最終更新:2025.03.28

筋肉の緊張がほぐれ血行がよくなるツボ押し~肩こり改善に効くツボと効果的なセルフケアのすすめ~

現代社会では長時間のデスクワークやスマートフォンの操作、運動不足などが原因で、肩こりや腕・首の痛みに悩む方が非常に多くなっています。

この記事では、肩こりの原因やその症状、そして自宅でできるツボ押しやセルフケアの具体的な方法を紹介します。効果的なツボ刺激によって血行を促進し、疲れた肩や腕、手に溜まった緊張を解消するためのポイントを分かりやすく解説します。


肩こりの原因と症状の基本知識

肩こり ツボ 腕

肩こりは、筋肉の緊張や血流の低下、神経の過敏状態など、複数の要因が絡み合って発生します。普段の姿勢が悪かったり、同じ動作を繰り返すことによって肩や腕、首の筋肉に負担がかかると、筋肉が硬直し、痛みやだるさが現れます。

  • 姿勢の悪さ:肩こりの大きな原因のひとつが「姿勢の悪さ」です。特に、パソコンやスマートフォンを使うときによく見られる「頭が前に出た姿勢」や「猫背」は、首や肩に大きな負担をかけます。本来、頭は首や背骨の上にバランスよく乗っているのが理想ですが、前に傾くとその重さ(約5kg)が何倍もの負荷となって肩の筋肉にかかります。

    また、背中が丸まっていると胸が閉じ、呼吸も浅くなりがちで、体全体の血流が悪くなります。これにより、筋肉が酸素不足や老廃物のたまりやすい状態になり、肩こりを引き起こします。

    長時間同じ悪い姿勢を続けることで、筋肉は硬くなり、コリや痛みが慢性化しやすくなります。そのため、こまめに姿勢を見直したり、正しい座り方や立ち方を意識することが、肩こり予防にはとても大切です。

  • 運動不足:運動不足も肩こりの大きな原因のひとつです。私たちの体は、動かすことで血液の流れがよくなり、筋肉に酸素や栄養が届きやすくなります。しかし、体をあまり動かさない生活が続くと、血流が悪くなり、肩や首の筋肉に疲労物質がたまりやすくなります。

    また、運動不足になると筋肉の柔らかさや力が低下し、姿勢を保つための筋力も弱くなってしまいます。その結果、ちょっとしたことで肩に負担がかかり、コリやすくなるのです。

    特にデスクワーク中心の人は、同じ姿勢で長時間座りっぱなしになることが多いため、肩や背中の筋肉が固まりがちです。肩こりを防ぐには、軽いストレッチやウォーキングなど、日常生活に無理のない運動を取り入れることが大切です。

    少しずつでも体を動かす習慣をつけることで、肩こりの予防・改善につながります。

  • ストレスと疲労:肩こりは、体だけでなく心の疲れとも深く関係しています。まず、ストレスを感じると、私たちの体は無意識に緊張します。緊張状態が続くと、肩や首まわりの筋肉が硬くなり、血流も悪くなってしまいます。その結果、筋肉に疲労物質がたまりやすくなり、コリや痛みにつながります。

    また、疲労も肩こりの原因です。肉体的な疲れだけでなく、頭を使いすぎたときの「脳の疲れ」も、体に影響を与えます。とくに目の疲れ(眼精疲労)は首や肩の筋肉を緊張させ、肩こりを悪化させることがあります。

    ストレスや疲労がたまると、睡眠の質も下がり、回復がうまくできなくなります。これが肩こりの慢性化を引き起こす原因になります。

    肩こりを防ぐには、リラックスする時間を持ち、心と体の両方を休めることがとても大切です。

肩こりは放置すると、腕や手にまで痛みが広がり、日常生活の質を低下させる可能性があります。そこで、手軽にできるセルフケアとしてのツボ押しは、即効性と予防効果が期待できる方法として注目されています。

