最終更新:2025.06.30

変形性膝関節症マッサージガン完全ガイド|効果・使い方・注意点【専門家監修】

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

変形性膝関節症の痛みでお悩みの方へ。マッサージガンを使うことで、変形性膝関節症による筋肉の緊張をほぐし血液循環を促進する可能性があります。ただし、関節に直接当てることは避け、周辺の筋肉を中心に適切な使い方をすることが重要です。この記事では、変形性膝関節症の方がマッサージガンを安全に使用するための方法、期待できる効果、注意点、選び方まで専門的な観点から詳しく解説します。変形性膝関節症とマッサージガンの正しい関係性を理解し、効果的な膝のセルフケアを実現しましょう。

目次

変形性膝関節症とマッサージガンの基本的な5つの関係性

変形性膝関節症 マッサージガン

変形性膝関節症における膝の痛みの仕組み

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が加齢や過度な負荷により摩耗し、骨同士が直接接触することで痛みや炎症を引き起こす疾患です。さらに、この症状により膝周囲の筋肉が緊張し、血液循環が悪化することで、さらに痛みが増強される悪循環が生まれます。

特に、大腿四頭筋やハムストリングス、下腿三頭筋といった膝周辺の主要な筋肉群が硬くなることで、膝関節への負担が増加します。また、筋肉の緊張は血管を圧迫し、酸素や栄養素の供給を阻害するため、回復機能も低下してしまいます。

マッサージガンが膝の痛みに与える3つの影響

マッサージガンは、1分間に約1,600〜3,200回の高頻度振動により筋肉の深部まで刺激を与えることができる器具です。一方で、適切に使用することで筋肉の緊張緩和と血行促進効果が期待できます。

そのため、変形性膝関節症の場合は、関節への直接刺激は避ける必要があります。特に、炎症が強い急性期や関節の変形が進行している場合は、使用前に医師に相談することが重要です。

変形性膝関節症の方がマッサージガンを使用する際は、関節部分を避けて周辺の筋肉をターゲットにすることが重要です。特に太ももの前後の筋肉を中心にアプローチしましょう。

変形性膝関節症に対するマッサージガンの7つの効果

変形性膝関節症 マッサージガン

筋肉の緊張緩和効果

マッサージガンの振動刺激により、膝周辺の筋肉(大腿四頭筋、ハムストリングス、下腿三頭筋)の緊張を和らげることが可能です。また、筋肉の緊張が緩和されることで、膝関節への負担軽減が期待できます。

さらに、筋繊維の柔軟性が向上することで、日常動作での膝の動きがスムーズになる可能性があります。特に、階段の昇降や歩行時の膝の負担軽減に寄与する傾向があります。

血液循環の改善

振動による刺激は血管の拡張を促し、血液循環を改善する効果があります。そのため、炎症物質の除去や栄養素の供給が促進され、痛みの軽減につながる可能性があります。

また、血流改善により組織の代謝が活性化し、自然治癒能力の向上も期待できます。一方で、急性炎症期には血流増加が症状を悪化させる場合もあるため、注意が必要です。

可動域の改善

筋肉の柔軟性が向上することで、膝関節の可動域改善が期待できます。特に、膝の屈曲・伸展動作の改善により、日常生活の質の向上が見込まれます

期待できる効果作用メカニズム効果実感時期注意点
筋肉の緊張緩和振動による深部筋肉への刺激使用直後〜数時間膝関節を避けて周辺筋肉に使用
血液循環の促進血管拡張による血流改善使用後30分〜2時間炎症が強い時は使用を控える
痛みの軽減筋緊張緩和と血行促進の相乗効果継続使用で1〜2週間痛みが強い場合は医師に相談
可動域の改善筋肉柔軟性向上による関節動作改善継続使用で2〜4週間無理な可動域拡大は避ける

