最終更新:2025.05.29

ぎっくり腰の激痛から解放!原因と症状、今すぐできる対処法を専門家が解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

ぎっくり腰の痛みは、突然襲ってくる激しい痛みで、多くの人が「動けない」と感じるほど深刻な症状です。正式には急性腰痛症と呼ばれ、腰の筋肉や関節に急激なストレスがかかることで発症します。この記事では、ぎっくり腰の原因から緊急対処法、予防策まで、専門家の知見をもとに詳しく解説します。つらい痛みから早期回復し、再発を防ぐための正しい知識を身につけることで、健康な日常生活を取り戻しましょう。

腰痛のほとんどの原因は分からないと科学的には言われています。驚きですよね。ですが大丈夫です。腰痛は適切なリハビリやトレーニングで改善します。

理学療法士 笹川先生(動画 00:00:20)

目次

ぎっくり腰とは?その激しい痛みの正体

ぎっくり腰 痛み

ぎっくり腰は正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、突然発症する強烈な腰の痛みが特徴的な症状です。欧米では「魔女の一撃」と呼ばれるほど激しい痛みで、多くの患者さんがその場で動けなくなってしまいます。

病院ではレントゲンを撮って骨の状態を確認しますが、ぎっくり腰は骨に異常がない場合でも引き起こされる症状です。腰椎周辺の筋肉や関節、椎間板に許容以上の力がかかることで、捻挫のような状態になったり、筋肉や靭帯が損傷することが原因とされています。

腰痛の詳しい情報については日本整形外科学会の公式サイトもご参照ください。

あなたは大丈夫?ぎっくり腰の主な症状と危険なサイン

ぎっくり腰 痛み

ぎっくり腰の症状は多様で、痛みの程度によって日常生活への影響が大きく変わります。適切な対処法を選択するためにも、症状の程度を正しく把握することが重要です。

痛みの程度症状の特徴日常生活への影響
軽度日常生活に支障がない、我慢できる程度の痛み通常の活動が可能
中等度じっとしていてもズキズキ痛む、なんとか歩けたり動けたりする制限はあるが活動可能
重度動けなくなるほど痛い、はって歩くような状態日常生活が困難

特に注意すべき危険なサイン

以下の症状がある場合は、単純なぎっくり腰ではなく、より深刻な病気の可能性があるため、速やかに医療機関を受診する必要があります:

  • 痛みが2週間以上続く場合
  • 足のしびれを伴う場合
  • 椎間板ヘルニアなどの他の疾患の可能性も考えられます
  • 発熱を伴う場合は感染症の可能性があります
  • 排尿障害や歩行困難などの重篤な症状

なぜ起こる?ぎっくり腰の主な原因とメカニズム

ぎっくり腰 痛み

ぎっくり腰の原因を理解するためには、腰を支える3つの重要な筋肉について知る必要があります。これらの筋肉のバランスが崩れることで、痛みが発症する可能性が高まります。

専門家によると、腰痛に関係する筋肉には大きく3つの重要な筋肉があります。腰の前を支えている腸腰筋、腰の後ろ側を支えている多裂筋、腰椎をベルトのように包んでくれている腹横筋です。これらの筋肉は衰えやすくて腰にとっては重要な筋肉ですが、働くべきなのに機能が低下しやすい特徴があります。

ぎっくり腰を引き起こす3つの「サボり筋」

  1. 腸腰筋:腰から股関節についていて腰の前面を支える最も重要なインナーマッスル
  2. 多裂筋:腰の後ろで支えている筋肉で、腸腰筋とバランスよく働く必要がある
  3. 腹横筋:お腹を全体的に包んでいるコルセットのような役割を果たす筋肉

これらのサボり筋が働かなくなると、代わりに頑張り筋が過度に働いてガチガチになり、痛みが引き起こされる可能性があります。腰が痛い時によく腰をトントンするのは、腰方形筋という頑張り筋がガチガチになっているからです。

【緊急対処法】ぎっくり腰の痛みを和らげる応急処置と楽な姿勢

ぎっくり腰 痛み

ぎっくり腰になってしまった時の対処法は症状の段階によって異なります。急性期の適切な対応が、その後の回復期間を大きく左右することがあります。

発症直後(急性期)の対処法

対処法具体的な方法期待できる効果
冷却患部を冷却することで痛みを緩和できる可能性があります。アイスパックや氷水を入れた袋を患部に当て、1時間に10分程度冷やします炎症の拡大防止
安静痛みが強い場合は、無理せず安静にしてください。腰に負担がかからない楽な姿勢をとるようにしましょう痛みの軽減
深呼吸深呼吸をすることで、過度に緊張していた筋肉が落ち着き、楽になることがあります筋肉の緊張緩和

