最終更新:2025.06.30

変形性膝関節症でもできる仕事|膝に優しい職種選びと注意点

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

変形性膝関節症の診断を受けても、適切な職種選びにより多くの方が充実した仕事を続けています。膝への負担が少ないデスクワーク中心の事務職、IT系職種、在宅勤務可能なクリエイティブ職など、座り仕事を基本とする職種は特に適しています。一方、重量物を扱う建設業や長時間の立ち仕事は避けるべきです。この記事では、変形性膝関節症でもできる仕事の選び方から職場での具体的な工夫、利用可能な公的支援制度まで、整形外科専門家の監修のもと詳しく解説します。

目次

変形性膝関節症とは?仕事への影響を理解する

変形性膝関節症 できる仕事

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が経年的に摩耗し、関節に炎症や痛みが生じる可能性がある疾患とされています。厚生労働省の調査によると、50歳以上の約40%が何らかの膝の問題を抱えているという報告があります。

症状の進行により、立ち上がり動作、階段の昇降、長時間の歩行などが困難になる場合があり、職業生活に大きな影響を与える可能性があります。しかし、適切な職種選択と職場環境の整備により、症状管理と仕事の両立は十分可能です。

早期からの適切な職場環境の調整が、症状の進行予防と長期的な就労継続の鍵となります。

【完全版】変形性膝関節症でもできる仕事7選

変形性膝関節症 できる仕事

膝関節への負担を最小限に抑えながら、スキルを活かして働ける職種を詳しくご紹介します。

1. 事務職・デスクワーク系

一般事務、経理、人事、総務などの事務職は、座り仕事が中心となるため膝への負担が最も少ない職種です。定期的な休憩とストレッチにより、さらに快適に業務を行うことが可能です。

  • 必要なスキル:パソコン操作、コミュニケーション能力
  • 平均年収:300~500万円
  • 膝への負担度:★☆☆☆☆(非常に低い)

2. IT・システム関連職

プログラマー、システムエンジニア、Webデザイナーなどは、デスクワークが主体で集中力を活かせる職種です。リモートワーク制度が充実している企業も多く、通勤による膝への負担も軽減できます。

  • 必要なスキル:プログラミング、システム設計、Web技術
  • 平均年収:400~800万円
  • 膝への負担度:★☆☆☆☆(非常に低い)

3. クリエイティブ・制作系

Webライター、編集者、グラフィックデザイナー、イラストレーターなどは、創造性を活かしながら座り仕事で業務を行えます。フリーランスとしても活動しやすく、働き方の自由度が高いのが特徴です。

  • 必要なスキル:文章力、デザインソフト、創造力
  • 平均年収:300~600万円
  • 膝への負担度:★☆☆☆☆(非常に低い)

4. コールセンター・カスタマーサポート

電話対応業務は座り仕事が基本で、コミュニケーションスキルを活かせる職種です。時短勤務やシフト制で働けることも多く、体調に合わせた勤務が可能です。

  • 必要なスキル:コミュニケーション能力、商品知識
  • 平均年収:250~400万円
  • 膝への負担度:★☆☆☆☆(非常に低い)

5. 教育・カウンセリング関連

学習塾講師、カウンセラー、相談員などは、座った状態での業務が中心で、これまでの経験や専門知識を活かすことができます。

  • 必要なスキル:専門知識、指導力、傾聴力
  • 平均年収:300~500万円
  • 膝への負担度:★☆☆☆☆(非常に低い)

6. 在宅ワーク・リモートワーク職

翻訳者、データ入力、オンライン秘書、ネットショップ運営などは、完全在宅で業務を行えるため、通勤の負担がなく自分のペースで働けます。

  • 必要なスキル:専門分野の知識、自己管理能力
  • 平均年収:200~500万円
  • 膝への負担度:★☆☆☆☆(非常に低い)

