最終更新:2025.05.01

坐骨神経痛を和らげるブロック注射とは:何回打つと効果的?持続期間や回数・間隔など徹底解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

坐骨神経痛のブロック注射は回数制限なく、症状が改善するまで何度でも受けられます。一般的に2〜7回程度で効果が現れることが多いですが、個人差があります。通常は1週間に1回のペースで注射を行い、効果は約1週間持続します。神経根ブロックの場合は3回までが目安とされることがあります。効果がない場合は5回程度試しても改善しなければ治療法の変更を検討します。医師の指示に従って適切な間隔と回数で治療を行うことが重要で、薬剤とリハビリテーションを組み合わせることで慢性的な痛みも緩和できる可能性があります。

 

坐骨神経痛は、多くの方が経験する痛みの一つで、特に腰から足にかけての激しい痛みやしびれが特徴です。

この痛みを和らげるために用いられる治療法の一つが「ブロック注射」です。

しかし、「ブロック注射は何回受ければ効果があるのか?」「どのくらいの持続期間が期待できるのか?」といった疑問を抱く方も少なくありません。

本記事では、坐骨神経痛の基本的な症状や原因、そしてブロック注射の効果や回数、治療間隔、さらには効果的な予防策について詳しく解説します。

痛みから解放されるための情報を、ぜひご参考になさってください。

目次

坐骨神経痛とは?症状と原因

坐骨神経痛 ブロック注射 何回

本章ではまず、坐骨神経痛に関する基本的な情報を整理しておきます。

坐骨神経は、脊髄の最下部から始まって背骨から腰部を通り、骨盤から足の先まで木の根のように走っている体内で最も長い神経です。

坐骨神経痛とは病名ではなく、下記のような症状を指します。

坐骨神経痛の主な原因

坐骨神経痛の原因とされる病気はさまざまですが、ここでは代表的なものを4つ取り上げて説明します。

これらの病変は、一般的にレントゲン検査やMRIを用いて診断されます。

  • 腰椎椎間板ヘルニア

頭蓋骨から尾骨まで連なっている骨を椎骨といい、首の部分を頚椎、背中の部分を胸椎、腰部を腰椎と呼びます。

これらの骨と骨との間には、椎間板というクッションの役目を果たす軟骨がはさまっています。

椎骨の後ろ側に脊柱管という管があってその中を神経が通っているのですが、椎間板がすべり出すことで神経を刺激し、痛みやしびれが臀部や足に現れるのです。

腰椎椎間板ヘルニアは、加齢によるものや、不自然な姿勢の継続、重い物を持つ作業、スポーツでの激しい動作などによっても起こります。

  • 腰部脊柱管狭窄症

脊柱管が狭くなると、中を通る神経組織が圧迫されます。

腰や足が痛む、足がしびれる、などの症状が出ます。

  • 脊髄腫瘍

これが神経組織を圧迫することで坐骨神経領域に痛みやしびれ、感覚障害を引き起こすのです。

  • 仙腸関節障害

仙骨と腸骨を連結し、骨盤の安定と下肢への力の伝達に重要な役割を果たしている仙腸関節と呼ばれる関節があります。

上記4つの病気以外に、梨状筋症候群、腰椎すべり症、椎間孔狭窄、椎間板嚢腫、椎間関節嚢腫、事故や老化による変形性腰椎症、腰椎圧迫骨折や骨粗鬆症による骨折、ぎっくり腰、臀部や腰部の筋肉の緊張やけいれんが原因となることもあります。

