最終更新:2025.05.20

首痛と手のしびれの原因は?考えられる7つの病気と対処法を専門医が徹底解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

首痛と手のしびれが同時に発生する場合、何らかの神経の圧迫や障害が起きている可能性があります。この症状は日常生活に大きな支障をきたし、放置すると症状が悪化することもあるため注意が必要です。本記事では、首痛と手のしびれの主な原因となる疾患や、自宅でできる対処法、専門医への受診タイミングについて詳しく解説します。症状の改善には適切な原因の特定と早期の対応が重要です。いずれの症状も長引く場合は、専門医による適切な診断を受けることをおすすめします。

「ストレートネックになるとですね、具合悪くなったり、吐き気がしたり頭痛がしたり、あとずっとなんか肩凝ってるとか、こういうようなことが起きるわけです」

理学療法士 笹川先生(動画 00:27)

目次

首痛と手のしびれの主な症状とセルフチェック方法

首痛 手のしびれ

首痛と手のしびれが同時に起こる場合、単なる肩こりや疲れとは区別すべき症状です。以下のような症状がある場合は、神経の圧迫や障害が起きている可能性があります。

  • 首を動かすと痛みが増す
  • 手や腕にしびれや痛みが広がる
  • 指先の感覚が鈍くなる
  • 物をつかむ力が弱くなる
  • 長時間同じ姿勢でいると首痛や手のしびれが悪化する
  • 腕や肩に力が入りにくい

肩こりからくる体調不良の原因と対策|なぜ肩こりで体調が悪くなるのか

特に朝起きた時に首痛や手のしびれの症状が強い場合や、日常生活に支障をきたすレベルの痛みやしびれがある場合は、早めに専門医への受診を検討しましょう。

首から腕の神経の痛みと手足のしびれについて

なぜ起こる?首痛と手のしびれの5つの原因とメカニズム

首痛 手のしびれ

首痛と手のしびれが同時に発生する主な原因は、首から腕にかけて走る神経(頚神経根や腕神経叢)が何らかの理由で圧迫されることにあります。この圧迫は以下のような状況で発生します:

原因メカニズム主な影響
加齢による変形頚椎の椎間板や骨の変形が神経を圧迫首から腕、手にかけての痛みやしびれ
不良姿勢長時間のデスクワークやスマホ使用による姿勢の悪化筋肉の緊張、神経の圧迫
外傷事故やスポーツ外傷による組織損傷急性の痛みとしびれ
筋肉の過緊張ストレスや過労による筋肉の緊張神経の圧迫、血行不良
ストレートネック首の自然なカーブの喪失による神経圧迫首から肩、腕にかけての痛みとしびれ

これらの原因によって、首から腕や手に向かう神経が圧迫され、首痛や手のしびれといった症状が生じます。特に長時間同じ姿勢を続けるデスクワークや、スマートフォンを見る際の前傾姿勢(ストレートネック)は、現代人に多い首痛と手のしびれの原因の一つです。

ストレートネックは整体で治る?おすすめのストレッチもあわせてご紹介

ストレートネックと神経圧迫のメカニズム

特に現代人に多いストレートネックは、首痛と手のしびれの重要な原因の一つです。本来、首の骨(頚椎)はゆるやかなカーブを描いていますが、長時間の前傾姿勢によってこのカーブが失われると、首の筋肉に過度の負担がかかり、神経が圧迫されることで症状が現れます。

「ストレートになると首のここの筋肉が硬くなって、ここに神経が通ってるんで、腕がだるくなったりとか、痛みに感じたり、頭痛がしたりっていうような症状が起きるわけです」

理学療法士 笹川先生(動画 02:09)

要注意!首痛と手のしびれから考えられる代表的な7つの疾患

首痛 手のしびれ

首痛と手のしびれが同時に現れる場合、以下のような疾患が考えられます。それぞれの症状と特徴を理解し、自分の状態に当てはまるかどうかをチェックしましょう。

1. 頚椎症

頚椎症は、加齢による頚椎の変形や、椎間板の圧迫によって神経が刺激され、首や肩の痛み、手のしびれを引き起こす可能性がある状態です。特に50歳以上の方に多く見られる疾患ですが、若い世代でも不良姿勢や過度の負担によって発症することがあります。


頚椎症の特徴的な症状として、首を後ろに反らすと痛みやしびれが増強することや、朝起きた時に症状が強く出ることがあります。

2. 頚椎椎間板ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニアは、頚椎の間にあるクッションの役割をする椎間板が飛び出し、神経を圧迫することで首痛や手のしびれを引き起こす疾患です。突然の首の痛みや、特定の腕や手の指にしびれが集中して現れることが特徴です。首痛や手のしびれに加えて、腕の脱力感や筋力低下を伴うこともあります。

