最終更新:2025.05.20

首痛に鍼治療は効果ある?原因から施術内容・選び方まで徹底解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

首の痛みは現代人の多くが抱える悩みです。長時間のデスクワークやスマホ使用、不良姿勢などが原因となり、慢性的な首の痛みに悩まされていませんか?さまざまな治療法がある中で、鍼治療は首痛に対して効果的なアプローチとして注目されています。

鍼治療は、こっている筋肉を直接刺激し、血行を促進することで効果が期待できます。筋肉の硬直を緩和し、痛みを感じる神経の反応を抑制する効果もあります。本記事では、首痛に対する鍼治療の効果やメカニズム、施術内容から鍼灸院の選び方まで、専門的な視点から詳しく解説します。

首痛に対する鍼治療は、単なる対症療法ではなく、神経系や筋肉への複合的なアプローチにより効果を発揮します。特に長期間続く慢性的な首痛には、継続的な治療が効果的です。

首の痛みに対する鍼治療は、患部の筋肉の緊張を直接緩和するだけでなく、神経系にも作用して痛みの信号そのものを抑制する効果があります。これにより、一時的な痛みの軽減だけでなく、根本的な改善へと導くことができるのです。

目次

首痛への鍼治療とは?基本的な効果とメカニズム

首痛 鍼治療

鍼治療は東洋医学に基づく治療法で、細い鍼を特定のツボや筋肉に刺すことで、体のバランスを整え、様々な症状の改善を促します。特に首痛に対しては、以下のようなメカニズムで効果を発揮します。

なぜ鍼治療は首の痛みに効果があるのか?

首の痛みに鍼治療が効果的とされる理由は主に三つあります。

筋肉の硬直をほぐす効果

鍼は、首の筋肉の緊張や硬直を直接刺激し、ほぐす効果があります。特に、長時間のデスクワークやスマホ使用によって緊張した首の筋肉に対して、適切な刺激を与えることで筋肉の緊張を緩和します。

血行促進効果

鍼の刺激により、血液やリンパの流れが改善し、酸素や栄養素が筋肉に届きやすくなります。これにより、筋肉の回復を促し、疲労物質を排出します。血行が良くなることで、慢性的な首こりや痛みの改善が期待できます。

神経の反応抑制

鍼は、痛みを感じる神経の反応を抑制し、炎症を軽減する効果も期待できます。このため、急性の首痛だけでなく、慢性的な痛みにも効果が期待できるのです。

特に現代人に多い「ストレートネック」は、首の自然なカーブが失われた状態で、交感神経の過剰な働きも伴い、首の痛みの大きな原因となっています。鍼治療によって交感神経と副交感神経のバランスを整えることで、根本的な改善を目指します。

首痛に対する効果鍼治療のメカニズム期待される改善
筋肉の緊張緩和緊張した筋肉への直接刺激こりの軽減、可動域の改善
血行促進鍼刺激による血流量増加疲労物質の排出、回復促進
神経反応の調整痛覚を伝える神経の抑制痛みの軽減、炎症の抑制
自律神経の調整交感神経と副交感神経のバランス改善ストレス軽減、全身の緊張緩和

こんな首の症状に鍼治療がおすすめ

首痛 鍼治療

鍼治療は様々な首の症状に効果が期待できますが、特に以下のような症状に対して効果的であることが報告されています。

首こり・肩こりによる痛み

長時間のデスクワークやスマホ使用による姿勢の悪化から生じる首こりや肩こりは、鍼治療の得意とする領域です。首の後ろや肩周辺の筋肉の緊張を直接緩和し、慢性的なこりを改善します。

頭痛や目の疲れを伴う首の症状

首の痛みと頭痛、目の疲れやめまいは密接に関連していることが多いです。特に首の筋肉が緊張すると、頭部への血流が制限され、頭痛や眼精疲労につながることがあります。鍼治療は首の筋肉の緊張を緩和することで、これらの症状も同時に改善する可能性があります。

ストレスや自律神経の乱れによる首の痛み

ストレスや自律神経の乱れも首の痛みの原因となりえます。鍼治療は自律神経のバランスを整える効果があり、ストレスが原因の首の痛みにも効果が期待できます。特に交感神経の過剰な活動を抑え、リラックス状態へと導くことで、筋肉の緊張を和らげることができます。

寝違えなどの急性の首の痛み

寝違えなどの急性の首の痛みに対しても、鍼治療は効果的です。急性の場合は、痛みが強く筋肉が固まっている状態ですが、適切な刺激を与えることで血行を改善し、緊張した筋肉をほぐすことができます。

