最終更新:2024.07.27

腰痛が起こるメカニズムについて解説!原因や腰痛の治し方も紹介します。

「腰痛ってどうして起こるんだろう」
「ぎっくり腰を繰り返し発症してしまう」
「腰を痛めやすいけど、どうして?」

腰痛持ちの人や腰痛を経験したことがある人は、腰が痛くなる仕組みや原因など、不思議に思ったことがある人も多いのではないでしょうか?

日本整形外科学会の2003年の調査では「治療を必要とするほどの腰痛を経験した人」の割合が男性57.1%、女性51.1%の人が、腰痛を経験したことがあるという情報が出ています。しかし、この調査は「治療を必要とするほどの腰痛を経験した人」です。治療を必要としない「軽度の腰痛経験者」の有無を考えると、より多くの人が腰痛を経験したことがあると考えられるでしょう。

この記事では、腰痛のメカニズムについての解説や、腰痛の治し方や対策をご紹介しています。ぜひ最後までお読みください。

引用:https://www.joa.or.jp/media/comment/pdf/lumbago_report_030731.pdf

腰痛が起こるメカニズム

腰痛 メカニズム

人の背骨は横から見るとゆるやかなS字カーブになっていることをご存知の方も多いでしょう。頸椎(首)は少し前方へカーブし、胸椎(背中)は少し後方へカーブ、腰椎(腰)はまた前方へカーブして尾てい骨へと繋がっています。姿勢不良や猫背などが原因でこのS字カーブが崩れることで、腰痛が起こります。また、腰だけでなく首こりや肩こり、ストレートネックや背部痛の原因にもなってしまうでしょう。

腰椎は上半身と下半身を繋いでいる唯一の骨です。身体をかがめる、反らせる、捻るなどの動作は、腰椎に負荷がかかってしまうことが想像できます。これらの動作を繰り返すことや、異常に負荷をかけることで腰に痛みが生じてしまうでしょう。

腰痛のメカニズムはさまざまですが、他にも筋肉が硬くなっていることや、筋肉量がないこと、または椎間板の問題など、腰が痛くなる原因は数多くあります。この章では、腰痛が起こる主な原因をご紹介します。

筋肉や関節の問題

腰痛が起こるのは、腰回りの骨だけが原因ではありません。筋肉や関節が硬くなっていることや、筋力が減っている、または身体の筋肉のバランスが崩れていることなどが原因で腰痛を引き起こしてしまいます。

長時間のデスクワークや車の運転では、同じ姿勢を取り続けることで背中や腰の筋肉が緊張状態となり、血流が悪くなって腰痛を引き起こす原因になります。また、腰回りの筋肉は腰椎を支えるコルセットのような役割をしています。腰回りの筋肉が無いと、腰椎を支える役割が果たせずに腰椎に負荷がかかり、腰を痛めてしまうでしょう。他にも、腰とは関係の無さそうな前側の太ももの筋肉にも原因があるかも知れません。前側の太ももの筋肉を使いすぎて柔軟性が無いと、骨盤が前側に引っ張られて反り腰となり、腰が痛いと感じてしまうでしょう。

椎間板の問題

腰椎の骨と骨の間には椎間板があります。椎間板の中にはゼリー状のような弾力性のある髄核があります。髄核は、圧力や衝撃を吸収してくれるクッションのような役割を果たしています。髄核の弾力性がなくなったり、もろくなったりして髄核の一部が飛び出し、後ろを通る神経を圧迫したり刺激したりすることで痛みが生じます。ヘルニアという病名を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。椎間板が原因で腰に痛みが生じることを腰椎椎間板ヘルニアといいます。原因はさまざまですが、前かがみでの作業や、重いものを急に持ち上げるなどの動作で発症することが多くあります。

神経の問題

背骨には神経が通る道の脊柱管があります。腰部の脊柱管が何らかの影響で、圧迫されたり刺激されたりすることで痛みが生じます。腰部にある神経は足の指にまで伸びているので、腰痛の症状だけでなく、どにお尻や下肢な痛みやしびれなどの症状が現れるでしょう。

 

腰部脊柱管狭窄症

椎間板や腰椎が変形や変性をし、神経が通る脊柱管を圧迫したり刺激したりすることを腰部脊柱管狭窄症といいます。症状は、下肢の痛みやしびれ、背筋を伸ばすと痛みが生じるなどがあります。脊柱管狭窄症特有の症状に、間欠性跛行があります。間欠性跛行とは、歩くと強い痛みが現れ、休むと痛みが治まるといった症状です。脊柱管狭窄症の多くの原因は加齢によるものです。骨の老朽化が進み、腰椎や椎間板が変形や変性をしてしまうことで、症状を発症してしまいます。

 

