最終更新:2024.07.19

ばね指が治らない原因5つを解説!手術の必要性とは?

「指を曲げ伸ばしすると引っかかる感じがする…。ばね指がなかなか治らない。」

「もしかして手術するしかないの?」

 

ばね指に悩み、このような不安を抱えている方は少なくありません。

実は、ばね指が治りにくい原因はいくつかあり、適切な対処法を知ることが大切です。

ばね指が治らない主な原因として、以下が考えられます。

 

  • 1. 十分な安静が取れていない
  • 2. 指に負担がかかる動作を繰り返している
  • 3. 痛みを無視してストレッチやマッサージをおこなっている
  • 4. 妊娠・出産や更年期などによるホルモンバランスの変化
  • 5. 基礎疾患や健康状態の悪化

 

これらの原因が重なると、ばね指の症状が悪化し、最終的には手術が必要になる可能性もあります。

 

本記事では、なかなか治らないばね指への効果的な対処法と、手術の必要性についてくわしく解説します。

正しい知識を身につけることで、ばね指の症状改善や適切な治療選択につながります。

 

ぜひ最後までお読みいただき、ご自身のばね指対策にお役立てください。

ばね指が治らない5つの原因

ばね指 治らない

ばね指が治らないおもな原因についてくわしく解説します。

1.安静が保てていない

ばね指の治療には適切な安静が不可欠です。

日常生活や仕事で過度に指を使いつづけてしまうと炎症がおさまらず、治りが遅くなります。

2.同じ動作を続けている

ばね指の原因となる動作をくりかえすことで、症状が悪化します。

たとえば、長時間のパソコンタイピングやスマートフォンの過度な操作などがあげられます。

これらの動作は、指の腱や腱鞘に負担をかけ続けることになり、ばね指の治癒を遅らせることにつながりかねません。

3.痛みがあるのにストレッチやマッサージをしている

痛みを感じる状態で無理にストレッチやマッサージをおこなうと、かえって症状が悪化します。

炎症がある時期には、適切な医療専門家の指導なしに自己流の処置をおこなうことは避けるべきです。

まずは安静を保つことを意識し、痛みがつづく場合は無理をせず医療機関を受診しましょう。

4.妊娠・出産や更年期などホルモンの変化がある

ホルモンの変化は、ばね指の発症や悪化に影響を与えることがあります。

とくに、妊娠中や産後、更年期の女性はホルモンバランスが変わることで症状が出やすくなります。

この時期は体の変化に注意をはらい、早めの対処が重要です。

5.病気がある、健康状態が悪い

糖尿病やリウマチなどの慢性疾患は、ばね指の発症リスクを高めることがあります。

これらの基礎疾患や全身の健康状態の悪化が、指先の循環を悪くさせ、ばね指の治りを遅くする要因となりえます。

そのため、全身の健康管理がばね指の治療には重要です。

ばね指の診断方法

ばね指 治らない

ばね指の正確な診断は、適切な治療につながる重要なステップです。

おもな診断方法について解説します。

1. 症状の確認と問診

医師は以下のような症状や状況についてくわしく聞きとりをおこないます。

 

  • 指の痛みや腫れの有無
  • 指の動きに引っかかりや引っ掛かる感覚の有無
  • 症状が出始めた時期や悪化のタイミング
  • 日常生活や仕事での指の使用状況

 

これらの情報は、ばね指の重症度や原因を特定する上で重要な手がかりとなります。

2. 身体診察

医師が直接指をさわって診察し、以下のような点を確認します。

 

  • 指の付け根部分(手のひら側)の腫れや押したときの痛みの有無
  • 指を曲げ伸ばしした際の引っかかりの有無
  • 腱鞘の厚み

 

身体診察は、ばね指の物理的な症状を直接確認できる重要な診断ステップです。

この段階でばね指と診断される場合もあります。

3. 超音波検査

必要に応じて超音波検査をおこない、以下の点を精密に観察します。

 

