最終更新:2025.07.01

五十肩が治る期間はどれくらい?症状の段階別対処法と早期回復のコツ

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

五十肩の治る期間は、一般的に数週間から半年程度で症状が改善し、自然に治ることが多いとされています。しかし、重症の場合は1年程度かかることもあり、個人差が大きいのが特徴です。五十肩(肩関節周囲炎)は急性期、慢性期、回復期の3つの段階を経て治癒していくため、各時期に応じた適切な対処法を理解することが重要になります。また、早期に医療機関を受診し適切な治療を受けることで、治る期間を大幅に短縮することが可能です。本記事では、五十肩の症状の段階ごとの期間と特徴、効果的な治療法やリハビリテーション、セルフケアについて詳しく解説いたします。

五十肩とは?基本的な症状と原因を理解しよう

五十肩(肩関節周囲炎)は、肩関節の周囲に炎症が起こることで痛みと動きの制限が生じる疾患です。正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、40〜60歳代に多く発症することから「四十肩」「五十肩」と呼ばれています。この疾患は、関節包や筋肉、腱板などの組織に炎症が生じることで発症します。

主な症状として、肩の痛みと腕の動きの制限があります。特に夜間の痛みが強く、腕を上げる動作や後ろに回す動作が困難になります。さらに、関節包や筋肉、腱などの組織が炎症を起こし、徐々に拘縮(硬くなること)が進行するのが特徴です。また、日常生活では髪を洗う、服を着る、物を取るなどの動作に支障をきたすことが多く見られます。

原因については、加齢による関節や筋肉の変化、血流の悪化、ホルモンバランスの変化などが関与していると考えられています。また、糖尿病や甲状腺疾患などの既往がある人、長時間同じ姿勢で作業する人、運動不足の人などに発症しやすい傾向があります。さらに、ストレスや過労なども発症要因として挙げられており、現代社会において注意が必要な疾患と言えるでしょう。

五十肩の治療期間は個人差がありますが、適切な治療により数ヶ月から1年程度で改善が期待できます。重要なのは症状の段階を理解し、各時期に応じた治療を行うことです。特に急性期の対応が、その後の経過を大きく左右します。

五十肩の治る期間の平均と個人差について

五十肩 治る期間

五十肩の治る期間は個人差がありますが、一般的な目安と程度別の期間を理解することが重要です。症状の程度や治療開始時期により、大きく期間が変わることが特徴です。また、適切な診断と治療を受けることで、期間の短縮が期待できます:

程度治る期間特徴対処法
軽度数週間〜3ヶ月痛みは軽く、日常生活への影響は限定的保存療法中心、適度な運動
中等度3ヶ月〜半年痛みと動きの制限が中程度、夜間痛あり薬物療法、理学療法、注射治療
重度半年〜1年以上強い痛みと著しい動きの制限、ADL障害総合的治療、必要に応じて手術検討

五十肩の治る期間に影響する要因として、年齢、症状の重さ、治療開始時期、生活習慣、リハビリの取り組み方、既往歴などが挙げられます。その結果、早期に医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることで、治療期間の短縮が期待できます。また、個人の体力や免疫力、ストレス状態なども回復に大きく影響するため、総合的なアプローチが重要になります。

統計的には、約60%の患者が6ヶ月以内に症状の改善を実感し、約80%が1年以内に日常生活に支障のないレベルまで回復するとされています。しかし、残りの20%は1年を超える治療期間を要することもあり、早期診断と適切な治療の重要性が強調されています。

症状はこう変わる!五十肩の治る期間を3つの時期で解説

五十肩 治る期間

五十肩は、炎症の状態や症状の変化によって3つの段階に分けられます。さらに、各時期の特徴と期間を理解することで、適切な対処法を選択し、効果的に治る期間を短縮することが可能になります。この段階的な理解は、患者自身が現在の状態を把握し、適切な行動を取るために不可欠です。

急性期(炎症期)の治る期間と特徴

急性期は発症から約2週間程度の時期で、炎症が最も強い段階です。この時期は「freezing phase」とも呼ばれ、症状が急激に悪化する特徴があります。この時期の具体的な特徴は以下の通りです:

