最終更新:2024.04.30

やばい腰痛の症状は病気が原因?内臓・がん疾患などの症状や痛みの対処法をチェック

腰の激しい痛みが身体の深刻な問題を示しているかもしれません。

内臓やがんなどの病気が原因である可能性も考えられます。

この記事では、やばい腰痛の症状と、それに対する内臓やがん疾患などの可能性、そして痛みの対処法について詳しく見ていきましょう。

腰痛やばい!?原因とタイプのまとめ

腰痛 やばい

いわゆる腰痛の原因や症状は、場所や部位によって異なり、MRIやレントゲン検査で「原因が分かる腰痛」と「原因が分からない腰痛」に分かれます。

 

  • ・「非特異的腰痛」:MRI・レントゲン検査でも特定の原因が分からない腰痛
  • ・「特異的腰痛」:MRI・レントゲン検査で分かる腰痛

 

「非特異的腰痛」は、普段の姿勢や神経の感受性などが原因となり、レントゲンでは特定できません。

一方、「特異的腰痛」は、がんや脊椎炎などのような重大な疾患にかかってしまったことが原因なこともあります。

 

腰痛は腰の病気やケガだけでなく、泌尿器の問題や消化器のトラブル、婦人科の疾患、血管の病気、そして皮膚の問題によってさまざまな腰痛を発症するケースがあることも踏まえておきましょう。

アンケート調査で分かる腰痛の原因

実際に腰痛で診断された方々は、どのように診断されたのか気になりませんか?

以下は、20歳から80歳未満の日本人4,500人のうち、2,966人が参加したアンケート調査の情報です。

 

診断名

 

診断を受けた人数

 

診断を受けた人数の割合

 

原因不明の腰痛(非特異腰痛)わからない

 

307名

 

23.9%

 

腰痛症

 

257名

 

20.0%

 

坐骨神経痛

 

154名

 

12.0%

 

その他

 

145名

 

11.3%

 

異常なし

 

89名

 

6.9%

 

原因が分かる腰痛

(特異的腰痛)

腰椎椎間板ヘルニア

 

76名

 

5.9%

 

骨の捻挫・打撲

 

71名

 

5.5%

 

変形性脊椎症

 

51名

 

4.0%

 

骨粗しょう症

 

34名

 

2.7%

 

腰部脊柱管狭窄症

 

29名

 

2.3%

 

腰の骨の骨折

 

21名

 

1.6%

 

その他

 

145名

 

11.3%

 

(引用元:腰痛に関する全国調査 報告書2003年|表 7-6 治療施設で受けた診断名

 

全体の約18%は特定の原因が分かる腰痛で、例えば椎間板ヘルニアや腰椎の骨折などの痛みが強く出る場合がこれに含まれます。

約63%は原因が特定しにくい「非特異的腰痛」で、具体的な病気や障害をはっきり指摘できない一般的な腰痛です。

残りの約11%はその他の症状を伴う腰痛といわれています。

アンケート結果から分かる通り、多くの腰痛は緊急性がないため、急いで医師に受診する必要はありません。

逆に一部の腰痛は放置すると危険な場合もあるので、注意が必要です。

やばいかも?腰痛の危険シグナルを見逃さない自己診断チェック

腰痛 やばい

腰の痛みの原因は、筋肉の疲労から腰椎のズレや変形、椎間板ヘルニアまでさまざまです。

そのため、腰痛の治療法では、まず自分の痛みの原因を理解し、それに合った治療を受けることが大切です。

財団法人 かながわ健康財団」のウェブサイトでは、腰痛のタイプ診断ができ、診断にいった方が良いのかを判断できるチェックシートが提供されています。

以下の質問に「はい」か「いいえ」で答えることで、腰痛の深刻さを確認するのもおすすめです。

 

あなたの姿勢

①立位:そり腰、または丸背である

 

② イス、車の運転:座ったとき膝頭が股関節より高い

 

あなたの動作

③ 前かがみの姿勢で行う仕事・作業が多い

 

④ 身体をひねる作業が多い

 

⑤ 重い荷物を持ち運ぶことが多い

 

⑥ 自動車や車両系機械の運転が4時間以上になることが多い

 

⑦ 仰向けで膝を直角に曲げ、上体を起こしながら指先が膝頭に届かない

 

⑧ 長座位で指先がつま先に届かない

 

⑨ 寒いところに長く居ることが多い

 

