腰の右側だけが痛むという症状にお悩みではありませんか。
右側だけの腰痛は、単に筋肉の違和感や神経の圧迫だけでなく、内臓の異常が原因の可能性もあります。
そのため、原因を特定するのが難しく、適切な対処法がわからないと悩む人が多いのが実情です。
腰痛の右側だけ痛む原因は、主に筋肉の違和感や神経の圧迫が考えられます。
しかし、内臓の異常が原因の場合もあるため、継続して改善が見られない時は受診をおすすめします。
筋肉の緊張や神経の圧迫が原因の場合は、姿勢の改善や運動、マッサージなどで改善が見込めます。
一方、内臓の異常が原因の場合は、医師による詳しい検査と治療が必要となります。
腰痛の原因を早期に特定すれば、適切な治療法を立てられるため、症状の改善が早まります。
また、生活習慣の改善に気をつけることで、腰痛の予防にもつながります。
内臓の異常が原因の場合、手術が必要になるなど、治療期間が長くなる可能性があります。
右側だけの痛みが続く場合は、筋肉や神経の異常だけでなく、内臓の病気の可能性もあることを認識しておく必要があります。
今回の記事では、腰痛右側だけ痛い原因や予防・改善方法・腰痛右側だけ痛い場合の一般的な診断方法や治療法について紹介しています。
腰痛左側だけ痛い方は、こちらの記事をご覧ください。⇩
【腰痛左側だけ痛い原因とは?】片側の主な痛みは骨盤の歪みの可能性も!症状や対処法を解説
目次
腰痛右側だけ痛い原因とは?
- 【腰痛右側だけ痛い原因とは?】
◻️肉の緊張や損傷
◻️椎間板ヘルニア
◻️腰椎の構造的問題
◻️内臓疾患
◻️姿勢の問題
◻️日常生活やスポーツで片方の筋肉が偏っている
突然の激しい右側の腰痛は内臓疾患の可能性があるので、早めに医療機関を受診しましょう。
ここでは、腰痛右側だけ痛みが起こる原因について、詳しく解説していきます。
筋肉の緊張や損傷
腰の右側だけが痛む原因の1つに、筋肉の緊張や損傷が挙げられます。
筋肉を無理な動作で痛めたり、長時間同じ姿勢を維持し続けたりすると、筋肉が過剰に緊張した状態になり、痛みを感じやすくなるのです。
特に腰周りの筋肉は動作の際に大きな負荷がかかるので、筋緊張による痛みが起こりやすくなります。
ストレッチや筋膜リリースなどで筋肉のケアを行うことで、症状の改善が期待できます。
何度も繰り返す痛みには、影響を受けやすい首や頭痛も関連していることがあります。
接骨院では、こうした痛みの原因となる筋肉の緊張を解消する治療を行っています。
また、左側に痛みがある場合も同様の対処が必要です。
筋肉の緊張は冷え性によって悪化することもあり、適切なケアが求められます。
高い効果を期待して、専門の院長に相談することも一つの方法です。
椎間板ヘルニア
右側の腰痛の原因となる代表的な病気に椎間板ヘルニアがあります。
腰椎の椎間板から髄核が飛び出した状態を指し、神経を圧迫し痛みが発生します。
激しい動作や交通事故などで急に発症する場合と、加齢による椎間板の老化で徐々に発症するケースがあります。
重症化すると脚へのしびれや運動障害を引き起こすことがあるので、早く受診し、適切な治療を受けることが重要になってきます。
この症状は通常、しびれや痛みが下腿まで及ぶことがあります。今回のような症状が起きた場合、尻部にも痛みが出ることがあります。
多くの場合、痛みは十分な休息を取ることで少しは治ることがありますが、完全に回復するためには専門医の診断が必要です。
腰椎の構造的問題
加齢などに伴う腰椎の変形や、骨や靭帯の病変なども、右側だけの腰痛の原因となり得ます。
代表的なものとして腰椎分離症や側弯症、脊柱管狭窄症などが挙げられます。
これらの病態では神経の圧迫によりしびれや痺れなども生じる可能性があるので、検査で原因を特定し、症状に合わせた治療法を選択することが大切です。
痛みが起きた場合、早期に適切な治療を受けることが本来の健康を取り戻すために重要です。
