最終更新:2025.03.17

膝の痛みに効くサプリメントの効果とは?グルコサミンとコンドロイチンの基礎知識と期待される効果について解説。

現代社会では、加齢や運動不足、激しいスポーツ活動などにより膝の痛みや関節の不調に悩む人が増えています。膝は人体の中でも大切な役割を担う部分であり、日常生活において歩行や階段の上り下り、座る動作などに影響を与えるため、痛みが生じると生活の質が低下してしまいます。そこで注目されるのが、軟骨の健康維持に効果が期待される成分として知られるグルコサミンとコンドロイチンです。

本記事では、これらのサプリメントの効果や摂取方法、治療との併用について、最新の研究結果や臨床の知見を踏まえながら解説します。


膝の痛みの原因と背景

膝痛 グルコサミン

膝の痛みは、変形性膝関節症や関節リウマチ、外傷など様々な原因によって引き起こされます。

  • 変形性膝関節症:年齢とともに軟骨がすり減ることで関節のクッション機能が低下し、痛みが生じます。
  • 外傷・スポーツ障害:激しい運動や転倒などによる衝撃で軟骨や靭帯が損傷し、痛みや炎症が起こります。
  • 生活習慣や姿勢の悪さ:長時間の同一姿勢や体重の増加が膝に負担をかけ、痛みを誘発するケースも多く見られます。

膝の関節は、軟骨や滑液、靭帯、筋肉など複数の構成要素から成り立っています。中でも軟骨は、衝撃を吸収し関節を円滑に動かすための重要な役割を担っていますが、軟骨は血流が乏しいため再生能力が低く、一度損傷すると修復が難しいとされています。そのため、軟骨を保護し、関節の健康を維持するための対策が求められるのです。


グルコサミンとコンドロイチンの基礎知識

膝痛 グルコサミン

グルコサミンとは?

グルコサミンは、体内で軟骨や結合組織の構成成分として重要な役割を果たすアミノ糖の一種です。膝痛の予防や緩和に使える成分で、関節のクッションとなる軟骨の主成分の一つです。 加齢や疲労などの負荷によって軟骨がすり減ると、関節の動きがスムーズでなくなり炎症や痛みを起こします。 特に変形性膝関節症では、軟骨の摩耗が進行し、歩行時の痛みやこわばりが生じます。コンドロイチンやヒアルロン酸と併用することで、より効果的に膝の負担を軽減できるとされています。

  • 軟骨の主要成分であるプロテオグリカンの生成に関与し、軟骨の弾力性やクッション性を保つ働きがあります。
  • サプリメントとして摂取する場合、体内で十分な量が供給されると考えられており、特に膝関節にかかる負担を軽減する可能性が指摘されています。

コンドロイチンとは?

コンドロイチンは、膝の軟骨や関節液に含まれる成分で、関節のクッション機能を維持し、膝痛の予防や緩和に役立ちます。 加齢とともにコンドロイチンの量が減ると、軟骨がすり減りやすくなり、関節の感覚が悪くなります。 特に変形性膝関節症では、軟骨の摩耗が起こり、歩行時の痛みやこわばりが生じます。グルコサミンと併用すると、軟骨の修復や再生を助ける効果が期待されます。 なお、コンドロイチンは即効性がなく、少しの継続が必要です。 膝痛の改善には、適度な運動や体重管理も重要であり、サプリメントの摂取と併せて生活習慣の見直しが推奨されます。

  • コンドロイチンは軟骨内に多く含まれ、関節内の水分保持や弾力性の維持に寄与します。
  • サプリメントとして摂取することで、関節の摩耗や痛みを和らげるとする意見があり、膝の健康維持のために注目されています。

これらの成分は、自然由来のものが多く存在し、加齢に伴い低下する軟骨の修復機能を補うための補助的な役割を果たすと考えられています。


サプリメントとしての利用とその効果

膝痛 グルコサミン

多くの研究や臨床試験がグルコサミンおよびコンドロイチンの効果について検証されてきました。実際、膝の痛みや関節症状の改善を目的として、サプリメントとしての利用が広がっています。

