最終更新:2025.05.14

肩こりと頭が痛い|緊張型頭痛の原因と効果的な対処法

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

肩こりと頭が痛いという症状でお悩みではありませんか?長時間のデスクワークやスマホ使用で、肩こりと頭が痛いという症状は、首や肩の筋肉の緊張が原因となることが多いです。

特に首から後頭部にかけての痛みは「緊張型頭痛」と呼ばれ、頭痛の約7割を占めると言われています。この記事では、肩こりが原因となって起こる頭痛のメカニズムと、自宅でできる効果的な対処法について詳しく解説します。マッサージやストレッチから姿勢改善まで、つらい症状を和らげる方法を専門家の視点からお伝えします。

頭痛とか首のだるさとか自律神経失調症とかで言われることが多いんですけれども、首をしっかり動かせ筋肉を働かせると症状が和らいでいきます。

理学療法士 笹川先生(動画 00:09)

肩こりと頭が痛いとは?緊張型頭痛の症状と特徴

肩こり 頭が痛い

肩こりが原因で起こる頭痛は、主に「緊張型頭痛」と呼ばれる症状です。日本頭痛学会の調査によると、頭痛に悩む人の約70%がこの緊張型頭痛に分類されます。日本頭痛学会ガイドラインでは、緊張型頭痛の主な特徴として、頭が締め付けられるような感覚や、頭全体がずしりと重く感じられる痛みが挙げられています。片頭痛のようなズキズキとした拍動性の痛みとは異なり、持続的な鈍痛として感じられることが多いでしょう。

緊張型頭痛の主な症状には次のようなものがあります:

  • 頭の両側または全体に広がる痛み
  • 締め付けられるような、または重苦しい感覚
  • 首や肩のこり・こわばり
  • 頭皮の圧痛
  • 集中力の低下
  • 場合によってはめまいや吐き気を伴うこともある

これらの症状は、長時間同じ姿勢でのデスクワークやスマホ操作、ストレスなどによって悪化することが多く、肩こりと頭が痛い状態が続くと日常生活のパフォーマンスを著しく低下させる原因となります。

肩こりが頭痛を引き起こすメカニズム

肩こり 頭が痛い

なぜ肩こりが頭痛を引き起こすのでしょうか?そのメカニズムを理解することで、効果的な対処法が見えてきます。

過程身体で起こること
筋肉の緊張首や肩の筋肉(僧帽筋、頸板状筋など)が緊張して硬くなる
血流の低下筋肉の緊張により血管が圧迫され、血流が悪くなる
神経への刺激後頭神経や三叉神経などの頭痛に関わる神経が刺激される
頭蓋骨の筋膜への影響頭蓋骨を覆う筋膜の感受性が増大し、痛みを感じやすくなる
頭痛の発生これらの要因が複合的に作用して緊張型頭痛が生じる

つまり、長時間同じ姿勢を続けることで首や肩の筋肉が緊張し、血流が悪くなり、神経が圧迫されることで肩こりと頭が痛い状態が発生するのです。特に、デスクワークやスマホの使用が多い現代人は、この問題に悩まされやすい傾向があります。厚生労働省の肩こり対策では、適切な運動と休息の重要性が指摘されています。

肩こりによる頭痛の主な原因

肩こり 頭が痛い

肩こりと頭痛の関連性について理解したところで、次にどのような生活習慣や環境が肩こりを引き起こし、結果として頭痛につながるのかを見ていきましょう。

不良姿勢

猫背やうつむき加減の姿勢は、首や肩に過度な負担をかけます。特に長時間のデスクワークやスマホ使用時に頭を前に傾ける「ストレートネック」や「テキストネック」と呼ばれる状態は、筋肉の緊張を引き起こし、肩こりや頭痛の原因となります。姿勢改善については正しい姿勢の保ち方で詳しく解説しています。

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筋肉の疲労と血行不良

同じ姿勢を長時間続けることで、筋肉が緊張し疲労します。これにより血行が悪くなり、筋肉内に老廃物が蓄積されるため、肩こりが悪化します。特に冷えは血行不良を促進するため、冷房の効いた環境での長時間作業は注意が必要です。

ストレス

精神的なストレスは、知らず知らずのうちに首や肩の筋肉を緊張させます。ストレスによって交感神経が優位になると筋肉が収縮し、緊張状態が続くことで肩こりや頭痛につながります。

