高血圧が腰痛と関係していることをご存知ですか?
高血圧は放置すると命にかかわる問題もあり、知識を得ることが重要です。
今回は、血圧が上がることで腰の痛みが引き起こされる原因や、高血圧が身体に与える痛みに関する研究報告について紹介します。
目次
血圧が上がることで起こる肩こり・腰痛の関係性とは?
肩こりや腰痛の原因はさまざまですが、内科系の病気が原因で起こることもあります。
例えば、高血圧が肩こりや腰痛の原因になることも少なくありません。
肩こりになりやすい状況はいくつかありますが、まず肥満は体重が増えることで肩の筋肉に負担がかかり、肩こりの原因になります。
その他にも以下の原因があります。
- ・冷え性:体が冷えると血行が悪くなり、肩の筋肉が硬くなる
- ・精神的なストレス:ストレスがたまると筋肉が緊張しやすくなり、肩こりが起こる
- ・目の疲れ:長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用
- ・肩や首の骨の異常:骨のずれや変形があると、その部分に負担がかかる
この場合、肩こりは病気の自覚症状として現れることがあるので、放置せずに医師に相談することが重要です。
具体例として、デスクワークを長時間続けることで肩がこる場合、こまめにストレッチをすることが予防につながります。
また、寒い環境で仕事をしている場合、肩を温めることで血行を促進し、肩こりを防ぐことができます。
高血圧が原因の場合は、適切な薬を服用することや生活習慣の改善が必要です。
肩こりの原因は多岐にわたるため、自分の状況に合った対策をとることが大切です。
腰痛が血圧を上げるって本当?2種類の高血圧の特徴を解説
高血圧は大きく二つに分類されます。
一つは原因がはっきりしない「本態性高血圧」で、もう一つは腎臓や血管、内分泌の病気によって起こる「二次性高血圧」です。
それぞれの高血圧の症状や特徴について解説していきます。
原因の分からない病気が隠れている「本態性高血圧」
本態性高血圧は初期にはほとんど自覚症状がありませんが、進行すると肩こり、頭痛、耳鳴り、めまいなどの症状が現れます。
この高血圧は生活習慣の影響が大きく、塩分の多い食事や運動不足、ストレスなどが原因となります。
例えば、普段から塩辛い食べ物を好み、運動をあまりしない生活を続けている人は、本態性高血圧になりやすいです。
この状態では、血圧が高くても初めは気づかないことが多いです。
しかし、時間が経つと、肩が重く感じるようになったり、頻繁に頭痛がしたりします。
また、耳の中で音がする「耳鳴り」や、急に立ち上がるとふらつく「めまい」も現れます。
具体例として、デスクワークをしている人が、仕事中に肩が重く感じたり、頭が痛くなったりすることがあります。
さらに、静かな場所で耳鳴りを感じたり、急に立ち上がるとふらっとすることもあります。
これらの症状が続く場合、高血圧が原因の可能性があるので、医師に相談することが大切です。
このように、本態性高血圧は初期には気づきにくいですが、進行すると日常生活に影響を与える症状が現れます。
生活習慣を見直し、早めに対策を取ることが重要です。
自覚症状が分かりやすい「二次性高血圧」
二次性高血圧は、特定の病気が原因で起こる高血圧です。
例えば、腎臓の病気があると、体に余分な水分がたまりやすくなり、血圧が上がります。
また、血管の病気やホルモンの異常も血圧に影響を与えます。
このタイプの高血圧も、進行すると肩こりや頭痛を引き起こします。
具体例として、長時間デスクワークをしている人が突然肩がこり始め、頻繁に頭痛がするようになった場合、高血圧の可能性があります。
このような症状が現れたら、医師に相談して血圧を測ることが重要です。
例えば、ある人が腎臓の病気が原因で体に水分がたまり、その結果、血圧が上がって肩こりや頭痛が出ている場合、腎臓の治療を進めることで高血圧の症状も改善することがあります。
このように、二次性高血圧は特定の病気が原因で起こり、それぞれの病気を治療することで高血圧の症状も改善することができます。
