最終更新:2025.04.27

「単なる肩こり?それとも病気の前兆?」肩こり頭痛が辛い時に受診すべき病院と科について症状別に詳しく解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

肩こりと頭痛は現代人の多くが抱える悩みです。日本人の4人に1人は頭痛持ちと言われており、肩こりも含めると多くの方が苦しんでいます。しかし、いざ症状を改善するために病院に行こうと思っても、「何科を受診すれば良いのか」「どんな治療を受けられるのか」と迷う方も多いでしょう。実は肩こりや頭痛の原因や症状によって、適切な受診先や治療法は異なります。

この記事では、肩こりと頭痛の症状別に受診すべき診療科や治療法について詳しく解説します。

肩こりや頭痛の原因となる病気の可能性

肩こり 頭痛 病院

肩こりや頭痛は単なる疲れではなく、様々な病気が隠れている可能性があります。主な病気としては以下のようなものが考えられます:

肩こりが関連する主な病気

  • 変形性頚椎症:首の骨の変形により神経が圧迫される
  • 頚椎椎間板ヘルニア:首の骨のクッションが飛び出して神経を圧迫する
  • 頚肩腕症候群:首から肩、腕にかけての痛みやしびれを引き起こす

頭痛の主な種類と関連する病気

  • 緊張型頭痛:筋肉の緊張によって引き起こされる
  • 片頭痛:脳の血管の拡張などによる痛み
  • 群発頭痛:三叉神経の炎症などによる激しい痛み
  • 脳の病気:脳腫瘍や脳動脈瘤、クモ膜下出血など

これらの病気の可能性があるため、症状が続く場合は医師の診断を受けることが重要です。

症状別に受診すべき病院の診療科

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肩こりと頭痛の症状に応じて、適切な診療科を選ぶことが治療の第一歩です。症状別の受診先を詳しくご紹介します。

1. 肩こりと腕のしびれがある場合:整形外科

肩こりと同時に腕にしびれを感じる場合は、首や肩の周辺にある神経が圧迫されている可能性があります。頚椎椎間板ヘルニアなどの首の疾患や末梢神経障害などが考えられるため、整形外科を受診しましょう。

整形外科での主な診察・治療内容

  • レントゲン検査やMRI検査による骨や神経の状態確認
  • 頚椎カラーなどの装具療法
  • 筋肉の緊張を和らげる薬や神経の痛みを抑える薬の処方
  • リハビリテーション指導

2. 肩こりと頭痛、めまい、吐き気がある場合:脳神経外科

肩こりに加えて頭痛、めまい、吐き気などの症状がある場合は、脳の病気が疑われます。特に突然の激しい頭痛がある場合は脳動脈瘤や脳腫瘍などの重篤な疾患の可能性もありますので、脳神経外科を受診することが重要です。

脳神経外科での主な診察・治療内容

  • CTやMRIなどの画像検査による脳の状態確認
  • 頭痛の種類に応じた薬物療法
  • 必要に応じて外科的治療
  • 生活習慣の改善指導

3. 肩こりと頭痛が慢性的に続く場合:ペインクリニック

肩こりと頭痛が長期間続き、複数の医療機関を受診しても改善しない場合は、ペインクリニックの受診を検討しましょう。ペインクリニックは「肩こり+頭痛」の診断、治療を得意としている診療科目です。

ペインクリニックでの主な診察・治療内容

  • 詳細な問診と身体診察
  • 神経ブロック注射
  • トリガーポイント注射
  • 薬物療法
  • 物理療法(低周波治療、温熱療法など)

4. 肩こりと吐き気、発熱、倦怠感がある場合:内科

肩こりとともに吐き気、発熱、倦怠感などの全身症状がある場合は、内科を受診しましょう。これらの症状は、感染症や自律神経の乱れなど、全身に関わる疾患の可能性があります。

内科での主な診察・治療内容

  • 血液検査などによる全身状態の確認
  • 自律神経調整薬の処方
  • 感染症の場合は抗菌薬や解熱鎮痛薬の処方
  • 生活習慣の指導

5. 肩こりと呼吸困難、動悸がある場合:循環器内科・呼吸器内科

肩こりに加えて呼吸困難や動悸などの症状がある場合は、心臓や肺の疾患が隠れていることがあります。特に左肩の痛みは心臓疾患のサインであることもあります。

循環器内科・呼吸器内科での主な診察・治療内容

  • 心電図検査、心エコー検査
  • 胸部レントゲン検査、肺機能検査
  • 必要に応じて薬物療法
  • 生活習慣の改善指導

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頭痛と肩こりのタイプ別特徴と治療法

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頭痛や肩こりにはいくつかの種類がありますので、それぞれの特徴と治療法を知っておくことも大切です。

緊張型頭痛

緊張型頭痛は、最も一般的な頭痛タイプで、肩こりと密接な関係があります。

特徴

  • 頭の両側が締め付けられるような痛み
  • 首や肩のこりを伴うことが多い
  • 痛みの程度は軽度から中程度
  • 数時間から数日続くことがある

主な治療法

  • 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの鎮痛薬
  • 筋弛緩薬
  • 首・肩のストレッチや運動療法
  • リラクゼーション法
  • 温熱療法

片頭痛

片頭痛は、脈打つような強い痛みが特徴です。

特徴

  • 頭の片側に痛みを感じることが多い
  • 中程度から重度の痛み
  • 光や音に敏感になる
  • 吐き気やめまいを伴うことがある
  • 前兆(視覚異常など)が現れることもある

