「ぎっくり腰になってしまった・・1日でも早く治したいけど整体か整骨院でよくなる?」
「そもそも自分でぎっくり腰を治す方法はあるの?」
突然ぎっくり腰になり、このように悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、ぎっくり腰が整体や整骨院で治るのかについて解説します。
また、つらい症状を1日でも早く治すためにできることをご紹介しています。
ぎっくり腰でつらい思いをしている方や、仕事ですぐに整体や医療機関にいけない方の助けになれたら幸いです。
目次
ぎっくり腰は整体で治る!
ぎっくり腰は整体で治ることが期待できます。
その理由は、整体での施術がぎっくり腰の根本改善につながるためです。
そもそもぎっくり腰とは、腰を支える筋肉が傷ついた状態です。
無理な姿勢や動作をしたり筋肉を使いすぎたりすることで起こるとされています。
この不良姿勢や腰に負担のかかる動作を修復するためには、整体院の施術および根本となる姿勢や動作の改善が必要です。
整形外科では痛みをおさえるための対症療法で終結するケースが多く、根本治療には至りません。
一方、整体で受ける施術は身体のバランスを修復して痛みを根源から解消します。
さらに、セルフケアの指導をおこなうことで二度と痛みに悩まされない身体づくりを手助けします。
こうしたことから、ぎっくり腰による痛みを根本から修復したり、再発を予防したりするための手助けとして整体の施術が有効となるでしょう。
ぎっくり腰は整体で効果あり
ぎっくり腰に対する実際の施術効果はどうなのか気になる方もいるでしょう。
当院の施術例をご紹介します。
「ぎっくり腰が整体で悪化」の真相
「ぎっくり腰が整体で悪化した」という話を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
これは、ぎっくり腰発症直後の急性期に整体の施術を受けた可能性が高いです。
そもそもぎっくり腰は腰の筋肉に傷がついている状態なので、むやみに刺激を与えると悪化しやすいです。
そのため、炎症の強い発症当日や翌日に整体の施術を受けることで症状が悪化する可能性が考えられます。
これがぎっくり腰が整体で悪化するといわれる真相といえるでしょう。
ぎっくり腰は整体と整骨院どっち?
ぎっくり腰は、整体と整骨院どちらでも改善が期待できます。
しかし、その目的やアプローチ方法は違うものです
そこで本項では整体と整骨院それぞれの特徴を解説します。
本項をお読みいただくと、自分が整体と整骨院のどちらの手法が合っているのかがわかります。
整体は筋肉や体のバランスを整え、ぎっくり腰の症状緩和と根本改善をする
整体でおこなう施術は、ぎっくり腰の根本改善や症状緩和が中心です。
整体の場合、体の不調を改善するために体を支える骨盤や背骨の歪み(ゆがみ)を正しい位置に戻し、身体全体のバランスを整えます。
ぎっくり腰の痛みをやわらげるだけでなく再発を予防したり、自覚症状の出ていない部分が悪化しないよう未然に防ぐことも可能です。
ただし整体院の場合、効果を実感できるのに時間がかかることがあります。
時間をかけても根本解決をしたい、再発を予防したいという方は、整体院が向いているでしょう。
整骨院は電気治療機器でより早くぎっくり腰の痛みを軽減する
整骨院では、電気治療機器を使用してぎっくり腰による痛みを早期に軽減します。
ぎっくり腰は、腰の捻挫にあたります。
足の捻挫と同様に、ぎっくり腰でも数日間は患部の安静が必要です。
整骨院でおこなう電気治療は、筋肉の損傷にともなう炎症を落ち着かせてくれます。
身体を動かさずに治療ができるため、身体に過度な負担がかかることなく早期に痛みの緩和が期待できるでしょう。
関連記事:私の痛みは整体?整骨・接骨?症状による違いについて徹底解説!カイロや鍼灸、整形外科との違いも説明!
ぎっくり腰で整体に行くべきタイミングはいつ?
ぎっくり腰で整体に行くべきタイミングは以下のとおりです。
- ・痛みはあるが動ける
- ・2~3日経っても痛みが落ち着かない
痛みがあっても動けることがポイントです。
それぞれくわしく解説します。
痛みはあるが動ける
痛みがあっても動けるぎっくり腰は、症状が比較的軽く整体の施術で痛みの改善が期待できるでしょう。
ただし、痛みが軽くても腰に負担のかかる動きをしたり姿勢をとることで、症状が悪化する可能性があります。
早めに整体院に来院することで、腰に負担のかからない姿勢や動きを指導してもらえ、症状の改善とあわせて再発予防もできます。
2~3日経っても痛みが落ち着かない
2~3日経っても痛みが引かなかったり、痛みの程度が変わらなかったりするときは整体院で施術を受けましょう。
数日おいても症状が改善しない場合、損傷している筋肉が硬くなって腰の関節が固定されていることが考えられます。
痛みが落ち着かないからと安静期間を長くすると、この症状が強くなる可能性があります。
そのため、2〜3日でぎっくり腰による痛みの改善がみられない場合は、早めに整体院の施術を受けることをおすすめします。
ぎっくり腰を整体で治すのは保険適用?医療費控除は受けられる?
