最終更新:2025.06.20

腱鞘炎はどれくらいで治る?原因別の治療期間と効果的な治し方を専門家が解説

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

腱鞘炎の治療期間は、炎症の程度や治療方法によって大きく異なりますが、軽度なら2-3週間、中等度で4-6週間、重度では3-6ヶ月が一般的な目安です。早期に適切な治療を開始し、安静やストレッチ、薬物療法などを組み合わせることで、症状の改善が期待できます。

腱鞘炎がどれくらいで治るかは個人差がありますが、専門家によると「症状が軽い場合は安静とストレッチなどの保存療法で改善が見込めるものの、症状が強い場合は早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要」とされています。この記事では、腱鞘炎の治療期間から効果的な治し方まで、最新の専門家知見を交えて詳しく解説します。

目次

腱鞘炎とは?主な症状と原因を専門家が解説

腱鞘炎 どれくらいで治る

腱鞘炎は、手首や指の腱と腱鞘に炎症が起こる疾患で、特に親指の付け根や手首に痛みが生じることが特徴です。腱とは筋肉と骨をつなぐ線維状の組織で、腱鞘はその腱を包んでいる鞘状の構造です。

腱鞘炎の症状は、初期では軽い痛みや違和感から始まりますが、放置すると慢性化し、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。特に朝の強張りや動作時の痛みが特徴的です。

腱鞘炎の主な症状

腱鞘炎の代表的な症状には以下があります。また、症状の進行とともに患部の腫れや熱感も現れます:

  • 手首や指の付け根の痛み
  • 患部の腫れや熱感
  • 指の動きが制限される(特に親指)
  • 手首を動かすときの痛み
  • 朝起きたときの手の強張り
  • 握力の低下
  • しびれの症状(進行例)

腱鞘炎の主な原因と発症メカニズム

腱鞘炎の原因は多岐にわたり、現代社会では特にスマホやPC作業による発症が増加傾向にあります。そのため、原因に応じた適切な治療法の選択が重要です:

原因詳細多い年代・性別治療期間目安
過使用(オーバーユース)スマホ操作、PC作業、楽器演奏などの繰り返す動作20-40代に多い2-6週間
ホルモンバランス妊娠・出産・更年期に伴うホルモン変化女性に特に多い4-12週間
加齢腱の柔軟性低下、腱鞘の肥厚50代以降に増加6-24週間
スポーツテニス、ゴルフなどの手首を酷使する運動スポーツ愛好家3-8週間

腱鞘炎はどれくらいで治る?症状レベル別の期間を詳しく解説

腱鞘炎 どれくらいで治る

腱鞘炎の治療期間は、症状の程度や治療方法、個人の健康状態によって大きく異なります。また、早期に適切な治療を開始できれば、4~6週間で症状の改善が期待できるとされています。

軽度の腱鞘炎(初期段階)- どれくらいで治る?

治療期間:2~3週間程度

軽い痛みや違和感がある程度の状態です。さらに、安静と適切なセルフケアで改善が可能で、日常生活への大きな支障は少ないことが特徴です。しかし、この段階での適切な対処が重要で、放置すると症状が悪化する可能性があります。

  • 軽い痛みや違和感がある程度
  • 安静と適切なセルフケアで改善可能
  • 日常生活への大きな支障は少ない
  • 炎症反応が軽微
  • 可動域制限はほとんどない

中等度の腱鞘炎 – どれくらいで治る?

治療期間:4~6週間程度

明確な痛みと動きの制限が現れる段階です。一方で、薬物療法や物理療法の併用が必要となり、医療機関での診療が推奨される段階です。この時期の治療が適切であれば、多くの患者で良好な治療成績が得られます。

  • 明確な痛みと動きの制限
  • 薬物療法や物理療法の併用が必要
  • 医療機関での診療が推奨される
  • 患部の腫れが目立つ
  • 日常動作に支障をきたす

重度の腱鞘炎 – どれくらいで治る?