【重要】変形性膝関節症でマッサージガンを使う際の8つの注意点と禁忌事項

変形性膝関節症 マッサージガン

痛みが強いときは避ける:3つの判断基準

痛みが強い時は、マッサージガンを使用すると症状が悪化する可能性があります。さらに、以下の症状がある場合は使用を控えましょう。

  • 安静時でも痛みが続く場合
  • 膝に熱感や腫れがある場合
  • 歩行困難な程の強い痛みがある場合

必ず痛みが落ち着いてから使用することが重要です。また、使用中に痛みが増強した場合は、すぐに中止してください。

膝関節の直接的な刺激は避ける:5つの禁止部位

膝関節の骨や関節液に直接マッサージガンを当てるのは、炎症や痛みを悪化させる可能性があります。そのため、以下の部位への直接使用は避けてください。

  • 膝蓋骨(膝のお皿)
  • 膝関節の内側・外側
  • 膝窩部(膝の裏側)
  • 脛骨・腓骨の骨部分
  • 炎症や腫れが見られる部位

膝周りの筋肉に集中してマッサージすることが安全な使用方法です。特に、太ももの前面と後面の筋肉を重点的にケアしましょう。

振動の強さ:段階的調整の重要性

振動が強すぎると、痛みを悪化させる可能性があります。また、最初は最弱レベルから開始し、徐々に強度を上げていくことが重要です。

特に、変形性膝関節症の方は痛覚が敏感になっている場合が多いため、通常よりも弱い設定から始めることをお勧めします。さらに、快適と感じる範囲での使用に留めることが大切です。

使用時間と頻度:適切な限度

マッサージガンの使用時間や頻度を適度に調整することが重要です。また、長時間の使用は筋肉の疲労や痛みの悪化につながる可能性があります。

推奨される使用時間は、1箇所につき30秒〜1分程度です。さらに、1日の総使用時間は10〜15分以内に留めることが安全です。

変形性膝関節症の方向け:安全で効果的なマッサージガンの使い方【7つのステップ】

変形性膝関節症 マッサージガン

運動前のマッサージガン活用法

運動前にマッサージガンを使用することで、筋肉の柔軟性を高め、運動時の怪我のリスクを低減することができます。また、血流を促進することで、筋肉のウォーミングアップ効果も期待できます。

さらに、運動前のマッサージガン使用により、関節の動きがスムーズになり、運動パフォーマンスの向上にも寄与する可能性があります。そのため、軽いウォーキングや体操前に活用することをお勧めします。

運動後のマッサージガン活用法

運動後にマッサージガンを使用することで、筋肉の疲労回復を促進し、翌日の運動に備えることができます。また、乳酸などの疲労物質の除去を促進する効果も期待できます。

特に、運動後30分以内に使用することで、より効果的な疲労回復が期待できます。一方で、激しい運動直後は避け、少し時間を置いてから使用することが重要です。

使用部位と方法:詳細ガイド

太ももの前面(大腿四頭筋)、太ももの後面(ハムストリングス)、ふくらはぎを中心に使用します。1箇所につき30秒〜1分程度、優しく当てるのがポイントです。

また、筋肉の走行に沿って縦方向に動かすことで、より効果的な刺激を与えることができます。さらに、横方向の動きも組み合わせることで、筋繊維全体にアプローチできます。

使用部位推奨時間動かし方注意点
大腿四頭筋(太もも前面)60秒膝上から股関節方向へ膝蓋骨を避ける
ハムストリングス(太もも後面)60秒膝裏から臀部方向へ膝窩部を避ける
下腿三頭筋(ふくらはぎ)45秒アキレス腱から膝方向へ骨の部分を避ける
前脛骨筋(すね)30秒足首から膝方向へ弱い振動で使用

変形性膝関節症向けマッサージガンの選び方【5つの重要ポイント】

変形性膝関節症 マッサージガン

振動レベルの調整機能

変形性膝関節症の方には、振動の強さを細かく調整できるマッサージガンがおすすめです。また、症状や体調に合わせて適切な強度を選択できることが重要です。

さらに、最低でも5段階以上の調整機能があるものを選ぶことで、個人の感受性に応じた最適な刺激レベルを見つけることができます。特に、最弱レベルでも十分な効果を感じられる製品が理想的です。

アタッチメントの種類と材質

柔らかい素材のアタッチメントが付属しているものを選びましょう。また、硬いアタッチメントは関節への刺激が強すぎる場合があるため、注意が必要です。

さらに、球状や平面状など、複数の形状のアタッチメントがあることで、使用部位に応じて最適な刺激を与えることができます。そのため、最低でも3〜4種類のアタッチメントが付属している製品を選ぶことをお勧めします。

軽量で使いやすいデザイン

膝周辺の細かい部位にも使いやすい、軽量でコンパクトなデザインのものが適しています。また、500g以下の製品であれば、長時間の使用でも疲労を感じにくいでしょう。

さらに、グリップ部分の握りやすさや、ボタンの配置なども使いやすさに大きく影響します。そのため、実際に手に取って確認できる場合は、操作性もチェックすることが重要です。

