最終更新:2025.05.17

肩こり 胸の関係性とは?胸の筋肉をほぐして肩こりを改善する方法

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

肩こりの原因として意外と見落とされがちなのが「胸の筋肉」です。実は、胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)が硬くなることで肩こりが引き起こされたり悪化したりすることがあります。

特に、長時間のデスクワークやスマホ使用で猫背になると、胸の筋肉が縮んだ状態が続き、肩甲骨の動きが制限されます。これにより肩や首に過度な負担がかかり、肩こりの症状が現れるのです。

また、肩こりが慢性化すると、胸の筋肉も緊張して硬くなり、胸の圧迫感や不快感を感じることもあります。

このような悪循環が続くと、猫背や巻き肩の姿勢が定着してしまい、さらに症状を悪化させる恐れがあります。

本記事では、肩こり 胸の関係性を詳しく解説し、胸の筋肉をほぐすための効果的なストレッチ方法をご紹介します。

日常生活に取り入れやすい簡単なエクササイズで肩こりを改善していきましょう。

通りすがりに鏡に映った自分の姿を見たときにとって姿勢が悪くて自信がなさそうに見えるなそういった姿を見てあ自分が老けたなぁって思っちゃったりする場面があるかと思います。猫背を改善していくとこの首周りの血流というのがすごく良くなるので頭の重だるさが改善したり

理学療法士 笹川先生(動画 00:00:48)

目次

なぜ肩こりと胸の筋肉は深く関係しているのか?

肩こり 胸

肩こりは、肩や首の周りの筋肉が緊張して血行が悪くなることで起こる症状です。多くの人は肩こりの原因を肩や首の筋肉だけに求めがちですが、実際には胸の筋肉も大きく関わっています。特に現代人は、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によって、猫背や前かがみの姿勢が続くことが多く、これが胸の筋肉を硬くする主な原因となっています。

胸の筋肉と肩こりの関係については、日本整形外科学会の肩こりに関する情報でも言及されています。姿勢の悪化が筋肉の緊張を引き起こし、それが肩こりの原因になるという流れは医学的にも広く認められています。

大胸筋が硬くなると肩こりが起きる仕組み

大胸筋は胸の前面にある大きな筋肉で、肋骨から上腕骨につながっています。この筋肉が硬くなると、以下のような問題が生じます:

  • 肩が内側に入り、「巻き肩」と呼ばれる状態になりやすい
  • 肩甲骨の動きが制限され、血行不良を引き起こす
  • 姿勢が前傾し、首や肩の筋肉に過度な負担がかかる
  • 僧帽筋などの肩周りの筋肉が代償的に緊張し、肩こりの症状が強くなる

小胸筋の硬さが猫背や肩こりをもたらす理由

小胸筋は大胸筋の下にある比較的小さな筋肉で、肋骨から肩甲骨へとつながっています。この筋肉が硬くなると次のような影響があります:

  • 肩甲骨の動きが悪くなり、猫背の原因になる
  • 腋窩の近くにあるため、リンパの流れや血液循環も悪くなる
  • 呼吸にも影響を与え、浅い呼吸になりやすく、体全体の血流が低下する
  • 肋骨の動きが制限され、胸郭の拡張が妨げられる

このように、胸の筋肉の緊張を和らげることで肩こりの症状が改善する可能性があることがわかります。胸の筋肉をほぐすことは、肩こり対策の重要なアプローチの一つと言えるでしょう。

筋肉位置肩こりとの関係性
大胸筋胸の前面、鎖骨から上腕骨にかけて硬くなると肩が内側に入り、巻き肩になりやすい。肩甲骨の動きを制限して血行不良を引き起こす。
小胸筋大胸筋の下、肋骨から肩甲骨につながる硬くなると肩甲骨の動きが悪くなり、猫背の原因となる。リンパや血液の流れも妨げる。
僧帽筋首から肩にかけての筋肉胸の筋肉が硬くなると代償的に緊張し、肩こりの主な症状が現れる。首や肩の痛みの原因となる。

胸の筋肉が硬くなる主な原因とは?

肩こり 胸

現代の生活スタイルには、胸の筋肉を硬くする要因がたくさんあります。以下に主な原因を解説します。

デスクワークやスマホ使用による長時間の前傾姿勢

デスクワークやスマートフォンの使用など、長時間同じ姿勢でいることは胸の筋肉を硬くする最大の原因です。特に前かがみの姿勢が続くと、胸の筋肉は常に縮んだ状態になり、徐々に硬くなっていきます。パソコンやスマホを見る時間が長い方は特に注意が必要です。

複数の研究では、長時間のデスクワークによる姿勢の悪化が胸の筋肉の緊張を引き起こし、肩こりなどの症状につながることが示されています。特に、画面を見下ろす姿勢は首や肩への負担が大きいことが分かっています。