  • 激しい痛みが突然現れ、安静時でも痛みが継続する
  • 夜間痛が非常に強く、睡眠が著しく妨げられる
  • 肩を少し動かすだけでも激痛が走り、可動域が急速に制限される
  • 炎症により肩周囲が腫れ、熱感を伴うことがある
  • 痛みにより肩甲骨周囲の筋肉も緊張し、首や背中にも痛みが広がる

急性期の対処法として、安静が最も重要です。無理に動かすと炎症を悪化させてしまうため、痛みが強い間は肩を動かさないようにしましょう。また、必要に応じて消炎鎮痛剤の服用や、ステロイド注射による治療も有効です。さらに、冷却療法(アイシング)により炎症を抑制することも重要な対処法の一つです。

この時期は患者にとって最も辛い期間ですが、適切な治療により炎症をコントロールすることで、次の段階への移行をスムーズにし、全体の治る期間を短縮することが可能になります。医師の指導のもと、痛み止めの適切な使用と安静の維持が重要です。

慢性期(拘縮期)の治る期間と特徴

慢性期は数週間から数ヶ月続き、4ヶ月から12ヶ月程度の期間を要します。この時期は「frozen phase」と呼ばれ、痛みは軽減するものの、肩の動きが大幅に制限される特徴があります。この時期の具体的な症状は以下の通りです:

  • 激しい痛みは軽減するが、動作時の痛みは継続する
  • 肩関節の可動域が著しく制限され、日常生活動作に支障をきたす
  • 関節包が硬くなり(拘縮)、腕を上げることや後ろに回すことが困難
  • 筋力低下が進行し、肩周囲の筋肉の萎縮が見られる
  • 長期間の動作制限により、代償動作が身につく

一方で、慢性期では痛みの範囲内で積極的にリハビリテーションを行うことが重要です。理学療法士の指導のもと、適切なストレッチや運動療法を継続することで、拘縮の進行を防ぎ、可動域の改善を図ります。また、温熱療法により血流を改善し、組織の柔軟性を高めることも効果的です。

この時期の治療目標は、完全な痛みの除去ではなく、機能の維持と改善です。患者自身が積極的にリハビリに取り組むことで、次の回復期での機能回復をより効果的にすることができます。また、職場や家庭での環境調整も重要な要素となります。

回復期(融解期)の治る期間と特徴

回復期は6ヶ月程度から始まり、痛みがほとんどなくなり、肩の動きが徐々に回復していく時期です。この時期は「thawing phase」と呼ばれ、機能回復が主な目標となります:

  • 痛みはほぼ消失し、夜間痛もなくなり睡眠の質が改善する
  • 肩の動きが少しずつ改善され、可動域が拡大する
  • 日常生活動作が徐々に可能になり、QOLが向上する
  • 筋力が徐々に回復し、肩甲骨周囲の安定性も改善する
  • 完全回復まで数ヶ月を要することが多いが、機能的な改善が実感できる

その結果、回復期では積極的な運動療法により肩の機能回復を促進します。無理のない範囲で肩を動かし、筋力強化とともに完全な可動域の回復を目指します。また、スポーツ活動や趣味活動への段階的な復帰も、この時期の重要な目標となります。

回復期は患者にとって希望の持てる時期ですが、焦って無理をすると再発のリスクがあるため、医師や理学療法士の指導のもとで段階的に活動レベルを上げることが重要です。完全回復まで根気強く取り組むことが、良好な予後につながります。

五十肩の治る期間を左右する重要な要因とは?

五十肩 治る期間

五十肩の治る期間には、様々な要因が複合的に影響します。これらの要因を理解し、適切に対処することで治療期間の短縮が期待できます。特に、個人の生活習慣や既往歴、治療への取り組み方が大きく影響することが知られています。

年齢と体力的要因:一般的に高齢になるほど回復に時間がかかる傾向があります。また、普段から運動習慣がある人の方が早期回復しやすいとされています。筋力や柔軟性の維持、心肺機能の状態なども回復速度に影響を与える重要な要素です。

症状の重症度と発症様式:発症時の炎症の程度や痛みの強さが、その後の経過に大きく影響します。さらに、重症例では長期間の治療が必要になることがあり、軽症例との治る期間の差は数倍に及ぶこともあります。また、外傷などの明確な誘因がある場合とない場合でも、経過に違いが見られます。