7. 専門相談・コンサルティング業

これまでのキャリアを活かした経営相談、税務相談、キャリアコンサルティングなどは、体力的な負担が少なく高い専門性を活用できます。

  • 必要なスキル:専門資格、実務経験、分析力
  • 平均年収:500~1000万円
  • 膝への負担度:★☆☆☆☆(非常に低い)
職種分類代表的な職種年収目安膝負担度在宅可能性
事務・デスクワーク一般事務、経理、人事300-500万円極低
IT・システムSE、プログラマー400-800万円極低
クリエイティブライター、デザイナー300-600万円極低
コールセンター顧客対応、テレオペ250-400万円極低

【注意必須】変形性膝関節症の方が避けるべき仕事とその理由

変形性膝関節症 できる仕事

膝関節への負担が大きく、症状悪化のリスクが高い職種について詳しく解説します。

重量物取扱業務のリスク

建設作業員、引越し業者、倉庫作業員など、20kg以上の重量物を扱う業務は膝関節への圧迫が著しく大きくなります。特に、しゃがみ込んでの持ち上げ動作は膝関節内圧を3-5倍に増加させる可能性があります。

長時間立位業務の影響

販売員、調理師、美容師など、4時間以上連続して立ち続ける業務は膝関節への持続的負荷により、関節内の炎症を悪化させるリスクがあります。

膝屈曲を強いる業務

床清掃員、配管工、電気工事士など、しゃがみ込みや正座が必要な業務は、膝関節の可動域制限がある方には特に不適切とされています。

衝撃を伴う業務

体育教師、スポーツインストラクター、配達員(階段昇降が多い)など、関節への衝撃が反復される業務は軟骨の摩耗を促進させる恐れがあります。

職種選択時は、膝への負担度を最優先に考慮し、長期的なキャリア継続を視野に入れることが重要です

仕事選びで失敗しない!変形性膝関節症の方向け5つのチェックポイント

変形性膝関節症 できる仕事

求職活動や転職時に必ず確認すべき重要なポイントを整理しました。

1. 職場のバリアフリー環境

エレベーター設置状況、段差の有無、車椅子対応トイレ、駐車場からの距離などを事前に確認します。また、デスクや椅子の高さ調整機能の有無も重要な要素です。

2. 業務内容の詳細分析

求人票に記載されていない細かな業務内容について、面接時に具体的に質問しましょう。特に、立ち時間の割合、移動距離、重量物の有無について明確にします。

3. 勤務制度の柔軟性

時短勤務、フレックスタイム、在宅勤務制度の有無を確認します。また、通院のための休暇取得制度や、症状悪化時の配慮体制についても事前に相談しておきます。

4. 通勤環境の負担度

最寄り駅からの距離、階段の数、エスカレーター・エレベーターの設置状況を実際に現地確認することをおすすめします。車通勤が可能な場合は駐車場の確保も重要です。

5. 企業の健康管理体制

産業医の配置状況、健康相談窓口の有無、定期健康診断の内容、職場復帰支援制度などを確認します。障害者雇用に理解のある企業かどうかも重要な判断材料です。

職場でできる膝負担軽減の具体的工夫12選

変形性膝関節症 できる仕事

既存の職場で実践できる、膝への負担を軽減する具体的な方法をご紹介します。

デスクワーク環境の最適化

  • 椅子の高さを調整し、膝関節が90-110度になるよう設定
  • 足置きを使用して足裏全体が安定するよう調整
  • デスク下にクッション性マットを敷設
  • 30分ごとに立ち上がりストレッチを実施

日常業務での工夫

  • 階段使用時は手すりを必ず使用し、一段ずつ慎重に昇降
  • 重量物は台車やカートを積極的に使用
  • しゃがみ込みが必要な作業時は膝サポーターを着用
  • 長時間同一姿勢を避け、こまめに体勢を変更

休憩時間の活用法

  • 膝関節の曲げ伸ばしストレッチを1日3回実施
  • 温湿布や保温パッドで膝を温める
  • 軽いマッサージで血流改善を促進
  • 可能であれば昼休みに10分程度の散歩を実施

