最終更新:2025.04.29

ロキソニンが効く腰痛について解説します!

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

「急に腰が痛くなったけど、ロキソニンは効くのかな?」
「腰痛でロキソニンを使いたいけど、飲み薬と貼り薬どっちが良いの?」
「頭痛や生理痛のときにロキソニンは効くけど、腰痛にもロキソニンって効くの?」

こんなお悩みをお持ちではないでしょうか。
ストレスになるつらい腰の痛みを早く取り除きたいのに、ロキソニンを飲んで効果がなかったら、またストレスになりますよね。
先にお伝えをすると、腰痛にロキソニンは効きます!
ロキソニンは、非ステロイド性消炎鎮痛剤のため鎮痛効果があり、炎症からくる腰の痛みには効きます。しかし、すべての腰痛に効く訳ではありません。
腰痛の原因が炎症からくるものは効きますが、神経などが原因の場合、ロキソニンの効果は期待できないでしょう。
この記事では、ロキソニンが腰痛に効く理由と症状を解説します。
ぜひ最後までお読みください。

ロキソニンとは

腰痛 ロキソニン 効く

ロキソニンは「非ステロイド性消炎鎮痛剤」で主成分は「ロキソプロフェンナトリウム中和物」です。
ロキソプロフェンナトリウム中和物とは

  • 炎症を抑える
  • 腫れや痛みを抑える
  • 熱を下げる

などの効果があります。
炎症している部位には「プロスタグランジン」という、炎症や痛みを強める物質が作られてしまいます。
ロキソニンを服用することで、プロスタグランジンの働きを阻害し、炎症や痛みを抑えてくれます。

ロキソニンが効く腰痛

腰痛 ロキソニン 効く

腰椎の捻挫や打撲、ぎっくり腰などの急性的な腰痛にはロキソニンが効きます
腰周辺の筋肉や関節、椎間板などが炎症を起こしていることにより、腰に痛みを生じている場合は、ロキソニンを使用することで炎症や痛みが緩和されます。

急性的な腰痛を引き起こす原因

  • 重いものを持ち上げる
  • 運動やスポーツなどで腰を捻る
  • 腰を捻った無理な姿勢で何かをする
  • 中腰での作業
  • 転んだ際に腰を打ち付ける

これらの動作が原因で腰に痛みが生じます。
また、くしゃみをした瞬間などにも発症してしまうことがあります。

急性的な腰痛の症状

  • 急激な痛み(動けないほどの痛み)
  • 腫れ
  • 腰が動かしにくい
  • 身体を動かすと痛みがでる

などの症状があげられます。また、ぎっくり腰は慢性化したり、治っても繰り返し発症したりすることが多いです。
これは、背骨や骨盤が歪んでいることや、関節や筋肉が硬くなっていることが原因で、腰に負担がかかる動作などをしたときに同じように発症してしまうでしょう。

急性的な腰痛の対処法

  1. 安静にする
  2. ロキソニンを使用する
  3. 動けそうなら整体院や整形外科へ行く
  4. できるだけ日常生活を送る

痛みが起こるとまずは安静にし、ロキソニンを服用したり、ロキソニンテープやローションなどで痛みを取るようにしてください。
身体を動かせるようになると整体院や整形外科へ行き、骨や関節の歪みを整え、筋肉の凝りを解消してもらいましょう。
腰が痛いからと横になったままでいると、筋肉が硬くなってしまい慢性化してしまう可能性があります。
できるだけ、無理のない範囲で普段通りに生活をするように心がけてください。

急性的な腰痛の対策

  • 姿勢矯正や骨盤矯正をする
  • ストレッチや筋トレをする
  • 体幹を鍛える

急性的な腰痛を起こさないためには、腰に負担となるような動作を控えることはもちろんですが、姿勢や骨盤を整えることも重要です。
ストレッチや筋トレで腰回りの筋肉を鍛えることはとても大切で、整った姿勢を保ったり、腰椎をサポートするための筋力となります。
腰痛対策には、整った姿勢と骨盤、ある程度の筋肉量と柔軟性が必要となるでしょう。

