最終更新:2025.05.29

【ぎっくり背中完全ガイド】原因・症状から正しい対処法まで|ぎっくり腰との違いも徹底解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

突然背中に激しい痛みが走る「ぎっくり背中」でお困りではありませんか?ぎっくり腰は広く知られていますが、ぎっくり背中について正しく理解している方は少ないのが現状です。実は、ぎっくり背中は適切な対処法を知っていれば、症状の悪化を防ぎ早期回復が期待できる症状です。本記事では、ぎっくり背中の原因・症状から応急処置、根本的な治し方、ぎっくり腰との違い、そして再発を防ぐ予防法まで、セルフケア整体の専門家による実例を交えて詳しく解説します。

目次

ぎっくり背中とは?基本的な症状と特徴

ぎっくり腰 背中

ぎっくり背中とは、正式には「急性筋・筋膜性疼痛症候群」と呼ばれる症状で、背中の筋肉や筋膜に急激な負担がかかることで発生する激しい痛みを指します。また、「寝違え」に似た症状が背中の広範囲に現れるのが特徴的です。

主な症状としては、胸の真裏あたりの背部に突然の激痛が走り、動くと痛みが増すという特徴があります。さらに、呼吸や咳、くしゃみでも痛みが悪化することが多く、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

ぎっくり背中の主な症状

  • 突然の激痛:背中に電気が走るような鋭い痛みが発生
  • 動作時の痛み増強:上半身を動かす際に痛みが強くなる
  • 呼吸困難感:深呼吸時に痛みを伴う場合がある
  • 筋肉の強い緊張:背中の筋肉が板のように硬直する
  • 姿勢制限:特定の姿勢や動作が困難になる

50歳過ぎた頃から、首こり肩こり背中こり、腰痛も含めてもう体中がもう痛いぐらいで、毎日ちょっと薬飲んだりシップ貼ったりしました。

セルフケア整体(動画 01:08)

ぎっくり背中とぎっくり腰の違いとは?

ぎっくり腰 背中

多くの方が混同しがちな「ぎっくり背中」と「ぎっくり腰」ですが、痛みの発生部位と症状に明確な違いがあります。また、対処法にも違いがあるため、正確な判断が重要です。

最も大きな違いは痛みの発生部位で、ぎっくり腰が腰椎周辺に集中するのに対し、ぎっくり背中は胸椎部分、つまり肩甲骨間から背中中央部にかけて痛みが現れます

比較項目ぎっくり背中ぎっくり腰
痛みの部位背中(胸椎周辺、肩甲骨間)腰部(腰椎周辺)
主な症状背中の激痛、寝違えに似た症状腰の激痛、前かがみ困難
動作制限上半身の回転、肩の動きが困難腰を曲げる動作が困難
呼吸への影響深呼吸時に痛みが増強呼吸への影響は少ない

ぎっくり背中が起こる原因とメカニズム

ぎっくり腰 背中

ぎっくり背中の発生には、複数の要因が複合的に関与していることが多く、以下のような原因が考えられます。また、これらの原因を理解することで、効果的な予防策を講じることができます。

急激な動作による筋肉への過度な負担

重いものを持ち上げる際の不適切な姿勢や、くしゃみ・咳による突然の筋肉収縮が背中の筋肉・筋膜に過度な負担をかけることがあります。さらに、準備運動なしに急激な動作を行った場合、筋肉の損傷リスクが高まります。

姿勢不良による慢性的な筋肉疲労

長時間のデスクワークや猫背姿勢の継続により、背中の筋肉が常に緊張状態となり、筋肉の柔軟性が著しく低下します。また、この状態が続くと、わずかな動作でも筋肉損傷を起こしやすくなります。

運動不足と筋力の低下

日常的な運動不足により背中を支える筋力が低下すると、通常の日常動作でも筋肉に過度な負担がかかりやすくなります。さらに、筋肉の血流が悪化し、回復力も低下する傾向があります。

身体の冷えと血流不良

身体の冷えにより筋肉が硬くなり、柔軟性が失われることで損傷しやすくなります。また、季節の変わり目や急激な気温変化、エアコンによる冷えも要因となる場合があります。

ぎっくり背中になった時の正しい応急処置と対処法

ぎっくり腰 背中

ぎっくり背中になってしまった場合、適切な応急処置を行うことで症状の悪化を防ぎ、回復を促進することができます。また、時期に応じた適切な対処法を選択することが重要です。