睡眠環境の問題

不適切な枕の高さや硬さ、寝具の質は、首や肩の負担につながります。睡眠中の姿勢が悪いと、起床時に首や肩のこりを感じ、それが頭痛へと発展することがあります。

これらの原因を理解することで、日常生活の中で予防策を講じることができます。次に、具体的な対処法について見ていきましょう。

肩こりと頭が痛い時の効果的な対処法

肩こり 頭が痛い

肩こりによる頭痛を緩和するためには、首や肩の筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することが重要です。以下に、自宅でできる効果的な対処法をいくつか紹介します。

首と肩のストレッチ

首や肩の筋肉をストレッチすることで、多くの場合、緊張を緩和し、血行を促進できる可能性があります。理学療法士が推奨する簡単なストレッチを紹介します。効果的なストレッチ方法はストレッチ記事をご参照ください。

伸ばすだけではストレッチの効果は出ない!nobu先生流ストレッチはこれだ!

手のひらを天井に向けて、軽く握ってもらって、手首を返して、この状態のまま腕を後ろのほうに持っていきます。肩甲骨の内側がピリピリしてくるのを感じて、内側の筋肉をしっかり伸ばしていきましょう。

理学療法士 笹川先生(動画 01:05)

このストレッチを1日に数回、各10秒程度行うことで、首や肩の筋肉の緊張を和らげることができる可能性があります。特に、長時間同じ姿勢で作業した後や、肩こりと頭が痛い症状を感じ始めたときに効果的です。

温めることによる血行促進

お風呂で体を温めたり、肩や首にホットタオルやカイロを当てたりすることで、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することができます。特に冷えを感じる季節や、エアコンの効いた環境で長時間過ごした後は、積極的に温めることをおすすめします。

適度な運動

デスクワークの合間にストレッチや軽い運動を取り入れることで、筋肉の緊張を防ぎ、血行を促進できます。例えば、オフィスでの簡単なストレッチや、昼休みの短い散歩などが効果的です。


肩こりと頭が痛い症状の予防には、定期的に体を動かすことが効果的で、運動習慣を身につけることで症状の発生頻度も減少する可能性がある
ことが研究で示唆されています。運動は血行を促進するだけでなく、ストレス解消にも効果的です。

自宅でできる肩こりによる頭痛の即効性対策

肩こり 頭が痛い

肩こりと頭が痛い状態に悩まされているとき、すぐに試せる対策があります。以下に即効性のある方法をご紹介します。

姿勢の改善

デスクワークやスマホ使用時の姿勢を意識することで、首や肩への負担を軽減できます。以下のポイントに注意しましょう:

  • モニターの高さを目線と同じか少し下に調整する
  • 椅子の高さを適切に調整し、背筋を伸ばして座る
  • 長時間同じ姿勢を続けないよう、定期的に姿勢を変える
  • スマホを見るときは、持ち上げて目線に近づける

正しい姿勢を維持することで、首や肩の筋肉への負担が軽減され、肩こりや頭痛の予防につながります。

マッサージ

自分でできる首や肩のマッサージや、プロによるマッサージも効果的です。特に、首の付け根や肩甲骨周辺の筋肉をほぐすことで、緊張を和らげ、血行を促進できる可能性があります。

マッサージは軽い圧で始め、徐々に強さを調整しながら行いましょう。痛みを感じるほど強く押すことは避け、心地よいと感じる強さを保つことが重要です。

適切な睡眠環境

自分に合った枕の高さや硬さを選び、質の良い睡眠を確保することで、首や肩の負担を軽減できます。横向きで寝る場合は、首が曲がりすぎないよう、適切な高さの枕を選びましょう。

いつ医療機関を受診すべきか

肩こり 頭が痛い

自宅でのケアで改善が見られない場合や、以下のような症状がある場合は、医療機関を受診することをおすすめします:

  • 突然の激しい頭痛
  • 頭痛に加えて吐き気や嘔吐がある
  • 視覚異常や言語障害を伴う頭痛
  • 以前に経験したことのないような強い頭痛
  • 頭痛が徐々に悪化している
  • 50歳以降に初めて現れた頭痛

