最終更新:2025.07.02

肩こりと動悸の関係とは?原因と効果的な改善方法を徹底解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

肩こりと動悸は、一見無関係に思えるかもしれませんが、実は深い関係があります。肩こりの原因は肩ではなく、肩甲骨を動かす筋肉にあり、この筋肉が硬くなることで血行不良を引き起こし、さらに自律神経の乱れにつながることがあります。この記事では、肩こりと動悸の関係、原因、そして効果的な改善方法について詳しく解説します。

肩こりの原因は肩ではなくて、肩甲骨を動かす筋肉にあります。肩甲骨周りの筋肉が衰えやすいのは、スマホやパソコンを使うときに長時間じっとして前傾した姿勢を続けている時です。

理学療法士 笹川先生(動画 00:00:48)

肩こりと動悸の深い関係性について

肩こり 動悸

長時間のデスクワークやスマホ使用で、私たちの肩甲骨周りの筋肉は硬くなりがちです。この状態が続くと、筋肉の緊張が血流を悪くし、さまざまな症状を引き起こします。特に注目すべきは、肩こりと動悸の関係です。

なぜ肩こりが動悸を引き起こすのか?

肩こりが動悸を引き起こす主なメカニズムは以下の通りです:

メカニズム影響
肩甲骨の固着肩甲骨が胸郭にベタッとくっつき、肺の動きが制限される
呼吸の浅化肺の働きが制限され、体に十分な酸素が取り込めなくなる
自律神経の乱れ交感神経が優位になり、心拍数が増加して動悸を感じる
血圧上昇筋肉のコリによって交感神経が緊張し、血圧が上がる

肩甲骨が動かず呼吸も浅くなり全身への酸素の供給も減り、全身でも大きな割合を占める肩甲骨の筋肉が働かずに血流が低下して全身があっという間に老化してしまうんです。

理学療法士 笹川先生(動画 00:01:08)

肩こりと動悸の主な原因

肩こり 動悸

肩こりと動悸の症状が同時に現れる場合、以下のような原因が考えられます:

1. 悪い姿勢と筋肉の緊張

長時間のデスクワークやスマホ使用による前傾姿勢は、肩甲骨周りの筋肉を緊張させます。特に、前鋸筋、菱形筋、小胸筋が働かなくなると、肩甲骨が胸郭にベタッとくっついた状態になります。

この状態が続くと、首や肩の筋肉がさらに緊張し、血流が悪化します。姿勢の悪さは単なる見た目の問題ではなく、体全体の機能に影響を及ぼす重要な要因なのです。

2. 自律神経の乱れ

ストレスや睡眠不足、不規則な生活などは自律神経のバランスを崩します。自律神経が乱れると、交感神経が優位になり、心拍数の上昇、不整脈、動悸などの症状が現れやすくなります。また、自律神経の乱れは筋肉の緊張も引き起こすため、肩こりも悪化します。

肩こりと動悸の改善には、自律神経のバランスを整えることが重要です。また、日常的なストレッチ正しい姿勢の維持も効果的です。

3. 血流の低下と酸素不足

肩甲骨周りの筋肉がガチガチに硬くなると、全身の血流が悪くなります。血流が低下すると、酸素や栄養素の供給が減少し、老廃物が蓄積されます。これにより、脳への酸素供給も減少し、思考力や認知能力の低下につながる可能性があります。

また、血流の低下は冷えやむくみの原因にもなり、特に女性は症状を感じやすいでしょう。定期的な運動と肩甲骨の動きを改善することで、これらの症状を緩和できます。

詳しい肩甲骨のメカニズムについては日本整形外科学会でも解説されています。自律神経と肩こりの関係については厚生労働省の健康情報も参考になります。

肩甲骨はがしとは?肩こりと動悸の改善に効果的なアプローチ

肩こり 動悸

肩甲骨はがしとは、肩甲骨周囲の筋肉を働かせて、胸郭にベタッとくっついた肩甲骨がスムーズに動くようにするトレーニングです。肩甲骨が自由に動くようになることで、呼吸が深くなり、全身に酸素が行き渡るようになります。