この疾患は、重い物を持ち上げる動作や、急な首の動きによって発症することがあります。症状は徐々に進行する傾向があり、早期の治療が重要と考えられています。

3. 胸郭出口症候群

胸郭出口症候群は、首から胸にかけての神経や血管が、筋肉や骨によって圧迫されることで発症する疾患です。特に腕を上げた状態を長時間維持すると首痛や手のしびれの症状が悪化し、手や腕の痺れ、冷感、痛みなどが現れます。

デスクワークや特定のスポーツをする方に多く見られ、肩甲骨周辺の筋肉のバランスが崩れることで発症リスクが高まります。

4. 頚椎椎間関節症

頚椎椎間関節症は、首の椎骨同士をつなぐ小さな関節(椎間関節)に炎症や変形が生じる疾患です。首痛と手のしびれに加えて、首の動きが制限されたり、頭痛を伴ったりすることがあります。特に首を後ろに反らしたり、横に傾けたりすると痛みが増す特徴があります。

5. 脊髄症

脊髄症は、脊髄自体が何らかの理由で圧迫されることで起こる症状です。首痛や手のしびれだけでなく、歩行障害や膀胱直腸障害などのより重篤な症状を引き起こす可能性があります。症状が進行性の場合や、足にもしびれや麻痺がある場合は、脊髄症の可能性を考える必要があります。

6. 腕神経叢障害

腕神経叢は、首から腕に向かう神経の束で、これが何らかの理由で障害を受けると、首痛や腕、手のしびれを引き起こします。外傷や繰り返しの動作、特定の姿勢などが原因となることがあります。首痛と手のしびれに加えて、特定の筋肉の弱さや感覚の異常を伴うことが特徴です。

7. 外傷性頚部症候群(むち打ち症)

交通事故などによる首への衝撃で、首の筋肉や靭帯、神経などが傷害を受ける状態です。首痛や手のしびれに加えて、頭痛やめまい、吐き気などの症状が現れることがあります。症状は事故直後から出現することもあれば、数日〜数週間後に徐々に現れることもあります。

自分でできる?首痛と手のしびれの3つの応急処置と予防ストレッチ

首痛 手のしびれ

首痛と手のしびれの症状を緩和するために、自宅でできるケア方法をご紹介します。ただし、これらは一時的な対処法であり、症状が継続する場合は必ず専門医に相談してください。

1. 安静とアイシング

症状が急に現れた場合や、痛みが強い場合は、まず安静にすることが大切です。首や肩に負担をかけないよう、無理のない範囲で安静を保ちましょう。また、痛みがある部分に氷嚢などを当て、15分程度冷やすことで炎症を抑える効果が期待できます。

2. 専門家推奨のストレートネック改善トレーニング

ストレートネックが原因の首痛と手のしびれの場合、以下のトレーニングが効果的です。特に電気筋(肩の前の筋肉)と肩甲挙筋を鍛えることで、首の負担を軽減することができます。

「ストレートネックを改善させる運動とストレッチについて。どこを働かせるべきかと言うと電気筋っていう筋肉と、肩甲挙筋っという肩の前の筋肉です」

理学療法士 笹川先生(動画 03:13)

  1. 電気筋トレーニング:
    • 手のひらを前に向け、肘を曲げた状態で前に出す
    • 反対の手で肘を内側に入らないように押さえる
    • 押さえている側に力を入れ、10秒間キープ
    • 両側交互に3セット行う
  2. 肩甲挙筋トレーニング:
    • 手のひらを下に向け、肘を曲げる
    • 反対の手で手首を押さえ、曲がらないようにする
    • 10秒間キープし、両側交互に行う
  3. 小胸筋ストレッチ:
    • 鎖骨の下にある小胸筋を優しくマッサージする
    • 神経や動脈が通る部分なので、優しく行う

3. 温熱療法と筋肉のリラクゼーション

急性期(24〜48時間)を過ぎたら、温熱療法も効果的です。首や肩の周りを温めることで血行が促進され、筋肉の緊張が緩和されます。入浴時に首や肩を暖める、または温かいタオルを首に巻くなどの方法が簡単です。温めた後は、ゆっくりと首を回したり、肩をすくめたり下げたりする軽いストレッチを行うと効果的です。

日常生活での予防策

首痛と手のしびれを予防するには、日常生活での姿勢や習慣も重要です:

  • デスクワーク時は定期的に姿勢を正し、休憩を取る
  • スマートフォンの使用時間を制限し、目線が下がりすぎないよう注意
  • PC画面は目線と同じ高さに設置する
  • 適切な枕を使用し、睡眠中の首の負担を軽減する
  • 定期的なストレッチで首や肩の筋肉をほぐす