他の症状としては、下腿に痺れがある場合もあります。
これは四肢の動きが制限されることも含め、日常生活に大きな影響を与える可能性があります。
このような状態が繰り返し起こし得るので、継続的な医療のサポートが必要です。
内臓疾患
右側の腰痛の原因として、内臓疾患が疑われます。
特に、突然の激しい右側の腰痛は、内臓疾患の可能性が高くなります。
右側の腰痛を引き起こす内臓疾患としては、胆嚢炎、胆石、腎臓結石、尿管結石、腎盂腎炎、子宮内膜症などが挙げられます。
これらの疾患では、腰痛以外にも発熱、吐き気、お腹の痛みなどの症状を伴うことがあります。
右側の腰痛が突然発症し、激しい痛みを感じる場合は、早めに医療機関を受診することをお勧めします。
内臓疾患の早期発見・早期治療が重要になります。
姿勢の問題
普段の姿勢の問題も、右側の腰痛の原因となることがあります。
長時間の座り仕事や立ち仕事、不自然な姿勢での作業などにより、腰椎や骨盤の歪みが生じ、右側の腰痛を引き起こす可能性があります。
また、脚の長さの左右差や、骨盤の歪みによって、片側への負担が増加し、右側の腰痛を感じることもあります。
姿勢の問題が原因の場合、痛みは徐々に発症し、慢性的な経過をたどることが多いです。
姿勢の改善や、ストレッチ、マッサージなどで症状が改善する場合があります。
日常生活やスポーツで片方の筋肉が偏っている
日常生活やスポーツにおいて、片側の筋肉への負担が偏ることも、右側の腰痛の原因となります。
例えば、テニスやゴルフなどの片側への回旋動作が多いスポーツでは、右側の腰部や臀部の筋肉への負担が増加します。
また、重い物を片側で持つ動作や、片側への重心移動が多い動作も、右側の腰痛を引き起こす可能性があります。
片側への偏りが原因の場合、痛みは徐々に発症し、特定の動作で痛みが増強することがあります。
ストレッチやトレーニングで、左右のバランスを整えることが重要です。
腰痛右側だけ痛い時の予防・改善する方法
- 【腰痛右側だけ痛い時の予防・改善する方法】
◻️身体の負担を減らす生活習慣の見直し
◻️右側だけの腰痛に効果的なストレッチや運動
◻️仕事や家事の際の姿勢の改善
痛みが強い場合や長期間改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。
ここでは、腰痛右側だけ痛い時の予防・改善する方法について詳しく解説しています。
身体の負担を減らす生活習慣の見直し
右側だけの腰痛を予防・改善するには、普段の生活習慣を見直すことが重要です。
長時間の座り仕事や立ち仕事は、腰痛を引き起こす原因となります。
座る際は、背もたれに背中を当てて、足を床につけるように気を付けましょう。
立ち仕事の際は、こまめに座って休憩を取るようにしてください。
また、重い物を持ち上げる際は、膝を曲げ、体全体で持ち上げるようにします。片側だけに負担がかからないよう、左右均等に力を入れることが大切です。
睡眠時は、マットレスの硬さに注意し、横向きに寝ることで腰の負担を軽減できます。
右側だけの腰痛に効果的なストレッチや運動
右側だけの腰痛には、ストレッチや運動が効果的です。
腰痛の原因となる筋肉の緊張を和らげ、柔軟性を高めることができます。
腰のストレッチは、仰向けに寝た状態で、片方の膝を胸に引き寄せるように行います。
左右交互に繰り返し、ゆっくりと伸ばしていきましょう。
また、ふくらはぎのストレッチも効果的です。
壁に手をつき、片方の足を後ろに引き、かかとを床につけたまま、膝を伸ばします。
左右交互に行ってください。運動では、ウォーキングや水中ウォーキングがお勧めです。
体への負担が少なく、腰痛の改善に役立ちます。
仕事や家事の際の姿勢の改善
右側だけの腰痛を予防・改善するには、仕事や家事の際の姿勢にも気を配る必要があります。
デスクワークでは、椅子の高さを調整し、足が床に着くようにしましょう。