ぎっくり腰を整体で治す場合、保険適用ではありません。
ただし、医療費控除の対象となるケースはあります。
今回はぎっくり腰に対する整体の施術がなぜ保険適用ではないのか、そして医療費控除を受けられるケースはどのような場合なのかを解説します。
整体では保険適用がない
整体での施術は保険適用になりません。
なぜなら、整体の施術は医療行為にあたらないためです。
整体師は民間の資格です。
そのため、交通事故や作業中の転倒などで靭帯や関節を損傷して痛みがあらわれている場合は、整体師は治療をおこなうことはできません。
これは靭帯や関節を損傷した場合の治療が医療行為だからです。
こうしたことから、整体院では保険は適応されず全て自費治療となります。
ぎっくり腰に対する整体施術は医療費控除になるケースもある
負傷原因がはっきりしているぎっくり腰の場合、医療費控除の対象になるケースもあります。
それは、以下の資格をもつ方がおこなった施術である場合です。
- ・あん摩マッサージ指圧師
- ・はり師
- ・きゅう師
- ・柔道整復師
医療費控除のポイントは「どういう目的」で「だれが」施術をしたかです。
ぎっくり腰を治す目的で上記の資格をもつ方の施術を受けるのであれば、ぎっくり腰に対する施術は医療費控除の対象になります。
また、施術費だけでなく治療上必要な湿布やテーピング、コルセットなども医療費控除の対象になりますので、申請の際に忘れないようにしましょう。
ぎっくり腰を1日でも早く治す4つの方法
つらいぎっくり腰の症状を1日でも早く治す方法を4つご紹介します。
残念ながら、ぎっくり腰は即効で治ることはほとんどなく、治るまでに1〜2週間ほどかかるでしょう。
ただし、治癒を遅らせないように以下の方法をとると早く治る可能性もあります。
発症後の時系列で解説しますので、自分がどの段階か確認しながら読み進めましょう。
1.発症当日~翌日:冷却・安静・鎮痛剤の使用
発症当日や翌日は、患部の炎症を抑えるために冷やしたり安静にしたりすることが重要です。
痛みが強い場合は、痛み止めを使用してもよいでしょう。
ぎっくり腰を発症した直後の患部は、炎症により熱をともなうことがあります。
これは炎症物質による正常な反応で、発症後48時間はこの状態が続きます。
この炎症を抑えるのに有効なのが、冷却です。
冷たい湿布や布で包んだ氷のうなどで痛みのある部位を冷やしましょう。
ただし、冷やしすぎは血流を悪化させる恐れがあります。
一定の間隔を空けながら冷やすことを意識してください。
また、症状を悪化させないために発症直後は安静にしましょう。
痛みを我慢して動いてしまうと、炎症を助長させることになり、症状が悪化しかねません。
痛みのピークは2〜3日と言われています。安静期間はこれを目安にするとよいでしょう。
痛み止めは、痛みを和らげるだけでなく、筋肉の緊張をほぐす効果もあります。
その効果により、筋肉の修復を促せます。
ぎっくり腰の根本治療にはなりませんが、痛みが強くて動けない場合に補助的に使用しましょう。
2.痛みが落ち着いたら①あたためる
少しでも自力で動けるようになった場合は、温めた方が筋肉がほぐれて治りやすくなります。
炎症の強い発症直後は冷却が効果的である一方で、炎症がおさまり始めるころは温めて血流を促し老廃物を排出させます。
身体をあたためる具体的な方法として、入浴があります。
足湯やあたたかい湿布を使用するのもよいでしょう。
あたためる場合は全身をあたためることが血流を促すポイントです。
3.痛みが落ち着いたら②無理のない範囲で家事や運動
痛みが落ち着き始めたら無理のない範囲で家事や運動をおこないましょう。
あまりにも長い期間の安静は、患部の筋肉が硬くなったり腰を支える筋肉の力が弱くなったりすることで、症状が悪化する可能性があります。
そのため、腰への負担が少ない家事や運動をおこなうことが大切です。
4.痛みが落ち着いたら③整体や整骨院にいく
痛みが落ち着き始めたら、整体や整骨院にいくタイミングです。
無理のない範囲で運動することが大切とはいえ、自己流でストレッチやマッサージをおこなうと反対に筋肉を痛めつけることがあります。
そのため、からだのプロに指導してもらうことが1日でも早く痛みを改善するポイントともいえるでしょう。
また、再発予防のためのセルフトレーニングを指導している整体院もあります。
ぎっくり腰は再発しやすい病気であるため、再発予防は欠かせません。
整体院では、ぎっくり腰を引き起こす動作や姿勢のクセを見抜いて正しい動作や姿勢、トレーニング方法を指導します。
痛みが少なくなったら早めに整体や整骨院にいきましょう。
ぎっくり腰を再発させないためにできること
ぎっくり腰を再発させないために、以下のことを心がけましょう。
- ・腰に負担のかかる動作や姿勢を避ける
- ・ストレスをためない