ロキソニンが効かない腰痛

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腰痛の原因は多岐にわたりますが、神経が圧迫していることや、内臓の疾患などが原因で腰に痛みが生じることがあります。
ただの腰痛だと思わずに、神経や内臓が原因の場合もあることをしっかりと理解しておきましょう。

神経が圧迫している病気

背骨には脊柱管という神経が通る道があります。
腰部の神経が何らかの影響で刺激されたり、圧迫されたりすることにより、腰に痛みが生じるでしょう。
神経が圧迫することにより腰に痛みが現れる病気を2つご紹介します。

 

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎とは仙骨(お尻にある骨)から上5つが腰椎で、骨と骨の間にはクッションの役割をする椎間板があります。
加齢や腰に負担のかかるような動作や姿勢により、椎間板内の髄核が飛び出し神経を圧迫したり、刺激したりすることを腰椎椎間板ヘルニアといいます。
腰痛以外の症状としては、太ももから足にかけて痛みやしびれが生じるでしょう。

「腰椎椎間板ヘルニアのセルフケア整体」の記事はこちら⇒ヘルニアでお悩みの方必見!椎間板ヘルニアを根本から改善するセルフケア整体の手法とは | セルフケア整体 – 身体や関節の痛み・症状改善 (selfcareseitai.com)

 

腰部脊柱管狭窄症

加齢により骨が老化することが原因で、腰椎が変形して脊柱管が狭くなることを腰部脊柱管狭窄症といいます。
腰痛以外の症状としては、足のしびれや痛み、頻尿や残尿感などの排尿障害があります。
また、歩き出すと痛みが現れ、少し休むと痛みが治まるという腰部脊柱管狭窄症特有の症状があります。

腰痛の原因が内臓の病気

腰痛の原因は多岐にわたりますが、その中でも内臓の病気が原因で腰に痛みが生じるケースがあります。
内臓になにか異変が起きると、いつもより食欲が無かったり、尿の色が違ったりなど、身体から様々なサインが出されます。
自分の身体に気をかけることで早期発見できるでしょう。内臓が原因で腰に痛みが生じる病気を2つご紹介します。

 

腎盂腎炎や尿管結石

腎盂腎炎
腎臓で作られた尿が溜まるところを腎盂といい、尿は腎盂から尿管を通って膀胱へ行き、膀胱から尿道を通って体外へと排出されます。
尿路には細菌が存在しないのですが、外尿道口から細菌が侵入し、腎盂や腎臓まで感染してしまうことを腎盂腎炎といいます。
腎盂腎炎の腰痛以外の症状としては、高熱や夜間の多尿、尿の色が薄くなるなどの症状があります。

尿管結石
腎臓で作られた尿が体外へと排出される道を尿路といい、何らかの影響でできた結石のことを尿管結石といいます。
結石は腎臓で発生することが多く、腎臓でできた結石が尿路を通るときに壁を傷つけたり、詰まったりすることにより痛みが生じます。
尿管結石の腰痛以外の症状としては、吐き気や血尿、背中の痛みなどがあげられます。

 

大腸がんや膵臓がん

大腸がん
大腸にできたポリープががん化したものを大腸がんといいます。
喫煙や飲酒が原因で発生することが多く、肥満も大腸がんのリスクが上がると言われています。
大腸がんの腰痛以外の症状としては、血便や貧血、体重減少などがあります。

膵臓がん
膵臓では膵液が作られ、膵液が通る管を「膵管」といい、膵臓がんは主に膵管にできることが多いです。
また、膵臓は胃の裏側(背中側)にあり、腹部エコーなどで発見しづらく、最も見つけにくいがんと言われています。
膵臓がんの腰痛以外の症状としては、腹痛や黄疸などがあげられます。

腰痛以外にこんな症状が出る場合は注意

  • 安静にしていても痛みが生じる
  • 痛みがひどくなり、発熱がある
  • 嘔吐や吐き気
  • 吐血や血便
  • 尿が出にくい又は、尿の色が薄い

紹介した症状が出た場合は、ただの腰痛ではないかもしれません。
内臓の疾患や神経が圧迫されていることが原因で、腰にも痛みが生じている可能性があります。
腰痛から1か月経っても痛みが和らがず、このような症状が出た場合は、早急に専門家の先生に相談してください。

