腰痛になったら、整体院、接骨院、整形外科のどこに行くべきか悩んでいませんか?
腰の痛みを改善するには、それぞれの医療機関の特徴を理解し、自分の症状に合った選択をすることが大切です。
腰痛の場合、まずは整形外科を受診し、医師の診断を受けることをおすすめします。
整形外科では、レントゲンや検査を行い、腰痛の原因を特定します。
椎間板ヘルニアや骨折などの重大な疾患が見つかった場合は、適切な治療方法を提案してくれます。
整体院や接骨院(整骨院)は、慢性的な腰痛や肩こりなどの症状に効果的です。
腰痛でお悩みの方は、まず整形外科を受診し、必要に応じて整体院や接骨院を利用することで、効果的に痛みを改善できるでしょう。
今回の記事では、整形外科と接骨院と整体院の違いや治療方法・料金目安・選び方・セルフケア整体について紹介しています。
目次
整形外科と接骨院と整体院の違いや治療方法
- 【整形外科と接骨院と整体院の違いや治療方法】
- ◻️整形外科は腰痛の原因を診断し、薬物療法や手術などの医療行為を行う医療機関
- ◻️接骨院は外傷性の腰痛や捻挫などに対して手技療法を行う医療機関
- ◻️整体院は慢性的な腰痛や肩こりに対して手技療法を行う民間療法
ここでは、整形外科と接骨院と整体院の違いや治療方法について、詳しく解説しています。
整形外科
腰痛でお悩みの方は、まずは整形外科を受診し、医師の診断を受けることが大切です。
整形外科は、骨や関節、筋肉、神経などの運動器官に関する疾患を診断し、治療する医療機関です。
腰痛の場合、レントゲンやMRI、CT検査などを行い、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、骨粗鬆症などの原因を特定します。
その上で、薬物療法、注射療法、リハビリテーション、手術などの適切な治療方法を提案してくれます。
整形外科の利点は、専門的な知識と技術を持つ医師が在籍し、的確な診断と根本的な治療が期待できることです。
また、保険適用の範囲内で治療を受けられるため、経済的な負担が軽減されます。
一方で、整形外科は待ち時間が長いことがあり、また、症状によっては複数の医療機関を受診する必要がある場合もあります。
しかし、腰痛の原因を特定し、適切な治療を行うためには、整形外科の受診が不可欠です。
特に、重大な疾患が疑われる場合や、痛みが強く日常生活に支障をきたす場合は、早期の受診をおすすめします。
接骨院(整骨院)
接骨院は、柔道整復師の国家資格を持つ施術者が、骨折、脱臼、捻挫、打撲などの外傷性の症状に対して手技療法を行う医療機関です。
腰痛の場合、ぎっくり腰や姿勢の悪さによる腰部の筋肉の緊張や関節の歪みに対して、マッサージや矯正などの施術を行います。
接骨院の利点は、国家資格を持つ施術者が在籍し、的確な診断と適切な施術が期待できること、保険適用の範囲内で治療を受けられる場合があることなどが挙げられます。
一方で、接骨院は外傷性の症状を専門とするため、内科的な疾患や神経系の問題による腰痛には対応が困難な場合があります。
また、施術の内容や料金は院によって異なるため、事前に確認することが大切です。
接骨院は、外傷性の腰痛やスポーツによる腰部の不調などに効果的ですが、原因不明の腰痛や重大な疾患が疑われる場合は、整形外科などの医療機関を受診することをおすすめします。
整体院
整体院は、手技を用いて身体の歪みを調整し、腰痛や足の不調などの症状を改善することを目的としています。
施術の内容は、マッサージ、ストレッチ、骨盤矯正などが中心で、痛みの緩和や筋肉の緊張緩和に効果が期待できます。
整体院の利点は、薬や注射を使わずに自然治癒力を高められること、リラックスできる雰囲気の中で施術を受けられることなどが挙げられます。
一方で、整体院は医療機関ではないため、重大な疾患の見落としや、不適切な施術により症状が悪化するリスクがあります。
また、保険適用外の場合、料金は全額自己負担となります。
したがって、慢性的な腰痛や肩こりなどの症状には効果的ですが、急性の痛みや重大な疾患が疑われる場合は、まず医療機関を受診することが大切です。
整体院と整骨院と整形外科それぞれの料金目安
あくまでも、目安なので料金詳細は、行かれる病院にお確かめください。
医療機関 | 料金目安 | 備考 |
整体院 | 5,000円〜10,000円程度(1回あたり) | 保険適用外のため、全額自己負担となります。料金は施術内容や時間、院によって異なります。 |
