最終更新:2025.06.30

変形性膝関節症にエアロバイクは効果的?理学療法士が教える正しい使い方と注意点

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

変形性膝関節症でお悩みの方にとって、エアロバイクは膝への負担を抑えながら効果的な運動ができる可能性があります。体重が膝に直接負担をかけないため、膝関節への負荷が少なく、下肢の筋肉を鍛えるのに役立ちます。この記事では、理学療法士の専門知見に基づき、変形性膝関節症の方がエアロバイクを安全かつ効果的に活用する方法について詳しく解説します。

目次

変形性膝関節症とは?基礎知識を理解しよう

変形性膝関節症 エアロバイク 効果

変形性膝関節症は、日本の患者数が2000万~3000万人に上る非常に多い疾患です。この疾患は膝関節の軟骨が摩耗し、骨と骨が直接接触することで痛みや炎症を引き起こします。

膝というのは140度くらい動く大きな関節で、不安定性があるため痛めやすいのです。女性の方が圧倒的に多く、体重を支えながら大きく動かなければならない関節の特性が原因となっています。

理学療法士 笹川先生(動画 00:02:10)

変形性膝関節症の特徴として、年齢や体重だけが原因ではないという点があります。膝関節は体重を支えながら大きく動く必要がある関節のため、他の関節と比較して負担がかかりやすい構造になっています。

症状の段階主な症状エアロバイク運動への適応
初期立ち上がり時の痛み、朝のこわばりエアロバイク運動に適している可能性が高い
中期歩行時の痛み、階段の上り下りが困難負荷調整が必要だが運動可能な場合が多い
進行期安静時も痛み、膝の変形が顕著専門家の指導が必須

変形性膝関節症にエアロバイクが効果的な理由

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エアロバイクが変形性膝関節症の方に推奨される主な理由は、膝関節への直接的な体重負荷を大幅に軽減できる可能性があることです。

通常の歩行やジョギングでは、膝関節に体重の3~4倍の負荷がかかる傾向があります。しかし、エアロバイクではサドルに座った状態で運動するため、この負荷を大幅に軽減できる可能性があります。痛みを悪化させることなく、必要な筋力トレーニングや有酸素運動を継続できる場合が多いのです。

膝関節症の運動療法として、エアロバイクは医療現場でも推奨されることが多い運動方法の一つです。

変形性膝関節症の方向け:エアロバイク運動の具体的なメリット

変形性膝関節症 エアロバイク 効果

膝への負担軽減効果

サドルに座って運動するため、体重が膝に直接かからない可能性が高くなります。これにより関節への圧迫を最小限に抑えながら運動療法を継続できる傾向があります。

下肢筋力の強化における効果

ペダルを漕ぐ動作により、大腿四頭筋やハムストリングスなど膝関節を安定させる重要な筋肉を効果的に鍛えられる可能性があります。

関節可動域の改善効果

ペダリング運動により、膝関節の可動域を維持・改善する効果が期待できます。関節の柔軟性を高めることで、日常生活動作の改善につながる可能性があります。

血行促進による効果

有酸素運動による血行促進により、痛みやこりを和らげる効果も期待できます。心肺機能の向上にも寄与する傾向があります。

変形性膝関節症の方がエアロバイクを使う際の重要な注意点

変形性膝関節症 エアロバイク 効果

エアロバイクは比較的安全な運動方法とされていますが、変形性膝関節症の方が使用する際には以下の点に注意が必要です。

無理のない範囲での運動実施

痛みがある場合は、無理をせず軽い負荷から始めることが重要です。痛みが増強する場合は即座に運動を中止し、専門家に相談していただく必要があります。

適切な姿勢の維持の重要性

膝を痛める可能性がある姿勢や、膝を過度に曲げすぎないよう注意が必要です。サドルの高さやハンドルの位置を適切に調整し、正しいフォームを維持することが推奨されます。

これらの注意点については、日本整形外科学会のガイドラインでも詳しく説明されています。

理学療法士が教える正しいエアロバイクの使い方

サドルの高さ調整方法

ペダルが最も下にある時に、膝が軽く曲がる程度(約160~170度)に設定することが推奨されます。膝が完全に伸びきったり、過度に曲がったりしないよう注意してください。

効果的なペダリングのコツ

足裏全体でペダルを踏み、膝が内側や外側に逃げないよう意識することが重要です。太ももの筋肉を使って、スムーズな円運動を心がけることが推奨されます。

適切なハンドルの握り方

ハンドルを軽く握り、上半身の力を抜いてリラックスした状態を保つことが大切です。前傾姿勢になりすぎないよう注意していただく必要があります。

変形性膝関節症におけるエアロバイク運動の適切な時間と頻度

変形性膝関節症 エアロバイク 効果

運動レベル推奨運動時間週間頻度負荷設定の目安
初心者10~15分週2~3回軽い負荷から開始
中級者20~30分週3~4回中程度の負荷
上級者30~45分週4~5回適度な負荷で継続

運動時間や頻度は個人の症状や体力レベルに応じて調整することが重要です。必ず専門家のアドバイスを参考に、自分の体調に合った運動強度と時間を設定していただくことが推奨されます。

変形性膝関節症の方向け:エアロバイク運動前後のケアとウォーミングアップ

変形性膝関節症 エアロバイク 効果

運動前のウォーミングアップの重要性

エアロバイク運動を始める前には、膝関節周辺の筋肉を温める軽いストレッチを行うことが推奨されます。特に太ももの前後の筋肉(大腿四頭筋・ハムストリングス)を中心にウォーミングアップを実施することが重要です。