なお、坐骨神経痛の原因として記載した上記の病変

は、互いに因果関係を持つことも珍しくありません。

症状の特徴

坐骨神経痛の症状は幅広く、重症になると、患者の生活の質を大きく落としかねず、手術が必要になる場合もあります。

  • 痛み(疼痛)
  • しびれや感覚の低下

持続的なものから断続的なものまでさまざまで、感覚が鈍くなることもあります。

特に長時間座っていると、症状が悪化することが多いです。

  • 筋力低下

筋力低下は、特に長期間にわたって神経が圧迫されている場合に顕著に現れ、歩行が不安定になったり、階段の上り下りが困難になることがあります。

ブロック注射(神経ブロック)の基礎知識:持続効果・回数・打つ間隔など

坐骨神経痛 ブロック注射 何回

坐骨神経痛は、腰や足に強い痛みを伴い、患者の生活の質(QOL)を大きく損ないます。

帯状疱疹や突発性難聴などに対しても使用されます。

みなみに、ブロック注射の「ブロック」とは「(神経の働きを)遮断する・止める」という意味合いです。

ブロック注射はどこで施術可能か

ブロック注射は、どこでも受けられるというわけではありません。

以下のような専門医療機関で施術されますので、症例数が多く、経験豊富な医師がいる医院を選びましょう。

なお、ブロック注射はほとんどのケースで健康保険が適用されますが、治療回数・期間によっては保険適用外になる場合もあります。

詳しくは各医療機関にてご相談ください。

  • 整形外科

整形外科では、坐骨神経痛や腰痛などの診断と治療を行い、ブロック注射を提供しています。

  • ペインクリニック

痛みの専門診療所で、ブロック注射を含む様々な痛み緩和治療を提供しています。

効果のメカニズム

ブロック注射は、局所麻酔薬やステロイドを神経周囲に注入することで、神経に作用してその働きを一時的に停止させます。

さらに、炎症を抑えるためにステロイドが使用される場合もあり、これは長期間にわたり痛みを軽減する効果が期待されます。

なお、ブロック注射は単独ではなく、物理療法や運動療法との併用が望ましいとされています。

一般的な効果の持続期間

効果の持続期間は、局所麻酔薬やステロイドの種類、患者の体質や症状によって異なります。

腰椎椎間板ヘルニアのような慢性的な疾患が原因となっている場合は、症状が再発することが多く、持続時間が過ぎると痛みが戻ることも少なくありません。

ブロック注射の必要回数

多くの場合、治療初期には週に1回から2回の注射が推奨されます。

症状が安定した後は、治療間隔を2週間に1回、または月に1回に減らしていくのが一般的です。

治療間隔の目安

目安といっても一律的なものはありません。

治療間隔は患者の痛みの軽減具合に応じて決まります。

最初の注射から1週間後に効果が確認されれば、次回の治療は2週間後、さらには月1回程度まで延長されるでしょう。

 

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坐骨神経痛の痛みを和らげるトリガーポイントマッサージ!整体院の専門家が治療法を徹底解説

 

