最終更新:2025.05.29

【ぎっくり腰】座ると激痛、立つと楽になるのはなぜ?原因と自分でできる対処法を専門家が徹底解説

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

ぎっくり腰で座ると痛いのに立つと楽になる症状でお困りではありませんか?この特徴的な症状は、座った姿勢で腰椎への負担が大きくなる一方、立った姿勢では重力が全身に分散されて腰への負担が軽減されるために起こります。本記事では、この症状のメカニズムから効果的な対処法、専門家による実際の改善事例まで、20年以上の腰痛改善実績を持つ専門家の知見を基に詳しく解説します。正しい知識と適切な対処法で、つらい症状を根本から改善していきましょう

目次

なぜ座ると痛いのに立つと楽になるのか?そのメカニズムを解説

ぎっくり腰 座ると痛い 立つと楽

ぎっくり腰で座ると痛いのに立つと楽になる症状には、明確な生理学的理由があります。この症状のメカニズムを理解することで、適切な対処法を選択できるようになります。

座る姿勢での負担増加の詳細

座った姿勢では、腰椎のカーブが崩れやすくなり、椎間板や筋肉に大きな負担がかかります。特に、前かがみの姿勢になると椎間板内圧が立位時の約1.4倍に増加し、痛みが悪化する傾向があります。また、股関節や梨状筋も曲がった状態で筋肉の伸縮性が制限され、坐骨神経を圧迫しやすくなる可能性があります。デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けることで、この負担がさらに蓄積されていきます。

立つ姿勢での負担軽減のメカニズム

立っている時は、体幹が安定し、腰椎の自然なカーブが維持されるため、椎間板への圧力が分散されます。重力が全身に均等に分散され、特定の部位への集中的な負担が軽減されることで、痛みが楽になります。足や骨盤の筋肉も正常に機能しやすくなり、腰部の安定性が向上する傾向があります。また、血流も改善され、筋肉の緊張緩和にも効果的です。

両方の体を支える筋肉が働いていないので、ちょっと頑張りましょう。基本的には左足にもうちょっと力を入るようにしてあげないと、右側の負担は減っていかないんです。

森下 信英(nobu先生)(動画 00:08:04)

考えられる原因:なぜこの症状が起こるのか

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座ると痛いが立つと楽になる症状には、複数の原因が考えられます。正確な原因を把握することで、より効果的な治療方針を立てることができます。

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腰椎椎間板ヘルニアの可能性

椎間板ヘルニアでは、座った姿勢で椎間板内圧が上昇し、飛び出した髄核が神経を圧迫しやすくなる可能性があります。立った姿勢では圧力が軽減され、神経圧迫が和らぐため症状が改善する傾向があります。特に前屈動作で症状が悪化するのが特徴で、咳やくしゃみでも痛みが増強することがあります。

梨状筋症候群による神経圧迫

お尻の奥にある梨状筋が硬くなり、坐骨神経を圧迫する状態です。座った姿勢では梨状筋が伸張され、神経圧迫が強くなる可能性があります。立った姿勢では筋肉の緊張が緩和され、症状が軽減する場合があります。長時間のデスクワークや運動不足により、梨状筋の柔軟性が低下することが原因となることが多いです。

不良姿勢による筋肉の緊張と筋力低下

長時間のデスクワークや不適切な座り方により、腰回りの筋肉が慢性的に緊張した状態です。大腰筋や腸腰筋の短縮、大殿筋の弱化などが複合的に作用し、座位での痛みを引き起こす可能性があります。特に現代社会では、座位時間の増加により、このような筋肉のアンバランスが生じやすくなっています。

原因座位での症状立位での症状主な特徴
腰椎椎間板ヘルニア強い痛み・しびれ・放散痛症状の軽減前屈で悪化、咳・くしゃみでも痛み
梨状筋症候群お尻から足への痛み・しびれ痛みの軽減お尻の奥の深い痛み
筋肉の緊張・不良姿勢腰の重だるさ・こわばり楽になる長時間座位で徐々に悪化
坐骨神経痛お尻から足にかけての痛み症状の改善電気が走るような痛み

今すぐできる!座るときの痛みを和らげる対処法・応急処置

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座ると痛い症状に対して、今すぐ実践できる効果的な対処法をご紹介します。これらの方法は、症状の緩和と悪化の防止に役立ちます。

腰が重くてだるい腰痛の原因とは?痛みがあるときの対処法や治療法についても解説

無理のない範囲でのストレッチ法

お尻の筋肉や坐骨神経を刺激する梨状筋などをストレッチでほぐすと、痛みが軽減する可能性があります。ただし、痛みが強い場合は無理をせず、楽な範囲で行うことが大切です。仰向けに寝た状態で膝を胸に引き寄せるストレッチや、座った状態で片足を反対側の膝の上に置いて前屈するピジョンポーズなどが効果的です。