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ツボ押しの基本とその効果

肩こり ツボ 腕

ツボ押しとは、東洋医学に基づき、体表の特定のポイントを指圧やマッサージで刺激することで、血流を改善し、筋肉の緊張をほぐす方法です。

  • 効果:正しいツボを刺激することで、肩や腕、首の痛みの緩和、疲労回復、さらにはストレス解消効果が期待できます。

    肩こりに悩む人にとって、ツボ押しは手軽で効果的なセルフケアのひとつです。ツボとは、東洋医学で「気(エネルギー)」が集まる場所とされ、体の不調と関係があると考えられています。肩こりの場合、「肩井(けんせい)」「天柱(てんちゅう)」「合谷(ごうこく)」などのツボがよく使われます。

    ツボをやさしく指で押すことで、筋肉の緊張がほぐれ、血行がよくなります。血流が改善されると、酸素や栄養が筋肉に行きわたりやすくなり、疲労物質も流れやすくなるため、コリが和らぐのです。また、ツボ押しによってリラックス効果も得られるため、ストレスが原因の肩こりにも有効です。

  • 刺激の仕方:強すぎず、適度な力で一定時間押し続けるのがポイントです。最初は軽い刺激から始め、体の反応を見ながら圧を調整していくと良いでしょう。
  • ツボの役割:肩こりに悩んでいる人はとても多いですが、その原因のひとつに「血行不良」や「筋肉の緊張」があります。そんなときに役立つのが「ツボ(経穴)」です。ツボは、東洋医学で使われる考え方で、体のエネルギー(気)の流れを整える場所とされています。特に肩こりに効くツボは、肩だけでなく腕や手、首にも関連しており、相互に影響し合う部位として考えられます。

    ツボ押しは、お風呂上がりやリラックスしているときに試すと、より効果を感じやすくなります。

    ツボは特別な道具がなくても、自分の指で簡単に押せるので、肩こりのセルフケアとしてとても身近な方法です。うまく取り入れて、肩こり改善に役立ててみましょう。


おすすめのツボ紹介

肩こり ツボ 腕

ここでは、肩こり改善に効果的な代表的なツボをいくつか紹介します。各ツボは、自宅で簡単にセルフケアとして取り入れることができ、毎日の習慣にすることで症状の改善が期待できます。

1. 肩井(けんせい)

肩の中央部に位置する肩井は、肩こりや腕のだるさを緩和する効果が高いとされています。

  • 押し方:親指を使い、肩の中間部分を中心に円を描くようにゆっくりと押します。
  • 効果:血行促進と筋肉の柔軟化により、肩全体の疲れを解消するのに役立ちます。

2. 合谷(ごうこく)

手と腕の不調に効果的なツボとして知られる合谷は、手の甲と親指の付け根に位置します。

  • 押し方:反対側の手の親指で、適度な圧力をかけながら押し続けます。
  • 効果:肩こりに伴う手や腕の痛み、疲労感を和らげ、全身のリラックス効果をもたらします。

3. 天柱(てんちゅう)

首の後ろ、僧帽筋付近に位置する天柱は、肩こりや首の痛みに効果があるツボです。

  • 押し方:両手の指先を使い、左右の天柱を交互にしっかりと押していきます。
  • 効果:首周りの血流が良くなり、肩こりとともに腕や手への疲労感が軽減されます。

4. 手三里(てさんり)

腕や肩の疲れを感じる場合、手三里もおすすめのツボです。

  • 押し方:肘の下あたりにあるツボを、適度な圧で指圧することで、腕全体のだるさを和らげます。
  • 効果:腕の筋肉の緊張を解消し、肩こりが原因で起こる腕の疲労回復に効果的です。

ストレスや疲労からくる肩こりにおすすめのツボ

肩こり ツボ 腕

1. 肩中兪(けんちゅうゆ)

  • 押し方:背中の肩甲骨の上あたり、背骨から指2本分くらい外側にあるツボを、両手を後ろにまわして、親指でぐーっと押します(届かなければ誰かに押してもらってもOKです)
  • 効果:肩の筋肉のコリや疲れにピンポイントで効くツボです。

2. 曲池(きょくち)

  • 押し方:ひじを曲げたときにできるシワの外側(親指側)のくぼみを、反対の親指で円を描くようにぐるぐるマッサージ
  • 効果:腕の疲れや肩の重だるさに効く。デスクワークで腕が疲れてる人にもおすすめ。