ブロック注射を受ける際の注意点

坐骨神経痛 ブロック注射 何回

ブロック注射は、安全で有効な治療法ですが、適切な準備やケアが必要です。

本章では、ブロック注射を受ける際の注意点を紹介します。

適切な診断と治療計画の確認

ブロック注射に限らずですが、まずは正確な診断が大前提です。

痛みの原因を特定し、最適な治療部位や使用薬剤を決定する必要があります。

アレルギー反応と薬剤の確認

使用される局所麻酔薬やステロイドに対するアレルギーがないか、事前に確認することが重要です。

場合によっては、別の薬剤に切り替える必要があるからです。

注射前の準備

治療当日は、医師の指示に従い、特定の食事や薬の調整が求められます。

また、十分な水分を摂ることが推奨されることもあります。

治療後のケア

注射部位に痛みや腫れが生じることがあります。

これらは通常、数日以内に収まりますが、必要に応じて冷却パック等を使用します。

もし、注射後に強い痛みやしびれが再発した場合は、早めに医師に相談しましょう。

また、治療終了後も、次章で紹介するような適切なセルフケアを続けることが重要です。

副作用と合併症への対応

ブロック注射は安全性が高い治療法ですが、稀に副作用や合併症が発生することがあります。

具艇的には、感染症、出血、神経損傷、アレルギー反応などです。

治療後に発熱やしびれが長引く場合や、異常な症状が現れた場合は、すぐに医師に連絡して適切な処置を受けてください。

整体のプロが教える予防策と部屋でできる痛みの解消エクササイズ

坐骨神経痛 ブロック注射 何回

坐骨神経痛による痛みを管理し、再発を防ぐためには、日常生活での予防が非常に重要です。

ブロック注射によって一時的に痛みが軽減されたとしても、根本的な原因が解決されなければ、再び痛みがぶり返す可能性があるからです。

本章では、日常生活でできるプロおすすめの予防法を紹介します。

正しい姿勢を保つ

長時間座りっぱなしや立ちっぱなしの姿勢は、腰に大きな負担をかけます。

特にデスクワークが多い人は、椅子に深く腰掛け、背中をしっかりサポートする姿勢を意識しましょう。

足は床にしっかりとつけ、膝が腰よりも少し上になるようなポジションをとると、腰への負担が軽減されます。

適度な運動を取り入れる

特に、腰回りの筋肉や腹筋、背筋を鍛えることが重要です。

これらの筋肉は、腰を支える役割を果たしているため、これらが弱いと腰椎に過度な負担がかかりやすくなります。

土曜や日曜など休日にまとめて行うのではなく、短時間でもよいので毎日継続することが重要です。

正しい持ち上げ方を習慣化する

重い物を持ち上げる際の不適切な動作は、腰に大きな負担をかけ、坐骨神経痛の原因となるヘルニアを引き起こす原因となります。

この際、腰をひねったり無理に持ち上げたりしないように注意が必要です。

特に重いものを持つときは、他の人の助けを借りることをためらわないでください。

体重管理を行う

すると、痛みが増すことでさらに活動が減り、体重が増えるという悪循環に陥ります。

体重を適正に保つことは、腰への負担を軽減するために非常に重要です。

バランスの取れた食事と適度な運動を心がけ、健康的な体重を維持することで、痛みの予防に繋がります。

ストレス管理を行う

ストレスを感じると体全体が緊張し、特に腰や背中の筋肉が硬くなるからです。

ストレス管理のために、リラクゼーション法や趣味の時間を設けることも痛み予防の一環となります。

睡眠環境を整える

寝具が硬すぎたり柔らかすぎたりすると、腰に負担がかかりますので、適切な寝具を選びましょう。

特に腰や背中をサポートするマットレスや枕を使用することで、寝ている間の腰への負担を軽減できます。

また、横向きで膝の間にクッションを挟むことで、背骨を正しい位置に保つことが可能です。

坐骨神経痛解消のためのセルフケアエクササイズ

ここで、TVなど各種メディアで話題になっているセルフケア整体nobu先生が、Youtubeで公開されているセルフケアのための動画を紹介します。

 

 

<セルフケアのためのエクササイズ動画>

とても簡単ですので、ぜひお試しください。

 

坐骨神経痛のブロック注射に関するよくある質問

ブロック注射の痛みはどの程度ですか?

ブロック注射の痛みは個人差がありますが、一般的には注射部位に一時的な痛みを感じる程度です。医師は通常、皮膚表面に局所麻酔を使用して痛みを最小限に抑えます。注射時の痛みは数秒間で、その後麻酔効果が現れると痛みは和らぎます。注射後に軽い痛みや違和感を感じることもありますが、これは通常1〜2日で収まります。不安がある場合は、事前に医師に相談し、リラックスする方法を教えてもらうと良いでしょう。

ブロック注射後に運動や仕事は可能ですか?

ブロック注射後の活動制限は、注射の種類や個人の状態によって異なります。一般的に、注射当日は安静にすることが推奨されます。特に、神経根ブロックや硬膜外ブロックを受けた場合は、24時間程度は激しい運動や重労働を避けるべきです。デスクワークなどの軽作業であれば、多くの場合翌日から可能です。ただし、具体的な制限や復帰のタイミングは医師の指示に従うことが重要です。不安がある場合は、事前に医師と仕事や日常生活への影響について相談しておくと良いでしょう。

ブロック注射の副作用やリスクはありますか?