肩こりと動悸の改善には、肩甲骨周りの筋肉をほぐし、血流を促進することが効果的と考えられています。特に効果的なのが「肩甲骨はがし」と呼ばれるエクササイズです。

肩甲骨はがしの効果

肩甲骨はがしを定期的に行うことで、筋肉の柔軟性が向上し、血流が改善され、冷えやむくみも軽減されます。さらに、筋肉量が増加することで代謝がアップし、疲れにくい体づくりにもつながります。

また、肩甲骨の動きが良くなることで、猫背や巻き肩といった姿勢の問題も改善され、見た目にも美しい姿勢を保てるようになります。これは単なる美容効果だけでなく、内臓の働きを正常に保つためにも重要です。

椅子に座ったままできる肩甲骨はがしエクササイズ

以下は、デスクワーク中でも簡単にできる肩甲骨はがしのエクササイズです。各エクササイズは10秒間行います。毎日続けることで、徐々に効果を実感できるでしょう。

1. 前鋸筋のトレーニング

  1. 手の甲を合わせて、斜め45度くらいに手を上げる
  2. この状態でグッと手を伸ばし、脇に力を入れる
  3. 手を伸ばし続けるように10秒間力を入れる

2. 肩甲下筋のトレーニング

  1. 片方の手はそのままで、もう片方の手を内側に入れる
  2. 内側に向けてグッと力を入れ、反対の手で押さえる
  3. 10秒間この状態を維持する

3. 菱形筋のトレーニング

  1. 手のひらを天井に向け、肘を90度くらい曲げる
  2. 両肘をグッと内側の方に引き寄せる
  3. 肩甲骨の内側に力が入るよう10秒間維持する

4. 上腕三頭筋のトレーニング

  1. 手のひらを前に向けたまま、肘を伸ばし続ける
  2. 二の腕の裏側に力を入れる
  3. 10秒間この状態を維持する

肩こりと動悸の改善に効果的なその他の方法

肩こり 動悸

肩甲骨はがしのエクササイズに加えて、以下の方法も肩こりと動悸の改善に効果的です:

1. 正しい姿勢を意識する

長時間のデスクワークやスマホ使用時は、背筋を伸ばし、肩が前に丸まらないよう意識しましょう。定期的に姿勢をチェックし、必要に応じて修正することが重要です。座り方一つで肩こりの症状が大きく変わることもあります。

特に注意すべきは、モニターの高さです。目線よりも低すぎると首を前に出す姿勢になり、首や肩の負担が増加します。モニターは目線と同じか、やや下に設置するのがおすすめです。

2. ストレスを軽減する

ストレスは自律神経の乱れを引き起こし、肩こりや動悸の原因となります。十分な睡眠、適度な運動、リラックスできる時間を作るなど、日頃からストレス管理を心がけましょう。

特に有効なのは、深い呼吸法です。1日に数回、意識的に深呼吸を行うことで、交感神経の過剰な活動を抑え、副交感神経の働きを促進します。これにより、心身のリラックス効果が得られます。

3. 温浴やマッサージで血行を良くする

温かいお風呂やマッサージは、血行を良くし、肩の筋肉の緊張を和らげる効果があります。特に肩甲骨周りのマッサージは、筋肉の緊張を緩和し、血流を促進します。入浴時に肩を温めながら軽くマッサージするだけでも効果があります。

また、半身浴やストレッチ風呂など、じっくりと体を温める方法も効果的です。体の芯から温まることで、筋肉の緊張がほぐれ、血行が促進されます。

4. 定期的な運動と栄養バランス

ウォーキングやヨガなどの軽い運動は、全身の血流を促進し、筋肉の緊張を和らげる効果があります。特に肩甲骨を意識的に動かす運動は、肩こりの予防や改善に効果的です。

また、栄養バランスの取れた食事も重要です。特にマグネシウムカリウムなどのミネラルは、筋肉の緊張緩和に役立ちます。緑黄色野菜、ナッツ類、魚介類などを積極的に摂取しましょう。

肩こりと動悸に関するよくある質問

肩こり 動悸

Q. 肩こりが原因で動悸が起こるメカニズムは?

A. 肩こりが悪化すると、肩甲骨が胸郭にベタッとくっつき、呼吸が浅くなります。これにより全身への酸素供給が減少し、自律神経のバランスが崩れます。特に交感神経が優位になると、心拍数が上昇し、動悸を感じるようになります。また、筋肉のコリによって血管が圧迫され、血圧上昇や心臓への負担増加につながることもあります。