運動不足による筋肉バランスの崩れ

運動不足により筋肉のバランスが崩れ、使わない筋肉が硬くなります。特に胸を開く動作や背中を伸ばす運動が不足すると、胸の筋肉は縮んだままの状態が続きます。現代人に多い「動かない生活」は、筋肉の柔軟性を失わせる大きな要因です。

ストレスによる無意識の筋肉緊張

ストレスを感じると、無意識に肩に力が入りやすくなります。これにより胸の筋肉も緊張し、硬くなることがあります。ストレスは身体的にも影響を及ぼし、筋肉の緊張を引き起こす重要な要素です。

不適切な睡眠姿勢と寝具

寝る時の姿勢や合わない枕・マットレスも胸の筋肉の緊張につながります。特にうつ伏せで寝る習慣がある方は、胸の筋肉が圧迫されやすく、硬くなりやすい傾向があります。

肩こりを改善する胸の筋肉をほぐす効果的なストレッチ方法

肩こり 胸

胸の筋肉をほぐすためのストレッチを日常的に行うことで、肩こりを改善する効果が期待できます。ここでは、簡単に行える効果的なストレッチ方法をご紹介します。

理学療法士笹川先生による上記の猫背解消ストレッチ動画も参考にしながら、以下のエクササイズを試してみてください。また、様々な肩こり解消ストレッチも紹介しています。

伸ばすだけではストレッチの効果は出ない!nobu先生流ストレッチはこれだ!

肩こりの悩みは自身でも改善できます!セルフケア整体 新宿本店 nobu先生流エクササイズ

壁を使った大胸筋ストレッチで巻き肩を改善

大胸筋をストレッチすることで、肩の可動域が改善され、巻き肩の解消につながります。

壁を使った大胸筋ストレッチの手順:

  1. 壁の角に立ち、肘を90度に曲げた状態で前腕を壁につけます
  2. ゆっくりと体を前に出すようにして、胸が伸びるのを感じましょう
  3. 10〜20秒間その姿勢を保ちます
  4. これを3回繰り返します

このストレッチは特に大胸筋の上部と中部を効果的に伸ばし、肩甲骨の動きをスムーズにする効果があります。

小胸筋ストレッチで肩甲骨の動きを改善

小胸筋のストレッチは、肩甲骨の動きを改善し、猫背の解消に効果的です。

座位での小胸筋ストレッチの手順:

  1. 椅子に座り、背筋を伸ばします
  2. 両手を腰の後ろに回し、胸を前に突き出すイメージで背中を反らします
  3. 首を後ろに倒さないよう注意しながら、10〜20秒間その姿勢を保ちます
  4. これを3回繰り返します

このストレッチを行うことで、小胸筋の緊張が和らぎ、肩甲骨の可動域が広がります。これにより、肩こりの症状が緩和される可能性があります。

デスクワーク中にできる簡単な肩こり予防エクササイズ

YouTubeで紹介されているエクササイズは、デスクワーク中でも簡単に行えます。座ったままできるので、仕事の合間や休憩時間に取り入れるのに最適です。

手の甲を使ったエクササイズ:

  1. 手の甲を腰に当てた状態で、力強く手の甲を押し付けます
  2. 肩のインナーマッスルに力が入り、胸を張れる状態になります
  3. 10秒間その姿勢を保ち、これを3回繰り返します

手のひらを上に向けるエクササイズ:

  1. 手のひらを天井に向け、手首を反らせます
  2. 肘を伸ばし続けると、二の腕の裏側に力が入ります
  3. 10秒間その姿勢を保ち、これを3回繰り返します

これらのエクササイズは、サーカー氏が提唱する「40秒猫背解消ストレッチ」の一環で、座ったままでも効果的に胸の筋肉をほぐし、肩こりの予防・改善に役立ちます。

肩こり 胸の筋肉をほぐす以外の予防法

肩こり 胸

胸の筋肉をほぐすストレッチに加えて、日常生活での習慣の改善も肩こり予防に重要です。以下のポイントを意識して実践しましょう。

姿勢改善でデスクワークによる肩こりを防ぐ

良い姿勢を保つことで、胸の筋肉への負担を減らすことができます。

  • デスクワーク中は定期的に姿勢をチェックする
  • モニターは目の高さに調整し、首を前に出さない
  • 椅子は背中全体がサポートされるものを選ぶ
  • 足裏が床につく高さに椅子を調整する
  • スマートフォンを見るときは、なるべく目線の高さに持ち上げる

適度な休憩と運動で筋肉の緊張を緩和

長時間同じ姿勢を続けないよう工夫しましょう。

  • 1時間に1回は立ち上がって軽く体を動かす
  • 深呼吸を意識して行い、肋骨の動きを促進する
  • 肩を回す、胸を開くなどの簡単な動きを取り入れる
  • 週に2〜3回、30分程度の有酸素運動を行う
  • 腕を大きく振る動作を含む歩行やスイミングも効果的

