最終更新:2024.04.30

腰痛の原因はストレス?心因性腰痛への対処法と改善のポイントを紹介

現代社会におけるストレスは避けられない要素の一つであり、その影響は身体に様々な形であらわれます。中でも、慢性的な腰痛はストレスが大きな原因となっていることが、科学的研究によって明らかにされています。不明瞭な腰痛を抱える人々にとって、その背後にあるストレスを理解し、適切に対処しチェックすることは健康促進のために非常に重要です。

 

・腰の痛みがストレス性の腰痛が原因なのか悩んでいる

・原因が分からない腰痛があり、とりあえず薬を飲んで痛みを誤魔化している

・心因性腰痛の改善のポイントが知りたい

 

上記のような悩みがある方が多くいるようです。

 

この記事では、ストレス由来の慢性的な腰痛(心因性腰痛)の識別方法、その原因、その生理学的メカニズム、そして有効な対処法について、読者が自身の症状に対して賢明なアプローチを取れるよう解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。

 

ストレスと腰痛の関係性とは?

腰痛 原因 ストレス

 

ストレスと腰痛の間には相関関係があることが研究によって明らかにされています。この研究は、国民生活基礎調査のデータを用いて行われ、特に1995年のデータからはストレスと腰痛の間に明確な相関があることが示されました。一方で、2001年のデータではその相関は見られませんでした。

 

しかし、両年のデータを用いた詳細な解析では、ストレスと腰痛の間にはやはり関係があると結論づけられています。これらの結果は、ストレスが慢性的な腰痛の原因の一つである可能性を示唆しており、この記事ではそのメカニズムについてさらに掘り下げていきます。

 

【参考】ストレス自覚度ならびに社会生活指標が腰痛・関節痛,肩こりに及ぼす影響 : 都道府県別データの解析

 

3か月以上長引く慢性腰痛もストレスが関係している?

 

慢性腰痛は、3か月以上続く腰の痛みを指し、原因が明確でないケースや治癒後も痛みが続くケースがあります。この痛みは時に激しくなることもあり、年代を問わず発症しますが、特に30〜50歳代の働き盛りの事務職を仕事にしている方に多いことが指摘されています。痛みの発生と持続には、私生活の姿勢や運動不足ももちろん含まれますが、ストレスが深く関係していると考えられており、生活や職場のストレスが慢性腰痛のリスクを高めている可能性があります。このような背景から、慢性腰痛や椎間板ヘルニアとストレスの関連性を掘り下げ、その対処法を探ることが重要です。

 

ストレスが原因で発生する心因性腰痛の特徴

腰痛 原因 ストレス

心因性腰痛は、ストレスが大きな原因となって発生します。この腰痛は、通常の医療検査では明確な原因が見つからず、症状の一貫性が欠けることが特徴です。ストレスによる心理的な影響が身体に表れ、腰痛としてあらわれるのですが、その症状は人によって大きく異なり、時には医学的な検査では説明がつかないほどです。このように、心因性腰痛は身体的な原因ではなく、精神的なストレスが深く関与しているとされています。

 

本章では以下の心因性腰痛の2つの特徴を解説します。

 

・腰痛の症状がバラバラで一定ではない

・病院に行っても原因が分からない・異常が見つからない

 

少しでも腰の痛みに悩んでいる方は確認してください。

 

腰痛の症状がバラバラで一定ではない

 

心因性腰痛は、症状の一貫性がなく、同じ動作でも痛みがあらわれたり、あらわれなかったりします。これは、心因性腰痛が心理的なストレスによって引き起こされるため、物理的な原因に基づく腰痛とは異なるあらわれ方をするためです。

 

病気を疑う方もいらっしゃいますが、ストレスが原因であることも非常に多いので、もし今抱えている腰痛の症状に一貫性がない場合は心因性の腰痛を疑ってもよいでしょう。

 

病院に行っても原因が分からない・異常が見つからない

 

ストレスに起因する心因性腰痛の場合、レントゲンやMRIなどの医療検査では特定の異常が見つかりません。病気を疑って検査をしてもよく分からないことが多いです。

腰椎の変形や骨折といった物理的な原因がないため、診断が難しく、治療のアプローチも異なります。

 

ストレスが原因で起こる心因性腰痛の5つのメカニズム

腰痛 原因 ストレス

 