治療期間:3~6ヶ月程度

強い痛みで日常生活に大きな支障をきたす状態です。そのため、注射療法や手術が必要になる場合があり、専門的な治療とリハビリが必要です。また、この段階では慢性化のリスクも高く、継続的な管理が重要になります。

  • 強い痛みで日常生活に大きな支障
  • 注射療法や手術が必要になる場合
  • 専門的な治療とリハビリが必要
  • 慢性化のリスクが高い
  • 再発予防対策が重要

腱鞘炎の基本的な治し方|まずは安静が第一

腱鞘炎 どれくらいで治る

腱鞘炎の治療は、安静を保つことが最も重要な基本治療です。患部を休ませることで炎症を抑え、自然治癒力を高めることができます。また、安静期間は症状の程度により異なりますが、一般的に3-6週間程度が推奨されています。

安静療法の具体的な方法

効果的な安静療法には以下の方法があります。そのため、症状に応じて適切な方法を選択することが重要です:

  • 患部の固定:テーピングやサポーターで手首を安静に保つ
  • 動作の制限:痛みを感じる動きを避ける
  • 作業の調整:スマホやPC使用時間の短縮
  • アイシング:急性期は患部を冷やして炎症を抑制
  • 挙上:患部を心臓より高い位置に保つ

日常生活での注意点と対策

腱鞘炎を悪化させないためには、日常生活での動作にも注意が必要です。しかし、完全に手を使わないことは現実的ではないため、適切な制限と工夫が重要です:

  • 重い物を持ち上げたり、無理に動かしたりする動作は避ける
  • 手首や指を無理に動かしたり、重いものを持ち上げたりする動作は避ける
  • スマホやタブレットの使用時間を1日2時間以下に制限する
  • キーボード作業では手首の角度に注意し、1時間に10分休憩を取る
  • 家事動作では両手を使い、片手への負担を分散する

病院での一般的な治療法(保存療法から手術まで)

腱鞘炎 どれくらいで治る

医療機関では、症状の程度に応じて様々な治療法が行われます。また、治療法の選択は専門家による適切な診断が必要で、段階的治療が基本です。

薬物療法による治療

痛みや炎症を抑えるために、以下の薬物が使用されます。さらに、症状や患者の状態に応じて最適な薬剤が選択され、副作用にも注意を払いながら治療が行われます:

  • 外用薬:湿布や塗り薬で患部に直接作用し、局所的な炎症を抑制
  • 内服薬:消炎鎮痛剤(NSAIDs)で全身的な炎症を抑制
  • 漢方薬:体質改善や血流改善効果を期待
  • 筋弛緩剤:筋肉の緊張を和らげる効果

注射療法の効果と期間

保存療法で改善が見られない場合、ステロイド注射が行われることがあります。一方で、注射療法は慎重な適応判断が必要です:

  • 患部に直接ステロイドを注射し、炎症を強力に抑制
  • 2~3週間以内に症状が改善することが多い
  • 効果は3ヶ月から半年ほど持続する
  • 年間3回程度まで施行可能
  • 感染リスクや腱断裂リスクに注意が必要

手術療法の適応と効果

保存療法で改善が見られない場合、最終的に手術が検討されます。一方で、手術は最後の選択肢として慎重に判断され、十分な説明と同意が必要です:

  • 腱鞘切開術:狭くなった腱鞘を切開して腱の滑走を改善
  • 日帰り手術が可能な場合が多い
  • 術後は2~4週間程度のリハビリが必要
  • 成功率は90%以上と高い
  • 再発率は5-10%程度

自宅でできる腱鞘炎の症状を和らげるセルフケア・ストレッチ

腱鞘炎 どれくらいで治る

軽度の腱鞘炎や予防のために、自宅で行えるセルフケアが効果的です。また、継続的なリハビリを行うことで、可動域の回復や再発予防につながるとされています。

効果的なストレッチ方法と実施のコツ

腱鞘炎の症状緩和に効果的なストレッチをご紹介します。そのため、正しい方法で継続することが重要で、無理をせず痛みの範囲内で行うことが大切です:

