最終更新:2025.05.21

ヘルニアはレントゲンでわかる?専門家が教える正確な診断法とMRIの重要性

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

ヘルニアの診断においてレントゲン検査は限定的な役割しか持ちません。結論から言うと、ヘルニアは基本的にレントゲンでは確認できません。なぜなら、椎間板ヘルニアの主体である髄核は軟骨組織であり、レントゲン写真には映らないためです。正確な診断にはMRIやCT検査が必須となります。本記事では、ヘルニアの診断に必要な検査方法や症状、治療法について詳しく解説します。レントゲン検査の限界を理解し、適切な診断へのステップを知ることで、不安を解消しましょう。

椎間板ヘルニアの確定診断にはMRI検査が不可欠です。レントゲンだけでは軟骨組織である椎間板の状態を把握することはできません。

ヘルニアはレントゲンでどこまでわかるのか?その限界と役割

ヘルニア レントゲンでわかる

多くの患者さんが「ヘルニアはレントゲンでわかるのか」と疑問を持ちます。結論から言うと、ヘルニアはレントゲン検査だけでは診断できません。しかし、レントゲン検査にも重要な役割があります。この記事では、各検査の特徴と正確な診断法を解説します。

レントゲン検査で確認できること

レントゲン検査は骨の構造を調べるのに有効な検査方法です。ヘルニアの診断プロセスにおいて、レントゲン検査では以下のような情報を得ることができます:

レントゲンでわかることレントゲンでわからないこと
背骨全体の並びやバランス椎間板ヘルニアの有無や程度
脊椎の骨の変形や損傷神経への圧迫状態
椎間板の狭小化(間接的所見)軟骨組織の状態
脊柱管狭窄症などの他の骨関連疾患髄核の突出状況
骨の配列異常や側弯症筋肉や軟部組織の詳細

レントゲン検査では、椎間板が潰れて椎間が狭くなっているといった間接的な所見から、ヘルニアの可能性を推測することはできますが、確定診断には至りません。医師は多くの場合、まずレントゲンで骨の異常がないかを確認した上で、ヘルニアが疑われる場合には追加検査としてMRIを勧めます。

腰痛やしびれの症状でお悩みの場合は、まずは適切な診断を受けることが最も重要です。

なぜ椎間板ヘルニアの診断にはMRI検査が必須なのか?

ヘルニア レントゲンでわかる

椎間板ヘルニアの正確な診断には、MRI(磁気共鳴画像)検査が最も有効とされています。なぜMRI検査がヘルニア診断に不可欠なのでしょうか?

MRI検査の特長と診断精度

MRI検査は高い磁場と電波を利用して体内の断層画像を撮影する検査方法です。レントゲンと比較して以下のような優れた特徴があります:

  • 軟骨組織である椎間板を鮮明に映し出せる
  • ヘルニアの大きさ、形状、位置を正確に把握できる
  • 神経への圧迫状態を詳細に観察できる
  • 放射線被ばくがなく、安全性が高い
  • 脊髄や周囲の軟部組織も同時に評価できる

MRI検査では、椎間板の髄核が後方や側方に飛び出している状態(ヘルニア)を直接確認することができます。また神経根や脊髄への圧迫の程度も判断できるため、症状との関連性を評価する上でも非常に重要です。

レントゲン検査で異常なしの腰痛とは?原因不明の危険性を徹底解説

その他の診断検査方法

MRI検査以外にも、状況によって以下のような検査が行われることがあります:

検査方法特徴ヘルニア診断における役割
CT検査X線を使用した断層撮影骨の詳細な構造を確認できるが、軟部組織の描出はMRIより劣る
脊髄造影検査造影剤を注入して脊髄腔を可視化神経の圧迫状態を確認できるが、侵襲性がある
神経伝導検査神経の電気的活動を測定神経障害の有無と程度を機能的に評価できる

椎間板ヘルニアとは?症状と原因を理解する

ヘルニア レントゲンでわかる

椎間板ヘルニアは、背骨(脊椎)の間にある椎間板の中心部(髄核)が外側に飛び出し、神経を圧迫する状態を指します。正確な診断方法を理解するためにも、まずはヘルニアの基本的な知識を押さえておきましょう。

椎間板ヘルニアの主な症状

椎間板ヘルニアでは、神経が圧迫されることによって様々な症状が現れます。特に多いのは以下のような症状です:

  • 腰痛(特に前かがみになると痛みが強くなる)
  • 下肢のしびれや痛み(坐骨神経痛)
  • 足の筋力低下や麻痺感
  • 咳やくしゃみをすると痛みが増強する
  • 長時間同じ姿勢でいると症状が悪化する