もし、肩こりや頭痛が続く場合は、血圧を測り、原因となる病気を確認するために医師に相談することが大切です。
血圧が上がることで引き起こす腰痛や疾患
高血圧と慢性的な腰痛が関係することで、病気を引き起こしてしまう可能性が考えられます。
ここからは、高血圧と腰痛によって引き起こる症状や原因について詳しく解説していきます。
大動脈解離
動脈硬化が進行している場合、背中の痛みの原因が大動脈解離である可能性が高まります。
例えば、高血圧や喫煙、高齢などのリスク要因がそろっている場合、大動脈解離のリスクが増加します。
大動脈解離の初期症状は非常に激しい痛みです。
また、大動脈が裂ける場所によって、最初に感じる痛みの場所が異なります。
心臓から直接出る部分では胸の痛みが、胸部大動脈では背中に、腹部大動脈では腰に痛みが現れます。
その後、裂けた部分から始まって血液が流れる方向に従って、急速に解離が進行します。
そのため痛みの場所も胸からお腹、さらには腰に広がっていきます。
解離が進むにつれて、腰痛が現れることもあります。
高血圧の方は、大動脈解離のリスクが高まるとされており、注意が必要です。
高血圧によって血管壁に負担がかかり、血管が弱くなる傾向があります。
そのため、日常的に降圧剤などで血圧をコントロールすることが重要です。
大動脈瘤
大動脈瘤は通常、主動脈の壁が拡張し膨らんだ状態を指します。
この状態では、血管壁が通常よりも薄くなり、弱くなっています。
例えば、大きな風船が膨らむように、血管が膨らむため、この部分がいつでも破裂する可能性があります。
特に高血圧の場合、血管壁にかかる負荷が増し、壁がさらに弱くなることがあります。
このような状態で大動脈瘤が破裂すると、血液が血管の外に漏れ出し、非常に危険な出血を引き起こすことがあります。
具体例としては、高血圧によって血管壁が長期間にわたって負担された結果、大動脈瘤が成長し続け、破裂のリスクが増大するケースが考えられます。
また、高血圧の治療が不十分な場合や、血圧が急激に上昇するストレスの影響を受けた場合も、破裂リスクが高まる可能性があります。
大動脈瘤の破裂は重篤な状態であるため、高血圧の管理が非常に重要です。
定期的な医師の診察と血圧管理を行うことで、破裂リスクを低減することができます。
骨粗鬆症
骨粗鬆症は女性によく見られます。
女性は更年期を迎えるとエストロゲン(女性ホルモン)の分泌が低下し、骨の吸収と形成のバランスが崩れやすくなるためです。
また、骨粗鬆症と高血圧との間には複雑な関係があります。
高血圧治療に用いられる一部の降圧薬は、カルシウムの排泄を促進することで骨の密度低下を招く可能性があります。
例えば、チアジド系の利尿薬はこの傾向があります。
長期間にわたってこれらの薬剤を使用すると、骨粗鬆症の発症リスクが増大することが示されています。
また、高血圧が進行すると、動脈硬化が進み、血管が硬くなりやすくなるのです。
骨に栄養素や酸素が必要なだけ供給されなくなり、骨組織の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
血管の健康が損なわれると、骨の代謝に必要な血液循環が不十分になり、骨密度の低下や骨粗鬆症のリスクが高まることが考えられます。
さらに、高血圧が持続すると、身体全体の炎症反応が増加し、これが骨粗鬆症の進行に寄与することもあります。
特に、炎症が骨組織に影響を与え、骨の脆弱性を増すこともあるでしょう。
したがって、高血圧を持つ人は、骨粗鬆症のリスクにも留意する必要があり、適切な治療と定期的な健康管理が不可欠です。
医師の指導の下で、降圧薬の選択や骨密度のモニタリングが行われることが推奨されます。
変形性脊椎症
脊椎の骨や関節の変形は、血流や栄養供給に影響を与える可能性があります。
血管が圧迫されたり、血流が制限されたりすることで、組織や神経への適切な栄養供給が阻害されることがあります。
