最終更新:2024.04.30

腰痛の原因はストレス?心因性腰痛への対処法と改善のポイントを紹介

現代社会におけるストレスは避けられない要素の一つであり、その影響は身体に様々な形であらわれます。中でも、慢性的な腰痛はストレスが大きな原因となっていることが、科学的研究によって明らかにされています。不明瞭な腰痛を抱える人々にとって、その背後にあるストレスを理解し、適切に対処しチェックすることは健康促進のために非常に重要です。

 

・腰の痛みがストレス性の腰痛が原因なのか悩んでいる

・原因が分からない腰痛があり、とりあえず薬を飲んで痛みを誤魔化している

・心因性腰痛の改善のポイントが知りたい

 

上記のような悩みがある方が多くいるようです。

 

この記事では、ストレス由来の慢性的な腰痛(心因性腰痛)の識別方法、その原因、その生理学的メカニズム、そして有効な対処法について、読者が自身の症状に対して賢明なアプローチを取れるよう解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。

 

ストレスと腰痛の関係性とは?

腰痛 原因 ストレス

 

ストレスと腰痛の間には相関関係があることが研究によって明らかにされています。この研究は、国民生活基礎調査のデータを用いて行われ、特に1995年のデータからはストレスと腰痛の間に明確な相関があることが示されました。一方で、2001年のデータではその相関は見られませんでした。

 

しかし、両年のデータを用いた詳細な解析では、ストレスと腰痛の間にはやはり関係があると結論づけられています。これらの結果は、ストレスが慢性的な腰痛の原因の一つである可能性を示唆しており、この記事ではそのメカニズムについてさらに掘り下げていきます。

 

【参考】ストレス自覚度ならびに社会生活指標が腰痛・関節痛,肩こりに及ぼす影響 : 都道府県別データの解析

 

3か月以上長引く慢性腰痛もストレスが関係している?

 

慢性腰痛は、3か月以上続く腰の痛みを指し、原因が明確でないケースや治癒後も痛みが続くケースがあります。この痛みは時に激しくなることもあり、年代を問わず発症しますが、特に30〜50歳代の働き盛りの事務職を仕事にしている方に多いことが指摘されています。痛みの発生と持続には、私生活の姿勢や運動不足ももちろん含まれますが、ストレスが深く関係していると考えられており、生活や職場のストレスが慢性腰痛のリスクを高めている可能性があります。このような背景から、慢性腰痛や椎間板ヘルニアとストレスの関連性を掘り下げ、その対処法を探ることが重要です。

 

ストレスが原因で発生する心因性腰痛の特徴

腰痛 原因 ストレス

心因性腰痛は、ストレスが大きな原因となって発生します。この腰痛は、通常の医療検査では明確な原因が見つからず、症状の一貫性が欠けることが特徴です。ストレスによる心理的な影響が身体に表れ、腰痛としてあらわれるのですが、その症状は人によって大きく異なり、時には医学的な検査では説明がつかないほどです。このように、心因性腰痛は身体的な原因ではなく、精神的なストレスが深く関与しているとされています。

 

本章では以下の心因性腰痛の2つの特徴を解説します。

 

・腰痛の症状がバラバラで一定ではない

・病院に行っても原因が分からない・異常が見つからない

 

少しでも腰の痛みに悩んでいる方は確認してください。

 

腰痛の症状がバラバラで一定ではない

 

心因性腰痛は、症状の一貫性がなく、同じ動作でも痛みがあらわれたり、あらわれなかったりします。これは、心因性腰痛が心理的なストレスによって引き起こされるため、物理的な原因に基づく腰痛とは異なるあらわれ方をするためです。

 

病気を疑う方もいらっしゃいますが、ストレスが原因であることも非常に多いので、もし今抱えている腰痛の症状に一貫性がない場合は心因性の腰痛を疑ってもよいでしょう。

 

病院に行っても原因が分からない・異常が見つからない

 

ストレスに起因する心因性腰痛の場合、レントゲンやMRIなどの医療検査では特定の異常が見つかりません。病気を疑って検査をしてもよく分からないことが多いです。

腰椎の変形や骨折といった物理的な原因がないため、診断が難しく、治療のアプローチも異なります。

 

ストレスが原因で起こる心因性腰痛の5つのメカニズム

腰痛 原因 ストレス

 