ストレッチ名方法時間・回数注意点
手首のストレッチ腕を前に伸ばし、反対の手で手首をゆっくり伸ばす15-30秒 × 3回痛みの範囲内で
指の屈曲・伸展指をゆっくりと曲げ伸ばしする10回 × 3セット急激な動作は避ける
親指のストレッチ親指を手のひら側に向けて優しく伸ばす15秒 × 5回炎症期は避ける
手関節回旋手首をゆっくりと時計回り・反時計回りに回す各方向10回症状軽減後に開始

温熱療法・マッサージによる血流改善

慢性期の腱鞘炎には、血流を改善する温熱療法が有効です。しかし、急性期には冷却が適しているため、時期の見極めが重要で、専門家に相談することをお勧めします:

  • 温湿布・カイロ:患部を温めて血流を促進し、筋肉の緊張を緩和
  • 入浴・温水療法:全身の血行改善と リラクゼーション効果
  • 優しいマッサージ:筋肉の緊張をほぐし、可動域を改善
  • 超音波療法:深部加温による炎症軽減効果

なかなか治らない・再発する場合の原因と対策

腱鞘炎 どれくらいで治る

腱鞘炎がなかなか治らない、または再発を繰り返す場合には、根本的な原因を見直し、生活習慣の改善が必要です。また、慢性化した腱鞘炎では、単純な安静だけでは改善が困難な場合があります。

治りにくい原因と背景要因

腱鞘炎が長期化する主な要因は以下の通りです。また、これらの要因が複合的に作用することが多く、包括的なアプローチが重要です:

  • 不十分な安静:症状改善後すぐに元の活動レベルに戻してしまう
  • 根本原因の継続:同じ動作を繰り返し続けている
  • 筋力・柔軟性不足:手首周辺の筋肉バランスが悪い
  • 全身の姿勢問題:肩こりや首の緊張が手首に影響
  • 血流不良:冷え性や循環障害による治癒遅延
  • ストレス:精神的ストレスが筋緊張を増加

再発予防の包括的対策

腱鞘炎の再発を防ぐための具体的な対策です。そのため、生活習慣の根本的な見直しと継続的な取り組みが重要で、一時的な対処では不十分です:

  • 作業環境の改善(デスクの高さ、キーボードの位置、マウスの種類など)
  • 定期的な休憩とストレッチの習慣化(1時間に5-10分の休憩)
  • 筋力強化とバランス改善のエクササイズ
  • 専門家による定期的なチェックと指導
  • ergonomic(人間工学的)ツールの活用
  • ストレス管理と全身のコンディション調整

腱鞘炎に関するよくある質問

腱鞘炎 どれくらいで治る

Q. 腱鞘炎はどれくらいで治るのが一般的ですか?

A. 腱鞘炎の治療期間は、炎症の程度や治療方法によって異なりますが、軽度なら2-3週間、中等度で4-6週間、重度では3-6ヶ月が一般的な目安です。早期に適切な治療を開始し、安静やストレッチ、薬物療法などを組み合わせることで、症状の改善が期待できます。

Q. 早期治療がなぜ重要なのですか?

A. 症状が軽い場合は、安静とストレッチなどの保存療法で改善が見込めますが、症状が強い場合は、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。早期治療により、治療期間の短縮と症状の重篤化を防ぐことができ、慢性化のリスクも軽減されます。