座りっぱなしを避ける工夫

長時間座り続けると、腰への負担が増加します。こまめに立ち上がり、軽い運動を挟むことが症状改善の鍵となります。30分から1時間に一度は立ち上がる習慣をつけ、可能であれば2-3分程度の軽いウォーキングやストレッチを行いましょう。

硬い椅子の選択と座り方の改善

柔らかい椅子やソファーは腰への負担が大きいため、なるべく硬い椅子を選びましょう。腰のカーブを保持できる椅子が理想的です。クッションを腰部に当てることで、自然なカーブを維持することも効果的です。

正しい座り方の実践

椅子に深く座ると、骨盤が後ろに傾き、腰に負担がかかります。浅く座り、背筋を伸ばし、足裏全体を床につけることを心がけましょう。両足は肩幅程度に開き、膝の角度は90度を保つことが理想的です。

立っている方が楽な場合の正しい姿勢と注意点

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立つと楽になる場合でも、正しい姿勢を保つことが重要です。間違った立ち方は症状を悪化させる可能性があります。

理想的な立ち姿勢のポイント

頭頂部から糸で引っ張られているイメージで、背筋を自然に伸ばします。肩の力を抜き、膝は軽く曲げた状態を保ちます。足裏全体で体重を支え、重心を足の中央に置くよう意識しましょう。耳、肩、腰、膝、足首が一直線上に並ぶことが理想的です。

長時間立位時の負担軽減策

同じ姿勢で長時間立ち続けると、腰や足への負担が蓄積されます。定期的に足の位置を変えたり、軽くストレッチを行ったりして、筋肉の緊張をほぐすことが大切です。片足ずつ小さな台に乗せて休ませる方法も効果的です。

立位時の注意すべきポイント

反り腰や猫背などの不良姿勢は避け、自然なS字カーブを維持することが重要です。また、片足に体重をかけて立つ癖がある場合は、両足に均等に体重をかけるよう意識しましょう。

専門家が推奨するストレッチとセルフケア

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ぎっくり腰の症状を改善するために、専門家が実際に効果を確認しているセルフケア方法をご紹介します。

腰痛を早く治す方法は?原因を明確にしてストレッチを行おう!痛みを強く感じる場合はぎっくり腰の可能性も!

足首、特に足の指がうまく握れていなかったのが、一番の弱点で悪かったところになります。

セルフケア整体(動画 00:03:19)

猫の手セルフケア法

手の指を「猫の手」のような形にして、電車の中や歩いている時にも実践できる簡単なセルフケアです。指の筋力を回復させることで、全身の支持機能を改善します。1日に何度でも実践でき、継続することで効果が現れます。

足の指のグー・パー運動

足の指をしっかりと握る(グー)動作と、広げる(パー)動作を繰り返します。足の指の筋力強化により、体を支える基盤を安定させます。1回10回を1日3セット程度から始め、徐々に回数を増やしていきましょう。

股関節の柔軟性向上ストレッチ

膝を抱えるようにして股関節を柔軟にするストレッチを行います。無理のない範囲で、ゆっくりと筋肉を伸ばしていきます。20-30秒間のストレッチを左右それぞれ3回程度行うことで、股関節の可動域が改善されます。

継続的なセルフケアの重要性

筋肉がつくまでに2-3ヶ月かかるため、セルフケアの継続が何より重要です。隙間時間を活用して、無理のない範囲で続けることが成功の秘訣です。

悪化させないために!ぎっくり腰でやってはいけないこと

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ぎっくり腰の症状を悪化させないために、避けるべき行動をしっかりと把握しておきましょう。

激しい運動や筋トレの禁止

痛みがある時の激しい運動や筋トレは、炎症を悪化させる可能性があります。安静にして症状が落ち着くまでは、無理な運動は控えましょう。特に重量挙げや激しいスポーツは避けるべきです。

強いマッサージや刺激の回避

強い力で腰を揉みほぐすことは、炎症を悪化させる危険性があります。患部への強い刺激は避け、優しいケアを心がけましょう。セルフマッサージを行う場合も、軽い圧で行うことが大切です。

長時間の安静による弊害

長すぎる安静は筋力低下を招き、回復を遅らせる可能性があります。痛みに配慮しながら、適度な活動を維持することが重要です。完全なベッド安静は2-3日程度にとどめましょう。

不適切な温熱療法

急性期の炎症がある場合、熱いお風呂での長風呂は症状を悪化させる可能性があります。ぬるめのお湯で短時間の入浴にとどめ、炎症が強い場合は冷却を優先しましょう。

禁止事項理由代替案
激しい運動・筋トレ炎症の悪化軽いウォーキング
強いマッサージ組織損傷の拡大優しいストレッチ
長時間の完全安静筋力低下・回復遅延適度な活動維持
熱いお風呂での長風呂炎症の促進ぬるめのお湯で短時間入浴