整骨院 | 1,000円〜3,000円程度(1回あたり) | 保険適用の場合、自己負担は1割〜3割程度です。施術内容や時間、院によって料金は異なります。 |
整形外科 | 初診料:3,000円〜7,000円 | 保険適用の場合、自己負担は1割〜3割程度です。検査や処方薬、注射などに別途費用がかかる可能性があります。 |
◻️整体院は保険適用外のため、全額自己負担となりますが、1回あたりの料金は5,000円〜10,000円程度が多いようです。
ただし、施術内容や時間、院によって料金は異なるため、事前に確認することをおすすめします。
整体院は基本的に保険適用外の自由診療ですが、一部の整体院では、国家資格である柔道整復師が在籍し、健康保険が適用される場合があります。
ただし、これはごく一部のケースに限られます。
保険適応されるのか、事前に確認しておくといいでしょう。
◻️整骨院は保険適用が可能な場合があり、自己負担は1割〜3割程度になります。
1回あたりの料金は1,000円〜3,000円程度が目安ですが、施術内容や時間、院によって異なります。
◻️整形外科は保険適用の医療機関であり、初診料は3,000円〜7,000円が目安です。
ただし、レントゲンやMRI、CT検査などの診断や、処方薬、注射などの治療に別途費用がかかる可能性があります。
実際の費用は、症状の程度や治療方法、通院回数などによって異なります。
また、保険適用の有無や自己負担割合は、年齢や収入によって変わる場合があるため、詳細は医療機関に直接確認することをおすすめします。
どの医療機関を選ぶかは、症状の原因や程度、治療方針、費用など、さまざまな要因を考慮する必要があります。
まずは整形外科で診察を受け、医師と相談しながら、自分に合った治療法を選ぶことが大切です。
腰痛はどこへ行くべき?痛みの症状に合わせた治療施設の選び方
腰痛でお悩みの方は、痛みの原因や症状に合わせて、整体院、接骨院、整形外科のいずれかを選ぶことが大切です。
慢性的な腰痛や姿勢の歪みが原因の場合は整体院、スポーツや日常生活での急性の外傷が原因の場合は接骨院、重度の医学的問題が疑われる場合は整形外科を受診しましょう。
それぞれの施設の特徴を理解し、自分の症状に合った選択をすることで、効果的に腰痛を改善することができます。
また、日頃から姿勢に気を付け、適度な運動を心がけることも、腰痛の予防と改善に役立ちます。
ここでは、腰痛の症状に合わせた治療施設の選び方について、詳しく解説しています。
脊柱管狭窄症や骨折など重度の医学的問題の場合は整形外科
腰痛の原因が、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、骨折などの重度の医学的問題である場合は、整形外科を受診することが大切です。
整形外科は、運動器官の疾患を専門とする医療機関で、腰痛の原因を特定するために、レントゲンやMRI、CT検査などを行います。
これらの検査により、腰椎の状態や神経の圧迫の程度などを詳しく調べ、適切な治療方針を立てます。
整形外科での治療は、患者の状態に合わせて、薬物療法、注射療法、リハビリテーション、手術など、さまざまな方法が選択されます。
例えば、神経根ブロック注射は、椎間板ヘルニアによる神経の圧迫を和らげ、痛みを軽減する効果があります。
また、重度の脊柱管狭窄症や骨折の場合は、手術が必要になることもあります。
整形外科は保険適用の医療機関であり、治療費の自己負担は1割〜3割程度です。
ただし、先進医療や自由診療の場合は、別途費用がかかる場合があります。
腰痛でお悩みの方は、まず整形外科で診察を受け、適切な治療方針を立てることが大切です。
その上で、必要に応じて、整体院や整骨院を併用することで、効果的に痛みを和らげ、再発を予防することができるでしょう。
スポーツや日常生活での急性の外傷がある場合は整骨院
スポーツ中のケガや、日常生活での転倒などによる急性の外傷が原因の腰痛には、整骨院がおすすめです。
整骨院は、柔道整復師の国家資格を持つ施術者が、骨折、脱臼、打撲、捻挫などの外傷に対して、手技療法を行う医療機関です。
整骨院では、患者の症状に合わせて、マッサージ、矯正、テーピングなどの施術が行われます。
これらの施術は、痛みを和らげ、損傷した組織の回復を促進し、再発を予防する効果が期待できます。
整骨院の施術は、一部保険適用が可能な場合があり、自己負担は1割〜3割程度になります。
ただし、保険適用の条件は限定的であり、多くの場合は自由診療となります。