ストレスによる心因性腰痛には、特定のメカニズムが関係しています。

本章では以下の3つのメカニズムについて解説していきます。

1つでも気になる内容があれば部分的に確認しても良いでしょう。

 

・ストレスが影響して脳の機能に異常をきたす

・ストレスのせいで血行不良になり腰痛が起こる

・精神的な影響で身体感覚が過敏になる

・ストレスによって筋肉の緊張が発生する

・情動調節の障害が痛みを感じやすくさせる

 

これらのメカニズムは、心理的ストレスが身体にどのように作用し、腰痛を引き起こすかを理解するのに役立ちます。痛みの軽減のためにぜひ確認してください。

 

ストレスが影響して脳の機能に異常をきたす

 

ストレスが脳に与える影響について、ストレスが痛みを感じる脳の機能に不具合を引き起こし、本来痛みを軽減すべきメカニズムの働きを損なうことが明らかにされています。健康な状態では、痛みの信号が脳に届くと、痛みを和らげるためのドーパミンやμオピオイドが放出されます。しかし、脳がストレスを感じていると、これらの物質の放出が妨げられ、結果として慢性的な腰痛を引き起こす原因となることがあります。この現象は、ストレスが身体的な痛みに直接影響を及ぼす一例として一定の証明がされています。腰痛が発生している箇所に物理的な原因があるというよりも脳の機能障害と考えるのが妥当です。

 

【引用】National Institute of Neurological Disorders and Stroke (NINDS), National Institutes of Health (NIH)

 

ストレスのせいで血行不良になり腰痛が起こる

 

ストレスが長期間続くと、身体化現象が起こり、特に腰の筋肉で血流不足を引き起こすことがあります。この血流不足は、酸素や栄養素の供給が不十分となり、結果として痛みを感じやすくなる物質が生成されます。このプロセスは、腰痛の一因となりえます。心理的ストレスが身体的な症状に変換されるこのメカニズムを知っておくことは、腰痛への理解と対策においてとても重要です。

 

精神的な影響で身体感覚が過敏になる

 

心因性腰痛のメカニズムの一つとして、ストレスが身体感覚を過敏にすることが挙げられます。日常的なストレスや精神的な負担が重なると、脳は痛みに対する感受性を高め、通常は軽微な刺激も強い痛みとして認識するようになります。この脳による身体の現象は、実際に受ける刺激に対して過剰反応することで、腰痛などの身体的な症状を引き起こしたり、既存の症状を悪化させたりする原因となります。

 

ストレスによって筋肉の緊張が発生する

 

ストレスが原因で、特に腰周りの筋肉に無意識の緊張が生じることがあり、これが心因性腰痛を引き起こす要因の一つとなります。日々の生活の中で経験する精神的ストレスは、身体に直接的な影響を与え、筋肉の過度な緊張を引き起こします。この筋肉の緊張は、血流の悪化や痛みの感受性の増加につながり、結果として慢性的な腰痛を引き起こすことに繋がります。

 

情動調節の障害が痛みを感じやすくさせる

 

心因性腰痛において、情動調節の障害は痛みを感じやすくする重要な要因です。ストレス、不安、抑うつなどの感情的な問題は、個人の痛みの閾値を下げ、通常は軽度の刺激をも強い痛みとして感じさせることがあります。これは、感情的な不調が痛みに対する感受性を高め、脳の痛み処理メカニズムに影響を与えるためです。また、不安や抑うつが痛みをさらに悪化させる悪循環を生み出すこともあります。

 

心因性腰痛のチェックリスト「BS-POP」

腰痛 原因 ストレス

医療機関では、慢性腰痛に関連する精神的要因を評価するためにBS-POPのチェックリストという質問票が使用されることがあります。これは自己評価と医師による評価を組み合わせた方法で、患者自身の感じる心理的ストレスや気分の変動を具体的に把握します。医師からの質問内容には、気分の落ち込み、イライラ、睡眠の質、日常生活で感じる痛みや疲れなどが含まれ、得点によって患者の精神状態と腰痛の関連性を確認します。

 