3. 風池(ふうち)

  • 押し方:耳の後ろ、うなじのくぼみのあたり(髪の生え際)で、首の両側にあるツボを、親指で上に向かってグッと押し込むように刺激
  • 効果:首と肩の疲れ・だるさをスッキリさせてくれるツボです。

4. 肺兪(はいゆ)

  • 押し方:背中の肩甲骨のやや内側、背骨から指2本分くらいの位置(第3胸椎あたり)のツボを、手が届けば親指でじんわり押すか、テニスボールなどで壁にもたれて刺激してもOK
  • 効果:疲れやすい人、呼吸が浅くなって肩に力が入りやすい人にぴったり。

5. 労宮(ろうきゅう)

  • 押し方:手のひらの真ん中あたり(こぶしを軽く握った時に中指があたる部分)を、親指で軽く押したり、ぐるぐる円を描くようにマッサージ
  • 効果:自律神経を整えてリラックス。ストレス解消にぴったり!

 ツボ押しの具体的な方法と注意点

肩こり ツボ 腕

正しい方法でツボを刺激することが、効果を最大限に引き出すための鍵です。ここでは、ツボ押しの実践方法と、注意すべきポイントを詳しく解説します。

1. ツボ押しの基本テクニック

  • 温めた手で行う:冷えた手は血流を妨げるため、ツボを押す前に手を温めることで、より効果的な刺激が得られます。
  • 一定時間押す:各ツボは、15秒~30秒ほど一定の圧力で押し続けると、筋肉の緊張がほぐれやすくなります。
  • ゆっくりと圧を変える:急激な圧力は逆効果になる場合があるため、徐々に圧力を加減しながら行うことが大切です。

2. 注意すべきポイント

  • 無理な力をかけない:痛みを感じた場合は無理に押さず、軽い刺激に留めるようにしましょう。
  • 継続することが重要:一度や二度のツボ押しでは十分な効果は得られにくいため、毎日の習慣として取り入れることが望まれます。
  • 体調や状態に応じた調整:症状がひどい場合や、持病がある場合は専門家に相談しながら行うと安心です。

 セルフケアと生活習慣改善のポイント

肩こり ツボ 腕

ツボ押しは、肩こりや腕、手の疲れを緩和するための有効な手段ですが、根本的な改善には日常の生活習慣の見直しも欠かせません。

1. ストレッチと適度な運動

日々のストレッチは、肩こりや腕の緊張をほぐすのに非常に効果的です。特に、肩回りの筋肉を伸ばすストレッチや、腕を使った軽い運動を取り入れることで、血流が改善され、ツボ押しの効果も高まります。

  • 簡単な肩回し運動:肩を大きく回すことで、僧帽筋や肩甲骨周辺の筋肉がリラックスします。
  • 腕のストレッチ:腕を前後にゆっくり伸ばす運動は、肩こりとともに腕のだるさを解消するのに役立ちます。

2. 正しい姿勢の維持

肩こりのセルフケアで大切なのは、正しい姿勢を保つことです。姿勢が悪いと首や肩に余計な力がかかり、筋肉が緊張しやすくなってしまいます。特に、スマホやパソコンを長時間使うときに、頭が前に出たり、背中が丸まったりすると、肩こりを悪化させる原因になります。

正しい姿勢を保つには、まず背筋を軽く伸ばし、耳・肩・腰が一直線になるように意識しましょう。イスに座るときは、深く腰をかけて、足の裏が床につくようにします。膝と股関節が90度になると、体に負担がかかりにくくなります。

また、肩に力が入っていないかを時々確認し、肩をすくめず、リラックスした状態を保つことが大切です。画面を見る位置も重要で、目線の高さに合わせてパソコンやスマホの位置を調整すると、自然に良い姿勢になります。

長時間同じ姿勢でいないように、1時間に1回は立ち上がったり、肩を回したりする習慣も効果的です。姿勢を意識するだけで、肩こりはずいぶん軽くなります。日常のちょっとした工夫が、つらい肩こりを予防する第一歩になります。