⑩ すべりやすい床で作業することが多い

 

⑪ 天井の低い所や狭い場所で作業することが多い

 

あなた自身のこと

⑫ 肥満度が高い(筋肉質タイプではなく、脂肪太りタイプ)

 

⑬ イライラすることが多い、または神経質タイプである

 

⑭ 朝起きたとき、腰のまわりが固く、動きが悪いことが多い

 

⑮ 夕方になり、腰のまわりに疲れがたまることが多い

 

⑯ 以前に腰痛になったことがある

 

「はい」と答えた数:9 ~ 16【レベル 1】腰痛発生の危険度がかなり高い人、またはすでに痛みがある人

 

以下の積極的な対策が必要です。

 

  • ・急な動作や重いものを持たないこと
  • ・体重が増えている場合は減量する
  • ・良い姿勢を保つことを意識する
  • ・筋肉を柔らかくするために運動や体操を取り入れてみる

 

「はい」と答えた数:5 ~ 8【レベル 2】腰痛発生の危険度がやや高い人

 

積極的な対策を取り、身体の柔軟性も向上させることが大切です。

 

  • ・上体おこし
  • ・足あげ腹筋

 

「はい」と答えた数:0 ~ 4【レベル 3】現在、腰痛になる危険性が低い人

 

普段の生活では腰に負担が少ないため、腰痛が起こりにくいと思われますが、油断は禁物です。

スポーツ前の準備運動不足や年齢による筋力低下が原因となる「ぎっくり腰」は避けるようにしましょう。

腰痛の正しい伝え方:的確な診断を得るためのコツ

腰痛 やばい

腰痛を医師に伝える際のポイントを知ることは、正確な診断を得るために重要です。

ここからは、診察を受ける際の手順と診察時の伝え方について紹介します。

診察を受ける際のステップ

整形外科では、問診から治療まで以下の手順で診察が行われます。

 

①問診

 

医師に痛みの症状を話す

 

②診察

 

・視診:医師が患者の体を調べて異常を探す

・触診:医師が体を触って痛みの場所や筋肉の状態をチェック

 

③検査

 

・画像検査:骨や神経の状態を写真で見る調査

・血液検査:血を調べて体の状態を確認

 

④診断

 

問診・診察・検査が終わったら診断を出す

 

⑤治療

 

・薬物療法:内服薬・温布薬

・ブロック注射

・理学療法:体幹筋力強化・ストレッチ

・物理療法:牽引療法・温熱療法・超音波療法など

・装具療法:コルセット・サポートの装着

・手術:全身麻酔・局部麻酔

 

整形外科は、骨や関節、筋肉などに特化しています。

その分野の専門医が診断や治療をするため、健康保険も適用され、患者が必要な医療を受けやすくなります。

病気の正確な診断と診断書の作成は、医師だけが行えるため、整形外科での診察が重要です。

診断を確実に行うには

治療を受ける際に大切なのは、痛みの特徴を詳しく説明することです。

痛みは個人によって感じ方が異なるので、ただ「痛い」と言うだけでは医師に伝わりにくくなります。

したがって、次のポイントに気をつけながら、痛みの状態を伝えましょう。

 

  • ①痛みの始まりと原因:いつから痛みが始まり、何が原因なのか伝える
  • ②痛みの場所と移動:どこが痛いか、他の場所に痛みが広がったのか伝える
  • ③痛みの強さと感じ方:痛みの強さを0から10で表し、どんな感じかなのか伝える
  • ④痛みの状態:継続的か一時的か、そして何が痛みを増したり減らしたりするのか伝える
  • ⑤日常生活への影響:痛みがどれくらいの影響を与えているか伝える
  • ⑥他の症状の有無:痛み以外に何か他の体の変化があるかのか伝える
  • ⑦現在の治療と効果:現在の治療や薬の効果と副作用を伝える
  • ⑧持病や他の健康状態:他にも何か持病があるのか伝える

 

画像診断で明らかになる5つの腰痛タイプ

腰痛 やばい

診療において画像診断で明らかになる、主な腰痛を引き起こすがんの種類は以下の通りです。

 

  • ・がん
  • ・化膿性脊椎炎
  • ・腰部脊柱管狭窄
  • ・圧迫骨折
  • ・終板の障害

 