神経由来の手や腕のしびれを伴う首の痛み

首の痛みとともに、手や腕にしびれや痛みが出る場合、神経の圧迫や炎症が原因かもしれません。鍼治療は神経周囲の血行を改善し、炎症を抑制することで、しびれ症状の緩和が期待できます。

首の痛みについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。また、肩こりの改善方法正しい姿勢を保つためのエクササイズも参考にしてください。

鍼治療のメリット・デメリット(副作用・注意点)

首痛 鍼治療

鍼治療には様々なメリットがありますが、同時に理解しておくべきデメリットや注意点もあります。

鍼治療のメリット

薬に頼らない自然な治療法

鍼治療は薬物を使用せず、体の自然治癒力を高める治療法です。そのため、薬の副作用を気にする方や、長期的に薬を使用したくない方にとって魅力的な選択肢となります。

根本的な改善を目指せる

痛み止めなどの薬物療法が一時的な症状緩和にとどまるのに対し、鍼治療は筋肉の緊張緩和や血行促進を通じて、根本的な原因にアプローチします。適切な治療と生活習慣の改善を組み合わせることで、長期的な改善が期待できます。

全身の不調も同時に改善できる可能性

首の痛みだけでなく、頭痛、肩こり、腰痛、自律神経の乱れなど、全身の不調も同時に治療できる場合があります。東洋医学の考え方に基づき、体全体のバランスを整えるアプローチを取るためです。

鍼治療は多くの首痛患者にとって、薬に頼らない持続的な改善策として最適な選択肢となる可能性があります。特に慢性的な症状を抱える方には試してみる価値があるでしょう。

鍼治療のデメリット・注意点

鍼治療には、まれに副作用(内出血など)が起こる可能性があります。事前に説明を受けるようにしましょう。

効果を実感するまで複数回の治療が必要な場合がある

症状の程度や慢性化の状態によっては、即効性を感じにくい場合があります。特に慢性的な首の痛みやこりの場合、継続的な鍼治療が必要な場合があります。一般的には5〜10回程度の治療で効果を実感される方が多いですが、個人差があります。

保険適用外の場合が多い

鍼灸治療は、特定の疾患や条件を満たす場合のみ健康保険が適用されます。多くの場合は自費診療となるため、料金面での負担を考慮する必要があります。料金は施術内容や地域によって異なりますが、一般的に1回あたり3,000円〜10,000円程度です。

施術者の技術や経験によって効果に差がある

鍼治療の効果は、施術者の技術や経験に大きく依存します。そのため、信頼できる鍼灸院や鍼灸師を選ぶことが重要です。

鍼治療の流れと施術内容

首痛 鍼治療

初めて鍼治療を受ける方は、どのような流れで施術が行われるのか気になるでしょう。一般的な鍼治療の流れをご紹介します。

初診時の問診と検査

初めて受診する際は、まず詳しい問診が行われます。首の痛みの状態、いつから始まったか、どのような動作で痛みが強くなるかなど、症状について詳しく聞かれます。また、既往歴や現在服用している薬などについても確認されるでしょう。

問診の後は、首の動きや痛みのある部位の触診などの検査が行われます。筋肉の緊張状態や痛みの原因となっている可能性のある部位を特定します。

鍼施術の実際

使用される鍼について

鍼治療で使用される鍼は、髪の毛ほどの細さの使い捨て鍼が一般的です。衛生面でも安全に配慮されています。初めて受ける方は痛みを心配されますが、多くの場合、チクッとした軽い刺激を感じる程度で、強い痛みを伴うことはほとんどありません。

施術の流れ

施術時は、基本的に仰向けや横向き、うつ伏せなどの姿勢で行われます。首の周辺だけでなく、肩、背中、腕、さらには足など、症状に関連する部位にも鍼を施すことがあります。

一般的な施術の流れは以下の通りです:

  1. 痛みのある部位やその周辺の筋肉の状態を確認
  2. 治療に必要なツボや筋肉を特定
  3. 皮膚を消毒
  4. 鍼を刺入(多くの場合、数ミリ〜数センチ程度)
  5. 必要に応じて鍼を回したり、刺激を加える
  6. 10〜20分程度そのまま留置
  7. 鍼を抜去

施術時間は、準備や片付けを含めて30分〜1時間程度が一般的です。

施術後の感覚

施術直後は、多くの方が首の軽さや動きやすさを実感されます。血行が良くなったことによる温かさや、リラックス感を感じる方も多いです。ただし、体質や症状によっては、一時的に疲労感を感じたり、治療部位に軽い内出血が生じることもあります。