腰椎変性すべり症・腰椎分離すべり症

腰椎は前側に椎体、後ろ側に椎弓と棘突起があり、間には脊柱管があります。腰椎が前へすべり出てしまうことを腰椎変性すべり症といい、椎体と椎弓が分離してすべり出てしまうことを腰椎分離すべり症といいます。どちらも椎体の間を通る脊柱管を圧迫しているので、下肢の痛みやしびれなどの症状が現れます。また、腰部脊柱管狭窄症と同様の間欠性跛行の症状が現れることもあります。原因は、スポーツで腰に負荷がかかる動きや腰を捻るなどの動作で発症します。また、加齢が原因で腰椎や椎間板が老化して発症することもあります。

婦人科系の問題

女性特有の腰痛で婦人科系が原因の可能性があります。女性は生理前や生理中、妊娠中などに分泌されるホルモンの関係で腰に痛みが生じてしまいます。また、子宮の病気が原因で腰を痛めてしまうこともあります。

 

月経痛

生理前や生理中などは、プロスタグランジンという物質が生成されます。プロスタグランジンは、経血を排出させるために子宮を収縮させています。同時に血管も収縮されるので、身体の血流が悪くなり、腰痛を引き起こしてしまうでしょう。

 

妊娠

女性の身体は妊娠をするとリラキシンというホルモンが分泌されます。リラキシンは、腰周辺の関節や靱帯を緩める働きがあります。骨盤は上半身を支える土台となっています。骨盤周辺の関節や靱帯が緩むことで身体のバランスが崩れてしまうので、過度に力が入ったり、筋肉が緊張したりして腰を痛めてしまうでしょう。

また、お腹が大きくなるにつれて重くなり、骨盤が前方へ引っ張られることで腰が反れた「反り腰」の状態になってしまいます。これらが原因で腰痛を引き起こしてしまいます。

 

その他の婦人科系の疾患

女性特有の疾患に、子宮内膜症や子宮筋腫といった病気があります。
子宮内膜症とは、通常であれば子宮の中にできる子宮内膜が、何らかの影響で大量に作られたり、子宮以外のところで作られたりすることです。子宮以外のところで作られた子宮内膜は、スムーズに体外へと排出されず、他の組織と癒着を起こして腰痛の症状が現れます。また、子宮筋腫は子宮にできる筋腫のことです。筋腫ができて肥大化してしまうと周辺の臓器を圧迫して腰に痛みが生じてしまいます。

内臓疾患の問題

実は腰痛の原因が、内臓の疾患の可能性があることをご存知でしょうか。消化器系や泌尿器系、循環器系などの病気が原因で腰痛を引き起こすことがあります。また、脊髄や脊椎の疾患が原因の可能性も。腰が痛いからと腰痛体操を行ったり、整骨院や整体院などを受診して症状が改善されていますか?内臓の疾患が原因で腰痛を引き起こしている場合と、骨や関節、筋肉が原因で腰痛を引き起こしている場合の見分け方は「安静にしていても痛みがあるかどうか」です。

通常の骨や関節、筋肉などが原因の腰痛は、安静時には痛みが少なく、立ったり座ったりなどの身体を動かす動作で痛みが生じるでしょう。それに対して内臓の疾患が原因の場合は、横になって安静にしていても痛みが生じる、または症状が改善されず、痛みが悪化してしまうことがあります。ご自身の腰痛が安静時にも痛みがある場合は、整形外科や内科などを早めに受診するようにしてください。

「腰痛の原因のひとつに内臓の疾患が関係している」記事はこちら⇒

腰痛の原因のひとつに内臓の疾患が関係しているのをご存知でしょうか?

 

腰痛の対処法

腰痛 メカニズム

何をするにも腰が痛くて、動くのが億劫になってしまう腰痛。少しでも痛みを緩和してストレスを取り除く方法が知りたいもの。この章では、腰痛の治し方をご紹介しています。ただし、痛みが激しい時はまずは安静にすることを優先させてください。無理に身体を動かすと悪化する恐れがあります。また、腰痛の治療中の人は、かかりつけ医に痛みが生じたことを相談してください。

湿布薬やロキソニンを使用

急性的で炎症がある腰痛にはロキソニンが効きます。しかし、炎症がない慢性的な腰痛はロキソニンの効果はあまり感じられないでしょう。外用薬のロキソニンは部位ごとに使いやすく、パップ剤やテープ剤、ローションやゲルタイプなどがあります。内服薬のロキソニンはドラッグストアや薬局などで購入ができます。ただし、腰痛以外の疾患がある人や、日常から薬を服用している人は、医師に相談してからロキソニンを服用するようにしてください。注意点として、ロキソニンは市販で購入できますが、第一類医薬品です。薬剤師からの説明や副作用についてしっかりと説明を受けたうえで、服用するようにしましょう
「ロキソニン湿布の効果」についての記事はこちら

腰痛にロキソニン湿布は効果がある?市販薬の湿布の種類や効果について解説します!

