最終更新:2025.05.14

肩こりからくる体調不良の原因と対策|なぜ肩こりで体調が悪くなるのか

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

「肩がこるとなぜか頭痛もするし、気分も優れない…」「肩のこりがひどくなると吐き気や食欲不振を感じることがある」というお悩みはありませんか?肩こりは単なる局所的な不調ではなく、全身の体調不良へと波及することがあります。本記事では、肩こりによる頭痛やめまい、吐き気などの体調不良が起こるメカニズムと、自律神経の乱れを改善する具体的な対策法をご紹介します。正しいケアで肩こりと体調不良の悪循環を断ち切り、日常生活の質を向上させましょう。

肩こりの原因や、なぜ体調不良につながるのか、そのメカニズムと効果的なストレッチ対策、さらに自律神経を整える方法について専門家の見解も交えながら詳しく解説していきます。

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肩こりが続くと体の力が抜きにくくなっていきます。放置してしまうと、めまいや頭痛、不眠など様々な体調不良を訴えるようになり、うつ病や神経不安など悪化していく可能性があります。

理学療法士 笹川先生(動画 01:06)

目次

肩こりが体調不良につながるメカニズムと症状

肩こり 体調不良

肩こりがなぜ全身の調子を崩してしまうのか、そのメカニズムを理解することが対策の第一歩です。主な原因は以下の3つです。

1. 血行不良による酸素・栄養不足はなぜ起こる?

肩や首の筋肉には多くの血管が通っています。肩こりで筋肉が緊張すると血管が圧迫され、血行が悪くなります。その結果、脳や周辺組織への酸素や栄養の供給が減少し、頭痛やめまいなどの症状が現れることがあります。

また、血行不良により筋肉内に疲労物質や老廃物が蓄積し、痛みやこりがさらに悪化する悪循環に陥る可能性があります。特に同じ姿勢を長時間続けると、特定の筋肉に継続的な負担がかかり、血流の停滞が顕著になります。

2. 自律神経の乱れがもたらす全身への影響

肩こりが長期間続くと、自律神経のバランスが崩れることがあります。自律神経は体の内部環境を整える重要な役割を担っており、自律神経の乱れは食欲不振、吐き気、不眠、めまいなど様々な体調不良につながる可能性があります

特に、長時間のデスクワークやスマホの使用などで同じ姿勢を続けると、交感神経が優位になりやすく、副交感神経とのバランスが乱れることで、消化器系の不調や睡眠障害などの症状を引き起こすことがあります。研究によれば、慢性的な筋肉の緊張は自律神経系に持続的なストレスをかけることが示されています。

3. 神経の圧迫による痛みの拡散とは?

肩や首の筋肉が緊張すると、神経を圧迫することがあります。特に後頭部から首にかけての神経が圧迫されると、頭痛や耳鳴り、めまいなどの症状が現れることがあります。

また、肩こりによる不快感は精神的なストレスとなり、それがさらに筋肉の緊張を高めるという悪循環を生み出すことがあります。この痛みの悪循環は、中枢神経系の感作を引き起こし、痛みに対する過敏性を高めることがあります。

肩こりによって起こる主な体調不良の症状とは?

肩こり 体調不良

肩こりが原因で引き起こされる可能性のある体調不良には、以下のようなものがあります。

症状メカニズム特徴
頭痛肩や首の筋肉の緊張が頭部に影響し、血流が悪くなる後頭部から広がる締め付けるような痛み、片頭痛
めまい自律神経の乱れや血行不良による脳への酸素供給不足立ちくらみ、回転性のめまい、ふらつき感
食欲不振・吐き気自律神経の乱れによる消化器系の機能低下胃の不快感、むかつき、食欲減退
不眠・睡眠障害自律神経の乱れ、筋肉の痛みによる睡眠の質低下寝つきが悪い、浅い睡眠、起床時の疲労感
疲労感・倦怠感慢性的な肩こりによる全身の疲労蓄積日中のだるさ、集中力低下、気力減退

これらの症状は、肩こりが直接の原因の場合もあれば、肩こりと併せて別の病気が隠れている可能性もあります。症状が長期間続く場合や、急に悪化した場合は、医療機関を受診することをおすすめします。

肩こりと目の疲れの密接な関係とは?