専門医に相談すべき5つのケースと医療機関での検査・治療法

首痛 手のしびれ

自己対処で首痛や手のしびれの症状が改善しない場合や、以下のような状況では、早めに専門医(整形外科や脳神経外科)を受診しましょう:

  • 痛みやしびれが2週間以上続く
  • 手や腕の力が明らかに弱くなった
  • 日常生活に支障をきたすほどの症状がある
  • 痛みが急激に悪化した
  • 腕や手だけでなく、足にもしびれが出現した場合(脊髄の病気の可能性)

医療機関での検査

医療機関では、首痛と手のしびれの症状の原因を特定するために以下のような検査が行われることがあります:

  • レントゲン検査:頚椎の骨の変形や異常を確認
  • MRI検査:神経や軟部組織の状態を詳細に観察
  • CT検査:骨の状態を立体的に確認
  • 神経伝導検査:神経の働きを調べる検査

医療機関での主な治療法

診断結果に基づき、以下のような治療が行われることがあります:

治療法内容適応症例
薬物療法消炎鎮痛剤、筋弛緩剤、ビタミン剤など初期〜中等度の症状
物理療法温熱療法、低周波療法、牽引療法など筋緊張や軽度の神経圧迫
装具療法頚椎カラーなどによる首の固定急性期の安静が必要な場合
リハビリテーション専門家による適切な運動療法慢性期の筋力強化や姿勢改善
手術療法椎間板ヘルニアの摘出や脊柱管の拡大など保存療法で改善しない重度の症状


症状や原因によって適切な治療法は異なるため、自己判断せず、専門医の診断に基づいた治療を受けることが重要です。特に症状が悪化している場合や、神経症状が強い場合は早急な受診が必要です。

日常生活で気をつけるべき6つのポイントと再発防止策

首痛 手のしびれ

首痛と手のしびれの再発を防ぐためには、日常生活での注意点や習慣の改善が重要です。以下のポイントを意識して生活することで、症状の悪化や再発を予防しましょう。

1. 正しい姿勢を意識する

デスクワークやスマートフォンの使用時など、日常生活のあらゆる場面で正しい姿勢を意識することが大切です。特に以下の点に注意しましょう:

  • 背筋を伸ばし、顎を引いた状態を保つ
  • 肩の力を抜き、自然な位置に保つ
  • PC作業時は画面が目線と同じ高さになるよう調整する
  • スマートフォンを見る際は、なるべく目線を下げずに持つ

2. 適切な休息と運動のバランス

同じ姿勢を長時間続けることは、首や肩に大きな負担をかけます。以下のように休息と運動のバランスを取りましょう:

  • 1時間に1回は姿勢を変え、軽いストレッチを行う
  • 定期的な有酸素運動で全身の血行を促進する
  • 肩甲骨周りの筋肉を意識したトレーニングを取り入れる
  • 過度な運動や負荷は避け、適切な強度を保つ

3. 睡眠環境の改善

睡眠中の姿勢も、首痛や手のしびれに大きく影響します。良質な睡眠のために以下の点を意識しましょう:

  • 首のカーブを自然に保てる高さの枕を選ぶ
  • 横向きで寝る場合は、首が曲がりすぎないよう注意
  • 適度な硬さのマットレスを使用する
  • 寝る前のストレッチで筋肉の緊張をほぐす

4. ストレス管理

ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、首痛や手のしびれを悪化させる原因になります。ストレスを軽減するために:

  • 深呼吸や瞑想などのリラクゼーション法を取り入れる
  • 趣味や好きな活動に時間を割く
  • 適度な運動でストレスを発散する
  • 必要に応じて、ストレス管理の専門家に相談する

5. 職場環境の整備

デスクワークが多い方は、職場環境を整えることが重要です:

  • エルゴノミクスに配慮した椅子やデスクを使用する
  • パソコンの画面は目線より少し下になるよう調整する
  • キーボードやマウスの位置は肘が90度に曲がる高さに設定する
  • 頻繁に使うものは手の届きやすい位置に置く

6. 定期的なセルフケア

症状がない時でも、定期的なセルフケアを行うことで予防効果が高まります:

  • 週に2〜3回は首や肩のストレッチを行う
  • 入浴時に首や肩の筋肉をほぐす
  • 定期的に姿勢をチェックする習慣をつける
  • 症状が出始めたらすぐに対処する

まとめ:つらい首痛と手のしびれ、7つの対策で改善しよう!