また、高血圧により血管が損傷しやすくなることがあり、血流が制限される可能性もあるでしょう。
この結果、脊椎の変形した部分や神経が、より多くの圧力や炎症にさらされることも考えられます。
腰部脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症は、脊柱管内の空間が狭くなり、そこを通る脊髄や神経根が圧迫される状態です。
脊柱管が狭窄すると、通常は脊髄が通る場所が狭まります。
この圧迫により、脊髄の神経組織に血管が圧迫され、血流が制限されることがあります。
血流が不十分な状態が持続すると、神経組織への栄養供給が阻害され、神経炎症や損傷が進行する恐れがあります。
脊髄自体にダメージが及ぶことで、脊髄の神経信号の伝達が妨げられ、手足の感覚や運動機能に影響を及ぼすことがあります。
また、高血圧による血管の影響も考えられます。
高血圧が持続すると、血管の壁が損傷しやすくなることで血管の柔軟性が低下し、血流が制限される可能性もあるでしょう。
これにより、既に変形した脊椎部位や神経がより多くの圧力や炎症にさらされることが考えられます。
腰椎椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアに伴う痛みや手術に対する不安が血圧上昇に関連しているのも理由の一つです。
椎間板ヘルニアは、腰や首の椎間板の破損によって起こる症状で、痛みやしびれ、筋力の低下などを引き起こすことがあります。
これにより日常生活に支障をきたし、患者は痛みを和らげるために様々な治療法を模索することになります。
症状が慢性化すると、患者は痛みの強さや持続性によって日常生活の質が低下し、そのストレスが血圧に影響を与えることがあります。
また、手術に対する不安も血圧上昇の要因となります。
手術は患者にとって大きな心理的・身体的な負担となり得ます。
手術のリスクや手術後の回復期間、術後の結果不安などが不安感を引き起こし、これがストレスとなって血圧を上昇させる可能性があります。
具体的な例としては、椎間板ヘルニアの症状が慢性的に進行し、日常生活での動作が困難になった場合、その制限された生活がストレスを引き起こし、これが血圧上昇に寄与することが考えられます。
また、手術を選択するかどうかの決断過程での心理的負担や、手術後のリハビリテーションや結果不安に対する心理的ストレスも血圧を上昇させる要因となり得ます。
したがって、椎間板ヘルニアによる症状や手術に関連するストレス管理は、血圧管理の重要な要素として考慮されるべきです。
適切な治療計画のもとで症状や不安を軽減し、心身の健康を維持することが大切です。
高血圧と身体の痛み:最新研究から見えてきた影響とは?
高血圧は内科医の診療で最も頻繁に見られる病気です。
加齢とともに血圧が上昇し、動脈硬化を進行させ、心臓や脳などの重要な臓器に損傷を与えるリスクが高まります。
過去40年間で高血圧の頻度はほぼ変わらず、しかし降圧治療の普及により患者の血圧が大幅に低下しました。
肥満やアルコール摂取、高インスリン血症(インスリン抵抗性)が高血圧のリスク要因とされています。
高血圧は心臓病や脳卒中のリスクを増加させ、特に高い血圧レベルではその影響が顕著です。
また、高血圧がある程度以上続くと腎臓の細動脈硬化のリスクも増します。
腰痛を含む長期間の痛みがある場合、心血管系の健康リスクや高血圧の問題に注意しましょう。
(引用元:久山町研究)
慢性的な腰痛で悩んでいる人は当院での治療がおすすめ
血圧が上がってしまう原因は、慢性的な腰痛が原因の場合が多い傾向です。
慢性的な腰痛は、治療を受けることで解消する可能性があります。
当院では慢性的な腰痛の治療を行っており、実際に改善したお客様がいます。
施術を受けた患者様の声と腰痛予防に効果的な動画、アクセス情報まで紹介します。
慢性的な腰痛や高血圧な人におすすめの動画
血圧が高く腰痛持ちの人におすすめの動画もあり、実際に血圧が下がったというコメントもあります。