運動後のクールダウンの効果

運動後は必ずクールダウンを行い、筋肉の緊張を和らげることが大切です。ゆっくりとしたストレッチにより筋肉の柔軟性を保ち、翌日の筋肉痛や関節痛を予防できる可能性があります。

日常的なセルフケアの方法

エアロバイク運動と併用して、日常的なセルフケアを実践することで、より効果的な症状改善が期待できます。膝関節のセルフケアガイドも参考にしていただけます。

専門家の見解:実際の改善事例から学ぶ変形性膝関節症治療

変形性膝関節症で手術を検討していた61歳の女性の方が、適切なセルフケアと運動療法により、わずか6回の施術で劇的に改善した実例があります。足首のセルフケアから始め、継続的な取り組みにより筋力が向上し、歩行能力が大幅に改善されました。

セルフケア整体(動画 00:10:58)

この事例からも分かるように、継続的な適切な運動療法により手術を回避できる可能性があることが示されています。ただし、個人差があるため、必ず専門家の指導のもとで取り組むことが重要です。

その他の膝に優しい運動との併用効果

変形性膝関節症 エアロバイク 効果

エアロバイクは、水泳や水中歩行などの他の膝に優しい運動と併用することでより効果的な結果が期待できます。ウォーキングやジョギングなど膝に負担が大きい運動については、症状の程度に応じて専門家と相談しながら判断することが推奨されます。

エアロバイク運動の効果に関する研究論文なども参考になります。

運動療法の組み合わせ例

効果的な運動療法の組み合わせとして、以下のような方法が推奨される場合があります。

  • エアロバイク運動(週3-4回、20-30分)
  • 水中ウォーキング(週1-2回、15-20分)
  • ストレッチング(毎日、10-15分)
  • 筋力トレーニング(週2-3回、軽負荷から)

ただし、これらの運動は個人の症状や体力に応じて調整する必要があるため、専門家の指導を受けることが重要です。

変形性膝関節症とエアロバイクに関するよくある質問

変形性膝関節症 エアロバイク 効果

Q. 変形性膝関節症でもエアロバイクは安全に使えますか?

A. 体重が膝に直接負担をかけないため、一般的には安全に利用できる可能性があります。ただし、痛みがある場合は無理をせず、専門家に相談することをおすすめします。軽い負荷から始めて、痛みが出ない範囲で徐々に調整することが大切です。

Q. エアロバイクで膝の筋肉は鍛えられますか?

A. はい、ペダルを漕ぐことで大腿四頭筋やハムストリングスなど、膝関節を安定させる重要な筋肉を効果的に鍛えることができる可能性があります。これらの筋肉を強化することで、膝関節への負担を軽減し、日常生活動作の改善が期待できます。

Q. エアロバイクの運動強度はどの程度が適切ですか?

A. 軽い負荷から始めて、痛みが出ない範囲で徐々に調整することが大切です。専門家のアドバイスを参考に、個人の体調に合わせた強度設定を行いましょう。初心者は週2~3回、10~15分程度から始めることが推奨されます。

Q. どのくらいの期間で効果を実感できますか?

A. 個人差がありますが、適切な運動療法を継続することで、数週間から数ヶ月で効果を実感される方が多い傾向があります。重要なのは継続することで、無理をせず長期的な視点で取り組むことが大切です。

Q. 他の運動と併用しても大丈夫ですか?

A. 水泳や水中歩行など、膝に優しい運動との併用は効果的である可能性があります。ただし、ウォーキングやジョギングなど膝に負担が大きい運動については、症状の程度に応じて専門家と相談しながら判断することをおすすめします。

Q. 手術を勧められましたが、エアロバイクで改善できますか?

A. 適切な運動療法により手術を回避できる場合もありますが、症状の程度によって異なります。膝がカクッと抜ける、O脚でこぶし2つ分開く、90度以上曲がらないなどの重篤な症状がある場合は、専門家としっかり相談することが重要です。

Q. エアロバイク使用時に痛みが出た場合はどうすればよいですか?

A. 痛みが出た場合は即座に運動を中止してください。サドルの高さやペダルの負荷設定を見直し、それでも痛みが続く場合は専門家に相談することをおすすめします。無理をすることは症状を悪化させる可能性があります。

まとめ:専門家への相談の重要性と継続的な取り組み

変形性膝関節症 エアロバイク 効果

変形性膝関節症の方にとって、エアロバイクは膝への負担を抑えながら効果的な運動療法を実践できる優れた選択肢である可能性があります。適切な使い方と継続的な取り組みにより症状の改善や進行予防が期待できる場合が多いのです。

ただし、症状の程度や個人差があるため、運動療法を始める前には必ず整形外科医や理学療法士などの専門家に相談することが重要です。専門家の指導のもとで安全かつ効果的な運動プログラムを実践し、健康な膝関節の維持・改善を目指していただくことが推奨されます。

変形性膝関節症は適切な治療と運動療法により、手術を回避できる可能性もあります。諦めずに専門家と二人三脚で症状改善に取り組んでいただければ、日常生活の質の向上が期待できます。

最後に、運動療法と併せて生活習慣の改善や体重管理なども重要な要素となります。総合的な膝ケアアプローチを実践することで、より効果的な結果が得られる可能性があります。

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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