バッテリー持続時間

1回の充電で少なくとも2〜3時間は連続使用できる製品を選びましょう。また、充電時間が短く、急速充電に対応している製品が便利です。

さらに、バッテリー残量を確認できる表示機能があると、使用中に突然電源が切れる心配がありません。そのため、LED表示やデジタル表示でバッテリー状況を確認できる製品をお勧めします。

価格と保証内容

初心者の方は、1万円〜3万円程度の中級機種から始めることをお勧めします。また、最低でも1年間の保証が付いている製品を選ぶことで、安心して使用できます。

さらに、アフターサービスやカスタマーサポートの充実度も重要な選択基準です。そのため、国内正規品で、日本語でのサポートが受けられる製品を選ぶことをお勧めします。

選択ポイント推奨仕様避けるべき特徴価格目安
振動調整5段階以上の調整機能強度固定式+5,000円
アタッチメント柔軟素材、球状ヘッド硬質素材、尖った形状+3,000円
重量500g以下1kg以上標準価格
バッテリー3時間以上連続使用1時間未満+2,000円

変形性膝関節症向けマッサージガンと併用すべきセルフケア方法【6つの手法】

変形性膝関節症 マッサージガン

リンパマッサージとの併用効果

変形性膝関節症には、リンパマッサージも効果的です。また、リンパマッサージは、リンパ液の流れを改善し、むくみや痛みを軽減する効果が期待できます。

さらに、マッサージガン使用後にリンパマッサージを行うことで、より効果的な循環改善が期待できます。そのため、膝から股関節方向へのリンパドレナージュを併用することをお勧めします。

ストレッチとの組み合わせ

変形性膝関節症には、ストレッチも効果的です。また、ストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、関節の可動域を広げる効果が期待できます。

特に、マッサージガン使用後にストレッチを行うことで、筋肉がより伸びやすくなり、効果的な柔軟性向上が期待できます。さらに、大腿四頭筋とハムストリングスのストレッチを重点的に行うことが重要です。

ウォーキングとの相乗効果

変形性膝関節症には、ウォーキングも効果的です。また、ウォーキングは、関節の柔軟性を高め、筋力の低下を防ぐ効果が期待できます。

さらに、ウォーキング前後にマッサージガンを使用することで、より安全で効果的な運動が可能になります。そのため、週3〜4回、20〜30分程度のウォーキングを継続することをお勧めします。

温熱療法との併用

温熱パッドやホットタオルを使用した温熱療法と、マッサージガンを併用することで、より効果的な血行促進が期待できます。また、温熱により筋肉が緩んだ状態でマッサージガンを使用することで、より深部まで刺激を届けることができます。

冷却療法のタイミング

炎症が強い場合は、マッサージガン使用前に冷却療法を行うことで、炎症を抑制してから筋肉のケアを行うことができます。また、アイスパックを10〜15分間使用した後、炎症が落ち着いてからマッサージガンを使用することが重要です。

【2025年最新】変形性膝関節症でも安全に!効果的なウォーキング方法と膝を守る5つのポイント

【専門家が解説】変形性膝関節症にスクワットは危険?安全な運動法と注意点

変形性膝関節症の運動療法との組み合わせ【4つの実践方法】

変形性膝関節症 マッサージガン

マッサージガンは、運動療法との組み合わせによって、より効果的に変形性膝関節症の症状を改善できる可能性があります

運動前の準備としての活用

運動前にマッサージガンで筋肉をほぐすことで、運動効果を高め、怪我のリスクを軽減できます。また、筋肉の柔軟性を高めることで、より効果的な運動療法が可能になります。

さらに、関節の可動域を広げることで、理学療法士が指導する運動プログラムをより正確に実行できるようになります。そのため、運動療法の効果を最大化するためのサポートツールとして活用できます。

運動後のケアとしての重要性

運動後にマッサージガンを使用することで、筋肉の疲労回復を促進し、次の運動に向けた準備ができます。また、運動による筋肉の緊張を緩和することで、翌日の運動継続にも寄与します。

特に、筋力トレーニング後の筋肉ケアとして活用することで、筋肉痛の軽減や回復促進が期待できます。さらに、継続的な運動療法の実践をサポートする重要な役割を果たします。