働き方改革で実現!変形性膝関節症でもできる仕事の新しいスタイル

変形性膝関節症 できる仕事

現代の多様な働き方制度を活用することで、症状管理と仕事の両立がより効果的に実現できます。

リモートワークの最大限活用

完全在宅勤務により通勤負担を完全に排除し、自分に最適な環境で業務を行うことが可能です。自宅では好みの椅子や机を使用し、頻繁な休憩も取りやすくなります。

リモートワーク実施時の注意点として、長時間同じ姿勢を続けないよう意識し、1時間に1回は立ち上がることが推奨されています。また、自宅環境も職場同様にバリアフリー化を進めることが重要です。

時短勤務・フレックス制度の活用

1日6時間勤務や週4日勤務により、膝への負担を大幅に軽減できます。また、通院日に合わせた勤務時間の調整も可能になり、治療継続が容易になります。

ジョブシェアリングの導入

1つの業務を複数人で分担することで、個人の負担を軽減しながら業務品質を維持できます。体調不良時のカバー体制も構築しやすくなります。

必見!変形性膝関節症向け公的支援制度完全ガイド

変形性膝関節症 できる仕事

症状の程度に応じて利用できる各種支援制度について詳しく解説します。

障害年金制度の詳細

変形性膝関節症により日常生活動作に著しい制限がある場合、障害年金2級または3級の認定を受けられる可能性があります。認定基準としては、人工関節置換術の実施や、杖なしでの歩行が困難な状態などが挙げられます。

申請に必要な書類は、診断書(様式第120号の5)、病歴・就労状況等申立書、レントゲン画像等で、初診日から1年6ヶ月経過後に申請可能です。詳細は[[外部リンク_日本年金機構]]でご確認ください。

就労支援制度の活用方法

ハローワークの専門援助部門では、障害者向けの職業紹介、職場適応指導、職業訓練などのサービスを提供しています。また、障害者就業・生活支援センターでは、就職活動から職場定着まで一貫した支援を受けることができます。

医療費助成・減免制度

高額療養費制度により、月額医療費の自己負担上限額が設定されます。70歳未満の一般所得者の場合、月額約8万円が上限となります。また、自治体によっては独自の医療費助成制度もありますので、お住まいの市区町村にお問い合わせください。

制度名対象要件支給額・内容申請窓口必要書類
障害年金2級日常生活に著しい制限月額約6.5万円年金事務所診断書、申立書
障害年金3級労働に著しい制限月額約4.9万円年金事務所診断書、申立書
就労移行支援就労を希望する方職業訓練、就職支援市区町村医師意見書
高額療養費月額医療費高額者自己負担上限設定加入保険者領収書、申請書

専門家が解説:変形性膝関節症でもできる仕事と症状管理の両立法

変形性膝関節症 できる仕事

「変形性膝関節症の治療において、適切な職業選択は薬物療法と同等に重要な要素」と位置づけられています。特に初期から中期の段階では、職場環境の調整により症状の進行を大幅に遅らせることが可能とされています。

また、定期的な運動療法と職業活動を組み合わせることで、筋力維持と関節可動域の保持が効果的に実現できるという研究結果も報告されています。詳細な情報は[[外部リンク_日本整形外科学会]]をご参照ください。

患者さんの職業や生活スタイルに合わせた個別のアプローチこそが、長期的な症状管理の成功に直結します。

症状別・変形性膝関節症でもできる仕事の選び方ガイド

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症状の程度に応じた最適な職種選択について、段階別に詳しく解説します。

軽度症状期(Kellgren-Lawrence分類 Grade 1-2)

軽度の関節狭小化や骨棘形成がみられる段階では、ほとんどの座り仕事が可能です。ただし、予防的な観点から重量物取扱は避け、定期的なストレッチを心がけることが重要です。

  • 推奨職種:全てのデスクワーク職種
  • 注意職種:重量物取扱業務
  • 勤務形態:フルタイム勤務可能

中等度症状期(Kellgren-Lawrence分類 Grade 3)