  • 背筋を伸ばす:座っている時や立っている時に、背中をまっすぐに保つ意識を持つ。
  • 適度な休憩:1時間に1回程度、短い休憩を取り、軽いストレッチやツボ押しを実施することで、肩や腕、首の負担を軽減できます。

3. 食生活と十分な休息

肩こりを改善するためには、食生活と十分な休息もとても大切です。まず、筋肉の疲れをやわらげるには、ビタミンB群(B1・B6・B12)やマグネシウム、たんぱく質をしっかりとることがポイントです。これらは、疲れた筋肉の回復を助け、血行を良くする働きがあります。豚肉、魚、大豆、野菜、海藻などをバランスよく食べましょう。

また、睡眠不足やストレスも肩こりの原因になります。夜はしっかりと寝て、体と心を休ませましょう。寝る前にスマホを見すぎると眠りが浅くなるので、リラックスできる時間をつくることも大切です。

栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠は、体全体の回復力を高め、肩こり改善のサポートにもなります。

  • ビタミンやミネラルの摂取:特にビタミンB群やマグネシウムは、筋肉の緊張を和らげる働きがあります。
  • リラックスする時間の確保:ストレスが肩こりの原因となることも多いため、日常生活にリラックスできる時間を取り入れる工夫が大切です。

ツボ押しとセルフケアの実践例

肩こり ツボ 腕

ここでは、実際にセルフケアとして行える具体的な例を紹介します。朝の目覚めや仕事の合間に、短時間で取り入れられる方法を参考にしてください。

1. 朝のルーティン

  • 起床後の軽いストレッチ:起きた直後に、肩や腕、首のストレッチを行い、血流を促進。
  • ツボ押しの実施:肩井や合谷、天柱の各ツボをそれぞれ15~20秒ずつ丁寧に刺激し、1日の始まりにリラックスした状態を作る。

2. 仕事中のリフレッシュ

  • 1時間ごとの短い休憩:パソコン作業の合間に、肩や腕を軽くマッサージし、ツボ押しを行う。
  • 深呼吸と共に:ツボを押しながら深呼吸を意識することで、リラックス効果が倍増し、肩こりや腕の疲れが軽減されます。

3. 夜のリラックスタイム

  • 温かいタオルで肩をほぐす:入浴前に、温かいタオルを肩に当て、血行を促してからツボ押しを行う。
  • 軽いストレッチとマッサージ:一日の終わりに、肩や腕、手のマッサージを取り入れることで、翌朝の肩こりを防ぐ効果が期待できます。

まとめと今後の取り組み

肩こり ツボ 腕

肩こりや腕の疲れは、現代人にとって避けがたい悩みですが、正しいツボ押しと日常のセルフケアによって改善できるケースが多く存在します。

  • 継続は力なり:毎日の習慣として、ツボ押しやストレッチを取り入れることで、痛みの軽減だけでなく、予防効果も期待できます。
  • 自己流ではなく基本に忠実に:専門家が推奨する正しい方法を学び、無理なく実践することが大切です。
  • 生活全体の見直し:ツボ押しだけでなく、食生活や睡眠、姿勢改善といった総合的なセルフケアを心がけることで、肩こりや腕、首の痛みを根本から改善することが可能です。

今回紹介した肩井、合谷、天柱、手三里などのツボは、どれも自宅で簡単に取り入れられる方法です。忙しい日々の中でも、短い時間でできるセルフケアを実践し、健康な身体を維持するための一助としていただければ幸いです。また、症状が改善しない場合は、無理をせず専門の医療機関を受診することも検討してください。

ツボ押しの効果を実感するためには、まず自分の体の状態をしっかりと把握し、どの部分に強い痛みやだるさがあるかを確認することが重要です。肩こりの原因は個人差が大きく、一概に同じ方法が全ての人に効果的というわけではありません。しかし、正しい知識と継続的なケアがあれば、徐々に症状は改善され、肩や腕、首の痛みが軽減していくでしょう。

セルフケアは日常生活の一部として習慣化することが成功のカギです。自分に合った方法を見つけ、無理なく継続することで、肩こり改善とともに全身の健康維持にもつながります。今回ご紹介した方法を参考に、ぜひ自分自身のケアに取り入れて、痛みや疲れのない快適な毎日を目指してください。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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