楽な姿勢の取り方

ぎっくり腰の際の楽な姿勢は個人差がありますが、一般的に以下の姿勢が推奨される場合があります:

  • 横向きに寝て膝を軽く曲げる(側臥位)
  • 仰向けで両膝を立てる
  • 膝の下にクッションを入れて腰の反りを軽減する
  • 痛みの少ない方向に体を向ける

腰痛の改善方法については効果的な腰痛改善法もご覧ください。

ぎっくり腰の時にやってはいけないこと・悪化を防ぐ注意点

ぎっくり腰 痛み

ぎっくり腰の際に避けるべき行動を理解することで、症状の悪化を防ぐことができます。間違った対処法は回復を遅らせる原因となる可能性があります。

絶対に避けるべき行動

  • 無理に動かそうとすると炎症を強める可能性があります
  • 痛みを我慢して重いものを持つこと
  • 急激な動作や捻る動作
  • 長時間同じ姿勢を続けること
  • マッサージや強い刺激を与えること(急性期は禁物)
  • 熱いお風呂に長時間浸かること(発症直後は避ける)

回復期に注意すべきポイント

実際の患者さんの体験談では、「電車に乗っている時間が長くて、降りる時が苦痛で一歩も出ない状態だった」という深刻なケースもあります。このような日常生活に大きな支障をきたす症状でも、適切な対処により改善が期待できます。

症状が改善してきた時期でも、コルセットに頼り過ぎるのは禁物です。筋肉が弱くなってしまう可能性があるためです。

ぎっくり腰はどのくらいで治る?回復までの期間と過ごし方

ぎっくり腰 痛み

ぎっくり腰の回復期間は個人差がありますが、一般的な経過をご紹介します。適切な対処により回復を促進することが期待できます。

回復の段階と期間

  • 急性期(発症~3日):最も痛みが強い時期。安静が基本となります
  • 亜急性期(4日~2週間):痛みが徐々に軽減。できる範囲で動くことが重要です
  • 慢性期(2週間以降):日常生活に支障がなくなる。予防のための運動を開始します

3回目ぐらいから先生に言ったと思うんですけど、「電車全然乗れるようになりました」って。そう、電車に乗っていても、ずっと立っていられるぐらいの耐久性ができました。4回目、5回目になってくると、もう全然普通というか、立っていても全然問題ないみたいな感覚になりました。

セルフケア整体(動画 08:46)

多くの場合、1週間から10日ほどで自然に回復する傾向がありますが、適切なケアにより回復を早めることが可能です。

回復期のストレッチについては回復期に適したストレッチ方法も参考にしてください。

病院へ行くべき?ぎっくり腰の受診目安と専門的な治療法

ぎっくり腰 痛み

ぎっくり腰の多くは自然回復しますが、以下のような場合は医療機関での診察を受けることをおすすめします。

受診すべき症状

以下の症状がある場合は、必要に応じて医療機関の受診を検討しましょう:

  • 痛みが2週間以上続く場合
  • 足のしびれを伴う場合
  • 発熱を伴う場合
  • 日常生活に大きな支障が出ている場合
  • 排尿・排便に異常がある場合

病院での検査と治療

医療機関では以下のような検査や治療が行われる場合があります:

検査・治療法目的・効果
レントゲン検査骨の異常や骨折の有無をチェック
MRI検査椎間板ヘルニア等の軟部組織の診断
痛み止めの処方炎症や痛みの軽減
物理療法温熱療法、電気療法による症状緩和

繰り返さないために!ぎっくり腰の再発予防策と日常生活の工夫

ぎっくり腰 痛み

ぎっくり腰は再発しやすい症状のため、予防策を日常生活に取り入れることが重要です。正しい姿勢の維持と適度な運動が再発防止の鍵となります。

日常生活での予防ポイント

予防策具体的な方法
正しい姿勢座りっぱなしは要注意!定期的に立ち上がり、体を動かす
適度な運動筋力と柔軟性を保つためのストレッチや軽い運動
重い物の持ち上げ方膝を曲げて、腰に負担がかからない正しい姿勢で持ち上げる
睡眠環境適切な硬さのマットレスと枕で腰への負担を軽減

 

【専門家監修】ぎっくり腰予防におすすめのストレッチと運動

ぎっくり腰 痛み

専門家が推奨するサボり筋トレーニングをご紹介します。これらの運動は筋力の低い方や腰痛がある方でも安全に行えるよう配慮されています。

寝たままできるトレーニング

専門家は腰痛がひどい方でも安全に行えるよう、寝たままできるエクササイズを推奨しています。まず横になって両膝を立てることで、腰がある程度丸くなりやすくなり、反りやすい人でも腰への負担を軽減できます。

