最終更新:2024.06.03

腰痛で整形外科を受診する際の費用料金の目安

腰痛の治療では、問診、診察、検査をして疾患を特定(診断)し、診断に基づいて投薬や運動療法、理学療法、手術、リハビリなどが行われます。整形外科など医療機関で腰痛の治療を受ける場合、たとえば、レントゲン検査では費用はどのくらいかかるのでしょうか。

医療機関での治療費の決まり方、特に、腰痛を治療する場合の各種料金について解説します。

治療費の決まり方

腰痛 レントゲン 費用

国民健康保険など公的医療保険が適用される診療を保険診療といいます。保険診療では、治療費は患者と公的医療保険から支払われます。

患者は医療機関の窓口で治療費総額の3割を支払い、公的医療保険からは残りが支払われます。

保険診療の際の治療費総額のことを、診療報酬といいます。診療報酬は、医療行為を行った医療機関や投薬を行った薬局の収入の総和です。

診療報酬には一定の計算方法があるので、この内容を知れば治療費の決まり方もわかります。

保険診療の対象となるものは健康保険法で決まっていますが、簡単に言えば病気やけがです。美容整形や妊娠、出産、予防接種などは病気でもけがでもないので、健康保険の対象外になっています。

腰痛の際に通う人が多い整骨院や接骨院は病院ではありませんが、捻挫や骨折の治療がなされるのであれば、それはケガの治療に当たるので保険診療となります。

診療報酬について

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保険診療では、診療報酬点数表に基づいて計算される点数によって診療報酬が決められます。診療報酬が決まれば、患者は医療機関の窓口で診療報酬の3割を負担し、公的医療保険が残りを負担します。

診療報酬の点数は、一つ一つの医療行為ごとに厚生労働大臣が細かく決めており、2年に1度厚生省の審議会で見直しが行われています。診療報酬には、医師や看護師等医療従事者の医療行為に対する技術料や医療材料費、薬剤師の調剤行為に対する技術料や薬剤費、医療行為に伴って行われた検査の費用などが含まれています。

なお、以下で具体的な診療報酬点数を掲載していますが、これは令和4年に改訂が行われて令和6年5月末まで使用される点数表に基づいています。令和6年6月からは改定された新たな点数表が使用されます。

令和6年の改定では、初診料および再診料の増額、処方箋料の減額、マイナンバー対応のための加算、医療スタッフの賃上げ対策加算などがなされています。

診療報酬点数表について

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診療報酬は点数表によって計算されます。点数表には、医科診療報酬点数表、歯科診療報酬点数表、調剤報酬点数表、診断群分類点数表の4つがあります。

医科診療報酬点数表は内科や外科などの医科診療の際に、歯科診療報酬点数表は歯科診療の際に、調剤報酬点数表は薬局調剤の際に使用されます。診断群分類点数表は入院の際に使用されます。

腰痛の場合には整形外科など病院やクリニックを受診しますので、主に、医科診療報酬点数表での計算となります。医科診療報酬点数表は細かく項目が分かれています。

細分化された項目の中からいくつか例示すると、初診料、再診料、入院基本料、特定入院料、薬剤料、検体検査料、生体検査料、エックス線診断料、調剤料、注射料、リハビリテーション料、処置料、手術料、神経ブロック料、等々があります。

上記のうちの初診料を見てみると、基本は288点となっています。1点は10円に換算されますから、288点は2,880円を表しています。

公的医療保険制度では患者は医療機関の窓口で診療報酬の3割を負担しますので、その額は860円(10円未満四捨五入)となります

初診料は基本が288点となっていますが、オンライン診療の初診料は251点、紹介率の低い病院の初診料は214点、診療時間外や休日だと点数が加算されるなど様ざまな場合の点数が設定されています。診療報酬点数表には初診料とは別に再診料という項目があります。

初診料は、医師が患者のカルテを初めて作り、診察、診断する際の料金です。同じ病気が継続していて2回目以降に診察する際の料金を再診料といいます。

病気が完治した後に、別の病気や前と同じ病気に再度罹患して、同じ病院に通う場合は初診となります。

治療費の例

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保険診療を受けた際の診療報酬について具体的な事例を紹介します。

腰痛で病院に行ったところ、腰椎の状態を診るためにエックス線検査を行うことになりました。エックス線検査はレントゲン検査とも呼ばれますが、エックス線を利用して骨や関節の炎症を見つけるためにおこなわれる検査です。

この場合の診療報酬点数は、脊椎のアナログでの単純撮影が60点、撮影した画像による診断が85点、単純撮影画像の管理が57点、以上合計202点となります。1点10円なので、エックス線診断分の診療報酬の金額は2,020円で、患者の窓口負担はその3割の610円です。

この金額はあくまでもエックス線診断分であって、その他に初診料や処置が行われれば処置料、薬が処方されれば薬剤料が加算されます。

腰痛治療の料金

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腰痛の保険治療のうちエックス線検査の料金については先に述べましたが、その他の腰痛治療の料金についても紹介します。なお、以下で示す料金はあくまで目安であって、各患者の症状や医療機関の対応などによって異なってきます。

