最終更新:2025.05.29

脊柱管狭窄症の薬リリカ副作用完全ガイド:安全な服用のための全知識

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

脊柱管狭窄症の神経障害性疼痛治療でリリカ(プレガバリン)を処方された方が最も気にされるのが副作用の問題です。リリカの主な副作用は、めまい・傾眠(33.0%)、浮動性めまい(19.6%)、末梢性浮腫(13.4%)で、まれに意識消失、心不全などの重大な副作用も報告されています。本記事では専門医監修のもと、副作用の対策と対処法を詳しく解説します。

目次

脊柱管狭窄症でリリカ(プレガバリン)が処方される理由と作用機序

脊柱管狭窄症 薬 リリカ 副作用

脊柱管狭窄症は、加齢に伴い脊柱管が狭くなることで神経が圧迫され、腰痛や下肢の神経障害性疼痛・しびれを引き起こす疾患です。この神経障害性疼痛は従来の鎮痛薬では効果が限定的であるため、リリカ(一般名:プレガバリン)が第一選択薬として広く処方されています。

さらに、リリカの薬理作用は、興奮した神経細胞のカルシウムチャネルのα2δサブユニットに結合し、神経伝達物質の過剰な放出を抑制することにあります。このため、従来の鎮痛剤では効果が期待できない神経由来の痛みやしびれを効果的に緩和する可能性があります。

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プレガバリンは神経障害性疼痛治療薬として、帯状疱疹後神経痛、線維筋痛症に伴う疼痛、神経障害性疼痛に使用される。通常の鎮痛剤とは作用機序が異なり、神経の興奮を直接抑制する薬物である。

医薬品医療機器総合機構(PMDA)添付文書情報より

投与段階用量(1日量)服用方法効果発現期間
初期投与75mg(25mgカプセル×3錠)1日2回(朝・夕)1〜2週間
維持投与150mg〜300mg1日2回(朝・夕)効果に応じて調節
最大投与量600mg1日2回分割患者の状態により調節

リリカの主な副作用一覧:発現頻度と重要度別分類

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特に、リリカを服用する際に知っておくべき副作用について、臨床試験データに基づいて発現頻度と重要度に分けて詳しく解説します。リリカの副作用は、その症状や重篤度により適切な対応が必要です。

高頻度で出現する精神神経系副作用

最も注意が必要な副作用群で、多くの患者さんが経験される症状です:

  • 傾眠(33.0%):最も頻度の高い副作用で、日中の強い眠気や意識レベルの低下を引き起こす可能性があります※PMDA添付文書より
  • 浮動性めまい(19.6%):ふらつき感や平衡感覚の障害で、転倒リスクが増加する傾向があります
  • 意識消失:まれですが重篤な副作用として報告されており、運転や機械操作は禁止されます
  • 記憶障害・認知機能低下:長期服用時に集中力や記憶力の低下が見られる可能性があります

消化器系および代謝系副作用

また、消化器症状も比較的よく見られる副作用です。これらの症状は薬物の全身への作用により出現します:

  • 吐き気・便秘:腹痛、下痢、食欲不振などの消化器症状
  • 体重増加:食欲増加と代謝への影響により体重が増加する可能性があります
  • 低血糖:特に糖尿病患者では血糖値の低下に注意が必要です

重大な副作用の初期症状と緊急対応方法

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さらに重要なのは、リリカには、まれではありますが命に関わる重大な副作用が報告されていることです。これらの重篤な副作用は早期発見が治療の鍵となります。

このため、早期発見・早期対応のために、以下の症状と対応方法を覚えておくことが重要です。

循環器・呼吸器系の重大な副作用

以下の副作用は生命に関わる可能性があるため特に注意が必要です:

  • 末梢性浮腫(13.4%):手足のむくみで、心不全の初期症状の可能性があります
  • 心不全・肺水腫:息切れ、胸痛、急激な体重増加を伴う重篤な副作用
  • 間質性肺炎:発熱、咳、呼吸困難などの症状で緊急対応が必要です
重大な副作用初期症状・兆候緊急度対応
意識消失・重度の傾眠強い眠気、ふらつき、集中力の著しい低下、反応の鈍さ即座に医師連絡、運転・機械操作禁止
心不全・肺水腫息切れ、浮腫の急激な悪化、胸痛、急な体重増加最高緊急受診(救急外来)
劇症肝炎・肝機能障害倦怠感、食欲不振、黄疸、尿の色の変化血液検査による早期発見・医師相談
腎不全・腎機能障害尿量減少、浮腫、倦怠感、血圧上昇定期的な腎機能検査・医師相談
間質性肺炎発熱、空咳、呼吸困難、胸部不快感最高即座に医療機関受診