Q. 腱鞘炎は放置していても自然に治りますか?

A. 軽度の腱鞘炎であれば、適切な安静とセルフケアにより自然治癒が期待できます。しかし、放置すると症状が悪化し、慢性化する可能性があるため、早期の対処が重要です。特に痛みが1週間以上続く場合は専門家に相談することをお勧めします。

Q. スマホやPC作業による腱鞘炎の効果的な予防法は?

A. 定期的な休憩を取り、手首や指のストレッチを行うことが重要です。また、デスクの高さやキーボードの位置を調整し、手首に負担をかけない姿勢を心がけましょう。長時間の連続作業は避け、1時間に10分程度の休憩を取り、スマホ使用は1日2時間以下に制限することをお勧めします。

Q. 腱鞘炎の注射治療はどれくらい効果が持続しますか?

A. ステロイド注射は、2~3週間以内に症状が改善することが多く、その効果は3ヶ月から半年ほど持続します。保存療法で改善が見られない場合に検討される治療法ですが、年間3回程度まで施行可能で、専門家による適切な診断と判断が必要です。

Q. 腱鞘炎が再発しやすい理由と対策は?

A. 症状が改善した後、元の生活習慣や作業環境に戻すことで再発することが多いです。根本的な原因(作業環境、姿勢、筋力バランスなど)を改善せずに治療を終了すると、再発のリスクが高まります。再発予防には継続的な環境改善とセルフケアが重要です。

Q. 女性に腱鞘炎が多い理由と特別な注意点は?

A. 女性に腱鞘炎が多い理由として、妊娠・出産・更年期に伴うホルモンバランスの変化があります。エストロゲンの減少により腱や腱鞘の柔軟性が低下し、炎症を起こしやすくなることが知られています。特に産後や更年期の女性は、ホルモンの影響を考慮した治療が必要です。

専門家が教える腱鞘炎治療のポイント

腱鞘炎 どれくらいで治る

腱鞘炎の治療において、専門家が特に重視するポイントがあります。また、個々の患者の状態に応じたオーダーメイド治療が最も効果的とされています。

専門家による治療の流れ

効果的な腱鞘炎治療は以下の流れで行われます。そのため、段階的なアプローチが重要で、患者の状態を継続的に評価しながら治療を調整していきます:

  1. 詳細な問診と診察:症状の発症経緯、職業、生活習慣の確認
  2. 画像診断:超音波検査やMRIによる詳細な評価
  3. 機能評価:可動域、筋力、疼痛の客観的測定
  4. 治療計画立案:患者の状態に応じた個別化治療
  5. 治療効果判定:定期的な評価と治療調整
  6. 再発予防指導:生活指導とセルフケア教育

治療成功のカギとなる要因

専門家が考える腱鞘炎治療成功の要因には以下があります。一方で、患者の協力と継続的な取り組みが不可欠です:

  • 早期診断と適切な治療開始
  • 患者の治療への理解と協力
  • 生活習慣の根本的改善
  • 継続的なセルフケアの実践
  • 専門家との定期的なフォローアップ
  • 心理的サポートとストレス管理

まとめ:腱鞘炎はどれくらいで治る?効果的な治し方

腱鞘炎 どれくらいで治る

腱鞘炎の治療期間は個人差がありますが、早期に適切な治療を開始し、日常生活での注意点を守ることで、多くの場合で良好な治療成績が期待できます。症状が気になる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

腱鞘炎がどれくらいで治るかの重要なポイントは以下の通りです:

  • 治療期間の目安:軽度なら2-3週間、中等度なら4-6週間、重度なら3-6ヶ月
  • 基本治療:安静を保つことが最も重要な基本
  • 治療選択肢:症状に応じて薬物療法、注射、手術などの選択肢がある
  • セルフケア:ストレッチと温熱療法で症状軽減と予防が可能
  • 再発予防:根本原因の改善が再発防止に重要
  • 早期対応:症状が1週間以上続く場合は専門家に相談

腱鞘炎は適切な治療と管理により改善可能な疾患です。症状を放置せず、専門家の指導のもとで治療を進めることで、健康な手首と指の機能を取り戻すことができます。また、再発予防のための生活習慣改善も継続的に取り組むことが重要です。

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参考:日本整形外科学会厚生労働省

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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