腰痛を感じる場合は、腰当てクッションを使用するのも効果的です。
家事の際は、床に座る動作や重い物を持ち上げる動作に注意が必要です。
できるだけ、片側だけに負担がかからないよう、体全体を使って行いましょう。
また、長時間同じ姿勢を取り続けることは避け、こまめに姿勢を変えるようにしてください。
猫背や巻き肩など、不良姿勢も腰痛の原因となるため、意識的に姿勢を正すことが大切です。
腰痛右側だけ痛い場合の一般的な診断方法
腰痛右だけ痛い場合の一般的な診断方法は、こちらを参考にしてみてください。⇩
- 【問診】
- ◻️医師が患者に痛みの詳細や発症のタイミングなどを聞き取ります。突然の発症か、徐々に痛くなったかなど、痛みの性質を確認します。
- ◻️痛みの部位や、お腹の症状、産後の女性であれば婦人科疾患の可能性なども考慮します。
- 【身体検査】
- ◻️医師が患者の腰部を触診し、圧痛点や可動域を確認します。左右の可動域を比べ、痛みの原因となる部位を特定します。
- ◻️神経学的検査も行い、下肢の感覚やレベル、筋力低下の有無を確認します。
- 【画像検査】
- ◻️レントゲンやMRI、CTなどの画像検査を行い、腰椎や臓器の異常を確認します。
- ◻️結果により、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、骨粗鬆症などの診断が下されます。内臓疾患が疑われる場合は、別の検査が追加されることもあります。
- 【血液検査】
- ◻️炎症反応や感染症の有無を確認するため、血液検査を行うこともあります。
- ◻️結果により、感染性疾患や自己免疫疾患などの可能性も考慮されます。
以上の検査結果を総合的に判断し、医師が最終的な診断を下します。
適切な治療法を選択し、痛みが治らない場合は、専門医への紹介も検討されます。
早期発見・早期治療が重要ですので、もし右側の腰痛が続くようでしたら、お近くの医療機関にお願いするのがよいでしょう。
腰痛右側だけ痛い時の治療方法
- 【腰痛右側だけ痛い時の治療方法】
◻️薬物療法
◻️物理療法
◻️注射療法
◻️手術治療
◻️代替療法
痛みのレベルや原因によって、適切な治療法が選択されます。
痛みが強い場合や改善しない場合は、専門医への相談をお勧めします。
ここでは、腰痛右側だけ痛い時の治療方法について、詳しく解説していきます。
何科に行けばいいのか迷った場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。⇩
薬物療法
右側だけの腰痛に対する薬物療法には、鎮痛剤や消炎鎮痛剤、筋弛緩剤などが用いられます。
痛みのレベルに合わせて、適切な薬剤が選択されます。軽度の痛みには、市販の鎮痛剤で対処できる場合もあります。
しかし、強い痛みや長期間改善しない場合は、医療機関を受診し、医師の処方による薬物療法を検討する必要があります。
特に、突然の激しい痛みを伴う場合は、内臓疾患の可能性もあるため、速やかに医療機関への相談が必要です。
また、薬物療法は症状の改善を目的とするため、根本的な原因の治療とは別に行われる場合もあります。
物理療法
右側だけの腰痛に対する物理療法には、温熱療法、電気療法、マッサージ、ストレッチなどがあります。
これらの療法は、痛みを和らげ、筋肉の緊張を緩和することを目的としています。
温熱療法は、患部を温めることで血行を促進し、痛みを和らげる効果があります。
電気療法は、低周波や干渉波などの電気刺激を用いて、痛みを緩和します。
マッサージやストレッチは、筋肉の緊張を和らげ、可動域を改善することで、痛みの軽減につながります。
物理療法は、医療機関で行われる場合もありますが、自宅でも行うことができます。
ただし、無理なストレッチやマッサージは逆効果となる可能性があるため、医師や理学療法士の指導のもと、適切に行うことが重要です。