「ロキソニンが効かない腰痛」の記事はこちら⇒https://selfcareseitai.com/blog/youtsuu-loxonin-kikanai/

ロキソニンの種類(内服薬・外用薬)

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ロキソニンは処方されるものだけでなく、ドラッグストアなどでも購入ができます。
市販で販売されているロキソニンの種類や特徴について解説します。

内服薬

ロキソニンの内服薬は1回1錠で、大きさは9㎜以下と飲みやすいサイズとなっています。
第1類医薬品なので、薬剤師からの説明を受けて購入ができます。
腰痛だけでなく、頭痛や生理痛、発熱などにも効くので常備薬のひとつとして自宅や鞄、又はポーチなどに入れて持ち歩くと良いでしょう。

※第1類医薬品とは、副作用のリスクが高く、薬剤師からの説明が義務付けられている薬のこと。ドラッグストアなどで薬剤師が不在の場合は、購入ができないことがあります。

外用薬

外用薬は直接患部に貼ったり塗ったりして使用するため、消化器官などを通らずに痛みにアプローチできるのが特徴です。
ロキソニンの外用薬にはロキソプロフェンナトリウム中和物の成分が配合された、ロキソニンテープやローション、ゲルなどがあります。
それぞれの部位によって適した使い分けができるでしょう。

 

ロキソニンテープ

患部に直接ロキソニンテープを貼ることにより、痛みの芯までロキソプロフェンナトリウム中和物が浸透し、炎症や痛みを和らげてくれます。
また、血行促進成分が入っているため、腰回りの筋肉のこわばりや凝りが解消され、痛みが抑えられるでしょう。
伸縮性があり、はがれにくいロキソニンテープは、腰だけでなく肩や膝などの関節にも使いやすいです。

 

ロキソニンテープ(温感)

炎症や痛みを抑える効果に加え、血行を促進してくれる成分が入った、温感タイプがあります。
痛みの原因は様々ですが、筋肉のこわばりや凝りなどにより、痛みを生じる場合があります。
患部の血行が良くなることにより、痛みが和らぐでしょう。
筋肉の凝りが原因で腰に痛みがある場合は温感タイプがおすすめです。

 

ローション

ボトルタイプのローションは患部に直接塗れるので、手を汚すことなく使用できます。
また、速乾性があるので、直後に衣類を着てもローションが衣類に着いてしまうなどの心配がありません。
ボトルは腰や背中などにも塗りやすいように作られています。

 

ゲル

クールタイプなので、塗ると爽快感が感じられます。
ロキソニンテープを首や肩などに使用したいけど見えるのに抵抗がある方や、手首や指の関節など貼りにくい部位に使用したい方は、ゲルがおすすめ。
腰痛にも使用できるので、ロキソニンテープを身体に貼るのが苦手な方は、ローションやゲルを利用すると良いでしょう。

内服薬と外用薬の使い分けや併用

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内服薬や外用薬は、どちらも炎症や痛みが起こっている箇所で効果を発揮してくれます。
ロキソニンの内服薬と外用薬を同時に使用しても問題ないですが、しっかりとそれぞれに副作用があることを理解したうえで使用するようにしてください。

引用:ロキソニンテープの効果・効能/飲み合わせ・併用禁忌を解説~一緒に使える市販薬も紹介~ – EPARKくすりの窓口コラム|ヘルスケア情報 (kusurinomadoguchi.com)

内服薬が適している人

  • 肌がかぶれやすい人やアトピーの人
  • ロキソニンテープを貼ったり、ローションやゲルを塗ったりするのが面倒な人
  • 仕事中や外出中に急に腰痛になり、サッと薬を飲んで痛みを和らげたい人

外用薬が適している人

  • 胃腸が弱い人
  • 副作用が心配な人
  • 薬を飲むのに抵抗がある人

ロキソニンの持続時間や使用間隔

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ロキソニンは即効性のある薬ですが、内服薬と外用薬で持続時間や使用間隔が異なってきます
また、持続時間は体質などの違いにより、それぞれ変わってくるでしょう。