それぞれの種類の特徴について、詳しく解説していきます。

がん

がんが腰痛を引き起こす主な理由は、がん細胞が血液やリンパの流れを通じて他の部分へ広がることです。

特に背骨はがん細胞が転移しやすい場所で、そこにがんが広がると腰や背中に激痛が起きる可能性が高くなくなります。

また、腰周辺の臓器にできたがんが神経を圧迫することでも腰痛が起こることがあります。

がんによる腰痛を調べるためには、X線やCTスキャンがよく用いられますが、これらの方法では骨への転移を早期に見つけるのがむずかしいことがあります。

レントゲンよりも早く、骨転移を正確に見つけることができるMRI検査がおすすめです。

 

  • ・肺がん
  • ・乳がん
  • ・胃がん
  • ・腎がん
  • ・骨のがん
  • ・大腸がん
  • ・卵巣がん
  • ・すい臓がん
  • ・前立腺がん
  • ・がんの骨転移

化膿性脊椎炎

化膿性脊椎炎は、背骨に細菌感染が起こる病気です。

脊椎に細菌感染が起こると、急性、亜急性、慢性の3つのタイプの症状が現れます。

 

  • ・急性:高熱と激しい痛み
  • ・亜急性:微熱と痛み
  • ・慢性:軽度な痛み

 

感染は主に血液を通じて広がり、免疫力が低下している人に多く見られます。

痛みは頸部、背部、腰部に現れることがよくあり、時には尿路感染や虫歯からの感染も原因となります。

また、画像検査では、レントゲンやCTで骨の損傷を見つけることもできますが、早期の診断にはMRIが最も有効で、損傷した椎間板や膿を見ることができます。

腰部脊柱管狭窄

腰部脊柱管狭窄症は、脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることで起こる病気です。

腰部脊柱管狭窄は、40代後半から始まり、年をとるほど起こりやすくなります。

腰痛やお尻から脚にかけてのしびれ・痛み、そして歩行時に悪化し、歩けなくなることがあります。

前かがみになると楽になり、後ろに反ると症状がひどくなるのが特徴です。

圧迫骨折

「圧迫骨折」とは、骨が空洞化して圧迫され、変形する状態のことです。

レントゲンは骨を見るのに使われ、一方でMRIは脊柱管を詳しく見るために使います。

MRI検査は、体内に金属がある人や閉所恐怖症の人には不向きなので、注意が必要です。

診断が難しい場合はCTが役立ちますが、事前に造影剤のアレルギーを確認するようにしましょう。

腰椎椎体終板障害

腰椎椎体終板障害は、腰椎の終板部分に問題が生じる状態です。

この終板は椎間板を支える役割を持つ骨の一部で、負荷や加齢によって損傷が起こる場合があります。

結果として、腰痛や椎間板ヘルニアを引き起こす可能性があります。

見えないけれど感じる腰痛:画像で診断できない4つのタイプ

腰痛 やばい

画像で診断できない5つのタイプは、以下の腰痛になります。

 

  • ・椎間関節性腰痛
  • ・腰椎椎間板ヘルニア
  • ・仙腸関節痛
  • ・筋筋膜性腰痛
  • ・心因性腰痛

 

腰痛の画像診断が難しい症状について、症状と特徴を含めて4つのタイプについて解説していきます。

椎間関節性腰痛

椎間関節性腰痛は、急な腰の痛み(ぎっくり腰)の原因の一つです。

椎間関節に圧痛があったり、片側の腰が痛んだりするのが特徴です。

負担がかかる日常の行動や急な外傷によって、椎間関節に炎症が起こりやすくなります。

また、椎間板は軟骨であり、レントゲンでは見えないため、正確に診断するには、MRI検査が必要です。

腰椎椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、椎間板に傷が入り、髄核が神経を圧迫して腰痛や足の痛みを引き起こす腰痛のことです。