ストレスによる心因性腰痛には、特定のメカニズムが関係しています。

本章では以下の3つのメカニズムについて解説していきます。

1つでも気になる内容があれば部分的に確認しても良いでしょう。

 

・ストレスが影響して脳の機能に異常をきたす

・ストレスのせいで血行不良になり腰痛が起こる

・精神的な影響で身体感覚が過敏になる

・ストレスによって筋肉の緊張が発生する

・情動調節の障害が痛みを感じやすくさせる

 

これらのメカニズムは、心理的ストレスが身体にどのように作用し、腰痛を引き起こすかを理解するのに役立ちます。痛みの軽減のためにぜひ確認してください。

 

ストレスが影響して脳の機能に異常をきたす

 

ストレスが脳に与える影響について、ストレスが痛みを感じる脳の機能に不具合を引き起こし、本来痛みを軽減すべきメカニズムの働きを損なうことが明らかにされています。健康な状態では、痛みの信号が脳に届くと、痛みを和らげるためのドーパミンやμオピオイドが放出されます。しかし、脳がストレスを感じていると、これらの物質の放出が妨げられ、結果として慢性的な腰痛を引き起こす原因となることがあります。この現象は、ストレスが身体的な痛みに直接影響を及ぼす一例として一定の証明がされています。腰痛が発生している箇所に物理的な原因があるというよりも脳の機能障害と考えるのが妥当です。

 

【引用】National Institute of Neurological Disorders and Stroke (NINDS), National Institutes of Health (NIH)

 

ストレスのせいで血行不良になり腰痛が起こる

 

ストレスが長期間続くと、身体化現象が起こり、特に腰の筋肉で血流不足を引き起こすことがあります。この血流不足は、酸素や栄養素の供給が不十分となり、結果として痛みを感じやすくなる物質が生成されます。このプロセスは、腰痛の一因となりえます。心理的ストレスが身体的な症状に変換されるこのメカニズムを知っておくことは、腰痛への理解と対策においてとても重要です。

 

精神的な影響で身体感覚が過敏になる

 

心因性腰痛のメカニズムの一つとして、ストレスが身体感覚を過敏にすることが挙げられます。日常的なストレスや精神的な負担が重なると、脳は痛みに対する感受性を高め、通常は軽微な刺激も強い痛みとして認識するようになります。この脳による身体の現象は、実際に受ける刺激に対して過剰反応することで、腰痛などの身体的な症状を引き起こしたり、既存の症状を悪化させたりする原因となります。

 

ストレスによって筋肉の緊張が発生する

 

ストレスが原因で、特に腰周りの筋肉に無意識の緊張が生じることがあり、これが心因性腰痛を引き起こす要因の一つとなります。日々の生活の中で経験する精神的ストレスは、身体に直接的な影響を与え、筋肉の過度な緊張を引き起こします。この筋肉の緊張は、血流の悪化や痛みの感受性の増加につながり、結果として慢性的な腰痛を引き起こすことに繋がります。

 

情動調節の障害が痛みを感じやすくさせる

 

心因性腰痛において、情動調節の障害は痛みを感じやすくする重要な要因です。ストレス、不安、抑うつなどの感情的な問題は、個人の痛みの閾値を下げ、通常は軽度の刺激をも強い痛みとして感じさせることがあります。これは、感情的な不調が痛みに対する感受性を高め、脳の痛み処理メカニズムに影響を与えるためです。また、不安や抑うつが痛みをさらに悪化させる悪循環を生み出すこともあります。

 

心因性腰痛のチェックリスト「BS-POP」

腰痛 原因 ストレス

医療機関では、慢性腰痛に関連する精神的要因を評価するためにBS-POPのチェックリストという質問票が使用されることがあります。これは自己評価と医師による評価を組み合わせた方法で、患者自身の感じる心理的ストレスや気分の変動を具体的に把握します。医師からの質問内容には、気分の落ち込み、イライラ、睡眠の質、日常生活で感じる痛みや疲れなどが含まれ、得点によって患者の精神状態と腰痛の関連性を確認します。

 