肩こり 体調不良

肩こりと目の疲れは密接に関連しています。
特にデスクワークやスマホの長時間使用は、目と肩の両方に負担をかけ、互いに悪影響を及ぼし合う悪循環を生み出すことがあります

肩の周りの筋肉にはたくさんの血管が通っているのですが、スマホやパソコンの画面を注視している時は、目を見開いてずっと同じ姿勢でいますよね。重い頭や腕を支えるために、肩や首の筋肉に負担がかかっていきます。肩の筋肉に負担をかけると、筋肉が硬くなってこわばり、血管を圧迫し、血流がどんどん悪くなっていきます。

理学療法士 笹川先生(動画 01:06)

目の疲れが肩こりを悪化させるメカニズム

  1. ピント調整の問題:目のピント調整が上手くいかなくなると、よく見ようとして目に力が入り、それが肩や首の筋肉の緊張につながることがあります。
  2. 姿勢の悪化:目が疲れると、無意識に前のめりになったり、猫背になったりして、肩や首に余計な負担をかけることがあります。
  3. 血流の問題:目の周りの筋肉と肩や首の筋肉は連動して動くことが多く、一方が硬くなると他方の血流も悪くなる可能性があります。

こうした悪循環を断ち切るためには、目の疲れと肩こりの両方に対策を講じる必要があります。臨床研究によれば、視覚作業中の適切な休憩と目のエクササイズが、目の疲労だけでなく、肩こりの症状も軽減する効果があるとされています。

肩こりによる体調不良を改善するにはどうすればいい?

肩こり 体調不良

肩こりが原因の体調不良を改善するためには、原因となる肩こりそのものに対処することが大切です。以下に効果的な対策をご紹介します。

1. 肩や首の筋肉をストレッチする方法

緊張した筋肉をほぐし、血行を促進するために、肩や首のストレッチを定期的に行いましょう。

  • 首の横倒しストレッチ:頭を左右にゆっくり倒して、首の横の筋肉を伸ばします。それぞれ20秒ほどキープします。
  • 肩回しストレッチ:両肩を前から後ろ、後ろから前へとゆっくり回します。
  • 胸を開くストレッチ:両手を後ろで組み、胸を前に張り、肩甲骨を寄せます。

ストレッチは痛みを感じない範囲で行い、呼吸を止めないように注意しましょう。定期的なストレッチは首や肩のこりを軽減し、血流を改善する効果があります。

2. 適度なマッサージで血行を促進する効果


肩や首のマッサージは血行を促進し、筋肉の緊張をほぐす効果が
研究で示されています。自分で行う場合は、以下のポイントに注意しましょう。

  • 優しい力から始め、徐々に強さを調整する
  • 圧迫する時間は一箇所につき5秒程度
  • 温めたタオルや入浴後など、体が温まった状態で行うとより効果的

また、肩こりがひどい場合は、プロによるマッサージやしっかりとした治療を受けるのも効果的です。

3. 温熱療法を活用する方法と効果

肩や首を温めることで、血行が促進され、筋肉の緊張がほぐれることがあります。

  • 入浴:38〜40度のお湯にゆっくり浸かる
  • 温湿布やカイロ:肩や首に貼る
  • 蒸しタオル:温かいタオルを肩や首に当てる

ただし、炎症や急性の痛みがある場合は、冷却が適していることもあります。状態に合わせて選択しましょう。温熱療法では、適切な温度と時間で筋肉を温めることで、血流量が増加し、筋緊張が緩和されることが確認されています。