関節狭小化が進行し、日常的に痛みを感じる段階では、完全座位での業務を基本とし、立ち上がり動作の頻度を最小限に抑える職種が適しています。

  • 推奨職種:在宅ワーク、コールセンター、データ入力
  • 避けるべき職種:立ち仕事全般、移動を伴う業務
  • 勤務形態:時短勤務または在宅勤務が理想

重度症状期(Kellgren-Lawrence分類 Grade 4)

関節破壊が進行し、歩行に支障をきたす段階では、完全在宅での業務または障害者雇用枠での就労を検討します。

  • 推奨職種:完全在宅ワーク、相談業務(電話・オンライン)
  • 避けるべき職種:通勤を要する全ての業務
  • 勤務形態:在宅勤務、超短時間勤務

成功事例:変形性膝関節症でもできる仕事で活躍する方々の体験談

変形性膝関節症 できる仕事

実際に症状を抱えながら働き続けている方々の具体的な事例をご紹介します。

事例1:IT企業でリモートワークを実現したAさん(50代男性)

プログラマーとして20年のキャリアを持つAさんは、40代後半で変形性膝関節症の診断を受けました。通勤時の階段昇降が困難になったため、会社と相談してフルリモート勤務に移行。自宅環境を整備し、現在も第一線で活躍されています。

事例2:事務職から在宅ライターに転身したBさん(40代女性)

一般事務として勤務していたBさんは、症状の進行により長時間の座位が困難になったため、フリーランスのWebライターに転身。時間の自由度が高まり、適度な休憩を取りながら収入を維持しています。

事例3:コンサルタント業で独立したCさん(60代男性)

営業職として勤務していたCさんは、これまでの経験を活かし経営コンサルタントとして独立。クライアント先への訪問は最小限に抑え、オンライン会議を活用することで業務を継続しています。

変形性膝関節症でもできる仕事探しの実践的ステップ

変形性膝関節症 できる仕事

具体的な求職活動の進め方について、段階別に詳しく解説します。

ステップ1:自己分析と条件整理

まず、現在の症状レベル、必要な配慮事項、希望する働き方を明確にします。医師と相談して、客観的な就労可能範囲を把握することが重要です。

ステップ2:求人情報の効果的な探し方

一般求人サイトでは「デスクワーク」「在宅可」「時短可」などのキーワードで検索します。また、障害者雇用専門サイトも積極的に活用しましょう。

ステップ3:応募書類の作成ポイント

履歴書・職務経歴書では、これまでの実績を強調し、変形性膝関節症については必要最小限の記載に留めます。ポジティブな印象を与える書き方を心がけることが重要です。

ステップ4:面接対策と配慮事項の説明

面接では、業務遂行能力を中心にアピールし、必要な配慮については具体的かつ現実的な提案として伝えます。事前に職場見学を申し込み、実際の環境を確認することもおすすめです。

ステップ5:入社後の継続的なコミュニケーション

入社後も定期的に上司や人事担当者と面談を行い、業務内容や職場環境について継続的に相談します。症状の変化に応じた柔軟な対応をお願いすることで、長期的な就労継続が可能になります。

変形性膝関節症でもできる仕事は数多く存在し、適切な準備と情報収集により理想的な職場環境を見つけることは十分可能です

まとめ:変形性膝関節症でもできる仕事で充実したキャリアを築く

変形性膝関節症 できる仕事

変形性膝関節症の診断を受けても、適切な職種選択と職場環境の整備により、充実した職業生活を送ることは十分に可能です。重要なのは、症状の程度を正確に把握し、膝への負担を最小限に抑える働き方を選択することです。

デスクワーク中心の事務職、IT関連職、クリエイティブ系職種、コールセンター業務、教育・カウンセリング関連職、在宅ワーク、専門コンサルティング業など、多様な選択肢があります。一方で、重量物を扱う業務、長時間の立ち仕事、頻繁な移動を要する職種は避けるべきです。