初診および再診の料金

初めて訪れる医療機関では初診料、何度も訪れているところでは、新たなケガや病気の治療では初診料、治療中の再度の訪問では再診料がかかります。初診および再診の基本の診療報酬点数は以下のとおりです。

診察では、以下の初診料または再診料のほかに、疾患ごとに異なる指導管理料がかかりますので、1,200円前後になります。

診療報酬点数診療報酬(円)(1点10円)患者負担(3割)
初診288点2,880円864円
再診73点730円219円

検査の料金

腰痛では、エックス線検査や CT検査、超音波(エコー) 検査、MRI検査などがよく行われます。

エックス線検査は、エックス線を利用して画像を作成し、骨や関節の炎症を見つけるために行われます。エックス線検査では骨しか見ることができませんので、骨以外の筋肉や靱帯などの状態はわかりません。

CT検査も患部にエックス線をあてて得られたデータをコンピューターで計算して断層像を撮影するというものです。エックス線を使うので被ばくは免れないのですが、エックス線検査では得られない骨の3D構造が見られます。

骨の内部の詳細なところまで立体的に見て確認したい場合に、CTは使われます。

超音波(エコー)検査では、骨だけでなく骨同士をつないでいる靱帯、骨を動かす筋、骨と筋の付着部である腱や、神経、血管なども見えます。エコーは放射線(エックス線は放射線の一種)による被曝が全くないため体への悪影響もなく、診察室でリアルタイムに画像を見ながら診断ができます。

MRIは「Magnetic(磁気)」「Resonance(共鳴)」「Image(画像)」を略したもので、磁石の力を利用して画像を作り出します。MRIは脊髄や椎間板などの軟部組織の描出に優れています。そのため、椎間板ヘルニアの脱出具合を評価したり、脊柱菅狭窄症による神経の圧迫を評価したりすることができます。

MRIによる検査は受診できる施設が限られており、予約をしてからでないと受けられない場合があります。

エックス線検査や 超音波(エコー) 検査、MRI検査の診療報酬は以下のようになります。

撮影診断画像管理合計診療報酬総額3割負担
エックス線診断60点(アナログ単純撮影)85点57点202点2,020円606円
CT1,020点450点1,470点14,700円4,410円
エコー530点(断層撮影胸腹部)530点5,300円1,590円
MRI1,620点450点2,070点20,700円6,210円

手術の料金

腰痛の治療で手術が行われることが多い疾患には、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症があります。

腰椎椎間板ヘルニアは、背骨の骨と骨の間にある椎間板が飛び出してその周りの神経を圧迫することで、腰の痛みや痺れ等さまざまな症状が現れる病気です。腰椎椎間板ヘルニアの手術は、飛び出した椎間板を取り除いたり、椎間板内に薬を注入して小さくするために行われます。

全身麻酔をしての内視鏡下手術や局所麻酔での注射などで行われます。

腰部脊柱管狭窄症は、腰椎(背骨の中で腰の部分)の中を通る神経が入っている管(脊柱管)が部分的に狭くなり、神経が圧迫されて下肢のしびれや疼痛、歩行障害などをきたす病気です。腰部脊柱管狭窄症の手術は、主に、肥厚した黄色靭帯などを切除して脊柱管を広げるために行われます。

全身麻酔をしての内視鏡下手術が主流です。

腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症の手術をする場合の診療報酬点数は、以下のとおりとなっています。この金額は、あくまで手術分ですので、実際にはこのほかにも入院費用やその他諸々加算されます。

手術診療報酬額3割負担額
腰椎椎間板ヘルニア75,600点(内視鏡下椎間板摘出(切除)術, 前方摘出術)756,000円226,800円
腰部脊柱管狭窄症101,910点(内視鏡下脊椎固定術)1,019,100円305,730円

リハビリの料金

リハビリテーションとは機能回復訓練のことです。理学療法士や作業療法士が、患者に個別で訓練を行った場合に診療報酬点数がつきます。

理学療法士は、ケガや病気などで身体が思うように動かない人に対して、立つ、座る、歩くなどの基本的動作能力の回復をサポートします。

作業療法士は、基本的動作能力からさらに進んで、応用的動作能力の回復をサポートします。手や足、指など体の各部の細かい動作を取り戻します。

診療報酬点数表では、リハビリは、20分当たり1単位として点数が定められています。1時間(60分)だと3単位分の点数がカウントされます。

点数診療報酬額3割負担
運動器リハビリテーション料185点(1単位)1,850円555円

まとめ

腰痛 レントゲン 費用

腰痛診療の際の治療費について述べてきました。公的医療保険が受けられる保険診療では、治療費総額のことを診療報酬といいます。

診療報酬は、国が定める診療報酬点数表により決められており、点数表は2年ごとに改定されます。腰痛の診療では、一般に、初診料、再診料、検査料、手術料、リハビリ料などがかかってきます。

それらの点数、診療報酬、窓口負担分(診療報酬の3割)について、具体的な検査や疾患を例示して見てきました。

腰痛治療はさまざまですが、その治療は診療報酬点数表に掲載されています。診療報酬点数表は厚生労働省のサイトにアクセスすれば見ることができます。

医科診療報酬点数表は310ページ、歯科診療報酬点数表は79ページと見慣れてなければわかりにくいですが、参考になります。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

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    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

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    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

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    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

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    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

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    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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