専門家による実際の改善事例とアプローチ

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実際の患者さんの改善事例を通じて、効果的な治療アプローチをご紹介します。

整体とストレッチのコラボ!体の不調をこれで解消

20年間の腰痛が3ヶ月で劇的改善した事例

20代から腰痛に悩み、40代でしびれまで発症した患者さんが、セルフケアの継続により3ヶ月で大幅に改善した実例があります。電車で1時間半立っているだけで歩けなくなるほどの症状から、普通に立っていられるまで回復しました。この事例では、手の指と足の指の筋力強化が特に効果的でした。

電車に乗っても全然立っていられるぐらいの耐久性ができました。4回目、5回目になってくると、もう全然普通に立っていても全然問題ないみたいな感覚になりました。

セルフケア整体(動画 00:09:35)

期間症状の変化活動レベルセルフケア内容
開始前電車1時間半で歩行困難日常生活に大きな支障なし
1ヶ月後立っている時間が延長電車通勤が可能に手足指の筋力強化
2ヶ月後しびれが大幅軽減長時間の立位が可能肩甲骨ケア追加
3ヶ月後ほぼ症状消失通常の日常生活復帰総合的なセルフケア

整体・整骨院での専門的アプローチ

専門機関では、症状の根本原因を特定し、個別の治療プランを立てます。骨盤矯正、筋肉調整、姿勢指導などを組み合わせた総合的なアプローチにより、症状の改善を図ります。治療の詳細については日本整形外科学会でも確認できます。

医療機関受診の明確な目安

症状が2週間以上改善しない場合、しびれが強い場合、発熱を伴う場合は、必ず医療機関を受診しましょう。特に、排尿・排便障害がある場合は緊急性が高く、即座に受診が必要です。腰痛対策の詳細は厚生労働省腰痛対策もご参照ください。

ぎっくり腰で座ると痛い症状に関するよくある質問

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Q. なぜ座ると痛いのに立つと楽になるのですか?

A. 座った姿勢では腰椎への負担が大きくなり、椎間板内圧が立位時の約1.4倍に上昇します。一方、立った姿勢では重力が全身に分散され、腰への負担が軽減されるため楽に感じます。この生理学的メカニズムにより、明確な症状の差が生じます。

Q. どのような疾患の可能性がありますか?

A. 腰椎椎間板ヘルニア、梨状筋症候群、坐骨神経痛、筋筋膜性腰痛などの可能性があります。症状が2週間以上続く場合や、しびれを伴う場合は専門医の診断を受けることを強くおすすめします。

Q. 自分でできる効果的な対処法はありますか?

A. 無理のない範囲でのストレッチ、30分〜1時間ごとの立ち上がり、硬い椅子の使用、正しい座り方の実践などが効果的です。特に手の指と足の指の筋力強化が、根本的な改善につながる可能性があります。

Q. やってはいけないことは何ですか?

A. 激しい運動や筋トレ、強いマッサージ、長時間の完全安静、熱いお風呂での長風呂などは症状を悪化させる可能性があるため避けましょう。特に急性期の強い刺激は炎症を悪化させる危険があります。

Q. どれくらいの期間で改善が期待できますか?

A. 個人差がありますが、適切なセルフケアを継続した場合、1ヶ月頃から改善を実感し始め、3ヶ月程度で大幅な改善が期待できます。筋肉がつくまでに2-3ヶ月かかるため、継続的な取り組みが何より重要です。

Q. いつ病院に行くべきですか?

A. しびれが強い場合、症状が2週間以上改善しない場合、発熱を伴う場合は早期に医療機関を受診してください。特に排尿・排便障害がある場合は緊急性が高く、即座の受診が必要です。

Q. 予防方法はありますか?

A. 正しい姿勢の維持、定期的な運動、適度なストレッチ、長時間同じ姿勢を避ける、体重管理、デスクワーク環境の改善などが予防に効果的です。特に座り方と立ち方の見直しが重要なポイントです。

まとめ:根本的な症状改善と再発予防のために

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ぎっくり腰で座ると痛いが立つと楽になる症状は、座位での腰椎への負担増加と立位での負担軽減という明確な生理学的メカニズムによるものです。適切な対処法を継続することで、多くの場合において根本的な改善が期待できます

最も重要なのは、症状の背景にある根本原因を正しく理解し、日常生活の中で無理のない範囲でセルフケアを継続することです。特に手の指と足の指の筋力強化、正しい姿勢の維持、適度な運動習慣の確立が、長期的な改善と再発防止につながります。

しかし、症状が2週間以上改善しない場合や悪化する場合、しびれを伴う場合は、専門医の診断を受けることが大切です。早期の適切な対応により、慢性化を防ぎ、日常生活の質を維持・向上させることができます。

あなたの症状改善のために、今日から実践できることから始めてみましょう。継続こそが、健康な腰を取り戻す最も確実な道筋です。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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