首痛 手のしびれ

首痛と手のしびれは、日常生活の質を大きく低下させる辛い症状です。しかし、適切な対処と治療によって改善することが可能です。本記事でご紹介した内容をまとめると:

  1. 首痛と手のしびれの主な原因は、神経の圧迫や障害
  2. 頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群などの疾患が考えられる
  3. 自宅でできる対処法として、適切なストレッチや筋力トレーニングがある
  4. 正しい姿勢と適切な休息が症状の予防と改善に重要
  5. 睡眠環境の改善で朝の首痛や手のしびれを軽減できる
  6. ストレス管理と職場環境の整備で再発を防止
  7. 症状が改善しない場合は、早めに専門医の診断を受けることが重要

痛みやしびれが長期間続く場合や、日常生活に支障をきたす場合は、自己判断せず、整形外科や脳神経外科などの専門医に相談しましょう。早期の適切な治療が、症状の改善と健康な生活の回復への近道です。

首痛と手のしびれに関するよくある質問

首痛 手のしびれ

Q. 首痛と手のしびれが同時に発生している場合、考えられる病気は何ですか?

A. 首痛と手のしびれが同時に発生する場合、頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群などが考えられます。これらの疾患では、首から腕にかけての神経や血管が圧迫されることで症状が現れます。加齢による変形、不良姿勢、外傷などが原因となることが多く、症状が続く場合は専門医による適切な診断が必要です。

Q. ストレートネックは首痛と手のしびれの原因になりますか?

A. はい、ストレートネックは首痛と手のしびれの原因になります。ストレートネックは首の自然なカーブが失われた状態で、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、現代人の生活習慣によって増加しています。この状態では首の筋肉に過度の緊張が生じ、神経が圧迫されることで、首の痛みだけでなく、肩こりや手のしびれ、頭痛などの症状が現れることがあります。

Q. 首痛と手のしびれを自宅で改善するにはどうすればいいですか?

A. 自宅での改善法としては、適切なストレッチや筋力トレーニング、姿勢の改善、温熱療法などが効果的です。特に電気筋や肩甲挙筋のトレーニング、小胸筋のストレッチが推奨されます。また、長時間同じ姿勢を続けないよう意識し、定期的に休憩を取ることも重要です。ただし、症状が続く場合や悪化する場合は、自己対処だけでなく専門医の診断を受けることをおすすめします。

Q. どのような場合に医師の診察を受けるべきですか?

A. 次のような場合は、早めに整形外科や脳神経外科を受診することをおすすめします:①痛みやしびれが2週間以上続く場合、②手や腕の力が明らかに弱くなった場合、③日常生活に支障をきたすほどの症状がある場合、④痛みが急激に悪化した場合、⑤腕や手だけでなく、足にもしびれが出現した場合(脊髄の病気の可能性があります)。早期の専門的な診断を受けることで、症状の進行を防ぎ、より効果的な治療が可能になります。

Q. 首痛と手のしびれを予防するための日常生活での注意点は何ですか?

A. 予防のためには、正しい姿勢を意識することが最も重要です。特にデスクワークやスマートフォンの使用時は、背筋を伸ばし、顎を引いた姿勢を保ちましょう。また、PC画面は目線と同じ高さに調整し、長時間同じ姿勢を続けないよう、定期的に休憩を取りましょう。適切な枕や寝具の選択も重要で、首のカーブを自然に保てるものを選ぶことで、睡眠中の負担を軽減できます。さらに、定期的なストレッチや適度な運動で、首や肩の筋肉をバランスよく鍛えることも効果的です。

Q. 首痛と手のしびれに対する治療法にはどのようなものがありますか?

A. 治療法は症状の原因や重症度によって異なりますが、主な治療法には以下のようなものがあります:①薬物療法(消炎鎮痛剤、筋弛緩剤、ビタミン剤など)、②物理療法(温熱療法、低周波療法、牽引療法など)、③装具療法(頚椎カラーなどによる首の固定)、④リハビリテーション(専門家による適切な運動療法)、⑤手術療法(重度の症状で保存療法が効果がない場合)。専門医の診断に基づいた適切な治療を受けることが重要です。

Q. 首痛と手のしびれは完全に治りますか?

A. 首痛と手のしびれの完治可能性は、原因となる疾患や症状の重症度、治療の早さによって異なります。早期に適切な治療を開始した場合、多くのケースで症状は改善します。特に不良姿勢や筋肉の緊張が主な原因である場合は、適切なストレッチや姿勢改善で良好な結果が期待できます。ただし、加齢による変形や重度の神経圧迫がある場合は、完全な回復が難しいこともあります。いずれの場合も、専門医の指導のもと、継続的なケアと生活習慣の改善が重要です。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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