加齢や長時間の不良姿勢、喫煙も背骨に負担をかけ、椎間板に影響を与える可能性があります。

しかし、椎間板は軟骨であり、レントゲンでは椎間板ヘルニアを確認できません。

そのため、椎間板ヘルニアを確定するにはMRI検査が必要です。

仙腸関節痛

仙腸関節痛は、腰が動かしにくくなったり、痛みが起こる腰痛です。

痛みや痺れは、腰や臀部、足の付け根、下腿から足首に広がり、特徴は、片側に症状が現れることです。

仙腸関節の診断には、患者の症状や触診が重要で、画像では診断が難しい場合があります。

筋筋膜性腰痛

筋・筋膜性腰痛は、腰の筋肉が疲れて痛みが出る状態のことです。

腰をよく使ったり、負担の大きい姿勢を続けたりすると、筋肉が硬くなり、柔軟性が低下しやすくなります。

結果として、損傷や炎症、疲労が起こり、腰が痛むことがあります。

この腰痛は、ぼんやりとした痛みが特徴で、ほとんどの場合、レントゲンやCTでは異常が見つかりません。

ただし、急に痛みが起こった場合はMRIで筋の損傷が見つかることがあります。

心因性腰痛

心因性腰痛は、動作によって痛みがバラバラですが、腰の直接的な原因がある場合は、特定の動作で痛みが一貫して現れます。

一方で、ストレスが原因で血流が悪くなったり、脳の痛み感覚が乱れたり、心理的なストレスで姿勢が乱れると、腰痛を引き起こす可能性があります。

病院でのMRIやレントゲン検査で異常が見つからず、症状がバラバラなので、画像での診断はできないケースがほとんどです。

身体のサイン!がんや脊椎疾患の考えられる原因

腰痛 やばい

腰痛がある場合、それはがんや脊椎の病気と関係があるケースもあります。

ここでは、がんや脊椎疾患に関連する腰痛の種類の特徴や症状について詳しく解説していきます。

脊椎腫瘍

脊椎腫瘍は、脊髄や脊椎から生じる腫瘍で、腰痛の原因となります。

脊髄や馬尾神経が腫瘍に圧迫されるとしびれや感覚障害、筋力低下などの症状が現れます。

レントゲンでは脊髄腫瘍が見つかりませんが、MRIでは確認できます。

腫瘍の性質や広がりを知るために、造影MRIを行いつつ、手術計画には通常、CTスキャンも追加されます。

脊髄腫瘍

脊椎腫瘍は、脊髄や脊椎から生じ、腰痛を引き起こすことがあります。

脊髄腫瘍には、脊髄周辺で発生する良性の「原発性」と、他の臓器から転移してくる悪性の「続発性」の2種類があります。

それぞれの診断にはMRIが必要で、位置や大きさを調べる他に、造影MRIで腫瘍の種類を特定し、CTで骨との関係を確認する場合もあります。

脊椎カリエス

脊椎カリエスは、結核菌による脊椎感染によって引き起こされる疾患です。

主な症状は、背中の痛みで、しばしば慢性的で、特に夜間や運動後に悪化します。

また、脊椎の変形も一般的な症状で、感染が進行すると、背骨が壊れ、背中が曲がったり側弯症が生じることがあります。

診断にはレントゲンやMRIなどの画像検査が使われ、治療には通常抗生物質が用いられます。

治療期間中には、長期間にわたって抗生物質を服用することが必要な場合もあります。

やばいかも?内臓の不調が引き起こす腰痛の警告サイン

腰痛 やばい

内臓の不調が腰痛の原因となることがあります。

ここでは、それぞれの疾患の症状や特徴について詳しく解説していきます。

消化器系の病気

消化器系の病気を伴う腰痛は、以下の3種類になります。

 

  • ・膵炎:膵臓組織の破壊と硬化による腰痛
  • ・胆石症・胆のう炎:胆汁のバランス崩れと結石形成による腰痛
  • ・胃潰瘍・十二指腸潰瘍:胃や十二指腸の粘膜の傷による腰痛

 

お腹の痛み、血便、吐き気、嘔吐は、消化器官の炎症や機能障害によって引き起こされることがあります。

泌尿器系の病気

泌尿器の病気による腰痛には、以下のような症状が現れる可能性があります

 

  • ・尿路結石:尿管に結石ができると腰痛が生じる
  • ・腎盂腎炎:腎臓に細菌感染が起こると腰痛が現れる

 

泌尿器系の病気では、排尿障害や血尿が腰痛の原因となることがあります。

婦人科系の病気

婦人科系の病気による腰痛では、以下のような症状が出ることがあります。

 

  • ・子宮内膜症:子宮外に子宮内膜ができると、月経痛が激しくなる
  • ・子宮筋腫:子宮に筋腫できる腰痛

 

女性に関連する婦人科系の疾患による腰痛では、おりものの増加や不正出血などの症状も起こることがあります。

循環器系の病気

腰痛を引き起こす循環器系の疾患には、以下の4つがあります。

 