専門家の見解:リリカ副作用管理の重要ポイント

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神経障害性疼痛治療におけるプレガバリンの使用では、副作用のリスクベネフィット評価が重要である。特に高齢者や腎機能低下患者では、初期量を通常の半量から開始し、慎重な用量調節を行う必要がある。

この専門家の見解によれば、リリカの副作用管理には個別化医療の概念が重要です。患者の年齢、腎機能、併用薬、基礎疾患などを総合的に評価し、最適な治療計画を立てることが求められます。また、定期的なモニタリングにより副作用の早期発見と適切な対応が可能になり、安全で効果的な疼痛治療の継続につながります。特に脊柱管狭窄症患者では、QOL向上と安全性確保のバランスを取った治療戦略が必要であると考えられています。

副作用が出現した場合の段階的対処法と相談窓口

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一方で、副作用が出現した場合の適切な対応方法について、症状の程度と緊急度別に詳しく解説します。リリカの副作用対応では、症状の重篤度を正確に評価し、適切な医療機関への相談タイミングを判断することが重要です。

軽度副作用への対処(自宅での観察可能)

具体的には、軽度のめまいや眠気、軽微な浮腫の場合:

  • 用量調節の検討:医師の指示に従い、1日量を25mg〜75mg減量することで症状改善が期待できます
  • 服用時間の最適化:就寝前の投与量を増やし、日中の投与量を減らすことで日中の眠気を軽減
  • 生活習慣の調整:十分な休息、水分制限(浮腫対策)、転倒予防措置の実施
  • 経過観察:症状日記をつけて医師に報告し、治療効果との関連性を評価

中等度以上の副作用への対処

自己判断による中止は離脱症状の危険があります。

特に、リリカは急な中止により不眠、吐き気、頭痛、下痢などの離脱症状が出現する可能性があります。適切な減量プロトコルに従った段階的中止が必要です:

  • 段階的減量:医師の指示により、少なくとも1週間以上かけて徐々に減量
  • 代替薬の検討:タリージェ(ミロガバリン)など他の神経障害性疼痛治療薬への変更
  • 併用療法:非薬物療法(理学療法、神経ブロック)との組み合わせによる総合的アプローチ

緊急時の相談窓口と医療機関連携

また、以下の相談窓口を症状の緊急度に応じて使い分けることが重要です:

  • 処方医・整形外科医:副作用の評価と治療方針の調整、定期的な経過観察
  • 調剤薬剤師:薬物相互作用や服用方法の相談、副作用モニタリング
  • かかりつけ医:他疾患との関連性評価、総合的な健康管理
  • 緊急時:救急外来(呼吸困難、意識消失、胸痛時の迅速対応)

リリカの安全な服用のための正しい知識と注意点

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また、リリカを安全かつ効果的に服用するための重要なポイントを、医師の臨床経験に基づいてまとめます。適切な服用方法の理解により、副作用リスクを最小化しながら治療効果を最大化することが可能です。

基本的な服用方法と用量調節

リリカの用量調節は、患者の個別因子を考慮した慎重なアプローチが必要です:

  • 標準的な服用法:1日2回(朝・夕食後)、水またはぬるま湯で服用
  • 初期投与量:75mg/日から開始し、1週間ごとに効果と副作用を評価
  • 増量の目安:痛みの改善が不十分で副作用が軽微な場合、150mg→300mg→600mgへ段階的増量
  • 高齢者での調整:腎機能低下により25mg〜50mg/日から開始し、より慎重な監視が必要

服用時の重要な禁止事項と注意点

さらに、以下の点は服用開始前に必ず確認し遵守してください:

  • 運転・機械操作の禁止:傾眠、めまい、意識消失の可能性があるため絶対禁止
  • アルコールとの併用禁止:中枢神経抑制作用が増強され危険
  • 他の中枢神経系薬剤との併用注意:睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬との併用は慎重に
  • 妊娠・授乳中の使用:胎児・乳児への影響が不明のため医師と十分相談

リリカの詳細な添付文書情報は医薬品医療機器総合機構(PMDA)で確認できます。また、厚生労働省の医薬品安全性情報も参考にしてください。

定期検査の重要性と検査項目

このため、長期服用時には以下の検査を定期的に受けることが推奨されます。定期的な検査により副作用の早期発見と適切な対応が可能になります:

検査項目検査頻度目的異常時の対応
肝機能検査(ALT、AST)3ヶ月ごと肝機能障害の早期発見減量・中止の検討
腎機能検査(クレアチニン、BUN)3ヶ月ごと腎機能低下の監視用量調整・中止検討
血糖値・HbA1c月1回(糖尿病患者)低血糖リスクの評価血糖管理の強化
体重・浮腫チェック月1回心不全の早期発見循環器専門医紹介

リリカの薬物動態と個別化医療アプローチ

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特に、リリカの薬物動態を理解することで、より安全で効果的な治療が可能になります。プレガバリンは主に腎臓から未変化体のまま排泄されるため、腎機能に応じた用量調節が重要です。

一方で、高齢者では加齢に伴う腎機能低下により、薬物の血中濃度が上昇しやすく、副作用リスクが増加する傾向があります。このため、クレアチニンクリアランスに基づいた用量設定が推奨されます。

腎機能別用量調節ガイドライン

  • 正常腎機能(CLcr≥60mL/min):標準用量(75-600mg/日)
  • 軽度腎機能低下(CLcr 30-59mL/min):用量を50%に減量
  • 中等度腎機能低下(CLcr 15-29mL/min):用量を25%に減量
  • 重度腎機能低下(CLcr<15mL/min):使用を避けるか、専門医と相談

リリカ以外の治療選択肢と総合的な疼痛管理

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一方で、リリカの副作用が問題となる場合や効果が不十分な場合、他の治療選択肢も検討できます。現代の疼痛医学では、単一の薬物療法ではなく、多角的なアプローチが推奨されています。

特に、医師と相談の上、以下の代替療法を検討してみてください。

他の薬物療法オプション

神経障害性疼痛に対する薬物療法は、作用機序の異なる複数の選択肢があります:

  • タリージェ(ミロガバリン):リリカと同様の神経障害性疼痛治療薬で、副作用プロファイルが異なる傾向があり、特にめまいの頻度が低い可能性があります
  • デュロキセチン:SNRI系抗うつ薬で神経障害性疼痛にも効果が期待でき、うつ症状の併存例に特に有効
  • ガバペンチン:リリカの前世代薬で、一部の患者で有効な場合があり、用量調節の自由度が高い
  • トラマドール:中枢性鎮痛薬として併用療法に使用される可能性があり、多様な痛みに対応

非薬物療法との組み合わせ

また、薬物療法と非薬物療法の組み合わせにより、相乗効果が期待できます:

  • 理学療法:ストレッチ、筋力強化、歩行訓練による機能改善と痛みの軽減
  • 神経ブロック療法:硬膜外ブロック、選択的神経根ブロックによる局所的疼痛制御
  • 装具療法:腰椎コルセット、歩行補助具の使用による症状緩和
  • 認知行動療法:疼痛に対する心理的アプローチと痛みの認知再構成

手術療法の検討

薬物療法で改善が得られない重症例では、外科的治療も選択肢となります:

  • 椎弓切除術:神経の圧迫を直接解除する根治的治療
  • 脊椎固定術:不安定性がある場合の根治的治療法
  • 脊髄刺激療法:難治性疼痛に対する最新の低侵襲治療

脊柱管狭窄症の薬リリカに関するよくある質問

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Q. リリカの主な副作用は何ですか?頻度も教えてください。

A. リリカ(プレガバリン)の主な副作用は、傾眠(33.0%)、浮動性めまい(19.6%)、末梢性浮腫(13.4%)です。その他、意識消失、心不全、筋肉の脱力感、低血糖などの重大な副作用も報告されています。精神神経系副作用が最も頻度が高く、消化器系では吐き気、便秘、腹痛、下痢なども見られる傾向があります。

Q. リリカを服用中にめまいが起きた場合はどうすればよいですか?

A. めまいが起きた場合は、まず安全な場所で休息を取り、自動車の運転や危険を伴う機械の操作を絶対に避けてください。軽度であれば様子を見ても構いませんが、症状が続く場合や悪化する場合は、医師や薬剤師に相談し、用量調節や服用時間の変更を検討する必要があります。転倒予防のため、立ち上がる際はゆっくりと動作することも重要です。

Q. リリカの副作用が心配ですが、自己判断で服用を中止してもよいですか?

A. リリカの自己判断による急な中止は非常に危険です。急な中断によって、不眠、吐き気、頭痛、下痢などの離脱症状があらわれる可能性があります。減量の際は少なくとも1週間以上かけて徐々に減量していく必要があるため、必ず医師の指示に従ってください。副作用が気になる場合は、まず医師に相談して適切な対処法を決めることが大切です。