主な治療法

  • トリプタン系薬剤(発作時)
  • カルシウム拮抗薬(予防)
  • 抗てんかん薬(予防)
  • CGRP阻害薬(新しい治療薬)
  • 生活習慣の改善

首こりからくる頭痛

首のこりが原因となる頭痛も非常に多く見られます。

特徴

  • 後頭部から始まり、頭全体に広がる痛み
  • 首の動きで痛みが増す
  • 長時間のデスクワークやスマホ使用後に悪化

主な治療法

  • 首・肩のストレッチ
  • 姿勢の改善
  • 温熱療法
  • マッサージ
  • 鎮痛薬、筋弛緩薬

医療機関を受診する目安とタイミング

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以下のような症状がある場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします:

  1. 突然始まった強い痛みを肩や首に感じる場合:肩や首に突然強い痛みが生じた場合は、頚椎椎間板ヘルニアや石灰沈着性腱板炎などの整形外科的疾患が考えられます。また、肩や首の痛みが狭心症や心筋梗塞といった命に関わる心臓疾患の前兆であることもあります。放置せず、早急に医療機関を受診することが重要です。時間が経つほど治療が難しくなる場合もあるため、迷わず医師の判断を仰ぎましょう。
  2. 腕にしびれや筋力低下がある場合腕のしびれや筋力低下は、頚椎椎間板ヘルニアをはじめとする首の神経に関連する病気のサインかもしれません。症状が進行すると、日常生活に支障をきたすこともあります。特に片側だけに症状が出る場合は、神経圧迫の可能性が高く、整形外科での早期診断・治療が必要です。悪化を防ぐためにも、できるだけ早めの受診を心がけましょう。
  3. 頭痛、めまい、意識障害、吐き気などの症状がある場合これらの症状が同時に現れる場合、脳梗塞やくも膜下出血などの脳の病気が疑われます。特に急激な頭痛や、今までに経験のないような症状は要注意です。脳神経外科での早急な検査と治療が必要です。放置すれば後遺症が残る危険性もあるため、少しでも異変を感じたら、すぐに医療機関を受診してください。
  4. 呼吸困難、胸痛、動悸などの症状がある場合呼吸が苦しい、胸が痛い、動悸がするなどの症状は、心臓や肺の病気の可能性があります。特に狭心症や心筋梗塞、肺塞栓症などは命に関わる重大な疾患です。循環器内科や呼吸器内科を速やかに受診し、正確な診断と早期治療を受けることが大切です。症状が軽く感じられても油断せず、必ず専門医に相談しましょう。
  5. 2〜3週間対策をしても効果がみられない場合:湿布やストレッチなどのセルフケアを2〜3週間続けても改善がみられない場合は、単なる肩こりや疲労ではなく、何らかの病気が隠れている可能性があります。慢性化や悪化を防ぐためにも、医療機関での精密検査を受けて、原因を明らかにしましょう。特に痛みや不快感が続く場合は、自己判断せず早めの受診が安心です。

肩こりと頭痛を緩和するセルフケア方法

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医療機関を受診する前に、自宅でできるセルフケアについてもご紹介します。

1. 首と肩のストレッチ

首や肩の筋肉を柔らかくするストレッチは、血行促進と筋肉の緊張緩和に効果的です。

  • 首を前後左右にゆっくり倒す
  • 肩を上下に動かす
  • 両腕を後ろで組んで胸を開く

2. 姿勢の改善

デスクワークやスマートフォンの使用時は、背筋を伸ばし、首を前に出さないように注意しましょう。

  • 画面との適切な距離を保つ
  • 目線が少し下向きになるよう調整する
  • 定期的に姿勢をチェックし、修正する

3. 温めと冷やす方法

症状に合わせて温めたり冷やしたりすることが効果的です。

  • 温める場合:入浴、ホットタオル、カイロなどで血行を促進
  • 冷やす場合:アイスパック、冷たいタオルなどで炎症を抑制

4. 生活習慣の改善

日常生活での習慣改善も重要です。

  • 十分な睡眠と規則正しい生活
  • 適度な運動習慣
  • 水分摂取の増加
  • ストレス管理
  • 長時間同じ姿勢での作業を避ける

肩こりと頭痛に関するよくある質問

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Q1: 肩こりで病院に行くのは大げさでしょうか?

A1: 肩こりは決して簡単な症状ではありません。特に長期間続く場合や日常生活に支障がある場合は、背景に病気が隠れている可能性もあります。我慢せずに受診することをおすすめします。

Q2: 頭痛薬を毎日飲んでも大丈夫ですか?

A2: 頭痛薬の過剰使用は「薬物乱用頭痛」を引き起こす可能性があります。週に2〜3日以上の頻度で鎮痛薬を使用している場合は、医師に相談しましょう。

Q3: 肩こりと頭痛は改善できますか?

A3: 適切な診断と治療を受けることで、多くの場合改善できます。症状の原因を特定し、それに合った治療を行うことが重要です。

まとめ:症状に合わせた適切な受診で肩こりと頭痛を改善しよう

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肩こりと頭痛は、生活に大きな支障をきたす可能性のある症状です。症状が長期間続く場合や、日常生活に支障が出るほど強い場合は、適切な診療科を受診することが重要です。

  • 肩こりとしびれ → 整形外科
  • 肩こりと頭痛、めまい → 脳神経外科
  • 慢性的な肩こりと頭痛 → ペインクリニック
  • 肩こりと全身症状 → 内科
  • 肩こりと胸部症状 → 循環器内科・呼吸器内科

肩こりや頭痛の原因は多岐にわたりますが、適切な診断と治療によって症状を改善することができます。つらい症状を我慢せず、早めに専門医に相談し、自分に合った治療法を見つけることが大切です。また、日常生活での予防や自己管理も忘れずに行いましょう。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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