最終更新:2025.05.29

【2025年最新】変形性膝関節症でも安全に!効果的なウォーキング方法と膝を守る5つのポイント

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

変形性膝関節症と診断されても、変形性膝関節症に適したウォーキング方法を実践すれば症状の改善や進行の予防が期待できます。実際に、理学療法士の専門指導により多くの患者さんが痛みを軽減し、手術を回避できている事例が報告されています。この記事では、膝に負担をかけない正しいウォーキング方法から、やってはいけない注意点まで、専門家の知見を基に詳しく解説します。変形性膝関節症の基礎知識については変形性膝関節症をご覧ください。また、膝の痛みを和らげるストレッチ方法は膝痛ストレッチもご参考ください。

目次

変形性膝関節症とウォーキングの基本知識

変形性膝関節症 ウォーキング

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減ることで起こる疾患です。主な症状として、膝の痛み、こわばり、腫れなどが現れる傾向があります。しかし、適切な運動療法が症状の進行を遅らせる可能性があることが知られています。

特にウォーキングは、膝関節に過度な負担をかけることなく、関節の機能を維持できる理想的な運動として位置づけられています。

足腰の衰えは健康寿命に直結します。理学療法士として多くの膝の痛みに悩む方と接してきましたが、足が急激に衰えて痛みがあり歩けなくなった方には共通した習慣があります。

理学療法士 笹川先生(動画 01:08)

変形性膝関節症にウォーキングが効果的な4つの理由

変形性膝関節症 ウォーキング

変形性膝関節症の治療において、ウォーキングなどの運動療法は非常に重要な位置を占めています。その理由について詳しく説明します。

関節の動きを滑らかにする効果

ウォーキングは関節の可動域を広げ、関節液の循環を促進する可能性があります。これにより軟骨への栄養供給の改善が期待され、関節の動きをスムーズにする効果が期待できます。

膝を支える筋肉の強化

変形性膝関節症では、膝を支える太ももの筋肉(大腿四頭筋)や内転筋が弱くなりがちです。そのため、ウォーキングはこれらの筋肉を効果的に鍛え、膝関節への負担を軽減する可能性があります。

血行促進による炎症の軽減

適度なウォーキングは血行を促進し、関節周辺の炎症を和らげる効果も期待できます。その結果、痛みの軽減につながることがあります。

体重管理と膝への負荷軽減

肥満は変形性膝関節症の進行を悪化させる主要な原因の一つです。そのため、ウォーキングによる体重管理は、膝への負担を直接的に軽減する効果が期待できます。

膝に優しい正しいウォーキングフォーム

変形性膝関節症 ウォーキング

変形性膝関節症の方がウォーキングを行う際は、正しいフォームで膝への負担を最小限に抑えることが何より重要です。以下の表で具体的なポイントを確認しましょう。

ポイント正しい方法避けるべき方法
姿勢背筋を伸ばし、軽くお腹を引き締める猫背や前かがみの姿勢
視線5〜6m先を見る(顎を軽く引く)足元ばかり見る
足の着地かかとから着地し、つま先で蹴り出す足全体での着地やつま先着地
歩幅膝が軽く曲がる程度の自然な歩幅大股歩きや極端に小さな歩幅
腕の振り自然に軽く振る腕を固定したまま歩く

変形性膝関節症のウォーキング注意点と禁忌事項

変形性膝関節症 ウォーキング

ウォーキングは有効な運動療法ですが、間違った方法で行うと症状を悪化させる可能性があります。そのため、以下の注意点を必ず守りましょう。

痛みがある時は無理をしない

痛みが強い場合は、ウォーキングを中止するか運動量を減らす必要があります。一般的に、歩行時に痛みがほとんどない状態になってからウォーキングを開始することが推奨されています。

適切な距離と時間の設定

始めは短時間・短距離から開始し、徐々に距離と時間を増やしていきます。目安として平坦な道で20〜30分程度が理想的とされています。また、座りっぱなしの生活では1日あたりの消費カロリーが400kcal少なくなるという研究データ運動生理学研究もあり、日常的な活動量を増やすことの重要性が指摘されています。