Q. 肩こりと動悸が同時に起こる場合、病院を受診すべき?

A. 肩こりと動悸が突然強く現れたり、長期間続く場合は、心臓の病気や脳卒中の可能性もあるため、すぐに医療機関を受診することをお勧めします。特に、息切れ、胸痛、めまい、意識の混濁などの症状を伴う場合は、緊急の対応が必要です。自己判断は避け、内科や循環器科などの医療機関で原因を特定し、適切な治療を受けることが大切です。

Q. 肩甲骨はがしのエクササイズはどのくらいの頻度で行うべき?

A. 肩甲骨はがしのエクササイズは、理想的には毎日2〜3回、特にデスクワークやスマホ使用の合間に行うことをお勧めします。各エクササイズは10秒程度で完了するため、短時間で効果的に筋肉を活性化できます。朝起きた時、昼休み、夕方の帰宅後など、日常生活の中で定期的に取り入れると効果的です。継続することで、張り付いていた肩甲骨がスルスル動くようになり、肩こりや動悸の症状が徐々に改善していきます。

Q. 肩こりによる動悸と心臓の病気による動悸の見分け方は?

A. 肩こりによる動悸は、通常、姿勢の改善やストレッチで症状が和らぎ、持続時間も比較的短いことが多いです。一方、心臓の病気による動悸は、突然発症し、強い胸痛や息切れ、冷や汗などを伴うことがあります。また、安静時にも症状が続く場合は注意が必要です。自己判断は危険なので、不安がある場合は医師に相談してください。

Q. 肩こりと動悸の改善に効果的な食事や栄養素はありますか?

A. マグネシウムやカリウムなどのミネラルは筋肉の緊張緩和に役立ちます。マグネシウムは緑黄色野菜、ナッツ類、豆類に、カリウムはバナナ、アボカド、ほうれん草などに多く含まれています。また、オメガ3脂肪酸(青魚に多い)には抗炎症作用があり、血流改善に効果的です。水分摂取も十分に行い、カフェインや刺激物の過剰摂取は避けるようにしましょう。

Q. デスクワーク中の肩こり予防に効果的な対策は?

A. デスクワーク中は、30分ごとに小休憩を取り、軽いストレッチを行うことが効果的です。モニターの高さを目線と同じかやや下にし、キーボードは肘が90度になる位置に調整しましょう。また、背もたれのある椅子を使用し、背筋を伸ばして座ることで、肩への負担を軽減できます。加えて、本記事で紹介した肩甲骨はがしのエクササイズを定期的に行うことで、肩こりを予防できます。

Q. 肩甲骨はがしは運動が苦手な人でもできる?

A. はい、肩甲骨はがしは運動が苦手な方でも無理なく行えるエクササイズです。座ったままでもできる簡単な動きが多く、特別な道具も必要ありません。各エクササイズは10秒間の力の入れ方が基本となっており、激しい動きや複雑な姿勢を取る必要はありません。毎日の生活の中で、テレビを見ながらや休憩時間に気軽に取り入れることができます。

まとめ:肩こりと動悸の改善に向けて

肩こり 動悸

肩こりと動悸は、肩甲骨周りの筋肉の緊張や自律神経の乱れが原因で起こることが多いです。これらの症状を放置すると、全身の血流が悪くなり、酸素供給が減少し、さまざまな健康問題につながる可能性があります。

本記事で紹介した肩甲骨はがしのエクササイズは、肩こりと動悸の改善に効果的です。特に、前鋸筋、肩甲下筋、菱形筋、上腕三頭筋のトレーニングを定期的に行うことで、肩甲骨の動きが良くなり、呼吸が深くなり、全身に新鮮な酸素が行き渡るようになります。

ただし、突然の強い肩こりや動悸、特に胸痛や息切れを伴う場合は、心臓の病気や脳卒中の可能性もあるため、すぐに医療機関を受診してください。自己判断は避け、専門医による適切な診断と治療を受けることが重要です。

日常生活では、正しい姿勢を意識し、ストレス管理を心がけ、定期的な運動を取り入れることで、肩こりと動悸の予防や改善につなげましょう。健康的な生活習慣を続けることで、全身の血流が改善し、自律神経のバランスも整っていきます。

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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