研究結果と臨床データ

過去の研究では、グルコサミンとコンドロイチンを一定期間摂取した場合、以下のような効果が報告されています。

  • 痛みの軽減:一部の研究では、グルコサミン摂取により、慢性的な膝の痛みが和らいだという結果が出ています。しかし、効果の個人差が大きく、すべての患者に劇的な効果が見られるわけではありません。
  • 軟骨の保護作用:軟骨の分解を抑制し、軟骨成分の再生を促す可能性が示唆されています。これにより、変形性膝関節症の進行を遅らせる効果が期待されています。
  • プラセボ効果の可能性:実際には、サプリメントの摂取に対する期待効果や心理的な作用、すなわちプラセボ効果が影響しているとの指摘もあり、科学的な検証が続いています。

一方で、最新のレビュー論文では「グルコサミンやコンドロイチンのサプリメントとしての効果は個人差が大きく、一定の効果が確認されるには至っていない」という見解も示されています。これにより、効果の有無やその持続性については、引き続き検討が必要とされています。

サプリメントの摂取方法と注意点

サプリメントとして摂取する際のポイントは以下の通りです。

  • 適切な用量の摂取:過剰摂取は体に負担をかける可能性があるため、製品ごとに推奨される摂取量を守ることが重要です。
  • 継続的な摂取:短期間では効果が現れにくい場合もあるため、一定期間継続して摂取することが望まれます。
  • 医師との相談:特に他の治療や薬を併用している患者の場合、サプリメントの成分が相互作用を起こす可能性があるため、医師に相談することが推奨されます。
  • 個々の症状に合わせた対応:膝の痛みの原因は人それぞれ異なるため、サプリメントだけに頼らず、適切な治療法や生活習慣の改善と併せたアプローチが必要です。

また、サプリメントの効果を感じるまでには、摂取開始から数週間から数ヶ月の継続が求められる場合があるため、すぐに効果が現れないからといって使用を中止するのは早計です。


サプリメントの効果は保証されていない

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「健康食品」「健康補助食品」などとも呼ばれている「サプリメント」は、医薬品ではないため、効果があるかどうかを厳密に判定されたわけではありません。

口から入った食べ物は、胃や腸で消化・吸収されて、血液にのって全身の組織に運ばれます。そして、不要なものは排出されます。摂取したグルコサミンやコンドロイチンは、アミノ酸や糖質に分解されて、ひざ関節を含む全身に運ばれます。その後に、それらが関節軟骨を修復するための材料になるかどうか、効果についてのはっきりしたデータが無いのが現状です。サプリメントは高価なものもあり、副作用の危険もありますので、使用は慎重にしましょう。

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関節治療との併用と健康管理

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膝の痛みに対しては、グルコサミン・コンドロイチンのサプリメント摂取と同時に、保存療法やリハビリテーション、場合によっては人工関節治療など、適切な治療方法を選択することが大切です。

  • 保存療法:膝痛の保存療法とは、手術をせずに痛みを改善、膝の機能を治療する法です。主に安静、薬物療法、リハビリ、装具療法、物理療法が挙げられます。安静にすることで炎症を抑え、痛みを軽減します。装着療法では、膝サポーターやインソールを使用し、関節の安定性を高めます。 物理療法としては、温熱療法や電気刺激療法があり、血流を促進し回復を助けます。 また、体重管理や適度な運動を取り入れることで、膝への負担を減らすことができます。 これらの保存療法を行うことで、痛みの緩和と膝機能の向上が期待できます。
  • 再生医療:痛みの再生医療は、損傷した軟骨や組織の修復・再生を考え、膝の機能を回復させる治療法です。主にPRP(多血小板膝血漿)療法、幹細胞治療、培養軟骨移植などが挙げられます。

    ①PRP療法:患者自身の血液から血小板を濃縮し、成長因子を利用して組織の修復を促します。炎症を抑え、軽減する効果があります。
    ②幹細胞治療:脂肪や骨髄から採取した幹細胞を膝に注入し、軟骨の再生を気にします。変形性膝関節症の進行抑制が期待できます。
    ③培養軟骨移植:患者の軟骨細胞を培養し、欠損部に移植する方法で、軟骨の再生を図します。