入浴とセルフマッサージで血行促進

入浴は血行を良くし、筋肉の緊張を和らげる効果があります。

  • 38〜40度のお湯にゆっくりつかる
  • 入浴中に肩や首、胸の筋肉を軽くマッサージする
  • 入浴後にストレッチを行うとより効果的
  • 肩甲骨周りを意識的にほぐす
  • 胸の筋肉を指の腹で優しく押して緊張を和らげる

厚生労働省の健康づくりのための身体活動・運動のページでは、日常的な運動習慣の重要性について解説されています。特に座りっぱなしの時間を減らし、こまめに体を動かすことが推奨されています。

 

専門家が教える胸の筋肉と肩こりの関係

肩こり 胸

理学療法士の笹川先生によると、猫背姿勢は単に見た目の問題だけでなく、首周りの血流を悪くし、頭痛や重だるさなどの症状を引き起こす原因にもなるとのことです。猫背の改善により、胸の筋肉の緊張が解消され、首周りの血流が改善することで、肩こりの症状も軽減する可能性があります。

同様に、日本整形外科学会でも、姿勢の悪化が筋肉の緊張を引き起こし、それが肩こりの原因になると指摘しています。特に、前かがみの姿勢が続くと、胸の筋肉が硬くなり、それが肩こりの原因となることが多いとされています。

専門家たちの見解から、胸の筋肉をほぐすストレッチや姿勢の改善が肩こり対策として有効であることがわかります。特に、サーカー氏が勧める40秒の猫背解消ストレッチは、座ったままでも手軽に行えるため、日常的に取り入れやすい方法と言えるでしょう。

肩こり 胸に関するよくある質問

肩こり 胸

Q. 肩こりと胸の筋肉は本当に関係があるのですか?

A. はい、深い関係があります。胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)が硬くなると、肩甲骨の動きが制限され、肩や首の筋肉に過度な負担がかかります。これが肩こりの原因となることが多いのです。胸の筋肉をほぐすことで、肩こりが改善する可能性があります。

Q. 胸の筋肉をほぐすストレッチはどのくらいの頻度で行うべきですか?

A. 胸の筋肉のストレッチは、毎日行うことが理想的です。特にデスクワークが多い方は、1時間に1回程度、短時間でもストレッチを行うと効果的です。無理のない範囲で継続することが大切です。1回のストレッチは10〜20秒程度で、3回ほど繰り返すとよいでしょう。

Q. 胸の筋肉をほぐすと、どんな効果が期待できますか?

A. 胸の筋肉をほぐすことで、肩甲骨の動きが改善し、血行が促進されます。また、姿勢が改善され、肩や首への負担が軽減されるため、肩こりの予防・改善につながります。さらに、呼吸が深くなり、リラックス効果も期待できます。長期的には猫背の改善や姿勢の矯正にも効果があるとされています。

Q. ストレッチ中に痛みを感じたらどうすべきですか?

A. ストレッチ中に強い痛みを感じた場合は、すぐに中止してください。ストレッチは心地よい伸びを感じる程度にとどめ、無理をしないことが大切です。痛みが続く場合は、医療機関を受診することをお勧めします。適切なストレッチは心地よい緊張感がある程度で、痛みを伴うものではありません。

Q. 肩こりが長期間続く場合は何か病気の可能性もありますか?

A. 肩こりが長期間続く場合や、通常のケアでは改善しない場合は、頚椎の問題や他の疾患が隠れている可能性があります。特に、突然の強い痛みや、腕のしびれを伴う場合は、早めに医療機関を受診することをお勧めします。また、片側だけの肩こりや、朝起きた時の強い痛みなども注意が必要です。

Q. デスクワーク中に簡単にできる肩こり予防法はありますか?

A. デスクワーク中には、以下のような簡単な予防法があります。1時間に1回は姿勢を意識的に正し、軽く肩を回す動作をする。深呼吸を数回行い、胸を広げる。手の甲を腰に当てて押し付けるエクササイズを行う。モニターの高さを目線に合わせ、猫背にならないよう注意する。水分をこまめに取り、血流を良くする。これらを習慣にすることで、肩こり予防に役立ちます。

Q. 猫背と肩こりはどのように関係していますか?

A. 猫背姿勢では胸の筋肉(特に小胸筋)が縮んだ状態が続き、硬くなります。すると肩甲骨の動きが制限され、首や肩の筋肉に過度な負担がかかります。また、猫背では首が前に出るため、首の筋肉が常に頭を支える負担がかかり、疲労が蓄積します。これらの要因が複合的に作用して肩こりを引き起こします。猫背を改善することで、肩こりの症状も軽減する可能性があります。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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