治療開始時期と治療継続性:早期に適切な診断を受け、治療を開始することで症状の悪化を防ぎ、治る期間を短縮できます。放置すると症状が長引いたり、後遺症が残るリスクが高まります。また、治療の継続性も重要で、途中で治療を中断すると回復が遅れる可能性があります。

生活習慣と全身状態:喫煙や過度の飲酒、睡眠不足、栄養不良などは炎症の治癒を遅らせる可能性があります。そのため、規則正しい生活習慣を心がけることが重要です。また、糖尿病や甲状腺疾患などの基礎疾患がある場合は、それらの管理状態も回復に影響します。

心理的・社会的要因:ストレス、不安、うつ状態などの心理的要因も治る期間に影響することが知られています。また、職場環境や家庭環境、経済状況なども間接的に回復に影響を与える可能性があります。サポート体制の充実が回復を促進することもあります。

五十肩の治る期間を短縮するためのポイント

五十肩 治る期間

五十肩の治る期間を短縮するためには、段階的かつ総合的なアプローチが必要です。患者自身の積極的な参加と、医療チームとの密な連携が成功の鍵となります。

早期受診と正確な診断が、五十肩の治る期間を短縮する最も重要な要素です。症状を感じたら迷わず整形外科を受診し、専門医による診断を受けましょう。MRI検査やエコー検査により、他の疾患との鑑別診断を行うことも重要です。

時期に応じた適切な対応:

  • 急性期:無理に動かさず、安静を保ち炎症をコントロールする
  • 慢性期:適度な運動とストレッチで可動域を維持・改善する
  • 回復期:積極的なリハビリで機能回復を促進し、再発を予防する

生活習慣の総合的改善:十分な睡眠(7-8時間)、バランスの取れた食事、禁煙、適度な運動を心がけることで、自然治癒力を高めることができます。特に、タンパク質、ビタミンC、ビタミンD、オメガ3脂肪酸などの摂取は組織修復に重要です。

ストレス管理と心理的サポート:ストレスは炎症を悪化させる可能性があります。リラクゼーション法、深呼吸、瞑想、趣味の時間を確保し、心身のストレスを軽減しましょう。必要に応じて、心理カウンセリングを受けることも有効です。

職場・家庭環境の調整:デスクワークの姿勢改善、重い物を持つ作業の回避、家事動作の工夫など、日常生活での肩への負担を軽減することが重要です。職場での理解と協力を得ることも、治療継続のために必要な要素です。

医療機関での治療法と五十肩の治る期間への影響

五十肩 治る期間

医療機関では、症状の段階に応じて様々な治療法が提供されます。適切な治療を受けることで、治る期間の短縮と症状の改善が期待できます。現代の医療技術により、従来よりも早期の機能回復が可能になっています。

薬物療法の効果と期間短縮:消炎鎮痛剤(NSAIDs)やステロイド剤により炎症と痛みを抑制します。急性期の激しい痛みに特に有効で、症状の早期軽減が期待できます。また、筋弛緩剤や抗不安薬の併用により、総合的な症状改善を図ることもあります。適切な薬物療法により、急性期の期間を2-3週間から1-2週間に短縮できる可能性があります。

注射療法の即効性:肩関節内へのステロイド注射は、炎症を直接抑制し、痛みの軽減と可動域の改善に効果的です。また、慢性期の拘縮に対しても有効な治療法です。関節内注射、肩峰下滑液包注射、トリガーポイント注射など、症状に応じた部位への注射により、治る期間を大幅に短縮できることがあります。

物理療法による機能改善:温熱療法、電気治療、超音波治療、レーザー治療などにより血流を改善し、組織の修復を促進します。リハビリテーションと組み合わせることで、より高い効果が期待できます。特に、慢性期以降では物理療法の継続により、可動域の改善速度を向上させることができます。

運動療法・リハビリテーション:理学療法士による専門的な指導のもと、段階的なストレッチと筋力強化を行います。継続的な取り組みにより、可動域の回復と機能改善を図ります。個別の状態に応じたプログラム作成により、効率的な機能回復が可能になります。