    これらの治療は、手術に頼らずに膝の機能を回復させる可能性があり、特に進行が軽い〜中等度の患者に有効です。再生医療の進歩により、膝痛治療の選択肢が進んでいます。

  • 専門医の診断:膝痛の医師の判断は、患者の症状、病歴、身体検査、画像診断などを総合的に評価して行われます。 膝痛の原因は多岐にわたるため、医師は慎重に診断を行い、最適な治療方法を決定します。

    まず、症状の確認が重要です。患者がどのような痛みを感じているか、痛みの場所や程度、発症のきっかけ、そして痛みの持続時間などを詳細に聞きます。

    次に、身体検査を行います。膝関節の可動域や圧痛部位、膝の安定性(例、靱帯損傷の有無)を確認します。関節の腫れや熱感、変形の有無も重要なところです。これにより、膝痛が筋肉や靱帯、軟骨、または骨に関係する問題点を判断します。

    画像診断は、膝痛の原因を正確に特定するために準備です。X線検査は、骨の変形や骨折、関節のすり減り具合(変形性膝関節症)を確認するために使用されます。また、MRI(磁気共鳴画像)は軟部組織の損傷(靱帯、半月板、軟骨など)を詳しく見ることができ、精密な診断をサポートします。

    専門医は、これらの情報をもとに、膝痛の原因を特定します。例えば、変形性膝関節症半月板損傷、靱帯損傷膝蓋骨(膝のお皿)障害、または膝の過使用などの可能性があります。 その後、患者の生活スタイルや治療の目標に応じて、保存療法(リハビリや薬物療法)、再生医療、手術などの治療の選択肢を提案します。

    膝痛の専門医の判断は、個々の患者の症状や状態を考慮して、最適な治療法を選択することが重要です。治療の早期介入が、痛みの軽減や機能回復に効果的です。

サプリメントはあくまで健康食品としての補助的な役割を果たすものであり、症状の根本的な治療法として位置付けるのは難しいのが現実です。しかし、日常の健康管理の一環として取り入れることで、関節や軟骨の劣化を遅らせ、膝の痛みの進行を抑制する可能性があります。

健康を維持するためには、日々の生活習慣の改善や適度な運動、バランスのとれた栄養摂取が欠かせません。グルコサミンやコンドロイチンを含むサプリメントは、その一環として、また治療との併用による相乗効果を期待して利用するのが理想的です。


最新の研究と今後の展望

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ここ数年、グルコサミンとコンドロイチンに関する臨床研究は世界各地で行われ、その結果は一律ではありません。

  • 肯定的な結果:グルコサミンとコンドロイチンに関する臨床研究は、主に関節炎や関節痛の改善に対して検証しています。多くの研究で、これらの関節軟骨の健康をサポートする成分し、炎症を軽減する可能性が示されています。 特に、変形性関節症の患者において、グルコサミンとコンドロイチンのサプリメントが痛みを少なく、関節の機能を改善するまた、これらの成分が軟骨の損傷を遅らせる効果があるとの報告もあります。副作用が比較的少ないため、長期的な使用が可能とされ、自然由来の治療法としてサポートされています。
  • 否定的な結果:一方で、効果が見られなかったという報告もあり、プラセボ効果や統計的なばらつきが影響している可能性も指摘されています。研究の方法や被験者の背景、摂取量などの違いにより、結果にばらつきが生じているのが現状です。

今後の研究では、より大規模な臨床試験や長期追跡調査が行われ、サプリメントの効果の有無だけでなく、どのような患者層に最も効果的なのか、最適な摂取量や組み合わせなどの詳細が明らかにされることが期待されています。また、分子レベルでの作用機序や、他の成分との相乗効果についても研究が進められており、今後の治療法の発展に大いに貢献する可能性があります。

さらに、個々の患者の遺伝的背景や生活習慣に応じたパーソナライズド医療の観点から、サプリメントの摂取方法や治療計画が個別に最適化される未来も見えてきます。健康食品としてのグルコサミンやコンドロイチンは、今後も多くの研究者や医療関係者によって注目され続けるでしょう。