また、現代の働き方改革により、リモートワーク、時短勤務、フレックス制度などの柔軟な勤務形態が普及しており、これらを積極的に活用することで症状管理と仕事の両立がより効果的に実現できます。

症状が重篤な場合は、障害年金、就労支援サービス、医療費助成制度などの公的支援も利用可能です。これらの制度を適切に活用することで、経済的な不安を軽減しながら治療を継続できます。

最も重要なのは、一人で悩まず、医師、キャリアカウンセラー、ハローワークの専門相談員、職場の人事担当者など、専門家のサポートを積極的に求めることです。定期的な医師との相談により、症状の変化に応じた適切な働き方の調整を行い、長期的な視点でキャリアプランを構築していくことが成功の鍵となります。

変形性膝関節症でもできる仕事は数多く存在します。諦めることなく、自分に最適な働き方を見つけて、充実した職業生活を実現しましょう。

変形性膝関節症と仕事に関するよくある質問

変形性膝関節症 できる仕事

Q. 変形性膝関節症でもできる仕事で最も適しているのは何ですか?

A. 最も適しているのはデスクワーク中心の事務職、IT系職種、在宅ワーク可能なクリエイティブ職です。これらの職種は座り仕事が基本で膝への負担が極めて少なく、リモートワークも可能なため通勤負担も軽減できます。年収も300-800万円と幅広く、安定した収入を期待できます。

Q. 変形性膝関節症の人が絶対に避けるべき仕事はありますか?

A. 重量物を扱う建設作業員・引越し業者、4時間以上の立ち仕事を要する販売員・調理師、しゃがみ込みが必要な清掃員・配管工、関節への衝撃が大きいスポーツ関連職は避けるべきです。これらの職種は膝関節への負担が大きく、症状悪化のリスクが高いとされています。

Q. 変形性膝関節症で仕事を探す時の重要なポイントは?

A. 5つの重要ポイントがあります。①職場のバリアフリー環境(エレベーター・段差の有無)、②業務内容の詳細確認(立ち時間・移動距離・重量物の有無)、③勤務制度の柔軟性(時短・在宅・フレックス制度)、④通勤環境の負担度、⑤企業の健康管理体制(産業医・相談窓口の有無)です。

Q. 職場で膝の負担を軽減するための具体的な工夫は?

A. デスクワークでは椅子高さ調整(膝90-110度)、足置き使用、30分ごとの立ち上がりストレッチが効果的です。日常業務では階段使用時の手すり利用、重量物の台車使用、膝サポーター着用を心がけます。休憩時間には膝関節ストレッチ、温湿布使用、軽いマッサージで血流改善を図ることが推奨されます。

Q. 在宅ワークは変形性膝関節症に本当に適していますか?

A. はい、在宅ワークは最も適した働き方の一つです。通勤による膝への負担が完全に排除され、自分に最適な椅子や机を使用でき、頻繁な休憩も可能です。ただし、長時間同じ姿勢を避け、1時間に1回は立ち上がることが重要です。適した職種には翻訳、Webライター、データ入力、オンライン秘書などがあります。

Q. 変形性膝関節症で障害年金は受給できますか?

A. 症状が重篤で日常生活や労働に著しい制限がある場合、障害年金2級(月額約6.5万円)または3級(月額約4.9万円)の受給が可能です。人工関節置換術の実施や杖なしでの歩行困難などが認定基準となります。初診日から1年6ヶ月経過後に申請可能で、診断書と病歴申立書が必要です。

Q. 症状の程度別に適した職種の選び方を教えてください

A. 軽度症状期(Grade1-2)はほぼ全てのデスクワークが可能、中等度症状期(Grade3)は完全座位業務(在宅ワーク・コールセンター等)が適し、重度症状期(Grade4)は完全在宅ワークまたは障害者雇用枠での就労を検討します。症状の進行に応じて段階的に働き方を調整することが重要です。

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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