手術療法の適応:保存的治療で改善しない重症例に対しては、関節鏡下授動術や関節包切離術などの手術療法が検討されます。手術により強制的に可動域を改善し、その後のリハビリにより機能回復を図ります。適応を慎重に判断した上で実施されれば、治る期間を大幅に短縮できる可能性があります。

セルフケアで五十肩の治る期間を短縮する方法

五十肩 治る期間

医療機関での治療と並行して、患者自身が行うセルフケアも治る期間の短縮に重要な役割を果たします。正しい知識に基づいたセルフケアにより、治療効果を最大化することができます。

段階別セルフケア:急性期は無理な運動を避け、安静と冷却を中心とします。慢性期以降は、医師の指示に従った範囲でのストレッチや軽い運動を継続します。回復期では、より積極的な運動により機能回復を促進します。

日常生活での工夫:肩への負担を軽減する動作の習得、寝具の調整、衣服の選択、家事動作の工夫などにより、症状の悪化を防ぎ回復を促進します。また、姿勢の改善により、肩への不要な負担を軽減することも重要です。

温熱療法・寒冷療法の使い分け:急性期は冷却により炎症を抑制し、慢性期以降は温熱により血流改善を図ります。入浴時の工夫や、ホットパック・アイスパックの適切な使用により、症状の改善を促進できます。

放置は危険?五十肩の治る期間が長引く場合の対処法

五十肩 治る期間

五十肩は自然に治ることもありますが、放置すると治る期間が長引いたり、後遺症が残るリスクがあります。以下のような場合は、特に注意が必要で、速やかな医療機関受診が推奨されます。

症状が2年以上続く場合:通常の五十肩であれば2年以内に改善することが多いため、2年以上症状が続く場合は他の疾患の可能性も考慮する必要があります。腱板断裂、石灰沈着性腱炎、関節リウマチなどの鑑別診断が重要になります。

痛みが徐々に悪化する場合:一般的に五十肩の痛みは時間とともに軽減しますが、悪化する場合は別の原因が隠れている可能性があります。感染性関節炎や腫瘍などの重篤な疾患の除外が必要です。

可動域制限が著しい場合:適切な治療とリハビリを行っても可動域の制限が残る場合は、関節鏡下授動術などの外科的治療が検討されることがあります。日常生活に支障をきたす程度の制限が残る場合は、積極的な治療介入が必要です。

神経症状を伴う場合:手指のしびれ、筋力低下、感覚障害などの神経症状がある場合は、頚椎疾患や胸郭出口症候群などの他の疾患の可能性があります。速やかな精密検査が必要です。

このような症状がある場合は、放置せずに医療機関を受診し、専門医の診断を受けることが重要です。早期の適切な診断と治療により、治る期間の短縮と良好な予後が期待できます。

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五十肩の治る期間中の注意点と生活上の工夫

五十肩 治る期間

五十肩の治療期間中は、症状の悪化を防ぎ、回復を促進するための生活上の工夫が重要です。患者自身の理解と協力により、治る期間を短縮し、より良い結果を得ることができます。

睡眠環境の調整:夜間痛を軽減するため、患側を上にして横向きに寝る、枕の高さを調整する、抱き枕を使用するなどの工夫が有効です。また、寝室の温度管理により、筋肉の緊張を和らげることも重要です。

服装の工夫:前開きの服を選ぶ、ボタンよりもファスナーを選ぶ、袖の広い服を着るなどにより、着脱時の肩への負担を軽減できます。また、重いバッグを避け、リュックサックを使用することも推奨されます。

職場環境の調整:デスクワークでは、モニターの高さ調整、キーボードの位置調整、定期的な休憩などにより、肩への負担を軽減します。また、上司や同僚への病状説明により、理解と協力を得ることも重要です。

家事動作の工夫:高い場所の物を取る動作を避ける、重い物を持つ時は両手で持つ、洗濯物を干す高さを調整するなど、日常的な動作での注意が必要です。家族の協力を得ることで、無理な動作を避けることができます。

まとめ:五十肩の治る期間を理解し、適切な対処で早期回復を

五十肩 治る期間

五十肩の治る期間は、軽度であれば数週間から3ヶ月、中等度で3ヶ月から半年、重度でも適切な治療により1年程度で改善が期待できます。重要なのは、症状の段階を理解し、各時期に応じた適切な対処を行うことです。