路面選びの重要性

膝への衝撃を避けるため、斜面や未舗装路は避け、平坦で安定した路面を選びましょう。舗装された歩道や公園の遊歩道が適している傾向があります。

適切な靴選び

足に合ったクッション性の高い靴を選ぶことで、膝への衝撃を軽減できる可能性があります。ウォーキング専用シューズの使用が推奨されます。

専門家が教える効果的なセルフケア方法

変形性膝関節症 ウォーキング

ウォーキングと併せて行うセルフケアが、変形性膝関節症の症状改善に大きな効果をもたらす可能性があります。特に、デスクワーク中でもできる簡単な筋力トレーニングが注目されています。

10秒間のサボリ筋トレーニング

理学療法士が推奨する方法として、椅子に座ったまま、つま先を内側に向けながら足を持ち上げ、かかとで反対の足の脛を蹴るように10秒間力を入れるトレーニングがあります。これにより、歩行に重要な腸腰筋(股関節の筋肉)を効果的に鍛えることが可能です。

足首の動きを改善するエクササイズ

足首の筋肉強化も膝の痛み軽減に重要とされています。足を閉じてつま先を内側に向け、土踏まずで反対の足を踏みつけるように力を入れて10秒間キープする方法が効果的です。

ウォーキング以外の推奨運動療法

変形性膝関節症 ウォーキング

変形性膝関節症の方には、ウォーキング以外にも膝に負担の少ない運動があります。個人の症状や体力レベルに応じて選択することが大切です。

水中ウォーキングの効果

水の浮力により関節への負担が軽減され、痛みがある方でも安全に運動できる可能性があります。水中では体重の約10分の1の負荷で運動が可能とされており、関節への衝撃を大幅に軽減できます。

自転車運動の活用

サドルに座った状態で行う自転車運動は、膝への負担を抑えながら筋力強化ができる可能性があります。エアロバイクなどの活用も効果的とされています。

ストレッチの重要性

ウォーキング前後のストレッチは、筋肉の柔軟性を保ち、関節の可動域を維持するために重要です。特に太ももの前後(大腿四頭筋・ハムストリングス)、ふくらはぎ(下腿三頭筋)のストレッチを行いましょう。

症状の進行度別・ウォーキング開始の目安

変形性膝関節症 ウォーキング

変形性膝関節症の進行度によって、ウォーキングの開始時期や方法が異なる傾向があります。以下の表を参考に、適切なアプローチを選択してください。

進行度症状の特徴ウォーキングの目安
軽度階段昇降時に軽い痛み20〜30分の平坦な道でのウォーキング
中等度歩行開始時に痛み、しゃがみにくい10〜15分から開始、痛みに応じて調整
重度安静時にも痛み、歩行困難医師の指導下で水中ウォーキングから開始

やってはいけない運動・悪化要因

変形性膝関節症 ウォーキング

変形性膝関節症の方が避けるべき運動や生活習慣について説明します。これらの要因を理解し、適切に避けることで症状の悪化を防ぐことが可能です。

過度な運動による疲労蓄積

時間や回数にこだわりすぎて歩きすぎになると、疲労が体に蓄積して膝を痛める可能性が高まる傾向があります。自分の体と相談しながら適度な運動量を守ることが大切です。

食後すぐの不適切な行動

食事の後にすぐにゴロゴロしてしまうと血糖値スパイクが起こり、肥満につながる可能性があります。そのため、食後は軽い散歩程度に留め、急激な運動は避けましょう。

栄養不足への配慮

60代・70代になると食事量が減り、骨や関節に必要な栄養が不足しがちです。特にカルシウム、ビタミンD、ビタミンKの積極的な摂取が重要とされています。

変形性膝関節症末期と診断された61歳の女性が、正しいセルフケアにより6回の指導で手術を回避し、スムーズに歩けるようになりました。継続は力なりということを実感しています。