4. 正しい姿勢を心がけるためのポイント

長時間同じ姿勢でいることは避け、定期的に姿勢を変えることが重要です。

  • デスクワーク中は30分に1回は姿勢を変える
  • モニターの高さを目線と同じか少し下になるよう調整する
  • スマホを見るときは、目線の高さまで持ち上げる
  • 背筋を伸ばし、肩を後ろに引いた状態を意識する

正しい姿勢を保つことで、肩や首への負担を減らし、肩こりの予防につながります。ワークステーションの適切な調整と定期的な姿勢変更が、頸部・肩部の筋骨格系障害を予防する上で重要とされています。

5. 目の疲れを改善するトレーニングとは?

目の疲れは肩こりと密接に関連しているため、目のケアも重要です。

  • ピント調整トレーニング:近くのものと遠くのものを交互に見る
  • 目の休息:20分に一度、20秒間、20フィート(約6メートル)先を見る「20-20-20ルール」
  • 蒸しタオルで目を温める:血行を促進し、目の疲れを和らげる

こうした対策を継続的に行うことで、目の疲れと肩こりの両方が改善され、体調不良の軽減につながることがあります。適切な休憩と目のエクササイズは、眼精疲労だけでなく頸肩腕症候群の予防にも効果的です。

6. 自律神経のバランスを整える生活習慣

自律神経のバランスを整えることで、肩こりだけでなく全身の体調を改善できる可能性があります。

  • 適度な運動:ウォーキングやストレッチなど、体を動かす習慣をつける
  • 質の良い睡眠:規則正しい睡眠リズムを保つ
  • ストレス管理:深呼吸やマインドフルネスなどでリラックスする時間を持つ
  • バランスの良い食事:栄養バランスを考えた食事を心がける

自律神経のバランスが整うと、肩こりの症状だけでなく、それに伴う体調不良も改善されていく可能性があります。自律神経に関する研究では、規則正しい生活リズムとストレス管理が自律神経機能の改善に寄与することが報告されています。

専門家が教える血流改善トレーニングとは?

肩こり 体調不良

理学療法士の笹川先生による、肩こりと目の疲れを同時に改善するための「サボり筋トレーニング」の内容を簡単にまとめました。このトレーニングは、短時間で効率的に血流を改善し、肩こりと目の疲れの両方にアプローチする方法として注目されています。

  1. 指の筋肉トレーニング:第3関節を中心に力を入れてグーを作り、10秒間キープする
  2. 肩の前側トレーニング:手のひらを外側に向け、肩を内側に入れ、反対の手で押さえて10秒間キープする
  3. 脇の筋肉トレーニング:手のひらを前に向け、肘を曲げて反対の手と押し合い、10秒間キープする
  4. 肩甲骨外側トレーニング:手のひらを天井に向け、脇を締めて肘を伸ばした状態で10秒間キープする
  5. 肩甲骨内側トレーニング:手のひらを外側に向けたまま、肩甲骨を上に持ち上げ、10秒間キープする

これらのトレーニングを行った後に、首のストレッチを各方向20秒間ずつ行います。笹川先生によると、このトレーニングは全身の血流を改善し、代謝アップにも役立つ可能性があるとのことです。また、デスクワークの合間に短時間で行えるため、日常的に取り入れやすい点も魅力です。

医療機関を受診すべきケースとは?

肩こり 体調不良

以下のような場合は、自己対処だけでなく、医療機関を受診することをおすすめします。

  • 肩こりに伴う頭痛やめまいが急に強くなった場合
  • 吐き気や嘔吐が続く場合
  • 手足のしびれや麻痺を感じる場合
  • 視力の低下や視界のぼやけが生じた場合
  • 対策を行っても症状が改善しない、または悪化する場合
  • 日常生活に支障をきたすほどの症状がある場合

特に激しい痛みや突然の症状悪化は、肩こり以外の病気のサインかもしれません。早めの受診で適切な治療を受けることが大切です。日本救急医学会のガイドラインでは、急性の神経症状を伴う頭痛やめまいは緊急受診が推奨されています。