理学療法との連携

理学療法士の指導のもと、マッサージガンを運動療法と組み合わせることで、より専門的で効果的なリハビリテーションが可能になります。また、個人の症状に応じたカスタマイズされたケア方法を確立できます。

筋力トレーニングとの相乗効果

変形性膝関節症の改善には、膝周辺の筋力強化が重要です。また、マッサージガンを筋力トレーニング前後に使用することで、より効果的な筋力向上が期待できます。

変形性膝関節症の詳しい医学的情報については、厚生労働省の公式サイトをご参照ください。さらに、理学療法士会による膝関節ケアの指針はこちらで確認できます。

変形性膝関節症とマッサージガンに関するよくある7つの質問

変形性膝関節症 マッサージガン

Q. 変形性膝関節症にマッサージガンを使うことで筋肉の緊張をほぐし血液循環を促進する可能性がありますか?

A. はい、適切に使用することで筋肉の緊張緩和と血行促進効果が期待できます。ただし、関節に直接当てることは避け、周辺の筋肉を中心に使用することが重要です。特に太ももの前後の筋肉とふくらはぎを中心にアプローチしましょう。

Q. 痛みが強いときでもマッサージガンを使用できますか?

A. 痛みが強い時は使用を避けてください。症状が悪化する可能性があります。痛みが落ち着いてから適切な強度で使用しましょう。安静時痛や夜間痛がある場合は、必ず医師に相談してから使用することをお勧めします。

Q. マッサージガンはどの部位に使用すればよいですか?

A. 太ももの前面(大腿四頭筋)、太ももの後面(ハムストリングス)、ふくらはぎを中心に使用してください。膝関節への直接刺激は避けることが大切です。特に膝蓋骨や膝の裏側への使用は禁止です。

Q. どのくらいの時間使用すればよいですか?

A. 1箇所につき30秒〜1分程度が適切です。長時間の使用は筋肉の疲労や痛みの悪化につながる可能性があります。全体で10〜15分以内に収めることをお勧めします。

Q. マッサージガン選びで重要なポイントは何ですか?

A. 振動レベルの細かい調整機能(5段階以上)、柔らかい素材のアタッチメント、軽量で使いやすいデザイン(500g以下)が重要なポイントです。また、バッテリー持続時間が3時間以上あるものがお勧めです。

Q. 医師に相談する必要はありますか?

A. マッサージガンの使用に不安がある場合や、症状が悪化する可能性がある場合は、必ずかかりつけ医に相談することをお勧めします。特に変形が進行している場合や他の疾患がある場合は事前相談が重要です。

Q. 運動療法と併用できますか?

A. はい、運動前の準備や運動後のケアとして併用することで、より効果的に症状改善が期待できます。理学療法士の指導のもとで使用することで、さらに安全で効果的な活用が可能です。

まとめ:変形性膝関節症とマッサージガンの正しい理解と実践

変形性膝関節症 マッサージガン

マッサージガンは、変形性膝関節症の症状改善に役立つ可能性がありますが、正しい使い方と注意点を守ることが不可欠です。関節への直接刺激を避け、周辺筋肉を中心とした適切な使用により、筋肉の緊張緩和や血行促進効果が期待できます。

また、マッサージガンは単独で使用するよりも、運動療法やストレッチ、温熱療法などと組み合わせることで、より効果的な症状改善が期待できます。さらに、個人の症状や進行度に応じて、使用方法を調整することが重要です。

ただし、マッサージガンの使用に不安がある場合や、症状が悪化する可能性がある場合は、必ずかかりつけ医に相談しましょう。また、理学療法士などの専門家と連携することで、より安全で効果的な活用が可能になります。

これらの情報を参考に、ご自身の症状や状況に合ったマッサージガンの選択と使用方法を検討し、適切なセルフケアを実践していきましょう。さらに、継続的な使用により、変形性膝関節症による日常生活への影響を軽減し、より快適な生活の実現を目指してください。

最後に、マッサージガンは治療器具ではなく、あくまでセルフケアをサポートするツールであることを理解し、医師の診断や治療と併用して活用することが最も効果的です。そのため、定期的な医学的フォローアップを受けながら、安全にマッサージガンを活用していきましょう。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

最新の記事はこちら

よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

近くの店舗を探す
24時間スマホで簡単に予約可能 さっそく予約する