鍼治療の効果を高めるために知っておきたいこと

首痛 鍼治療

治療頻度と期間

首痛の症状や状態によって、適切な治療頻度は異なります。一般的な目安としては:

  • 急性の痛み(寝違えなど):1週間に2〜3回
  • 慢性的な首こり・首痛:週1〜2回
  • 予防・メンテナンス:2週間〜1ヶ月に1回

効果を感じ始めるまでには個人差がありますが、多くの場合、3〜5回程度の治療で何らかの変化を感じ始めることが多いようです。慢性的な首痛の場合は、根本的な改善のために継続的な鍼治療が必要な場合があります。

鍼治療と併用したいセルフケア

鍼治療の効果をより高め、持続させるためには、日常生活での心がけやセルフケアも重要です。

首の周りを温める

首や肩の周りを温めることで、血行が促進され、筋肉の緊張が緩和されます。入浴時に首や肩をしっかり温めたり、温湿布やカイロなどを活用して首を温めることで、鍼治療の効果を持続させることができます

姿勢の改善

首痛の多くは不良姿勢が原因です。特にデスクワークやスマホ使用時は、以下の点に注意しましょう:

  • モニターの高さを目線と同じか、やや下になるように調整する
  • 椅子に深く腰掛け、背中を自然に伸ばす
  • スマホを見るときは、なるべく目線を下げず、デバイスを持ち上げる
  • 長時間同じ姿勢を続けない(30分に1回は姿勢を変える、立ち上がるなど)

首のストレッチ

適切なストレッチを行うことで、首の筋肉の緊張を緩和し、柔軟性を高めることができます。代表的なストレッチとしては:

  • 首を前後左右にゆっくり傾ける
  • 肩をすくめて5秒キープし、力を抜く動作を繰り返す
  • 首を回すように円を描く(強い痛みがある場合は避ける)
セルフケアの種類実践方法期待される効果
温熱ケア入浴、温湿布、カイロの使用血行促進、筋肉の緊張緩和
姿勢改善モニター位置調整、定期的な休憩首への負担軽減、ストレートネック予防
ストレッチ首の前後左右傾け、肩すくめ筋肉の柔軟性向上、緊張緩和
ツボ押し天柱、風池、肩井などのツボを押す血行促進、神経の緊張緩和
睡眠環境改善適切な枕選び、寝姿勢の調整首への負担軽減、寝違え予防

ストレッチは痛みを感じない範囲で行い、無理をしないことが重要です。痛みがある場合は、専門家に相談してから行いましょう。

適度な休息と睡眠

首の筋肉も含め、体の回復には適切な休息と質の良い睡眠が不可欠です。首に負担をかけない枕選びも重要なポイントです。高すぎず低すぎない、自分の体型に合った高さの枕を選びましょう。

信頼できる鍼灸院の選び方

首痛 鍼治療

鍼治療の効果は施術者の技術や経験に大きく左右されます。信頼できる鍼灸院を選ぶためのポイントをご紹介します。

資格と専門性を確認

鍼灸師は国家資格です。施術者が適切な資格を持っているか確認しましょう。また、首痛や頚椎の問題に対する専門知識や経験が豊富な鍼灸院を選ぶと良いでしょう。

清潔さと衛生管理

鍼は皮膚に刺す治療法のため、衛生管理は特に重要です。使い捨ての鍼を使用しているか、施術室や待合室が清潔に保たれているかなどをチェックしましょう。

丁寧な問診と説明

初回の問診や説明が丁寧な鍼灸院は、施術も丁寧である可能性が高いです。症状について詳しく聞き、治療方針や施術内容をわかりやすく説明してくれる鍼灸院を選びましょう。

口コミや評判を参考に

実際に治療を受けた方の口コミや評判は、鍼灸院選びの参考になります。ただし、効果には個人差があることも理解しておきましょう。

料金体系の透明性

料金体系が明確で、追加料金などについても事前に説明があると安心です。初診料や再診料、施術料などがどのように設定されているか確認しましょう。

アクセスのしやすさ

継続して通院することを考えると、自宅や職場からアクセスしやすい立地の鍼灸院を選ぶことも重要です。特に慢性的な首痛の場合、定期的に通院することになるため、通いやすさは重要な選択基準となります。