内服薬

健康な成人がロキソニン1錠(60㎎)を服用した場合、30分程度で効き目が最高潮となり、1時間15分ほどで効き目が半減し、その後ゆるやかに効き目が無くなっていきます。
よって、持続時間は、服用後5時間~6時間ほどです。

引用:医療用医薬品 : ロキソニン (ロキソニン錠60mg 他) (kegg.jp)

引用:0000055907.pdf (mhlw.go.jp)

外用薬

ロキソニンテープは1日1回で、24時間使用可能
ローションとゲルの使用間隔は6時間で、1日に3回~4回まで使用可能です。

ロキソニンを服用する際の注意事項

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ロキソニンに限らず、薬はしっかりと用法用量を守って服用しないと、効果が発揮されないだけでなく、副作用が発生してしまいます。
この章ではロキソニンを使用する際の、主な注意事項をあげています。
また、ロキソニンは第1類医薬品です。ご使用前に必ず薬剤師の説明を受け、注意事項を確認してからご利用ください。

内服薬

  • 15歳未満の人は使用を避ける
  • 空腹時は避ける
  • 1日に2回まで(服用間隔は4時間以上空ける)
  • 他の消炎鎮痛薬やかぜ薬などの併用は避ける
  • 眠気が現れることがあるので運転などは避ける

外用薬

  • 15歳未満の人は使用を避ける
  • 1日1回のみ使用
  • 1日に4枚まで
  • 目の周辺や湿疹、かぶれ、傷口には使用しない
  • 連続して2週間以上の使用はしない

ロキソニンの副作用

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ロキソニンは第1類医薬品で、副作用のリスクが高い薬です。
しっかりと副作用を把握し、注意事項を確認した上で、用法用量を守って服用するようにしてください。
また、内臓などに疾患がある人や、他の薬を服用している人は必ずかかりつけ医と相談の上、服用してください。

内服薬

内服薬は、消化器官を通って痛みの患部へと浸潤します。
そのため、胃や腎臓などの消化器官に負担がかかってしまいます。
内服薬の副作用について主にあげられる症状を2つ紹介します。

 

消化性潰瘍
胃の表面には粘膜があり、粘膜に傷がついたり穴があいてしまうことを、消化性潰瘍といいます。
また、プロスタグランジンは、痛みや炎症を強くさせる他に、胃を胃酸から守る役割があります。
ロキソニンを飲むことでプロスタグランジンの役割が果たせず、胃酸によって胃粘膜を傷つけてしまう可能性があります。
よく「食事をしてから薬を飲む」と言いますが、空腹時の服用を避ける理由はこのことからきています。

 

腎障害
消化性潰瘍でも紹介したようにプロスタグランジンは他にも、腎臓の血管を拡張してくれる役割があります。
ロキソニンを飲むことで腎臓へ流れる血流が制限され、腎臓の働きが悪くなってしまいます。
腎臓は身体の塩分を調整し、老廃物を尿として体外へ排出してくれる働きがあります。
腎臓の働きが悪くなることにより、尿が体外へ排出されず、浮腫や高血圧になる可能性があります。

外用薬

外用薬は内服薬と比べ直接患部に使用するため、副作用が少ないですが、副作用が全く無い訳ではありません。

  • 発疹やかゆみなどの皮膚トラブル
  • 胃部の不快感などの消化器系
  • ショック(アナフィラキシー)

ロキソニンを飲むタイミングや毎日の服用について

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ロキソニンは、痛みを感じたらすぐに服用することをおすすめします。
身体が痛みや炎症を起こすと、プロスタグランジンという成分が作られます。
プロスタグランジンは痛みや炎症を強くする作用があり、ロキソニンはプロスタグランジンの働きを阻害してくれます。
プロスタグランジンが体内で大量に作られる前に、ロキソニンを服用することによりプロスタグランジンの働きを阻害し、痛みや炎症を抑えられるでしょう。
また、続けての服用は4時間以上を空けることとし、3日以上の連続しての服用は避けてください。
連続してロキソニンを服用することにより、副作用であげた「消化性潰瘍」や「腎障害」のリスクが高まります。