ぜひ日常生活で取り入れてみてください。
①【膝ポキポキ解消!69kg→53kg】1時間歩くより寝たまま足踏み2分!勝手にリンパ流れて内臓洗浄で頻尿・血圧高いも解消し若返り
②歪んだガチガチ骨盤【一瞬で矯正!痩せ体質にも変わる】寝たまま3分!内臓洗浄・中性脂肪も減らして
③【足首フニャフニャで血圧153→113】1万ウォーキングより寝たまま足踏み3分!リンパ流し内臓洗浄で血液ドロドロ・血圧高いも解消
慢性的な腰痛で施術を受けたお客様の声
実際に当院で施術を受けたお客様の声を2つ紹介します。
体・膝・腰が楽に。痛みの発生の順番がわかり、その対応方法を教えてくれました!!(篠原良平さん)
左側の肩、肩甲骨、腰、お尻、ひざの痛みがあります。
寝てる時も腰の痛みがあり、整形外科でヘルニアと診断されました。
スリーエスストレッチ、プロテックでの腰痛治療、微弱電流治療などたくさんのことを試してきました。
今回は痛みの完治や痛みの原因が分かるかもしれないと思い、セルフケア整体へ行くことにしました。
カウンセリングで自分の過去の経緯を細かく聞いてもらい、痛みの発生順番がわかり、膝、腰が楽になりました。身体もスッキリして、正座をすると痛みがあったのが、痛みも無く姿勢もよくなり驚きました。
自分に合ったセルフケアの箇所、順番や負荷を教えてもらったので、がんばりたいと思います。
引用元:お客様の声
体の痛みや不調がある方。一緒に解消していきましょう!(小松恭之さん)
デスクワークが多く、首・肩のこり・腰の痛みがあります。
症状が出てから3年ほど整形外科や整骨院へ通い続けていますが、ほとんど改善はありません。
これまでは痛みがある箇所へのアプローチで数日経つと元に戻っていたのが、それだとなぜ良くならないのかという原因を詳しく説明してもらえました。
痛みの原因である箇所が思ってもいないところでしたが、話を聞いて納得でき原因がわかったことで解消する傾向がみられて良かったです。
施術後は痛みも減り、可動域が広くなり嬉しかったです。
身体の痛みや不調がある方、1回の施術でも明確に原因がわかると思うので、ぜひ一度セルフケア整体で施術を受けてみてください。一緒に解消していきましょう!
引用元:お客様の声
当院のアクセス方法
当院の店舗情報やアクセス方法は以下のとおりです。
店舗名 | セルフケア整体(新宿本店) |
住所 | 169-0073
東京都新宿区百人町1-5-4 東都ビル502 |
電話番号 | 03-6825-0540 |
アクセス | 新宿駅から徒歩7分
西武新宿徒歩2分 大久保駅から徒歩7分 東新宿駅から徒歩9分 |
営業時間 | 9:00〜21:00(受付時間は19:30まで) |
当院は新宿にあり、駅から10分以内で通院できます。
夜21時まで施術可能で、仕事帰りや買い物ついでにも立ち寄りやすいのが特徴です。
予約は24時間受け付けていますので、お気軽にご来院ください。
当院の予約方法
当院の予約方法は以下の3つから予約が可能です。
LINEから予約すると、初回施術料金18,000円のところ、5,000円で受けられるクーポンがプレゼントされます。
ぜひこの機会に予約してみてはいかがでしょうか?
Webサイトから詳しい情報をチェックできるので、予約前にアクセスしてみてください。
腰痛と高血圧の関係に注意!健康管理をと対策が解決のカギ
今回の記事では、血圧が上がることで腰の痛みが引き起こされる原因や、高血圧が身体に与える痛みに関する研究報告について紹介しました。
腰痛がひどくなると、高血圧を引き起こしやすくなるため、腰痛の予防と管理がとても重要です。
慢性的な腰痛の場合は、血圧が上がらないようにストレスを発散することを日常生活で取り入れることで腰痛予防に期待ができます。
また、腰痛を含む長期間の痛みがある場合、心血管系の健康リスクや高血圧の問題には注意しましょう。
当院では、慢性的な腰痛の悩み相談やカウンセリング予約も可能です。
病院で解決できない腰痛は、ぜひ当院まで気軽にお問い合わせください。