首痛の鍼治療に関するよくある質問

首痛 鍼治療

Q. 首痛に鍼治療はどのくらい効果がありますか?

A. 首痛に対する鍼治療は、研究によると60〜70%の患者さんに効果があるとされています。特に筋肉の緊張が原因の首痛には即効性を感じる方も多く、3〜5回の治療で何らかの改善を実感できるケースが多いです。ただし、神経の圧迫や骨の変形などが原因の場合は、効果の現れ方や程度に個人差があります。継続的な治療と生活習慣の改善を組み合わせることで、長期的な効果が期待できます。

Q. 鍼治療は痛いですか?

A. 鍼治療で使用される鍼は非常に細く(髪の毛程度)、多くの患者さんは「チクッ」とした軽い刺激を感じる程度で、強い痛みを感じることはあまりありません。鍼を刺した後に「重だるさ」や「張り感」、「温かさ」などの感覚(これを得気と言います)を感じることがありますが、これは効果の現れとされています。痛みに不安がある場合は、事前に鍼灸師に伝えることで、より痛みを感じにくい施術方法を選んでもらえます。

Q. 鍼治療はどのくらいの頻度で受けるべきですか?

A. 首痛の症状や状態によって適切な頻度は異なります。急性の痛み(寝違えなど)の場合は1週間に2〜3回、慢性的な首こり・首痛の場合は週1〜2回、予防やメンテナンスとしては2週間〜1ヶ月に1回程度が一般的です。効果を感じ始めるまでには個人差がありますが、多くの場合3〜5回程度の治療で何らかの変化を感じることが多いようです。最適な頻度は専門家との相談で決めるのが良いでしょう。

Q. 鍼治療には副作用がありますか?

A. 鍼治療は比較的安全な治療法ですが、まれに副作用が起こる可能性があります。一般的な副作用としては、刺した部位の軽い内出血、施術後の一時的な疲労感や眠気、稀に「置き鍼」が折れるなどのトラブルがあります。重篤な副作用はごく稀ですが、施術者の技術や経験によって安全性が左右されることもあるため、信頼できる鍼灸院を選ぶことが重要です。また、妊娠中の方やペースメーカーを使用している方など、特定の条件下では注意が必要な場合があります。鍼治療を受ける前に、持病や服用中の薬などについて必ず伝えておきましょう。

Q. 首の痛みにはどのようなツボが効果的ですか?

A. 首の痛みに効果的なツボには、「天柱(てんちゅう)」、「風池(ふうち)」、「肩井(けんせい)」などがあります。天柱は首の後ろの髪の生え際から下に指2本分ほど下がったところにあり、首の痛みや頭痛に効果があります。風池は後頭部の骨の出っ張りと耳の後ろの骨の間にあるくぼみにあり、首の痛みやめまいに効果があります。肩井は肩の上部、首の付け根から指3本分ほど外側にあり、肩こりや首こりに効果があります。これらのツボは自分でも押すことができますが、鍼治療ではより深部まで刺激することができ、効果が高いとされています。ただし、セルフケアでツボを強く押しすぎると逆効果になることもあるため、適度な力で行いましょう。

Q. 鍼治療と整体やマッサージの違いは何ですか?

A. 鍼治療、整体、マッサージはそれぞれアプローチが異なります。鍼治療は細い鍼を用いて特定のツボや筋肉を刺激し、血行促進や神経反応の調整などを通じて痛みを緩和します。整体は主に骨格や関節の歪みを調整することで、筋肉のバランスを整え痛みを軽減する施術です。マッサージは手技で筋肉をほぐし、血行を促進することで痛みやこりを和らげます。首痛の原因や症状によって、最も効果的な治療法や、これらを組み合わせた治療が異なります。例えば、筋肉の緊張が主な原因であればマッサージが、骨格の歪みが原因であれば整体が、神経性の痛みであれば鍼治療が効果的なケースが多いです。自分の症状に合った治療法を専門家と相談して選ぶことをおすすめします。

Q. 首痛を予防するための日常生活での注意点は?

A. 首痛を予防するためには、姿勢の改善、定期的なストレッチ、適切な睡眠環境の整備などが重要です。デスクワークやスマホ使用時は、首を前に出す「ストレートネック」と呼ばれる姿勢に注意し、モニターの高さを調整したり、定期的に休憩を取ったりすることが効果的です。また、首の筋肉をストレッチして柔軟性を保つこと、自分に合った高さの枕を使用することも首痛予防に役立ちます。さらに、ストレス管理も重要です。ストレスがたまると筋肉が緊張しやすくなるため、適度なリラックスタイムを持つようにしましょう。これらの予防策と併せて、定期的な鍼治療やマッサージなどのケアを受けることで、首痛の発生や慢性化を防ぐことができます。

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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