注射療法
右側だけの腰痛に対する注射療法には、神経ブロック注射やトリガーポイント注射などがあります。
神経ブロック注射は、痛みを伝える神経を一時的にブロックすることで、痛みを緩和する方法です。
特に、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが原因の場合に効果が期待できます。
トリガーポイント注射は、筋肉のこわばりや痛みの原因となるトリガーポイントに局所麻酔薬を注射する方法です。
筋肉の緊張を和らげ、痛みを改善することができます。これらの注射療法は、医療機関で行われ、医師が患者の状態に合わせて適切な方法を選択します。
注射療法の効果は一時的な場合もあるため、根本的な原因の治療と併用されることが多いです。
手術治療
右側だけの腰痛が重度であり、保存的治療では改善が得られない場合、手術治療が検討されます。
手術治療の目的は、痛みの原因となる病変を取り除くことです。
椎間板ヘルニアに対しては、椎間板の一部を切除する椎間板ヘルニア摘出術が行われます。
脊柱管狭窄症に対しては、脊柱管を拡げる除圧術が選択されます。
腰椎すべり症に対しては、すべった椎骨を固定する固定術が行われることもあります。
手術治療は、痛みの改善と機能の回復を目的としていますが、合併症のリスクもあるため、慎重に適応が判断されます。
手術後は、リハビリテーションを行い、日常生活への復帰を目指します。
代替療法
右側だけの腰痛に対する代替療法には、整体、鍼灸療法、カイロプラクティック、オステオパシーなどがあります。
これらの療法は、西洋医学とは異なるアプローチで、痛みの緩和や身体機能の改善を目指します。
鍼灸療法は、体表の特定のツボに鍼を刺すことで、痛みを和らげ、血行を改善する効果が期待できます。
カイロプラクティックは、脊椎の歪みを調整することで、神経の圧迫を取り除き、痛みを改善する方法です。
オステオパシーは、筋肉や関節、内臓などを含む全身のバランスを整えることで、痛みの緩和を図ります。
これらの代替療法は、医療機関での治療と併用される場合もありますが、効果には個人差があります。
治療を受ける際は、資格を持った専門家に相談することが重要です。
腰痛で右側だけ痛いならセルフケア整体院にお任せ
右側だけの腰痛でお悩みの方は、セルフケア整体院へご相談ください。
当院では、腰痛の原因を見極め、適切な施術を行います。
特に、産後の女性に多い腰痛や、急に発症した右側の腰痛には注意が必要です。
お腹の症状を伴う場合は、内臓の問題が関与している可能性もあります。
当院では、お客様の症状に合わせたオーダーメイドの施術を行い、腰痛を根本から改善へと導きます。
無意識のうちに、日常生活で偏った姿勢や動作を取ることで、腰痛が引き起こされていることもよくあります。
セルフケア整体院では、そのような無意識の習慣を見直し、正しい姿勢や動作を身につけていただくためのアドバイスも行っています。
突然の激しい腰痛から、慢性的な腰痛まで、幅広く対応しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。
セルフケア整体院の実際の施術事例を紹介
セルフケア整体院では、これまで多くの腰痛患者様の施術を行ってきました。
その中から、右側だけの腰痛で来院された患者様の事例をご紹介します。
腰の痛みに関する全体的な事例(ブロック注射でも効かなかった事例もあり)
坐骨神経痛事例
脊柱管狭窄症事例
ぎっくり腰の事例
坐骨神経痛で仰向けに寝られなかった事例
股関節の硬さや腰の痛みがあったけど、痛みなく反れるようになった事例
セルフケア整体院では、原因を見極め、適切な施術を行うことで、腰痛を改善へと導きます。
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