肩こりと体調不良に関するよくある質問

肩こり 体調不良

Q. 肩こりで頭痛がするのはなぜですか?

A. 肩こりで首や肩の筋肉が緊張すると、頭部への血流が悪くなり、酸素や栄養が不足することがあります。また、緊張した筋肉が神経を圧迫する場合もあります。これらが原因となって、後頭部から広がる「緊張型頭痛」や片頭痛が生じることがあります。温めたり、ゆっくりストレッチしたりすることで、筋肉の緊張を和らげ、頭痛の軽減につながる可能性があります。

Q. 肩こりで吐き気を感じることがあるのは正常ですか?

A. 肩こりによる吐き気は自律神経の乱れが原因で起こることがあり、決して珍しいものではありません。首や肩の筋肉の緊張が自律神経に影響し、消化器系の機能低下を招くことがあります。また、肩こりが原因で頭痛が起きると、それに伴って吐き気が生じることもあります。継続的に吐き気を感じる場合は、医師に相談することをおすすめします。

Q. 肩こりと目の疲れは関連していますか?

A. はい、肩こりと目の疲れは密接に関連しています。長時間のスマホやパソコン使用で目に負担がかかると、ピントを合わせようと目に力が入り、それが肩や首の筋肉の緊張につながることがあります。また、肩こりによる血行不良は目の周りの筋肉にも影響し、目の疲れを悪化させる可能性があります。目と肩の両方をケアすることで、互いの症状改善につながることがあります。

Q. 肩こりによる体調不良を改善するのに効果的な運動は何ですか?

A. 肩こりによる体調不良の改善には、血流を促進し筋肉の緊張をほぐす運動が効果的な場合があります。首や肩のストレッチ、肩甲骨を動かす体操、軽いウォーキングなどがおすすめです。特に、首を左右に傾ける、肩を回す、腕を伸ばすといった簡単なストレッチを日常的に取り入れると良いでしょう。また、理学療法士の笹川先生が紹介する「サボり筋トレーニング」も、全身の血流改善に役立つ可能性があります。

Q. 肩こりによる不眠はどのように対処すればよいですか?

A. 肩こりによる不眠は、就寝前のルーティンの見直しで改善できることがあります。入浴で体を温めたり、寝る前に肩や首のストレッチを行ったりして筋肉の緊張をほぐしましょう。また、枕の高さや硬さが適切かどうかを見直し、横向きで寝る場合は肩への負担が少なくなるよう調整することも重要です。リラックスできる環境作りと規則正しい睡眠リズムを心がけましょう。症状が改善しない場合は専門医に相談することをおすすめします。

Q. デスクワークによる肩こりを予防するコツはありますか?

A. デスクワークによる肩こりを予防するには、正しい姿勢の維持と定期的な休憩が重要です。モニターの高さを目線と同じか少し下に調整し、背筋を伸ばした状態で椅子に深く腰掛けましょう。また、30分に1回は立ち上がって簡単なストレッチを行うか、最低でも姿勢を変えることをおすすめします。デスク周りの環境を整え、手首や肘の位置も適切に保つことで、肩や首への負担を減らすことができます。水分をこまめに摂ることも血行促進に役立ちます。

Q. 肩こりが原因で体調が悪い時、すぐにできる対処法はありますか?

A. 肩こりによる体調不良に即効性がある対処法としては、まず深呼吸をして緊張を和らげることから始めましょう。首や肩をゆっくり回したり、ストレッチしたりして筋肉をほぐします。温かいタオルやカイロで患部を温めるのも効果的な場合があります。水分をしっかり摂り、可能であれば10〜15分程度の休憩をとりましょう。症状が頻繁に起こる場合は、定期的なストレッチやマッサージを習慣化し、姿勢の改善や環境の見直しも行うことをおすすめします。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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