急性期(発症直後〜72時間)の対処法

発症直後の急性期では炎症を抑制することが最優先となります。そのため、以下の対処法を実践することが推奨されます:

  • 安静の保持:無理な動作や活動は避け、痛みの少ない楽な姿勢で安静を保つ
  • 冷却療法:氷嚢やアイスパックで患部を15-20分間冷却(1日数回実施)
  • 適切な体位:横向きで膝を軽く曲げた姿勢が痛みを軽減する場合が多い
  • ストレッチの禁止:炎症期間中の無理な伸展運動は症状悪化の原因となる

回復期(3日目以降)の対処法

炎症が落ち着いた回復期では、血流促進と筋肉の回復を促すことが重要となります。また、適度な動作が回復を促進する効果が期待できます:

  • 温熱療法:温かい入浴や温湿布により血流を改善する
  • 軽度な運動:痛みのない範囲での軽い動作やストレッチを開始
  • 段階的な活動増加:完全な安静から徐々に日常活動を増やしていく
  • 姿勢の注意:回復期においても適切な姿勢を維持する

患者様の場合、マッサージ機でのゴリゴリを止めていただいたことで、セルフケアの効果が格段に向上しました。せっかくのセルフケアも、強い刺激で筋肉を痛めつけていては効果が半減してしまうのです。

セルフケア整体(動画 07:39)

専門的な治療法とセルフケアの方法

ぎっくり腰 背中

整体・整骨院での専門的な施術

専門機関での治療では、症状の原因を正確に把握し、個人に適した治療アプローチが行われます。また、以下のような専門的な施術が実施される場合があります:

  • 筋膜リリース:硬化した筋膜を緩める専門的な手技療法
  • 関節モビライゼーション:背骨や肋骨関節の可動域改善
  • 電気治療:筋肉の緊張緩和と血流改善を目的とした物理療法
  • 個別指導:症状に応じた適切なセルフケア方法の指導

効果的なセルフケアとストレッチ

継続的なセルフケアの実践が症状改善と再発防止の鍵となります。また、以下の方法を日常的に取り入れることで、効果的な改善が期待できます:

推奨されるストレッチ方法(症状改善後)

  1. キャット&カウストレッチ:四つん這いの姿勢で背中を丸める・反らす動作を繰り返す
  2. 肩甲骨の可動性改善:肩甲骨を意識的に寄せる・開く動作を行う
  3. チャイルドポーズ:正座から前屈し、背中全体を優しく伸ばす
  4. 胸椎回旋運動:座位で上半身をゆっくりと左右に回転させる

日常生活での重要な注意点

  • 長時間の同一姿勢を避け、定期的な姿勢変更を心がける
  • 重量物の持ち上げ時は膝を使い、背中への負担を最小限にする
  • デスクワーク環境の改善(モニター高さ、椅子の調整等)
  • 適切な睡眠環境の整備(枕の高さ、マットレスの硬さ)

ぎっくり背中の予防法と再発防止対策

ぎっくり腰 背中

ぎっくり背中の予防には、日常生活習慣の改善と継続的な身体のメンテナンスが不可欠です。また、予防策を体系的に実践することで、発症リスクを大幅に減少させることができます。

姿勢改善のための具体的なポイント

生活場面正しい姿勢のポイント注意すべき悪い姿勢
デスクワークモニターは目線の高さ、足裏全体を床につける、肘は90度猫背、首の前傾、肩の巻き込み
立位姿勢頭頂部を天井に向け、肩甲骨を軽く寄せ、重心を足裏中央に片足重心、腰の反りすぎ
歩行時胸を張り、かかとから着地、腕は自然に振るうつむき歩行、つま先歩行
睡眠時適切な枕の高さ、横向きで膝を軽く曲げるうつ伏せ寝、高すぎる枕

効果的な運動習慣と身体づくり

予防のための運動は継続性が重要であり、以下のような運動を組み合わせることが推奨されます:

  • 体幹筋強化:プランク、ブリッジ等の体幹安定性向上エクササイズ
  • 柔軟性向上:ヨガ、ピラティスによる全身の柔軟性維持
  • 有酸素運動:ウォーキング、水泳による血液循環改善
  • 筋力バランス調整:背筋と腹筋のバランスの取れた強化