整体院や整形外科へ行く

整体院や整形外科では、筋肉をほぐして関節などを整えバランスの良い身体へと整えてくれます。患者一人ひとりの身体の癖なども見抜いてくれるので、自分の改善点が見つかるでしょう。また、自分にあった腰痛体操や運動が分からない人なども、医師に相談すると患者にあったおすすめの運動法を教えてくれます。

また、腰痛には骨や関節、筋肉以外にも、内臓の疾患が原因で腰に痛みが生じることがあります。腰が痛くなって「ただの腰痛」だと思わずに、一度整形外科などを受診すると良いでしょう。また、腰痛の病気の椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などは、ほっておくことで症状が悪化する可能性があります。医師に適切な診断をしてもらい、治療をすることをおすすめします。

腰痛体操

腰に痛みが生じたら、腰に負担がかからない姿勢をとって、湿布やロキソニンを服用して痛みが治まるまで、まずは安静にしてください。痛みが治まって動けそうになると、徐々に体を動かすようにしてください。腰痛体操をすることで、腰回りの筋肉や関節がほぐれて痛みが緩和できるでしょう。反対に、腰が痛いからと安静にしすぎると、慢性化してしまったり、かえって腰痛を悪化させてしまう可能性があります。腰の様子を見ながら、無理のない範囲で腰痛体操などを続け、身体を動かすようにしましょう。

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腰痛の対策

腰痛 メカニズム

この章では、腰痛の対策をご紹介します。ストレスになる腰痛は、日常生活に以下のものを取り入れるだけで対策ができます。誰でも今から始められる内容を記載しているので、ぜひ参考にしてください。

日常に運動やストレッチを取り入れる

腰痛には原因の分かる特異的腰痛と、原因の分からない非特異的腰痛があります。非特異的腰痛の多くは、日常生活の姿勢が悪いことが原因で腰痛を引き起こしていると考えられます。正しい姿勢を保つにはある程度の筋力が必要です。正しい姿勢を保つ為の筋力が無いが故に、自分の使いやすい筋肉ばかりを使って腰痛を引き起こしてしまいます。

日常の生活で運動やストレッチを取り入れることで、身体に筋肉が着き正しい姿勢の維持が可能となるでしょう。また、ストレッチを行うことで、使いすぎている筋肉の緊張をほぐしてくれます。なお、運動の前後には必ずストレッチを行ってください。運動前は怪我の予防に、運動後は使った筋肉の緊張をほぐすために行います。日常から運動やストレッチを取り入れることで腰痛対策となるでしょう。

腰に負担がかかる動作を避ける

長時間のデスクワークや、中腰で重い物を持ち上げるなどの作業は腰に負荷がかかっています。デスクワークの場合は小まめに休憩を摂り、席を立って伸びをして身体をほぐすようにしてください。中腰で重い物を持ち上げる作業の人は、しっかりとしゃがんでから荷物を持つようにしましょう。また、コルセットを使用しての作業もおすすめです。ただし、コルセットはあくまでも補助の役割です。コルセットを付けっぱなしにすることや、就寝中にも使用することは控えてください。血流が悪くなることや、コルセットを使用していることで、腰回りの筋力が低下して腰痛を悪化させてしまう可能性があります。腰を使う作業のときにだけ使用するようにしましょう。

食生活の見直し

食生活と腰痛は関わりが無いように感じますが、実は関係しています。そもそも、肥満は腰痛の原因になります。上半身や腰回りに余分な脂肪がついていると、上半身を支える腰椎に過剰な負荷がかかり腰を痛めてしまうでしょう。

アルコールの過剰摂取や暴飲暴食は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクを高めることや、内臓の疾患の原因になってしまいます。外食を減らし、自炊するときの味付けに意識をするようにしましょう。

また、夏場の食事にも注意が必要です。身の危険を感じるほどの猛暑となる日本ですが、ついつい冷たい飲み物や食事をしてしまい、内臓が冷えてしまっているかも知れません。冷えは腰痛の原因になります。身体が冷えると血管が収縮します。血液は新しい酸素や栄養を運んで、不要な老廃物を回収してくれます。血管が収縮することで新しい酸素や栄養が行き届かず、不要な老廃物が溜まって腰痛を発症してしまうでしょう。

「腰痛に効く食べ物や食べてはいけないもの」の記事はこちら⇒https://selfcareseitai.com/blog/youtsuu-tabetehaikenaimono/

まとめ

腰痛 メカニズム

腰痛のメカニズムは、背骨のS字カーブが崩れることや腰椎に過度な負荷がかかってしまうことです。腰椎は上半身と下半身を支える唯一の骨です。日常生活の姿勢不良や腰に負荷がかかる動作を繰り返し行うことで、腰に痛みが生じてしまうでしょう。また、腰痛は骨や関節の損傷や、筋肉の凝りだけの問題で発症するとは限りません。背骨を通る神経を圧迫することや、女性特有のホルモンが原因だったり、内臓の疾患が隠れていたりする場合があります。

腰に痛みが生じると、まずは安静にして整形外科や整体院へ訪問して検査をすると良いでしょう。原因を突き止め、治療をしていく必要があります。また、対策として、腰に負担のかかる動作を控えることはもちろんですが、日常から運動やストレッチなどを取り入れ、食生活の改善に意識を向けると良いでしょう。身体を動かす運動は、腰痛対策にもなり生活習慣病の予防にもなります。食事は暴飲暴食を避け、バランスの良い食生活を心がけると良いでしょう。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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