  • 腱の肥厚の程度
  • 腱鞘の炎症や滑膜の肥厚状態
  • 腱の動きの異常

 

超音波検査は痛みがなく、軟部組織の状態をくわしく調べられる有用な検査方法です。

ばね指の多くのケースで超音波検査がおこなわれています。

4. レントゲン検査

レントゲン検査は、ばね指を直接診断するものではありません。

以下の目的でレントゲン検査をおこないます。

 

  • 関節の変形や損傷の有無の確認
  • ほかの疾患(関節炎など)の除外

 

レントゲン検査は、骨や関節の状態を確認し、ほかの疾患と鑑別するのに役立ちます。

 

ばね指のレントゲン検査について、以下の記事でくわしく解説しています。

ばね指の診断にレントゲンは必要?知っておきたいポイントを解説!

ばね指の症状をやわらげる対処法

ばね指 治らない

ばね指の治療には、以下のような対処法があります。

 

  • 安静を保つ
  • 指の負担を減らす
  • 痛みをともなわないストレッチとマッサージ

 

それぞれくわしく解説します。

安静を保つ方法

指をできるだけ使わず、安静を保つための工夫を紹介します。

 

  • スプリントを使用して指を固定する
  • 痛みを感じる動作をひかえる
  • 夜間はスプリントを装着して就寝する
  • 家事や仕事で指を使う際は、休憩をこまめにとる

 

適度な安静は炎症をおさえ、治癒を促進する重要な要素です。

とくにばね指の場合は、指の使いすぎが原因となることが多く、その原因動作をひかえることが症状をやわらげます。

指の負担を減らす方法

日常生活で指にかかる負担を減らすために、以下を試してみましょう。

 

  • エルゴノミクスキーボードやマウスを使用する
  • 家事用品は握りやすい太めのハンドルの道具を選ぶ
  • スマートフォンの使用時間を短くする
  • 重い物を持つときは両手や腕全体を使う

 

エルゴノミクスキーボードとは、自然な姿勢でタイピングしやすいキーボードのことで、人間工学にもとづいて設計されています。

また、包丁や調理器具などを握りやすいものにすることで、指に負担をかけにくくすることが効果的です。

このように、日常的に使用するものを指に負担がかかりにくいものに変更することも、ばね指の症状を緩和する方法のひとつです。

 

指先を使うことを避けられない場合、作業時間を減らしたり、指先以外に力を分散する工夫が痛みをやわらげるのに有効でしょう。

 

これらの工夫により、日常生活での指への負担を軽減することが期待できます。

痛みをともなわないストレッチとマッサージの方法

痛みをともなわない方法でおこなえるストレッチやマッサージをするために、以下をおこないましょう。

 

  • 手首のストレッチをおこなう
  • 手のひらを軽くマッサージする
  • 手を温めてからマッサージをする
  • 指を優しく曲げ伸ばしする(痛みのない範囲で)

 

ストレッチやマッサージは、血行促進や柔軟性の維持に役立ちます。

しかし、痛みがあったり、ケア中に痛みを感じながら継続したりすることで、ばね指の症状を悪化させてしまうことがあります。

その際は、すぐに中止することが重要です。

 

具体的なセルフケアは、以下の動画を参考にしてください。

誰でも簡単に、どこでもおこなえることがメリットです。

ばね指の医療機関での治療法

ばね指 治らない

医療機関では、ばね指の治療に以下をおこないます。

 

  • 保存療法(薬物療法やリハビリテーションなど)
  • 手術療法

 

症状の程度や患者さんの状況に応じて、適切な治療法が選択されます。

それぞれの治療法について見ていきましょう。

保存療法

保存療法は、手術をおこなわずに症状の改善を目指す治療法です。

状態によって以下の治療が選択されます。

 

  • 【薬物療法】
  • ・内服薬:炎症を抑えるための非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を処方される
  • ・注射療法:ステロイド注射により、腱鞘周囲の炎症を直接おさえる

 