朝の目覚めが痛くなく起きられるようになりました。車の中でも今までは痛くてとにかくゴリゴリやりながら運転していたのが、セルフケアのおかげでゴリゴリしなくても運転できるようになりました。

セルフケア整体(動画 09:53)

危険なサインと医療機関受診の判断基準

ぎっくり腰 背中

以下のような症状や状況が認められる場合は、単純なぎっくり背中ではなく、より重篤な疾患の可能性があるため、速やかに医療機関を受診することが必要です。また、早期の適切な診断により、重大な合併症を予防することができます:

緊急性の高い症状

  • 神経症状:手足のしびれ、脱力、感覚異常
  • 全身症状:発熱、悪寒、倦怠感の併発
  • 自律神経症状:排尿・排便コントロール障害
  • 持続性激痛:安静時にも軽減しない激しい痛み
  • 進行性悪化:時間経過とともに症状が悪化

受診を検討すべき状況

  • 適切な対処法を行っても1週間以上症状が改善しない
  • 痛みにより日常生活が著しく制限される
  • 過去に重篤な疾患の既往がある(特に50歳以上)
  • 外傷や事故に伴って発症した場合

特に高齢者や基礎疾患を有する方は、軽微な症状であっても早期受診を検討することが重要です

ぎっくり背中に関するよくある質問

ぎっくり腰 背中

Q. ぎっくり背中の痛みはどのくらいで治まりますか?

A. 軽度の症状では3-5日程度、重度の場合は1-2週間程度で改善する傾向があります。ただし、適切な対処法の実践と無理をしないことが早期回復の重要な要素となります。

Q. ぎっくり背中になった直後に入浴しても問題ありませんか?

A. 発症直後72時間以内の急性期では、炎症抑制のため冷却が基本となります。3日目以降の回復期に入ってから、ぬるめのお湯での入浴により血流改善効果が期待できます。

Q. ぎっくり背中を繰り返す原因は何ですか?

A. 主な原因として姿勢不良、運動不足による筋力低下、不適切なセルフケアが挙げられます。根本的な改善には、日常の姿勢改善と継続的な運動習慣の確立が重要です。

Q. 予防に効果的なストレッチを教えてください

A. キャット&カウストレッチ、肩甲骨の可動性改善、チャイルドポーズなどが効果的です。毎日継続することで筋肉の柔軟性を維持し、予防効果が期待できます。

Q. マッサージ機や強いマッサージは効果的ですか?

A. 急性期では使用を控え、回復期においても過度に強い刺激は避けるべきです。専門家の指導の下、適切な強度で実施することが重要で、強すぎる刺激は症状悪化の原因となる可能性があります。

Q. 病院を受診する目安を教えてください

A. 手足のしびれ、発熱、排尿排便障害等の症状がある場合や、1週間以上改善しない場合は医療機関の受診が推奨されます。また、安静時にも激痛が持続する場合は緊急性が高いと考えられます。

Q. 仕事や日常生活への影響はどの程度ですか?

A. 症状の程度により異なりますが、急性期の2-3日間は安静が重要です。デスクワークでは無理のない範囲で継続可能な場合もありますが、立ち仕事や重労働では症状改善まで休息が必要な場合があります。

まとめ:ぎっくり背中の適切な理解と対処

ぎっくり腰 背中

ぎっくり背中は、適切な理解と対処法により早期回復が期待できる症状です。急性期では安静と冷却、回復期では適度な動作と温熱療法を基本とし、段階的なアプローチが重要となります。

また、予防においては日常の姿勢改善、継続的なセルフケア、適度な運動習慣の確立が不可欠です。さらに、専門家による適切な指導を受けながら、個人に最適なケア方法を見つけることが、症状改善と再発防止の鍵となります。

症状が長期化する場合や危険なサインが現れた場合は、迷わず医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。また、肩こり対策腰痛予防セルフケア方法と合わせて総合的な身体のメンテナンスを行うことで、より健康的な生活を送ることができるでしょう。

信頼できる医療情報については、厚生労働省健康情報日本整形外科学会等の公的機関の情報も参考にしながら、適切な健康管理を心がけることをお勧めします。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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