最終更新:2025.05.02

椎間板ヘルニア ストレッチ 悪化させない方法5選と避けるべき動き

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。


椎間板ヘルニアのストレッチは、正しく行えば症状の改善に効果的ですが、不適切な方法では症状が悪化する可能性があります。多くの患者が「どのストレッチが安全か」「悪化させないためには何に気をつければよいか」と悩んでいます。

この記事では、理学療法士の見解に基づいて、腰椎椎間板ヘルニアに効果的なストレッチ5つと避けるべきストレッチ、そして安全に行うための7つのポイントを詳しく解説します。症状が悪化しないよう適切なケアを学びましょう。

まず最初に当院の院長のNOBU先生の動画を見て、実践してみて下さい
これが一番効果があります

目次

椎間板ヘルニアとストレッチの関係

椎間板ヘルニア ストレッチ 悪化

【重要ポイント】

腰椎椎間板ヘルニアの約80%は自然に軽快するとされています。適切なストレッチは症状改善を助けますが、不適切なストレッチは悪化させる可能性があります。

椎間板ヘルニアは脊椎の骨と骨の間にあるクッションである椎間板の内部物質(髄核)が飛び出して、神経を圧迫する状態です。椎間板は線維輪と髄核でできていて、背骨をつなぎ、クッションの役目をしています。

椎間板が加齢などにより変性し断裂して起こりますが、悪い姿勢での動作や作業、重いものの持ち上げなどが原因で発症することもあります。

適切なストレッチは以下のような効果が期待できます:

  • 腰部周辺の筋肉の緊張緩和
  • 血行促進による痛みの軽減
  • 姿勢改善による椎間板への負担軽減
  • 柔軟性向上による日常動作の改善

一方で、不適切なストレッチは椎間板に負荷をかけ、症状を悪化させる可能性があります。そのため、正しい方法で行うことが非常に重要です。

椎間板ヘルニアのストレッチを行う際の注意点7つ

椎間板ヘルニア ストレッチ 悪化

椎間板ヘルニアのストレッチを行う際は、以下の注意点を必ず守りましょう:

1. 痛みのない範囲で行う

ストレッチ中に痛みや痺れを感じたら、すぐに中止しましょう。無理をして続けると症状が悪化する可能性があります。痛みは体からの警告信号です。

2. ゆっくりとした動作で行う

急な動きや無理な動作は避けて、ゆっくりと時間をかけて行いましょう。急な動きは椎間板に負担をかけ、ヘルニアを悪化させるリスクがあります。

3. 正しい姿勢を意識する

正しい姿勢を意識し、腰を丸めすぎないように注意しましょう。腰が反りすぎたり丸まりすぎたりすると、椎間板に余計な負担がかかります。

4. 呼吸を意識する

呼吸を止めずに、自然な呼吸を続けましょう。呼吸を止めると体に余計な緊張が生じ、ストレッチの効果が減少します。

5. お風呂上がりなどの温まった状態で行う

お風呂上がりは筋肉が温まっており、ストレッチを行うのに最適なタイミングです。筋肉が温まっていると柔軟性が増し、ストレッチの効果が高まります。

6. ヘルニアの急性期は避ける

ヘルニアが急性期の時は、ストレッチは避けるべきです。急性期には安静にし、医師の指示に従いましょう。

7. 症状が悪化した場合は受診する

ストレッチ後に症状が悪化した場合は、すぐに整形外科を受診しましょう。自己判断で続けるのは危険です。

椎間板ヘルニアでやってはいけないストレッチ3つ

椎間板ヘルニア ストレッチ 悪化

【注意】

以下のストレッチや動作は腰椎椎間板ヘルニアの症状を悪化させる可能性が高いため、避けるべきです。

1. 腰を大きく丸めるストレッチ

腰を前に倒し、大きく丸める動作(前屈)は椎間板に大きな負担がかかります。椎間板内圧の変化を調べた研究によると、立って前かがみの姿勢になると圧が最大になることが分かっています。

腰椎椎間板ヘルニアの人がやってはいけないストレッチの典型例で、これをすることによって症状が悪化する人が多いです。

2. 重いものを持ち上げる動作

重いものを持ち上げる作業は、椎間板に負担がかかるため避けるべきです。特に中腰になって持ち上げると椎間板内圧が上昇します。

重い物を持ち上げる時は膝を使って持ち上げるようにし、腰への負担を最小限にする必要があります。

3. 激しい運動や急な動き

スポーツなど、激しい運動や急な動きは椎間板に負担がかかり、ヘルニアのリスクを高めます。また、長時間同じ姿勢でいることも椎間板に負担をかけるため注意が必要です。

椎間板ヘルニアに効果的なストレッチ5選

椎間板ヘルニア ストレッチ 悪化

以下のストレッチは多くの椎間板ヘルニア患者に効果的とされていますが、必ず痛みのない範囲で行い、違和感がある場合はすぐに中止してください。

1. お尻(臀部)のストレッチ

椎間板ヘルニアに効果的なお尻のストレッチ

臀部の筋肉や筋膜は腰と繋がっているため、臀部をストレッチすることによって腰椎への負担を軽減できます。

やり方:

  1. 椅子に座ります
  2. 右足首を左膝の上に乗せます
  3. 上体を少し前に倒して、お尻の奥に伸びを感じるところで止めます
  4. 15-30秒間キープし、反対側も同様に行います

2. ドローイン(体幹強化エクササイズ)

椎間板ヘルニア ドローイン

体幹筋エクササイズによる腰まわりの安定化の向上は、椎間板ヘルニアの症状を改善させる可能性があると報告されています。

やり方:

  1. 膝を立てて仰向けに寝ます
  2. 腰骨のやや内側のお腹を触りながら、ゆっくり口から息を吐いていきます
  3. 触っている部分の筋肉が固くなるのを感じながら、お腹を凹ませるように力を入れます
  4. 1回10秒程度で、4~5回を目安に連続して行います

3. 両膝を抱えるストレッチ

椎間板ヘルニア ストレッチ 両膝抱える

やり方:

  1. 仰向けになって両膝を曲げます
  2. 両手でゆっくりと膝を胸に向かって引き寄せます
  3. 腰やお尻につっぱりや痛みを感じたところで止め、そのまま5秒間保ちます
  4. ゆっくりと元に戻ります
  5. 3-5回繰り返します

4. 腰をひねるストレッチ

椎間板ヘルニア 腰を回すストレッチ

やり方:

  1. 仰向けに寝て、両膝を立てます
  2. 両肩が床から離れないようにして、両膝をゆっくり左側に倒します
  3. 倒した状態で10秒程静止します
  4. 元の位置に戻し、今度は右側に同様に行います
  5. 左右それぞれ5-10回ずつ行います

5. 足の裏にタオルを通して引っ張るストレッチ

足の裏にタオルを通して引っ張るストレッチ

やり方:

  1. 仰向けになります
  2. 片足を上げ、足の裏にタオルをかけます
  3. タオルの両端を持って、足を伸ばしながら自分の方に引き寄せます
  4. 伸びを感じるところで20-30秒間キープします
  5. 反対の足も同様に行います

椎間板ヘルニアの症状が悪化したときの対処法

ストレッチを行って症状が悪化した場合は、以下の対処を行いましょう:

1. すぐにストレッチを中止する

痛みや痺れが生じた場合は、すぐに動作を中止し、これ以上症状を悪化させないようにしましょう。

2. 安静にする

特に悪化させた動作を避け、無理な姿勢をとらないようにしましょう。必要に応じて腰椎コルセットを使用するのも効果的です。

3. 冷却する

急性期の炎症が疑われる場合は、患部を冷やすことで炎症を抑える効果があります。

4. 医療機関を受診する

症状が続く場合は専門医に相談しましょう。自己判断での対処には限界があります。

【医学的知識】

ヘルニアを小さくするような運動やリハビリはありません。整体、マッサージや電気治療も、ヘルニアを縮小させるわけではなく、痛みを和らげる効果があるだけです。腰椎椎間板ヘルニアの約80%は自然に軽快するとされています。

椎間板ヘルニアのストレッチで悪化させないためのポイント

椎間板ヘルニアでストレッチで悪化させないためのポイント

椎間板ヘルニアのストレッチを行う際には、悪化させないために重要なポイントがいくつかあります。まず第一に、痛みが出た時点で無理をせず、すぐに中止することが基本です。また、急な動きは避け、ゆっくりと呼吸を整えながら行うことも重要です。

特に注意すべきは、ストレッチの強度と頻度です。「より強く」「より頻繁に」行えば早く良くなるという考えは危険で、むしろ症状を悪化させる原因となります。椎間板ヘルニアの場合、軽い強度で短時間から始め、徐々に体を慣らしていくアプローチが安全です。

医療専門家によると、椎間板ヘルニアの患者は個々の症状や状態に合わせたストレッチプログラムが必要とされています。一般的なストレッチ動画やマニュアルをそのまま行うのではなく、可能であれば一度理学療法士や専門医に相談し、自分に適したストレッチ方法を指導してもらうことが理想的です。

炎症を起こしてない状態であれば、ウォーキングも有効です

椎間板ヘルニアにウォーキングは効果的?正しい方法と注意点を解説 | セルフケア整体

椎間板ヘルニアの回復期間と改善プロセス

回復期間

椎間板ヘルニアの回復期間は個人差が大きく、症状の重症度によって異なりますが、一般的には2週間から3ヶ月程度と言われています。軽度の場合は適切な管理と保存療法で比較的早く改善しますが、重度の場合は完全な回復までより長い時間がかかることがあります。

回復プロセスには通常いくつかの段階があります。まず急性期(発症から約2週間)では、安静と痛みの管理が中心となります。この時期のストレッチは控え、むしろ安静にすることが重要です。次の回復期(2週間〜1ヶ月程度)では、痛みが和らいできたら徐々に軽いストレッチから始めます。腰への負担が少ない姿勢でのストレッチを短時間から行い、体の反応を見ながら徐々に強度と時間を調整していきます。