  • 【物理療法(リハビリテーション)】
  • ・超音波療法:深部組織の炎症を軽減する
  • ・ストレッチ指導:適切な方法で柔軟性を維持する
  • ・マッサージ:血行促進と組織の柔軟性向上する

 

  • 【装具療法(患部の固定)】
  • ・スプリント装着:指や手首を固定し、安静を保つ
  • ・テーピング:過度な動きを制限し、痛みを軽減する

これらの治療法を組み合わせることで、多くの場合で症状の改善が期待できます。

手術療法

保存療法で改善が見られない場合や、症状が重い場合には手術療法が検討されます。

ばね指の手術療法は、おもに以下の2種類です。

 

  1. 腱鞘切開術(けんしょうせっかいじゅつ)
  2. 内視鏡手術

 

それぞれの特徴について以下にまとめました。

 

  • 【腱鞘切開術】
  • ばね指の手術でもっとも一般的な手術方法
  • 局所麻酔下で実施
  • 狭くなった腱鞘を切開し、腱(けん)の滑りを改善
  • 日帰り手術が可能な場合も

 

  • 【内視鏡手術】
  • 腱鞘切開術より低侵襲な方法
  • 小さな切開で実施
  • 回復が早く傷跡も目立ちにくい

 

手術後は、適切なリハビリテーションをおこなうことで、よりよい回復が期待できます。

ただし、回復するまでの期間は個人差が大きく、なかには2か月以上かかることもあります。

症状が治らない、むしろ症状が悪化しているなどの場合は、手術をした医療機関へ相談しましょう。

ばね指の手術の必要性

ばね指 治らない

ばね指の多くは保存療法で改善します。

しかし、症状が重度だったり長期間治らなかったりする場合には手術が検討されます。

ここでは、ばね指の手術の必要性についてくわしく解説します。

手術が必要なケース

以下のような状況では、手術が推奨される場合があります。

 

  • 日常生活や仕事に著しい支障がある
  • 痛みが強く生活の質が著しく低下している
  • 3〜6ヶ月の保存療法で改善が見られない
  • 指が完全にロックされ、自力で曲げ伸ばしができない状態がつづいている
  • 糖尿病や関節リウマチなどの既往がある場合で保存療法の効果が期待できない

 

医師は患者さんの状況を総合的に判断し、手術の必要性を決定します。

ただし、一概に上記が基準となるわけではありません。

医療機関によって方針も異なるため、ばね指と診断を受けて手術に不安を感じる方は医師に相談しましょう。

手術の効果とリスク

ばね指の手術をすることで、以下のようなメリットとリスクがあります。

 

  • 【手術のメリット】
  • 高い治療効果(多くの場合、症状が完全に改善)
  • 比較的短時間の手術(通常30分程度)
  • 多くの場合、日帰り手術が可能

 

  • 【手術のリスク】
  • 感染症のリスク(低確率だがありうる)
  • 一時的な痛みや腫れ
  • まれに、神経損傷や腱の損傷の合併
  • 再発の可能性(5〜10%程度)

 

手術の効果は高く、多くの患者さんであきらかな症状の改善が見られます。

しかし、どんな手術でもリスクはともなうため、手術を受けるならあらかじめ理解しておきましょう。

手術後のリハビリについて

手術後のリハビリテーションは、術後の回復を促進し、再発を防ぐために非常に重要です。

時期ごとのリハビリの概要をまとめました。

 

  • 術後1〜2週間:傷の保護と安静が中心
  • 2週間後〜:徐々に指の動きを増やす
  • 4〜6週間後:通常の日常生活動作が可能に
  • 6週間以降:仕事や運動への完全復帰

 

以下は具体的なリハビリの内容です。

 

  • 軽いストレッチやエクササイズ
  • 徐々に負荷を増やす握力トレーニング
  • 日常生活動作の練習
  • 必要に応じて、物理療法(超音波治療など)

 