まとめ

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膝の痛みは、日常生活の質を大きく左右する重大な問題です。変形性膝関節症やスポーツ障害、生活習慣による負担など、様々な要因が膝の痛みを引き起こします。そこで注目されるのが、軟骨の健康維持に欠かせない成分であるグルコサミンとコンドロイチンです。これらの成分は、軟骨の構造を支え、関節内の潤滑性を維持する役割が期待され、サプリメントとして摂取することで、膝の痛みや関節の不調の改善をサポートする可能性があります。

しかしながら、実際の効果については研究結果にばらつきがあり、すべての患者に劇的な改善が見られるわけではありません。サプリメント摂取はあくまで補助的な手段であり、適切な治療法や生活習慣の改善、そして専門医の診断と併せた総合的なアプローチが必要です。特に、膝の痛みに対しては、保存療法やリハビリテーション、さらには再生医療など、多角的な治療法が求められる場面も多いと言えるでしょう。

日々の健康管理として、グルコサミンやコンドロイチンを含むサプリメントは、軟骨の保護や関節の機能維持に寄与する一方で、効果の実感には個人差があるため、長期的な視点で取り入れることが重要です。また、サプリメントに頼りすぎず、適度な運動やバランスの取れた栄養摂取、体重管理といった基本的な生活習慣の改善が、膝の痛みの改善には欠かせません。

これからも、最新の研究成果を取り入れつつ、各自の体調や生活環境に応じた最適な対策を講じることで、膝の健康を守り、より充実した日常生活を送ることができるでしょう。健康で快適な生活を維持するために、グルコサミンやコンドロイチンといった成分を上手に活用し、医師や専門家と連携した治療計画を進めることが大切です。

最終的には、個々の症状や状態に合わせた治療法の選択が求められます。膝の痛みや関節の不調に対しては、自己判断だけではなく、信頼できる医療機関での診断を受けることが最善の方法です。最新の科学的知見と実際の治療効果を照らし合わせながら、今後も最適な健康管理方法を模索していくことが、長期的な健康維持につながると考えられます。

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今後の健康管理のために

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グルコサミンとコンドロイチンを含むサプリメントは、膝の痛みの軽減や軟骨の保護といった面で一定の期待が持たれています。これらの成分の効果を最大限に引き出すためには、正しい知識と適切な摂取方法、そして医療専門家との連携が不可欠です。各自の体質や生活環境に合わせたサプリメントの選択や、他の治療法との併用を検討することで、より効果的な健康管理が実現できるでしょう。

日々の生活の中で、膝や関節に負担をかけない運動習慣を取り入れるとともに、バランスの良い食事や適度な休息を心がけることが、長期的な健康維持の基本となります。グルコサミンやコンドロイチンのサプリメントは、その補助的な役割として、日常の健康管理における一つの選択肢として有用です。各自の状況に応じた最適な方法を模索しながら、専門医のアドバイスを受けつつ、健康的な生活を実現していきましょう。

膝の痛みを抱える多くの人々が、正しい情報と適切な治療法によって症状の改善を実感し、再びアクティブな生活を取り戻せることを願っています。今後も最新の研究動向や治療法の進歩に注目し、健康な関節を維持するための最適な方法を模索していくことが、これからの時代において非常に重要なテーマとなるでしょう。


以上のように、グルコサミンとコンドロイチンのサプリメントは、膝の痛みの改善や軟骨保護に一定の効果が期待される一方、個々の症状や体質により効果の現れ方には差があるため、適切な摂取方法や治療法との組み合わせが鍵となります。日常生活での運動や栄養管理、医師との連携を通じて、健康な関節と快適な生活を実現するための一助として、これらの成分を上手に活用していただければ幸いです。

健康と快適な日常をサポートするための情報として、本記事が少しでも皆さまの参考になればと考えております。今後も、膝の痛みや関節の健康に関する最新情報を追い続け、信頼できる知識と実践的なアドバイスを提供していく所存です。

【参考情報】
・グルコサミンやコンドロイチンは、軟骨の主要成分として働くと同時に、関節内の潤滑性を高める役割も担っています。
・各種サプリメントは、医療機関での診断や治療と併用することで、より効果的な健康管理が期待されます。
・健康食品としての利用に際しては、製品ごとの用量や注意点を守り、長期的な視点で摂取することが推奨されます。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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