ロキソニンと一緒にストレッチなどをする

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腰痛で動くのが怖くなり安静にしたいところですが、ずっと横になっていると、筋肉が硬く凝ってしまいます。
筋肉が硬く凝ってしまうと血流が悪くなり、腰痛が悪化したり慢性化したりするでしょう。
腰痛予防のためにも、痛みが和らぎ少しずつ動けそうになると、ゆっくりとストレッチや筋トレを始めてみてください。

ストレッチ方法

太もも裏側のストレッチ

  1. 仰向けになり右足だけを持ち上げ、両手は右足の太ももを持ち、引き寄せる(2~3回呼吸するか、20秒数える)
  2. 右足を下ろし、真っすぐ伸ばす
  3. 左足を持ち上げ、両手は左足の太ももを持ち、引き寄せる(2~3回呼吸するか、20秒数える)
  4. 左足を下す

無理に引き寄せようとせずに、太ももの裏側が伸びているのが感じられるところでOKです。
余裕があれば、持ち上げている膝を曲げずに真っすぐ伸ばしてみたり、つま先を顔の方へ向けたりなどしてみてください。

お尻のストレッチ

  1. 仰向けになり両膝をたてる(足の幅は腰幅程度)
  2. 右くるぶしを左膝の上に乗せる(右の股関節を開く感じ)
  3. 左足を浮かし、両手は左太ももを持ってお腹へ寄せる(右のお尻が伸びる)
  4. ゆっくりと左足を床に着け、右足をほどく
  5. 左くるぶしを右膝の上に乗せる(左の股関節を開く感じ)
  6. 右足を浮かし、両手は右太ももを持ってお腹へ寄せる(左のお尻が伸びる)
  7. ゆっくりと右足を床に着け、左足をほどく

お尻が伸びているのを感じながら、ゆっくりと呼吸を2~3回するか、20秒数えるなどしてください。

筋トレ方法

腹筋の筋トレ

  1. 仰向けになり、両膝を立てる(足の幅は腰幅程度)
  2. 両手をそれぞれの太ももの上に添える
  3. 息を吐きながらゆっくりとおへそを覗き込むようにして頭を起こし、手は膝の方へ滑らせる
  4. 息を吸いながら頭をもどす
  5. 3~4を繰り返す

頭を持ち上げる角度は肩甲骨が床から浮く程度でOKです。
無理に頭を持ち上げようとすると、首が痛くなってしまうのでおへそを覗き込むようにするのがポイント。
ご自身のできる範囲で、ゆっくりと数回繰り返しましょう。

腸腰筋の筋トレ

  1. 仰向けになり、左足は真っすぐ伸ばし右足は立てる
  2. 立てた右足を浮かしお腹の方へ少し引き寄せる
  3. 右膝で天井に「円」をかくようにゆっくりと大きく右回し
  4. 右回しが終わるとゆっくりと左回し
  5. 右膝を床に戻し、真っすぐ伸ばす
  6. 左足を立てて浮かし、お腹の方へ少し引き寄せる
  7. 左膝で天井に「円」をかくようにゆっくりと大きく左回し
  8. 左回しが終わるとゆっくりと右回し

回すのは3~5回ほどでOKです。回数よりもゆっくりと回すことを意識して行ってください。
また、膝を回すときは腰が浮いてこない範囲でOKです。

「NOBU先生の腰痛解消セルフケア」の動画はこちら⇒https://www.youtube.com/shorts/3V_Tl0hH02U

まとめ

腰痛 ロキソニン 効く

ロキソニンは痛みや炎症を起こしている急性的な腰痛には効きます。
人の身体は痛みや炎症を起こすと、プロスタグランジンという成分が作られ、プロスタグランジンは痛みや炎症を強くさせる働きがあります。
ロキソニンの成分である「ロキソプロフェンナトリウム中和物」はプロスタグランジンの働きを阻害してくれるので、痛みや炎症を抑えられるでしょう。
また、痛みを感じたら我慢せずに、ロキソニンを使用するようにしてください。
プロスタグランジンが体内に充満してしまうと、ロキソニンの効果が減ってしまいます。
なお、ロキソニンはすべての腰痛に効く訳ではないことをしっかり理解しておきましょう。
神経を圧迫していることが原因の腰痛や、内臓の病気が原因の場合はロキソニンの効果は期待できません。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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