急性期は安静を保ち炎症をコントロールし、慢性期は適度な運動で可動域を維持・改善し、回復期は積極的なリハビリで機能回復を図る。この基本的な流れを守ることで、治る期間の短縮と良好な回復を期待できます。

また、個人差が大きい疾患であるため、他の患者との比較ではなく、自身の症状の改善に焦点を当てることが重要です。医師や理学療法士との密な連携により、個別に最適化された治療プログラムを継続することが成功の鍵となります。

症状を感じたら早めに整形外科を受診し、専門医の指導のもとで治療を進めることをお勧めします。焦らず、継続的に取り組むことが、五十肩克服への最短ルートです。適切な知識と治療により、必ず改善する疾患であることを理解し、前向きに治療に取り組んでください。

※本記事の医学的情報は日本整形外科学会の診療ガイドラインに基づいています。詳しい情報は厚生労働省の公式サイトでもご確認いただけます。個別の症状や治療については、必ず医療機関で専門医にご相談ください。

五十肩の治る期間に関するよくある質問

五十肩 治る期間

Q. 五十肩は自然に治るものですか?

A. 五十肩は自然に治ることもありますが、適切な治療を受けることで治る期間を短縮し、後遺症のリスクを減らすことができます。放置すると症状が長引いたり、肩の動きに制限が残る可能性があるため、早期の受診をお勧めします。統計的には、適切な治療を受けた場合の方が、治る期間が平均で30-40%短縮される傾向があります。

Q. 五十肩の痛みのピークはいつ頃ですか?

A. 五十肩の痛みのピークは、発症から約2週間程度の急性期(炎症期)です。この時期は夜間痛が特に強く、睡眠が妨げられることも多くあります。適切な治療により痛みは徐々に軽減し、慢性期以降は動きの制限が主な症状となります。痛みの強さは個人差がありますが、適切な鎮痛治療により管理可能です。

Q. 五十肩の治療期間を短縮する方法はありますか?

A. 治療期間を短縮するには、早期受診が最も重要です。また、急性期は無理に動かさず安静を保ち、慢性期以降は医師の指導のもとで積極的にリハビリを行うことが効果的です。規則正しい生活習慣とストレス管理も回復を促進します。特に、理学療法の継続により、治る期間を20-30%短縮できる可能性があります。

Q. 五十肩の症状が2年以上続く場合はどうすればよいですか?

A. 通常の五十肩は2年以内に改善することが多いため、2年以上症状が続く場合は他の疾患の可能性も考慮する必要があります。MRI検査などによる詳しい検査を受け、必要に応じて関節鏡手術などの外科的治療を検討することがあります。腱板断裂や石灰沈着性腱炎などの他の疾患との鑑別診断が重要になります。

Q. 五十肩の各段階で行うべき対処法は異なりますか?

A. はい、各段階で適切な対処法は異なります。急性期(2週間程度)は安静が重要、慢性期(4-12ヶ月)は適度な運動で可動域を維持、回復期(6ヶ月以降)は積極的なリハビリで機能回復を図ります。時期を間違えた対処は症状を悪化させる可能性があります。医師の指導のもと、段階に応じた適切な治療を受けることが重要です。

Q. 五十肩になりやすい年齢や条件はありますか?

A. 五十肩は40〜60歳代に多く発症し、特に50歳前後で最も多く見られます。糖尿病、甲状腺疾患、心疾患などの既往がある人、運動不足や姿勢の悪い人、ストレスの多い人などがなりやすい傾向があります。予防には適度な運動と良好な姿勢の維持が重要です。女性の方が男性よりもやや発症率が高いとされています。

Q. 五十肩の治療にかかる費用はどの程度ですか?

A. 五十肩の治療は健康保険が適用されるため、3割負担で治療を受けることができます。診察、薬物療法、注射治療、理学療法などを含めて、月額数千円から1万円程度が目安です。症状の程度や治療内容により費用は変動しますが、早期治療により総治療費を抑えることが可能です。手術が必要な場合でも、高額療養費制度の適用により負担を軽減できます。

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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