症状の現れ方は個人差が大きく、ヘルニアの位置や大きさ、神経圧迫の程度によって異なります。腰痛のみの場合もあれば、足のしびれが主症状となる場合もあります。特に足のしびれや筋力低下がある場合は、早めに専門医に相談することが重要です。

椎間板ヘルニアの主な原因

椎間板ヘルニアの発症には、以下のような原因や要因が関わっています:

原因説明
加齢による椎間板の変性年齢とともに椎間板の水分が減少し、弾力性が失われることで生じる
不適切な姿勢や動作重いものを持ち上げる際の不適切な姿勢や、腰に負担がかかる動作の繰り返し
外傷や事故転倒や交通事故などによる急激な外力
体重増加・肥満過剰な体重が脊椎に負担をかける
筋力低下背筋や腹筋の筋力低下により、脊椎への負担が増大
遺伝的要因椎間板の構造的な問題に遺伝的要素が関与していることもある

椎間板ヘルニアの多くは日常生活での姿勢や動作の積み重ねによって徐々に進行します。特に前かがみでの作業や重いものの持ち上げは要注意です。

椎間板ヘルニアの治療法:手術が必要なケースとは?

ヘルニア レントゲンでわかる

椎間板ヘルニアの治療は、症状の程度や神経圧迫の状況に応じて選択されます。多くの場合は非手術的な保存療法から始まりますが、症状が重篤な場合や保存療法が効果的でない場合には手術が検討されます。

保存療法(非手術的治療)

椎間板ヘルニアの患者の約80%は、保存療法で症状が改善する可能性があると研究結果で示されています。主な保存療法には以下のようなものがあります:

  • 安静と活動制限:急性期には無理な動きを控え、症状の悪化を防ぎます
  • 薬物療法:消炎鎮痛剤やステロイド剤などで痛みや炎症を抑えます
  • 物理療法:温熱療法、電気療法、牽引療法などで筋肉の緊張をほぐします
  • ブロック注射:神経根ブロックや硬膜外ステロイド注射で痛みを緩和します
  • リハビリテーション:背筋や腹筋の強化、柔軟性の向上を目指します

症状の緩和には適切なストレッチや運動療法が効果的なことも多いです。ただし、必ず専門家の指導のもとで行うことが重要です。

~身体の痛み・不調に~人気整体師nobu先生による、自宅でも簡単に3分でできる “ストレッチ整体” 動画紹介

手術療法が検討されるケース

以下のような場合には、手術療法が検討されることがあります:

手術が必要となる状況説明
保存療法が効果を示さない6〜12週間の保存療法で症状の改善が見られない場合
進行する神経症状筋力低下や感覚障害が進行する場合
馬尾症候群排尿・排便障害や会陰部の感覚障害が現れる緊急事態
日常生活に支障をきたす強い痛み薬物療法でも制御できない強い痛みがある場合

手術方法としては、ヘルニアを摘出する方法や、最小侵襲の内視鏡手術など、患者の状態や医師の専門性に応じて様々な選択肢があります。手術の決断は、MRIなどの画像検査結果と症状を総合的に判断して行われます。

自宅でできる対処法とストレッチ

軽度の椎間板ヘルニアの場合、以下のような自宅でのケアやストレッチが症状改善に役立つ場合があります:

  • 適度な休息と姿勢の改善
  • 氷罨法と温罨法の適切な使い分け
  • 腰部の負担を軽減する姿勢の工夫
  • 背筋や腹筋を鍛える軽いエクササイズ
  • ハムストリングスなど腰に関連する筋肉のストレッチ

椎間板ヘルニアの予防には正しい姿勢と定期的なストレッチが非常に重要です。デスクワークが多い現代人は特に意識する必要があります。

注意:痛みを伴うストレッチや運動は避け、専門家の指導のもとで行うことが重要です。不適切な運動はかえって症状を悪化させる可能性があります。

椎間板ヘルニアが疑われる場合の受診の目安

ヘルニア レントゲンでわかる

以下のような症状がある場合は、整形外科や脳神経外科、脊椎専門クリニックなどの受診を検討しましょう:

  • 2週間以上続く腰痛
  • 足や臀部にまで広がる痛みやしびれ
  • 咳やくしゃみで悪化する痛み
  • 足の筋力低下や歩行困難
  • 排尿・排便に関する問題(緊急受診が必要)

受診の際には、いつから症状があるか、どのような状況で痛みが強くなるかなど、詳しく医師に伝えることが大切です。また、過去の怪我や治療歴についても伝えておきましょう。

椎間板ヘルニアの症状として、足のしびれや筋力低下が進行する場合は特に注意が必要です。神経の圧迫が長期間続くと、回復が遅れる可能性があります。

まとめ:ヘルニア診断におけるレントゲンとMRIの役割

ヘルニア レントゲンでわかる

椎間板ヘルニアの診断プロセスについて重要なポイントをまとめます:

  • 椎間板ヘルニアはレントゲンだけでは確実に診断できない
  • レントゲンは骨の異常を確認する初期検査として有用
  • MRI検査は軟骨組織であるヘルニアを直接確認できる最適な検査方法
  • 症状の程度に応じて、保存療法から手術まで様々な治療選択肢がある
  • 足のしびれや筋力低下がある場合は、早めに専門医に相談すべき

椎間板ヘルニアは決して珍しい疾患ではなく、多くの人が一生のうちに経験する可能性があります。適切な診断と治療を受けることで、大多数の患者は症状の改善が期待できます。症状が気になる場合は、まずは専門医に相談し、正確な診断を受けることをお勧めします。

レントゲン異常無しなのになぜ膝が痛くなるのか?レントゲンでは見えない膝痛の真相と対策

椎間板ヘルニアに関するよくある質問

ヘルニア レントゲンでわかる

Q. ヘルニアはレントゲンでわかりますか?

A. 椎間板ヘルニアは基本的にレントゲンでは直接確認できません。ヘルニアの主体である髄核は軟骨組織であり、レントゲンでは映らないためです。レントゲンでは骨の変形や位置関係は確認できますが、ヘルニアの確定診断にはMRI検査が必要です。

Q. MRI検査は痛みがありますか?

A. MRI検査自体に痛みはありません。狭いトンネル状の装置の中に入るため、閉所恐怖症の方は不安を感じることがありますが、身体に直接痛みを与える検査ではありません。検査中は動かないようにする必要があり、その間の姿勢保持が辛いと感じる方もいらっしゃいます。最近では開放型のMRI装置も増えており、閉所恐怖症の方でも比較的リラックスして検査を受けられるようになっています。

Q. 椎間板ヘルニアは自然に治りますか?

A. 椎間板ヘルニアは、適切な治療と生活習慣の改善により、自然に症状が軽減することもあります。実際に、ヘルニアで飛び出した髄核が時間とともに吸収されるケースも報告されています。しかし、症状の程度や神経圧迫の状況によって回復の可能性は異なります。重度の神経症状がある場合や、長期間症状が続く場合は専門医の診察を受けることが重要です。

Q. ヘルニア診断にCT検査は有効ですか?

A. CT検査はヘルニア診断において一定の役割を果たしますが、MRI検査ほど詳細には軟骨組織を映し出すことができません。CT検査は骨の詳細な構造を確認するのに優れていますが、椎間板や神経といった軟部組織の描出能力はMRIより劣ります。ただし、MRI検査が受けられない事情(ペースメーカーの装着など)がある場合には、CT検査が代替手段として用いられることがあります。

Q. 椎間板ヘルニアの手術後の回復期間はどのくらいですか?

A. 手術方法や患者さんの状態によって回復期間は異なります。一般的な椎間板ヘルニアの手術(顕微鏡下椎間板切除術など)では、入院期間は1〜2週間程度で、日常生活への復帰は約4〜6週間、スポーツなどの活動再開は3〜6ヶ月後と言われています。ただし、個人差が大きいため、医師の指示に従うことが重要です。また、内視鏡手術などの最小侵襲手術では、より早い回復が期待できる場合もあります。

Q. 椎間板ヘルニアを予防するための日常生活の注意点はありますか?

A. 椎間板ヘルニアの予防には以下の点に注意することが重要です:
1. 正しい姿勢を保つ(特に座位での長時間作業時)
2. 重いものを持ち上げる際は膝を曲げて腰に負担をかけない
3. 定期的な運動で背筋や腹筋を強化する
4. 適正体重の維持
5. 喫煙を避ける(喫煙は椎間板の栄養状態を悪化させる)
6. 長時間同じ姿勢を続けない
これらの生活習慣の改善により、椎間板への負担を軽減し、ヘルニアの発症リスクを下げることができます。

Q. レントゲンで異常がなくても椎間板ヘルニアの可能性はありますか?

A. はい、レントゲン検査で異常が見られなくても椎間板ヘルニアの可能性は十分にあります。レントゲンでは骨の構造しか映らないため、軟骨組織である椎間板の状態を直接確認することができません。腰痛やしびれなどの典型的な症状がある場合は、レントゲン検査で異常が見られなくても、MRI検査を受けることで椎間板ヘルニアを正確に診断できることがあります。症状が続く場合は、医師にMRI検査の必要性について相談することをお勧めします。

関連記事

レントゲン異常無しなのになぜ膝が痛くなるのか?レントゲンでは見えない膝痛の真相と対策

伸ばすだけではストレッチの効果は出ない!nobu先生流ストレッチはこれだ!

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

最新の記事はこちら

よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

近くの店舗を探す
24時間スマホで簡単に予約可能 さっそく予約する