- ・体重を増やさない
- ・腰を支える筋肉を鍛える
- ・からだの柔軟性を高める
それぞれくわしく解説します。
腰に負担のかかる動作や姿勢を避ける
以下にあげる腰に負担のかかる動作や姿勢は避けましょう。
- ・反り腰
- ・前かがみ
- ・重いものを持ち上げる動作
- ・長時間の同じ姿勢
- ・スマホ操作やデスクワークのときに下を向く姿勢
前かがみの姿勢や重いものを持ち上げる動作などは、腰の負担が大きいです。
物を持ち上げるときは、しゃがんで持ち上げるように注意しましょう。
また、作業に集中するとつい長い時間同じ姿勢で過ごしたり、悪い姿勢になっていたりします。
正しい姿勢を意識し腰の負担軽減を心がけることが大切です。
ストレスをためない
ぎっくり腰をくり返さないためにストレスをためないようにしましょう。
ストレスがたまると、自律神経である交感神経が優位になって血流が悪くなります。
血流が滞ると老廃物が流れにくくなり負傷している筋肉の緊張が増して、症状の悪化につながりかねません。
リラックス効果を高める以下の方法を試してみましょう。
- ・ストレッチをする
- ・半身浴をしたりゆっくりお風呂につかったりする
- ・アロマを使用する
- ・睡眠の質を高める
ストレスをやわらげる方法は、リラックス効果が高いものであればどんな方法でもかまいません。
自分に合ったストレス発散方法を見つけ出し、ぎっくり腰の再発を予防しましょう。
体重を増やさない
体重を増やさないことが、腰への負担を大きくさせず、ぎっくり腰の再発を予防するポイントです。
体重がふえれば増えるほど、腰にかかる負担は大きくなります。
肥満傾向になるとお腹の重量が増して、反り腰になりやすいです。
反り腰は、腰の負担をさらに増大させます。
体重の増加で悩んでいる方は、適度な有酸素運動や筋トレをしたり、食事管理をしたりしましょう。
腰を支える筋肉を鍛える
ぎっくり腰をくり返さないために、腰を支える筋肉を鍛えましょう。
筋肉は身体の外側にある大きい筋肉と、身体の内側にある小さな筋肉いわゆるインナーマッスルがあります。
このインナーマッスルを鍛えることがポイントです。
ぎっくり腰になる原因として筋力の低下があげられ、基本的にはインナーマッスルの力が落ちています。
筋力が落ちているインナーマッスルをセルフケア整体では「ズボラ筋」とよびます。
ぎっくり腰によって痛みが生じるのは、ズボラ筋が働かない分周りの筋肉(ガンバリ筋)がカバーしすぎた結果です。
そのため、ズボラ筋を鍛えることがぎっくり腰を再発させないために重要です。
具体的に以下のズボラ筋を鍛えます。
- ・腹横筋
- ・多裂筋
- ・内転筋
- ・内側ハムストリングス
ただし、これらのズボラ筋は人によって状態が異なります。
そのため、トレーニング内容やその順番、負荷量も違うため、間違った方法でおおこなわないためにも身体のプロに指導してもらうほうが安心でしょう。
からだの柔軟性を高める
ぎっくり腰を再発させないためには、身体をやわらかく保つことが大切です。
ぎっくり腰は腰周りの筋肉ががちがちであるほど再発しやすいです。
腰周りの筋肉をやわらかく保つための具体的な方法は以下のとおりです。
- ・ストレッチ(起床後や入浴後が効果的)
- ・セルフケアトレーニング(筋トレ、軽い運動)
今回はぎっくり腰を起こした方でもおこないやすいセルフケアトレーニングをご紹介します。
動画を見ながら一緒にトレーニングをおこなってみましょう。
ご紹介した動画のトレーニングは一例です。
痛みや違和感が強くなる場合は、控えましょう。
ぎっくり腰は整体院でも整骨院でも治る!整体院ならセルフケア整体におまかせ!
整体と整骨院どちらでもぎっくり腰による痛みは改善されます。
ただしその目的は異なり、整体は症状緩和と根本改善、整骨院は早期の症状改善です。
時間をかけてでも再発予防をしたいという方には整体院での施術がおすすめです。
ぎっくり腰は再発をしやすい病気であるため、動作や姿勢の改善、セルフトレーニングをおこなう必要があります。
ただし、セルフトレーニングは個人の状態にあわせた内容や順番、負荷量である必要があります。
自分に合うくわしいトレーニング方法が分からない方は、自己流で行ってしまうと症状の悪化を招く可能性があるため、専門家のアドバイスを受けるようにしましょう。
セルフケア整体ではズボラ筋に焦点をあてた施術で痛みを根本から改善します。
また、ほかにはないセルフケアトレーニングの指導で、ぎっくり腰の再発予防はもちろん、最短で整体からの卒業を実現します。
「ぎっくり腰の痛みを早く治したい!」
そんな方は一度セルフケア整体へご相談ください。
あなたの悩みを解消に導きます。
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