これらの症状は、単なる肩こりからくる頭痛ではなく、より深刻な疾患の可能性があります。早めに医療機関を受診し、適切な診断を受けることが重要です。

肩こりからくる頭痛の予防法

肩こり 頭が痛い

最後に、肩こりからくる頭痛を予防するための日常的な取り組みについて紹介します。

定期的なストレッチと運動

日常的に首や肩のストレッチを行い、適度な運動を心がけることで、筋肉の緊張を防ぎ、血行を促進できる可能性があります。特にデスクワークが多い方は、1時間に一度は軽いストレッチを行うことをおすすめします。

作業環境の整備

デスクの高さやモニターの位置、椅子の調整など、作業環境を整えることで、不良姿勢による肩こりを予防できます。また、適切な照明も目の疲れを防ぎ、間接的に肩こりの予防につながります。

ストレス管理

ストレスは筋肉の緊張を引き起こす大きな要因です。ストレスを適切に管理するための時間を作り、リラックスする習慣を身につけることが重要です。例えば、趣味の時間を確保したり、深呼吸やメディテーションを取り入れたりすることが効果的です。

まとめ

肩こり 頭が痛い

肩こりと頭が痛い症状は、現代社会で多くの人が悩まされる問題ですが、適切な対処法と予防策を知ることで、かなり改善することができる可能性があります。首や肩の筋肉の緊張を和らげるストレッチ、適切な姿勢の維持、温めによる血行促進など、日常生活に取り入れやすい方法で対処していきましょう。

症状が重い場合や改善が見られない場合は、医療機関を受診し、専門的なアドバイスを受けることも大切です。健康な身体は、仕事や日常生活のパフォーマンスを向上させる基盤となります。この記事を参考に、肩こりと頭痛のない快適な毎日を目指してください。

肩こりと頭が痛い時のよくある質問

肩こり 頭が痛い

Q. 肩こりと頭が痛い場合、片頭痛との違いは何ですか?

A. 肩こりからくる頭痛(緊張型頭痛)は、頭全体が締め付けられるような鈍い痛みが特徴で、首や肩のこりを伴います。一方、片頭痛は通常頭の片側がズキズキと脈打つような痛みがあり、光や音に敏感になったり、吐き気を伴ったりします。また、片頭痛は前兆(視覚異常など)が現れることもあります。

Q. デスクワークが多い場合、肩こりと頭が痛くなるのを予防するにはどうすればよいですか?

A. デスクワークが多い場合は、1時間に1回程度は姿勢を変えたり、軽いストレッチを行ったりしましょう。モニターの高さを目線と同じかやや下に調整し、椅子の高さも適切に設定します。また、デスクワークの合間に首や肩のストレッチを行い、定期的に水分補給をすることも効果的です。

Q. 肩こりと頭が痛いとき、効果的な市販薬はありますか?

A. 肩こりからくる頭痛には、鎮痛成分と筋肉の緊張を和らげる成分を含む市販薬が効果的な場合があります。具体的には、イブプロフェンやアセトアミノフェンなどの鎮痛成分に加え、筋弛緩作用のある成分を含む薬が適していることがあります。ただし、長期的に使用する場合は医師に相談することをおすすめします。

Q. 肩こりによる頭痛が慢性化したらどうすればよいですか?

A. 慢性化した場合は、自己ケアだけでなく専門医の診察を受けることをおすすめします。整形外科や神経内科、頭痛専門外来などで適切な診断と治療を受けましょう。また、理学療法士によるリハビリテーションや、生活習慣の見直しも効果的です。ストレス管理や睡眠の質の改善も重要な要素です。

Q. 首や肩のストレッチはどのくらいの頻度で行うのが効果的ですか?

A. 首や肩のストレッチは、デスクワークなど同じ姿勢を続ける場合は1時間に1回程度、各ストレッチを5〜10秒間、2〜3回繰り返すのが効果的とされています。朝起きたときと就寝前にも行うと、筋肉の緊張を予防・緩和できる可能性があります。無理なく続けられる頻度で習慣化することが重要です。

Q. 気象条件や自律神経の乱れも肩こりと頭痛に影響しますか?

A. はい、影響する可能性があります。気圧の変化や湿度、気温の変動は肩こりからくる頭痛に影響することがあります。また、自律神経の乱れは筋肉の緊張や血管の収縮・拡張に影響し、頭痛を引き起こすことがあります。規則正しい生活習慣を心がけ、ストレス管理を行うことで、気象変化や自律神経の乱れによる症状を軽減できる可能性があります。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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