Q. リリカ服用中に注意すべき重大な副作用はありますか?

A. 重大な副作用として、意識消失、心不全、肺水腫、劇症肝炎、腎不全、間質性肺炎、低血糖などが報告されています。息切れ、胸痛、強い倦怠感、食欲不振、黄疸、尿量減少、発熱や咳、呼吸困難などの症状が現れた場合は、すぐに医療機関を受診してください。これらの症状は生命に関わる可能性があるため、緊急性が高いと判断されます。

Q. リリカ服用中に体重が増加しましたが、これは副作用ですか?

A. はい、体重増加はリリカの副作用の一つです。浮腫(むくみ)と関連して起こることが多く、特に長期服用時に見られる傾向があります。月に2kg以上の急激な体重増加や息切れを伴う場合は、心不全の可能性もあるため、すぐに医師に相談することをお勧めします。定期的な体重測定と浮腫のチェックが重要です。

Q. 高齢者がリリカを服用する際の特別な注意点はありますか?

A. 高齢者では腎機能が低下していることが多く、リリカの副作用が出やすい傾向があります。より慎重な投与が必要で、通常より少ない量(25mg〜50mg/日)から開始し、定期的な腎機能検査や肝機能検査を受けることが重要です。また、転倒リスクが高まるため、めまいやふらつきには特に注意が必要で、家族による見守りや住環境の整備も大切です。

Q. リリカと他の薬との飲み合わせで注意すべきことはありますか?

A. リリカは他の中枢神経抑制薬(睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬など)と併用すると、眠気やめまいなどの副作用が強く出る可能性があります。また、糖尿病治療薬との併用では低血糖のリスクが高まることがあります。アルコールとの併用は中枢神経抑制作用が増強され危険です。必ず医師や薬剤師に現在服用中のすべての薬(市販薬、サプリメントを含む)を伝えてください。

日常生活でのセルフケアと疼痛管理のコツ

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また、薬物療法と併せて、以下のセルフケアも脊柱管狭窄症の症状改善に効果が期待できます。日常生活の工夫により、薬物の効果を最大化し、副作用を最小化することが可能です:

推奨される運動・理学療法

適切な運動療法は、痛みの軽減と機能改善に重要な役割を果たします:

  • ウォーキング:前かがみの姿勢で痛みが軽減される範囲で実施し、血行促進と筋力維持
  • 水中歩行:浮力により腰への負担を軽減しながら、安全な有酸素運動が可能
  • ストレッチ:腰部・下肢の筋肉の柔軟性向上により神経の圧迫を緩和
  • コアトレーニング:体幹筋群の強化による脊椎安定化と姿勢改善

生活習慣の改善

さらに、日常生活の改善により症状の進行を抑制できます:

  • 姿勢の工夫:シルバーカーや手押し車の使用で前かがみ姿勢を維持し、症状緩和
  • 体重管理:適正体重の維持により腰椎への負担軽減と症状改善
  • 温熱療法:入浴、温湿布等で血行促進と筋肉弛緩を図る
  • 住環境整備:段差解消、手すり設置による転倒予防と安全確保

リリカ治療における長期予後と生活の質向上

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最終的に、リリカを用いた脊柱管狭窄症治療の目標は、単に痛みを軽減することだけではなく、患者のQOL(生活の質)向上と日常生活機能の改善にあります。適切な副作用管理と効果的な疼痛制御により、多くの患者で良好な長期予後が期待できます。

特に、早期からの適切な治療介入により、症状の進行を抑制し、手術を回避できる可能性があります。また、定期的な医師とのコミュニケーションにより、治療方針の最適化と副作用の早期発見が可能になります。

したがって、脊柱管狭窄症におけるリリカの使用は、神経障害性疼痛に対して高い効果が期待できる一方で、副作用についても十分理解した上で服用することが重要です。

特に、副作用が出現した場合は、自己判断せず必ず医療機関に相談し、適切な対応を受けるようにしてください。また、定期的な検査を受け、医師の指示に従って治療を継続することで、安全かつ効果的な疼痛管理が可能になります。

最終的に、薬物療法だけでなく、理学療法や生活習慣の改善などの総合的なアプローチにより、脊柱管狭窄症による痛みと上手に付き合い、質の高い生活を維持していくことができます。この記事が、リリカを服用されている方の不安軽減と適切な治療継続の一助となれば幸いです。ご不明な点や心配なことがあれば、遠慮なく医師や薬剤師にご相談ください。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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