セルフケア整体(動画 17:31)

専門医との連携の重要性

変形性膝関節症 ウォーキング

変形性膝関節症の治療では、整形外科医や理学療法士などの専門家との連携が不可欠です。自己判断のみでの治療は推奨されません。

定期的な医学的評価の必要性

症状の進行状況や治療効果を適切に評価するため、定期的な医師による診察を受けることが重要です。また、画像検査により軟骨の状態を客観的に把握することも必要とされています。

個別化された運動プログラムの作成

患者さん一人ひとりの症状や体力レベルに応じた運動プログラムの作成には、専門家の指導が必要です。画一的なアプローチではなく、個別性を重視した治療が推奨されています。

薬物療法との適切な併用

必要に応じてヒアルロン酸注射や消炎鎮痛剤などの薬物療法と、運動療法を併用することで、より効果的な治療が期待できます。ただし、薬物への依存は避け、運動療法を主体とした治療が理想的とされています。

変形性膝関節症の詳細な診断基準や治療ガイドラインについては日本整形外科学会の公式情報もご参照ください。

変形性膝関節症とウォーキングに関するよくある質問

変形性膝関節症 ウォーキング

Q. 変形性膝関節症でもウォーキングをして大丈夫ですか?

A. 適切な方法で行えば、ウォーキングは症状の緩和や予防に効果的です。ただし、痛みが強い場合は無理をせず、医師に相談することが重要です。歩行時に痛みがほとんどない状態になってから開始しましょう。

Q. 膝に負担をかけない歩き方のコツは?

A. 背筋を伸ばし、かかとから着地してつま先で蹴り出すように歩きます。猫背や膝を曲げたままの歩行は避け、5〜6m先を見て、自然な歩幅で歩くことが大切です。

Q. 変形性膝関節症でウォーキング以外におすすめの運動は?

A. 水泳や自転車など、膝への負担が少ない運動がおすすめです。特に水中ウォーキングは浮力により関節への負担を軽減でき、痛みがある方でも安全に運動できます。

Q. ウォーキングはどのくらいの時間・距離から始めればいい?

A. 始めは10〜15分の短時間から開始し、徐々に20〜30分まで延ばしていきます。平坦な道で無理のない距離から始め、個人の症状に合わせて調整することが大切です。

Q. 変形性膝関節症の痛みが悪化した時はどうすべき?

A. 痛みが強くなった場合は無理をせず、ウォーキングを中止または運動量を減らします。症状が続く場合は整形外科医などの専門医に相談しましょう。

Q. ウォーキング前後にストレッチは必要ですか?

A. はい、ウォーキング前後のストレッチは非常に重要です。筋肉の柔軟性を保ち、関節の可動域を維持するために、太ももの前後やふくらはぎのストレッチを行いましょう。

Q. 変形性膝関節症の手術を避けることは可能ですか?

A. 適切なセルフケアと運動療法により、手術を回避できる可能性があります。実際に末期と診断された方でも、正しい指導のもとで症状が大幅に改善した事例があります。継続的なケアが鍵となります。

まとめ:今日から始める膝に優しいウォーキング習慣

変形性膝関節症 ウォーキング

変形性膝関節症でも、正しい方法でウォーキングを行えば症状の改善や進行の予防が期待できます。

重要なのは無理をせず、適切なフォームと距離で継続することです

理学療法士や整体の専門指導により、多くの患者さんが手術を回避し、日常生活を取り戻している事例が報告されています。膝の痛みで悩んでいる方は、まず専門医に相談し、個人の症状に適したウォーキングプログラムを始めてみましょう。

毎日の積み重ねが健康な膝関節を維持し、いつまでも歩ける体づくりにつながる可能性があります。正しい知識と継続的なセルフケアで、変形性膝関節症と上手に付き合っていきましょう。

※この記事の内容は情報提供を目的としており、医学的な診断や治療の代替とはなりません。症状がある場合は、必ず医師にご相談ください。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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