効果的なエクササイズ

  1. 肩甲骨の動き改善:手の甲を内側に向けて体の真横につけ、グーッと手を伸ばすように力を入れる(10回×3セット)
  2. 腸腰筋トレーニング:膝を横に倒してつま先を天井に向け、膝の曲げ伸ばしを行う(10回×3セット)
  3. 多裂筋・腹横筋トレーニング:横向きに寝て手のひらを天井に向け、脇腹を縮めるように胸を張る(10回×3セット)

手首の運動も重要

腰痛がある場合、肩甲骨周りもガチガチになっている人が多く、手首も硬いことが多いため、手首を動かすトレーニングも効果的とされています。

継続的な運動については長期的な運動プログラムも参考にしてください。

ぎっくり腰と間違えやすい腰の病気

ぎっくり腰 痛み

ぎっくり腰と症状が似ている他の疾患についても知っておくことが大切です。適切な診断と治療のために、それぞれの特徴を理解しましょう。

主な疾患と特徴

  • 腰椎椎間板ヘルニア:椎間板が飛び出して神経を圧迫する病気。足のしびれを伴うことが多い
  • 腰部脊柱管狭窄症:神経の通り道が狭くなる病気。歩行時に症状が悪化する特徴
  • 腰椎すべり症:腰椎がずれる病気。慢性的な腰痛が継続する傾向
  • 腰椎圧迫骨折:高齢者に多く、骨粗鬆症が関連することが多い

これらの疾患は専門的な検査が必要なため、症状が長引く場合や足のしびれがある場合は医療機関での相談が重要です。

専門家の見解とセルフケアの効果

ぎっくり腰 痛み

専門家によると、ぎっくり腰の9割は原因不明とされていますが、適切なリハビリやトレーニングで改善が期待できる可能性があります。重要なのは急性期の適切な対処と、回復期における段階的な運動療法の実施です。

最初のうちは本当に治るのかなって心配になるかと思うんですけれども、先生を信じてちゃんとセルフケアをやれば、先ほども言いました通り1ヶ月過ぎたぐらいから改善してくるっていう感じがとてもしました。

セルフケア整体(動画 15:16)

セルフケアや適切なトレーニングにより、多くの患者さんが症状の改善を実感されています。諦めずに継続することが、回復への近道となります。

長期的なケアについては継続的な腰痛管理法についてもご確認ください。

ぎっくり腰の痛みに関するよくある質問

ぎっくり腰 痛み

Q. ぎっくり腰の痛みは突然襲ってくる激しい痛みですか?

A. はい、ぎっくり腰は突然発症する強烈な腰の痛みが特徴で、「魔女の一撃」と呼ばれるほど激しい痛みです。多くの方がその場で動けなくなってしまいます。

Q. 腰部に限局した痛みが主症状ですが、背中や仙腸関節にまで痛みが広がる場合もありますか?

A. はい、ぎっくり腰の痛みは腰部が中心ですが、症状によっては背中や仙腸関節まで痛みが広がることがあります。また、炎症の程度によって痛みの範囲が変わることもあります。

Q. ぎっくり腰になったら冷やすべきですか、温めるべきですか?

A. 発症直後の急性期(48-72時間)は患部を冷やすことが推奨される場合があります。炎症を抑える効果が期待されます。その後は温めることで血流を改善し、回復を促進できる可能性があります。

Q. ぎっくり腰は何日ぐらいで治りますか?

A. 一般的に1週間から10日ほどで自然に回復することが多いとされていますが、個人差があります。適切な対処法を行うことで回復を早めることが期待できます。症状が2週間以上続く場合は医療機関への受診をおすすめします。

Q. ぎっくり腰の予防にはどんな運動が効果的ですか?

A. 腸腰筋、多裂筋、腹横筋の3つのインナーマッスルを鍛えるトレーニングが効果的とされています。寝たままでもできる簡単なエクササイズから始めて、徐々に筋力と柔軟性を向上させることが重要です。

Q. ぎっくり腰と椎間板ヘルニアの違いは何ですか?

A. ぎっくり腰は急性の腰痛症で一般的には一時的な症状ですが、椎間板ヘルニアは椎間板が飛び出して神経を圧迫する病気です。ヘルニアの場合は足のしびれを伴うことが多く、より専門的な治療が必要になる場合があります。

Q. ぎっくり腰になった時、病院は何科を受診すべきですか?

A. 整形外科を受診することをおすすめします。症状が重篤な場合や、足のしびれなどの神経症状がある場合は、速やかに医療機関で検査を受けることが大切です。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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