リハビリの進め方は個人差が大きいです。必ず医師や理学療法士の指導のもとでおこないましょう。

適切なリハビリをおこなうことで、より早く、より確実な回復が期待できます。

痛みがあったり、リハビリで痛みが出現したりする場合は中止して安静にしましょう。

ばね指が治らない原因を理解し日常生活での注意点を意識しましょう

ばね指 治らない

ばね指は適切な対処と治療により、多くの場合改善が期待できる症状です。

しかし、ばね指がなかなか治らないことに不安を感じている方も多いはずです。

 

ばね指が治らない原因として、この記事では以下の5つをあげました。

 

  1. 十分な安静が取れていない
  2. 指に負担がかかる動作を繰り返している
  3. 痛みを無視してストレッチやマッサージをおこなっている
  4. 妊娠・出産や更年期などによるホルモンバランスの変化
  5. 基礎疾患や健康状態の悪化

 

今一度、自分にあてはまる行動がないか、確認してみましょう。

もしあてはまる場合は、早急に改善する必要があります。

 

ばね指は決してめずらしい症状ではありません。

適切な対処と治療をおこなうことで、症状の改善と日常生活の質の向上が期待できます。

 

この記事の情報を参考に、ご自身の症状と向き合い、必要に応じて医療機関に相談することをおすすめします。

治らないばね指についてのよくある質問

ばね指 治らない

なかなか治らないばね指について、よくある質問にお答えします。

産後のばね指が治らない。どうしたらいい?

ホルモンバランスを整える生活を心がけましょう。

産後のばね指は、ホルモンバランスの変化が大きく関係しているためです。

具体的に、以下の方法があげられます。

 

  • バランスのよい食事をとる(ばね指の予防にもなるビタミンB6やビタミンEなどを含む食品を積極的に摂取)
  • 適度な運動をおこなう(ばね指に負担をかけない全身運動)
  • 十分な睡眠をとる
  • ストレス管理をおこなう(ばね指の症状悪化を防ぐため)

 

産後のホルモンバランスは、一般的に産後3〜6か月で正常に戻るといわれています。

母乳育児の場合は、卒乳後3か月です。

しかしお子さんのお世話でなかなか眠れず、一概に出産したすべての方があてはまるともいえません。

そのため、短時間でも休めるように以下の方法を試してみてください。

 

  • 家族や友人にサポートをもとめる
  • 赤ちゃんの睡眠中に休憩をとる
  • リラックス法(深呼吸や瞑想など)を実践する

 

産後や卒乳後、1年以上経過しても改善がみられない場合は、医療機関に相談しましょう。

ばね指が注射で治らないと聞いたけど、本当?

ばね指自体を注射で完全に治すことは難しいです。

なぜなら、ばね指に対しておこなう注射(おもにステロイド注射)は、以下のような効果であるためです。

 

  • 炎症をおさえる
  • 痛みを軽減する
  • 腫れを軽減する

 

ばね指の治療に使用される注射は、痛みを改善することには効果が高く、その効果は約3か月つづくと言われています。

そのため根本的に治ったと感じる方もいるでしょう。

しかし、ばね指を引き起こす根本原因が解決しなければ、いつかは再発します。

注射は何度も打てるわけではありません。

ばね指の原因を明確にし、再発予防をすることが重要です。

ばね指の手術をしても治らないことはある?

ばね指の手術は一般的に高い成功率を誇りますが、完全に治らないケースもまれにあります。

以下のような場合が考えられます。

 

  • 手術後のリハビリテーションが不十分な場合
  • 手術後も指に過度な負担をかけつづける場合
  • 手術の合併症(感染や神経損傷など)が起こった場合
  • 基礎疾患(糖尿病や関節リウマチなど)がコントロールされていない場合

 

手術後も適切なケアと生活習慣の改善が重要です。

リハビリテーションをしっかりとおこなうことで、よい結果が得られるでしょう。

ただし、手術後も症状がつづいたり、再発したりする場合は、速やかに医師に相談してください。

再評価や追加の治療が必要となる可能性があります。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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