質問事項回答内容
1.痛みのとぎれることはない。1.そんなことはない2.時々とぎれる3.ほとんどいつも痛む
2.患部の示し方に特徴がある脱ぎ始めて患部を見せる1.そんなことはない2.患部をさする3.指示がないのに衣類を
3.患肢全体が痛む(しびれる)1.そんなことはない2.ときどき3.ほとんどいつも
4.検査や治療をすすめられたとき、不機嫌、易怒的、または理屈っぽくなる1.そんなことはない2.少し拒否的3.おおいに拒否的
5.知覚検査で刺激すると過剰に反応する1.そんなことはない2.少し過剰3.おおいに過剰
6.病状や手術について繰り返し質問する1.そんなことはない2.ときどき3.ほとんどいつも
7.治療スタッフに対して、人を見て態度を変える1.そんなことはない2.少し3.著しい
8.ちょっとした症状に、これさえなければとこだわる1.そんなことはない2.少しこだわる3.おおいにこだわる

【参考】BS-POPにおける検者内・検者間信頼性の検討

 

一般的には15点以上で何らかの精神的な問題が要因になっていると判断をすることができますが、実際に医師とセッションの中で導き出す方が安心です。

 

実際に感じる痛みや慢性的な腰痛の状態からじっくり相談しましょう。

 

ストレスが原因の心因性腰痛の対処法は?

腰痛 原因 ストレス

ストレスが原因になって発生する心因性腰痛の対処法を確認していきましょう。

 

・整形外科での診察

・生活習慣の見直し

・認知行動療法

 

上記の対処を行うことで、正しく腰痛の改善に向かって行動することができます。

ついつい薬に頼ってしまう…という方もいますが、まずは本章の通りに確認していくことをおすすめします。

 

それぞれ解説します。

 

原因をはっきりさせるために整形外科を受診する

 

まずは腰痛の原因が本当にストレスが原因となって発生しているのか総合的に調べることが大切です。

 

心因性腰痛の診断には、まず整形外科での詳細な検査を通じて、腰痛が内臓疾患やその他の身体的条件によるものではないことを医師に確認します。様々な腰痛の可能性を精査し、身体的な原因が見つからない場合に心因性腰痛の可能性を考慮します。この受診というステップは、適切な治療方針を立てる上で不可欠です。

 

例えば腰椎椎間板ヘルニアや神経痛などのように原因が物理的にハッキリしている場合はそれ相応の対処ができます。慢性的な腰痛を判断する場合は、はじめの一歩として病院を受診するところから対処していきましょう。

 

生活習慣を見直す

 

精神的な問題が腰痛の原因になっていると診断された場合、まずは日常生活のバランスから見直しから始めましょう。悪い習慣はなるべく減らすべきです。食欲に任せてドカ食いなどを繰り返している場合は即座に対応を考えましょう。

 

日常生活におけるストレスの原因を特定し、ストレス軽減のための戦略を立てることが心因性腰痛の管理には効果的です。適度な運動、趣味やリラクゼーション技法の実践、健康的な食生活と栄養バランスの維持など、心身の健康を支える生活習慣の見直しが推奨されます。

 

心因性腰痛の場合は認知行動療法を行う場合も

 

認知行動療法(CBT)は、心因性腰痛を含む多くの疾患において有効な治療法です。この療法は、痛みに対する患者の考え方や反応のパターンを変えることを目的とします。認知行動療法を受けることで、痛みに対する対処方法を学び、痛みを悪化させる思考や行動を修正することが可能になります。結果として、腰痛の症状の軽減や日常生活の質の向上が期待できます。

 

まとめ

 

昨今の社会では、仕事や人間関係が原因で多くのストレスを抱える方が急増しています。

事務職をしていたり、姿勢不良だったり、運動不足だったり慢性的な腰痛の原因は多岐に渡りますが、ストレスが原因となる腰痛も疑う必要があります。

 

腰痛とストレスの関係性は、心因性腰痛という形で顕著に現れます。これは、慢性化した腰痛がストレスによって引き起こされることを示唆しており、症状は一定ではなく、標準的な医療検査では原因が特定できないことが特徴です。

 

ついついドラッグストアなどの薬で何とかしようとしがちですが、本記事の手順通りに確認、対応しましょう。

 

心因性腰痛を引き起こすメカニズムには、脳の機能障害、血行不良、痛みの閾値の低下などがあります。対処法としては、まず整形外科で身体的な原因を排除し、生活習慣の見直しや認知行動療法による心理的なアプローチがおすすめです。これらの方法を通じて、腰痛の症状や痛みの軽減と生活の質の向上を目指しましょう。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

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    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

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    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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