また、整骨院は外傷性の疾患を専門とするため、慢性的な腰痛や内科的な疾患による腰痛には対応が困難な場合があります。
筋肉のこりや姿勢の悪さからくる慢性的な場合は整体院
慢性的な腰痛の原因は、多くの場合、筋肉の緊張やこり、姿勢の悪さなどが関連しています。
このような場合、整体院がおすすめです。
整体院では、熟練した施術者が手技を用いて、こりや緊張を和らげ、骨盤の歪みを調整することで、痛みを和らげ、根本的な問題に対処します。
整体院の施術は、マッサージやストレッチ、骨盤矯正など、患者の状態に合わせて行われます。
これらの施術は、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげ、自律神経のバランスを整えることで、身体の自然治癒力を高める効果が期待できます。
ただし、整体院は医療機関ではないため、重度の疾患がある場合や、急性の痛みがある場合は、医師の診察を受けることが大切です。
また、整体院の施術は保険適用外のため、費用は全額自己負担となります。施術内容や料金は院によって異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
腰痛を改善するセルフ整体院の実際の施術事例
腰痛を改善するセルフ整体院の実際の施術事例をまとめると以下のようになります。⇩
腰の痛みに関する全体的な事例(ブロック注射でも効かなかった事例もあり)
坐骨神経痛事例
脊柱管狭窄症事例
ぎっくり腰の事例
坐骨神経痛で仰向けに寝られなかった事例
股関節の硬さや腰の痛みがあったけど、痛みなく反れるようになった事例
これらの事例から、セルフ整体が腰痛の改善に有効であることがわかります。
専門家の指導のもと、自分に合った施術を継続的に行うことで、慢性的な腰痛やぎっくり腰、椎間板ヘルニアなどの症状を改善できる可能性があります。
ただし、慢性な症状がある場合は医師の診断を受けることが大切です。
当院の先生が腰痛改善ストレッチ法を動画で解説
当院の整体師nobu先生が、自宅で簡単にできる腰痛改善ストレッチ法を動画で解説します。
腰痛は、筋肉の緊張やこり、姿勢の悪さが原因で起こることが多いです。
そこで、これらの問題に対処するためのストレッチ法を、わかりやすく説明しているので、以下のnobu先生の動画をご覧ください。⇩
これらのストレッチ法は、腰周りの筋肉を伸ばし、こりや緊張を和らげる効果があります。
また、血行を促進し、痛みを軽減する働きも期待できます。
ただし、急性の腰痛や、痛みが強い場合は、無理にストレッチを行うのは避けましょう。
また、ストレッチを行っても痛みが改善しない場合や、痛みが増強する場合は、整形外科を受診することをおすすめします。
腰痛でお悩みの方は、これらのストレッチ法を取り入れながら、日頃から姿勢に気を付け、適度な運動を心がけることが大切です。
ストレッチ後には、特に注意を払い、痛みの様子を観察しましょう。
当院では、患者様一人一人の状態に合わせた施術を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
新宿本店のアクセス方法や日程時間
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セルフケア整体:新宿本店
セルフケア整体院のメニュー・料金情報については、以下をご覧ください。⇩
まとめ
腰痛の治療には、整体院、接骨院、整形外科といった異なる場所がありますが、どちらを選ぶべきかは、痛みの性質や体の状態、伴う症状によります。
初めて腰痛を経験する人や、病気が疑われる場合は、まず整形外科でしっかりと診断を受けることが良いでしょう。
そこで骨格のチェックや必要な場合には、さらに詳しい検査を受けることができます。
一方、日常の疲労や軽い痛みであれば、整体院や接骨院も選択肢になり得ます。
これらの施設では、手技による治療を提供しており、特に女性の体に対する注意が必要な場合も安心して治療を受けられます。
治療を選び、施設を探す際は、そのイメージや評判、提供するサービスの一覧をチェックして、自分に合った治療を選ぶことが大切です。
腰痛は多くの人に共通の悩みですが、その原因は人それぞれ異なりますので、適切な治療を早く見つけ、痛い状態を改善しましょう。
また、職場や家庭での体の使い方にも注意し、痛みのない日常を目指すべきです。
病院に行く方は、何科に行けばいいのかを確認しておくといいでしょう。
きっと、腰の痛みから解放される道が見つかるはずです。