  • ・腹部大動脈瘤:大きくなったコブが腰部の骨や神経を圧迫、腹痛・腰痛が生じる
  • ・末梢動脈疾患:足の動脈が狭くなり、血流が悪くなり、歩行時に足やお尻が痛む
  • ・静脈血栓症:手や足の静脈で血液が固まる状態、長時間同じ姿勢を保つことが原因
  • ・肝炎:肝炎は肝細胞が長期間壊れ続ける病気
  • ・肝硬変:肝硬変は進行すると浮腫や黄疸などの症状が現れる

 

循環器系の病気は最初の症状がほとんどなく、進行すると急に出現することがあります。

症状がある場合は、早めに医師の診察を受けることが大切です

ストレスが原因の心因性腰痛

ストレスが原因の心因性腰痛は、以下の症状が見られます。

 

  • ・腰痛があるのに、検査では原因が特定できない
  • ・治療が有効でなく、鎮痛薬や手術も効果が限られる
  • ・頭痛や肩こり、不眠、胃の不快感、吐き気、動悸など、全身に不調が現れる

 

心因性腰痛は、痛みの箇所や痛みの性質、強さが変わりやすく、姿勢や動作に関係なく痛むのが特徴です。

治療だけでは心の問題が解決せず、痛みが長く続くと精神的に参ってしまい、さらなるストレスで腰痛が悪化する悪循環に陥ることがあります。

痛みがやばい!日常生活でできる腰痛予防と対処法

腰痛 やばい

腰痛予防には、体の外側と内側の両方をしっかりケアすることが大切です。

以下では、気軽にできる腰痛予防法を紹介します。

適度な運動をする

腰痛を防ぐためには、適切な運動を取り入れることが重要です。

 

  • ・ストレッチ
  • ・ウォーキング
  • ・筋力トレーニング
  • ・水中トレーニング

 

運動を始めたい方は、まず散歩からスタートしましょう。

体力に合わせて、徐々にゆっくりと活動量を増やすことが重要です。

ストレッチを基本に、ウォーキング、筋力トレーニング、水中運動へと段階的に進めていくことをおすすめします。

無理をせずに継続できる程度の運動を行うことで、徐々に効果を感じることができるでしょう。

できる範囲で通常の生活を続ける

腰痛があっても、可能な限り通常の生活を続けることが大切です。

体を動かす行動を止めると筋力が低下して、腰痛がひどくなることがあります。

日常活動を続けることで筋肉を動かし、血流を改善し、痛みの軽減につながります。

ただし、腰痛を悪化させるような重い作業は裏目に出てしまうため、避けるようにしましょう。

また、座り作業が多い場合は、腰の負担を減らせる腰痛対策のクッションを使うのもおすすめです。

ストレス対策をする

腰痛の痛みを予防するためには、「ストレス」を体に貯めないことです。

楽しい活動は、脳から痛みを和らげる化学物質が分泌されるため、痛みが軽減したり、気持ちがリラックスしたりします。

さらに、ポジティブな気分は幸福感につながり、ストレスの軽減に効果的です。

これらの活動は体調を改善し、痛みの感じ方にも良い影響を与えるので、腰痛予防には楽しいと思える活動を心がけましょう。

まとめ:体の声に耳を傾けよう!腰痛以外の症状にも注意することが大切

腰痛 やばい

今回は、腰痛の原因や、病気を伴う腰痛の特徴、腰痛の予防法まで紹介しました。

腰痛には「非特異的腰痛」と「特異的腰痛」と呼ばれるタイプがあります。

「非特異的腰痛」は普段の生活や姿勢の影響で起こります。

運動不足や姿勢の悪さが原因ですが、定期的なストレッチや軽い筋トレをすると、腰痛を予防し、痛みを抑えることができます。

一方「特異的腰痛」はより深刻で、がんや脊椎炎などの病気が原因です。

レントゲンでは分からない理由がある場合、症状が続くときは早めに医療機関で診察を受けるか、相談する必要があります。

また、腰痛が出たら、整形外科や整骨院・接骨院などで、腰の回復に期待できるマッサージやリハビリテーションを受けるのもおすすめです。

腰痛でお悩みの方は、ぜひ当院の公式サイトの最新情報や当院の代表「nobu先生」のYouTube動画をチェックしてみてくださいね。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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