ブロック注射には一般的に安全性が高いですが、いくつかの副作用やリスクが存在します。一時的な副作用として、注射部位の痛みや腫れ、内出血、めまい、一時的な足の脱力感などがあります。まれに重篤な合併症として、感染症、神経損傷、アレルギー反応、血腫形成などが報告されていますが、発生率は非常に低いです。また、ステロイド薬を含むブロック注射を繰り返し受けると、骨粗鬆症や血糖値の上昇などの全身的な副作用が生じる可能性もあります。これらのリスクを最小限にするために、医師の指示を守り、異常を感じた場合は速やかに報告することが重要です。

ブロック注射が効かない場合の次の治療オプションは何ですか?

ブロック注射が効果的でない場合、いくつかの代替治療オプションがあります。物理療法(理学療法、ストレッチ、マッサージなど)やカイロプラクティック、鍼治療などの代替療法を試すことができます。また、より強力な痛み止めや筋弛緩剤などの薬物療法の調整も選択肢の一つです。それでも改善しない場合は、パルス高周波療法、脊髄刺激療法などの高度な痛み管理技術を検討することもあります。最終的に、椎間板ヘルニアなど外科的治療が必要な原因がある場合は、手術が推奨されることもあります。治療方針は症状の原因や重症度によって異なるため、専門医と相談して最適な選択をすることが重要です。

まとめ:ブロック注射と日頃のケア

坐骨神経痛 ブロック注射 何回

坐骨神経痛は、腰から足にかけての強い痛みやしびれが特徴の症状です。

効果的な治療法の一つに「ブロック注射」があり、痛みの源となる神経や筋肉に局所麻酔薬を注入することで痛みを一時的に和らげます。

本記事では、ブロック注射の効果や持続期間、必要な回数や治療間隔について詳しく解説しましたが、痛みからの完全な解放を目指すには、日常的な運動やリハビリが何よりも大切です。

毎日のケアで身体の負担を軽減し、健康を保つよう心がけてください。

また、坐骨神経痛に限りませんが、病気の治療は早期に開始することが重要です。

異常を感じた場合は、速やかに病院・クリニック等、適切な医療機関での相談・受診をお勧めします。

もし、記事内で紹介したセルフケア整体や院長のnobu先生に興味をお持ちでしたら、次章で説明しますので、引き続きご覧ください。

セルフケア整体について:「二度と痛まないように」が根本の思想

Nobu先生について

セルフケア整体の生みの親であり、新宿本店の院長でもあるnobu先生について紹介します。

先生は、学生時代には相撲の選手として活躍しておられました。

しかし、膝の靭帯損傷など大きなケガに立て続けに襲われたため、やむなく現役続行を断念されました。

と同時に、これからは鍼灸師や柔道整復師の資格を取って、こうしたケガに泣く選手を救う人生を歩もう、と決意されたそうです。

そして、自身の体を実験台として研鑽を重ね、10年以上もの歳月をかけて編み出されたのが「セルフケア整体」なのです。

これは、よくある対症療法ではありません。

nobu先生はその理念と技術を惜しむことなく、年間100以上の講習会に加えYoutube等のSNSでも公開するなど、広く普及につとめておられます。

Youtubeのチャンネルだけでも145万人の登録者を誇り(2024年8月時点)、多くの人をつらい痛みから救い続けておられるのです。

ぜひあなたもチャンネル登録してセルフケア整体を実践してみてください。

きっと見える世界が変わるはずです。

セルフケア整体新宿本店について

実際にnobu先生が院長として「セルフケア整体」を施術提供されている実店舗についてのご案内です。

なんと、休診日がなく年中無休です。

所在地東京都新宿区百人町1-5-4 東都ビル502
アクセス新宿駅徒歩7分・西武新宿徒歩2分・大久保駅徒歩7分・東新宿駅徒歩9分
電話03-6825-0540
営業日年中無休
営業時間09:00〜21:00 (受付時間は19:30まで)
予約方法LINE/Web/TEL
駐車場近隣にあり
支払方法Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners Club/PayPay/Suica/現金他

新宿本店に関する詳細やよくある質問はこちら⇩

新宿本店(東京都新宿区)

親切なスタッフが応対してくれますので、初めての方も安心です。

お気軽に何でもご相談・ご質問ください。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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