診察が必要になることもあります。医師の指示に従って、必要な検診を受けることが重要です。

サポーターや腹帯の使用

Q: 術後にサポーターや腹帯は必要ですか?

A: 鼠径ヘルニア手術後は、医師の判断によってサポーターの着用が推奨されることがあります。特に、日常生活で腹圧がかかる動作が多い場合や、手術方法によっては有効です。腰椎椎間板ヘルニアの場合は、コルセットなどの腰部サポーターが推奨されることがあります。いずれの場合も、使用期間や方法については医師の指示に従ってください。

長期的な症状と対処法

Q: 術後、長期間経っても違和感や痛みが続くことはありますか?

A: 手術後3〜6ヶ月程度までは、手術部位の違和感や軽い痛み、しびれなどが残ることがあります。特に神経に近い部位の手術では、神経の回復に時間がかかることがあります。ただし、強い痛みが続く場合や、時間の経過とともに症状が悪化する場合は、医師に相談することが重要です。慢性術後疼痛と呼ばれる状態になることもあり、専門的な痛みの管理が必要になることもあります。

ヘルニア術後に関するよくある質問

ヘルニア 術後

Q. ヘルニアの手術後は、安静を保ちながらも徐々に活動量を増やしていくことが重要ですか?

A. はい、ヘルニア手術後は安静を保ちながらも徐々に活動量を増やしていくことが回復への近道です。手術当日は安静を心がけ、翌日から軽い運動やデスクワークなどが可能になっていきます。激しい運動や重労働は術後2週間程度控え、体の状態を見ながら徐々に活動を再開することが推奨されています。無理をせず、体の声に耳を傾けながら回復を進めましょう。

Q. 術後の痛みはどのように対処すればよいですか?

A. 術後の痛みには、医師が処方した鎮痛剤を指示通りに服用することが基本です。痛みが強い場合は我慢せずに医師に相談しましょう。また、氷袋などで冷やすことや、医師に相談した上で温めることも効果的な場合があります。無理な姿勢や動作を避け、適度な休息と軽い運動のバランスを取ることも重要です。痛みの変化を記録し、医師の診察時に伝えると適切な対応が受けられます。

Q. ヘルニア手術後、仕事はいつから復帰できますか?

A. 仕事復帰のタイミングは、ヘルニアの種類や手術方法、そして仕事の内容によって異なります。事務職など身体的負担の少ない仕事であれば、鼠径ヘルニア手術後は7〜10日程度、腰椎椎間板ヘルニア手術後でも2週間程度で復帰可能なケースが多いです。一方、立ち仕事や力仕事など身体的負担の大きい仕事の場合は、鼠径ヘルニアでも2〜3週間、腰椎椎間板ヘルニアでは1〜2ヶ月程度の休養が必要になることがあります。必ず医師と相談して決めましょう。

Q. ヘルニア手術後にスポーツや運動はいつから再開できますか?

A. 軽い運動(散歩など)は術後1週間程度から始められることが多いですが、本格的な運動再開は手術の種類や個人の回復状況によって異なります。一般的には、散歩は術後3〜5日から、軽いウォーキングは1〜2週間後から、水泳は傷が完全に閉じた後の2〜3週間後から、ジョギングは3〜4週間後から、軽い筋力トレーニングは4週間後から、ゴルフなどの回旋運動は6週間後から、コンタクトスポーツは2〜3ヶ月後からが目安です。ただし、実際の再開時期は医師の判断に従うことが重要です。

Q. ヘルニア手術後、シャワーや入浴はいつから可能ですか?

A. 傷口の保護テープをはがす際は、医師の指示に従ってください。一般的には、傷口が防水テープで保護されていれば術後1〜2日からシャワーが可能です。湯船につかる入浴は、傷口が完全に閉じてから(通常は術後7〜10日)が目安となります。ただし、傷口に異常(赤み、腫れ、分泌物など)がある場合は、入浴を控え、医師に相談することをお勧めします。

Q. ヘルニアの術後に再発を防ぐためにはどうすればよいですか?

A. ヘルニアの再発を防ぐためには、適正体重の維持と栄養バランスの良い食事、規則的な運動と腹筋・背筋などのコア筋力の強化、重い物を持つ際の正しい姿勢と方法の習得、禁煙と健康的な生活習慣の確立、便秘予防のための食物繊維と水分の十分な摂取、定期的な医師のフォローアップ受診が重要です。特に、術後3〜6ヶ月は再発リスクが高い時期なので、医師の指示を守り、無理な活動を避けることが大切です。

Q. ヘルニア術後に注意すべき症状はありますか?

A. 術後に注意すべき症状としては、強い痛みが持続する場合、傷口の赤み・腫れ・熱感・膿の排出(感染の兆候)、38度以上の発熱、手術部位の異常な腫れや硬さ、排尿困難、腹部の強い痛みや嘔吐(腸閉塞の可能性)などがあります。これらの症状が見られた場合は、自己判断せず、速やかに医師に相談してください。早期発見・早期治療が合併症の重症化を防ぎます。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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