最終的な機能回復期(1ヶ月〜3ヶ月以上)では、より積極的なストレッチや筋力トレーニングが可能になることが多いですが、無理は禁物です。注目すべき点として、腰椎椎間板ヘルニアの約80%は適切な保存療法で自然に改善するとされています。そのため、焦らずに段階的に回復を目指すことが大切です。

厚生労働省の対策も、時間があれば見ておくとよりよいでしょう。

ストレッチと併用すべき生活習慣の改善ポイント

椎間板ヘルニア 生活習慣改善

ストレッチだけでなく、日常生活の習慣改善も椎間板ヘルニアの回復と再発防止に重要な役割を果たします。まず姿勢に注意し、特に長時間のデスクワークでは定期的に姿勢を変えたり、立ち上がって軽く体を動かしたりすることが効果的です。座る際は腰がしっかりサポートされる椅子を選び、背筋を伸ばすよう意識しましょう。

体重管理も重要なポイントです。過剰な体重は腰椎に負担をかけ、椎間板ヘルニアの症状を悪化させる可能性があります。バランスの取れた食事と適度な運動で健康的な体重を維持することが理想的です。

睡眠環境の整備も見逃せません。適切な硬さのマットレスを選び、横向きで寝る場合は膝の間に小さな枕を挟むなど、睡眠中の脊椎アライメントに注意することで、夜間の腰への負担を軽減できます。

また、ストレスは筋肉の緊張を高め、症状を悪化させる要因となるため、適切なストレス管理も重要です。瞑想やリラクゼーション技術の習得は、身体的な症状の改善にも役立つことがあります。

椎間板ヘルニアのストレッチで痛みが悪化したときの対処法

椎間板ヘルニア 痛み悪化

椎間板ヘルニアのストレッチ中や後に痛みが悪化した場合は、まず落ち着いて以下の対処法を実践しましょう。最も重要なのは、すぐに無理なストレッチを中止することです。痛みや痺れが生じた場合、それ以上続けることで症状が悪化する可能性があります。

ストレッチ後に症状が悪化した場合は、横になるなど楽な姿勢をとり、安静を保ちましょう。椎間板への負担が少ない姿勢(仰向けで膝を曲げた状態や横向きで膝の間にクッションを入れた状態)で休むことが効果的です。症状によっては、患部を冷やすことで炎症を抑える効果が期待できます。特に急性期の炎症が疑われる場合は、15〜20分程度の冷却が有効です。

自己判断での対処に限界を感じる場合や、痛みが持続する場合は迷わず医療機関を受診しましょう。特に、痛みが強くなる、足のしびれや脱力感が増す、排尿や排便に問題が生じるなどの症状がある場合は、すぐに専門医の診察を受けることが重要です。適切な診断と治療方針の見直しにより、症状の悪化を防ぎ、回復への道筋を立て直すことができます。

よくある質問

よくある質問

椎間板ヘルニアのストレッチはいつ行うのが最適ですか?

お風呂上がりや運動後など、体が温かい時に行うと効果的です。発症直後や症状が非常に強いときは控えてください。

ストレッチだけで椎間板ヘルニアは治りますか?

腰椎椎間板ヘルニアの約80%は自然に軽快するとされています。そのため必ずしも手術が必要というわけではなく、安静にすることや腰椎コルセットの装着、リハビリなどの保存療法で改善することも多いです。ストレッチはその回復を助ける役割を果たします。

腰椎椎間板ヘルニアに最も悪いのはどんな動作ですか?

腰椎椎間板ヘルニアの人が特に避けるべき動作は、「無理に腰を曲げる・反らす・捻る」「重たいものを持ち上げる」「激しいスポーツ」「長時間同じ姿勢でいる」「猫背などの不良姿勢」の5つです。これらは椎間板に負担をかけ、症状を悪化させる可能性があります。

ストレッチで痛みが出たらどうすればいいですか?

痛みを感じたら、すぐにストレッチを中止し、安静にしてください。症状が改善しない場合は、整形外科医に相談することをお勧めします。無理をして続けると症状が悪化する可能性があります。

整体やマッサージは椎間板ヘルニアに効果がありますか?

ヘルニアを小さくするような運動やリハビリはありません。整体、マッサージや電気治療も、ヘルニアを縮小させるわけではなく、痛みが強い間に少しでも筋肉の緊張をとったり、痛みを和らげる効果があるだけです。

 

当院では、腰痛の人が実際に来院し通って改善した事例が非常に沢山ございます

 

まとめ

椎間板ヘルニアの症状改善のためには、正しいストレッチと適切な生活習慣が重要です。この記事で紹介した効果的なストレッチを痛みのない範囲で行い、避けるべき動作には注意しましょう。

ただし、強い痛みが続く場合や症状が悪化する場合は、必ず専門医に相談してください。自己判断でのケアには限界があります。適切な医学的アドバイスに基づいたケアが、最も安全で効果的です。

免責事項: この記事は情報提供を目的としており、医学的アドバイスを代替するものではありません。症状や不安がある場合は、医師に相談してください。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

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    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

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    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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