質問事項回答内容
1.痛みのとぎれることはない。1.そんなことはない2.時々とぎれる3.ほとんどいつも痛む
2.患部の示し方に特徴がある脱ぎ始めて患部を見せる1.そんなことはない2.患部をさする3.指示がないのに衣類を
3.患肢全体が痛む(しびれる)1.そんなことはない2.ときどき3.ほとんどいつも
4.検査や治療をすすめられたとき、不機嫌、易怒的、または理屈っぽくなる1.そんなことはない2.少し拒否的3.おおいに拒否的
5.知覚検査で刺激すると過剰に反応する1.そんなことはない2.少し過剰3.おおいに過剰
6.病状や手術について繰り返し質問する1.そんなことはない2.ときどき3.ほとんどいつも
7.治療スタッフに対して、人を見て態度を変える1.そんなことはない2.少し3.著しい
8.ちょっとした症状に、これさえなければとこだわる1.そんなことはない2.少しこだわる3.おおいにこだわる

【参考】BS-POPにおける検者内・検者間信頼性の検討

 

一般的には15点以上で何らかの精神的な問題が要因になっていると判断をすることができますが、実際に医師とセッションの中で導き出す方が安心です。

 

実際に感じる痛みや慢性的な腰痛の状態からじっくり相談しましょう。

 

ストレスが原因の心因性腰痛の対処法は?

腰痛 原因 ストレス

ストレスが原因になって発生する心因性腰痛の対処法を確認していきましょう。

 

・整形外科での診察

・生活習慣の見直し

・認知行動療法

 

上記の対処を行うことで、正しく腰痛の改善に向かって行動することができます。

ついつい薬に頼ってしまう…という方もいますが、まずは本章の通りに確認していくことをおすすめします。

 

それぞれ解説します。

 

原因をはっきりさせるために整形外科を受診する

 

まずは腰痛の原因が本当にストレスが原因となって発生しているのか総合的に調べることが大切です。

 

心因性腰痛の診断には、まず整形外科での詳細な検査を通じて、腰痛が内臓疾患やその他の身体的条件によるものではないことを医師に確認します。様々な腰痛の可能性を精査し、身体的な原因が見つからない場合に心因性腰痛の可能性を考慮します。この受診というステップは、適切な治療方針を立てる上で不可欠です。

 

例えば腰椎椎間板ヘルニアや神経痛などのように原因が物理的にハッキリしている場合はそれ相応の対処ができます。慢性的な腰痛を判断する場合は、はじめの一歩として病院を受診するところから対処していきましょう。

 

生活習慣を見直す

 

精神的な問題が腰痛の原因になっていると診断された場合、まずは日常生活のバランスから見直しから始めましょう。悪い習慣はなるべく減らすべきです。食欲に任せてドカ食いなどを繰り返している場合は即座に対応を考えましょう。

 

日常生活におけるストレスの原因を特定し、ストレス軽減のための戦略を立てることが心因性腰痛の管理には効果的です。適度な運動、趣味やリラクゼーション技法の実践、健康的な食生活と栄養バランスの維持など、心身の健康を支える生活習慣の見直しが推奨されます。

 

心因性腰痛の場合は認知行動療法を行う場合も

 

認知行動療法(CBT)は、心因性腰痛を含む多くの疾患において有効な治療法です。この療法は、痛みに対する患者の考え方や反応のパターンを変えることを目的とします。認知行動療法を受けることで、痛みに対する対処方法を学び、痛みを悪化させる思考や行動を修正することが可能になります。結果として、腰痛の症状の軽減や日常生活の質の向上が期待できます。

 

まとめ

 

昨今の社会では、仕事や人間関係が原因で多くのストレスを抱える方が急増しています。

事務職をしていたり、姿勢不良だったり、運動不足だったり慢性的な腰痛の原因は多岐に渡りますが、ストレスが原因となる腰痛も疑う必要があります。

 

腰痛とストレスの関係性は、心因性腰痛という形で顕著に現れます。これは、慢性化した腰痛がストレスによって引き起こされることを示唆しており、症状は一定ではなく、標準的な医療検査では原因が特定できないことが特徴です。

 

ついついドラッグストアなどの薬で何とかしようとしがちですが、本記事の手順通りに確認、対応しましょう。

 

心因性腰痛を引き起こすメカニズムには、脳の機能障害、血行不良、痛みの閾値の低下などがあります。対処法としては、まず整形外科で身体的な原因を排除し、生活習慣の見直しや認知行動療法による心理的なアプローチがおすすめです。これらの方法を通じて、腰痛の症状や痛みの軽減と生活の質の向上を目指しましょう。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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