最終更新:2025.05.30

変形性膝関節症にエアロバイクは効果的?理学療法士が教える正しい使い方と注意点

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

変形性膝関節症でお悩みの方にとって、エアロバイクは膝への負担を抑えながら効果的な運動ができる可能性があります。体重が膝に直接負担をかけないため、膝関節への負荷が少なく、下肢の筋肉を鍛えるのに役立ちます。この記事では、理学療法士の専門知見に基づき、変形性膝関節症の方がエアロバイクを安全かつ効果的に活用する方法について詳しく解説します。

目次

変形性膝関節症とは?基礎知識を理解しよう

変形性膝関節症 エアロバイク 効果

変形性膝関節症は、日本の患者数が2000万~3000万人に上る非常に多い疾患です。この疾患は膝関節の軟骨が摩耗し、骨と骨が直接接触することで痛みや炎症を引き起こします。

膝というのは140度くらい動く大きな関節で、不安定性があるため痛めやすいのです。女性の方が圧倒的に多く、体重を支えながら大きく動かなければならない関節の特性が原因となっています。

理学療法士 笹川先生(動画 00:02:10)

変形性膝関節症の特徴として、年齢や体重だけが原因ではないという点があります。膝関節は体重を支えながら大きく動く必要がある関節のため、他の関節と比較して負担がかかりやすい構造になっています。

症状の段階主な症状エアロバイク運動への適応
初期立ち上がり時の痛み、朝のこわばりエアロバイク運動に適している可能性が高い
中期歩行時の痛み、階段の上り下りが困難負荷調整が必要だが運動可能な場合が多い
進行期安静時も痛み、膝の変形が顕著専門家の指導が必須

変形性膝関節症にエアロバイクが効果的な理由

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エアロバイクが変形性膝関節症の方に推奨される主な理由は、膝関節への直接的な体重負荷を大幅に軽減できる可能性があることです。

通常の歩行やジョギングでは、膝関節に体重の3~4倍の負荷がかかる傾向があります。しかし、エアロバイクではサドルに座った状態で運動するため、この負荷を大幅に軽減できる可能性があります。痛みを悪化させることなく、必要な筋力トレーニングや有酸素運動を継続できる場合が多いのです。

膝関節症の運動療法として、エアロバイクは医療現場でも推奨されることが多い運動方法の一つです。

変形性膝関節症の方向け:エアロバイク運動の具体的なメリット

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膝への負担軽減効果

サドルに座って運動するため、体重が膝に直接かからない可能性が高くなります。これにより関節への圧迫を最小限に抑えながら運動療法を継続できる傾向があります。

下肢筋力の強化における効果

ペダルを漕ぐ動作により、大腿四頭筋やハムストリングスなど膝関節を安定させる重要な筋肉を効果的に鍛えられる可能性があります。

関節可動域の改善効果

ペダリング運動により、膝関節の可動域を維持・改善する効果が期待できます。関節の柔軟性を高めることで、日常生活動作の改善につながる可能性があります。

血行促進による効果

有酸素運動による血行促進により、痛みやこりを和らげる効果も期待できます。心肺機能の向上にも寄与する傾向があります。

変形性膝関節症の方がエアロバイクを使う際の重要な注意点

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エアロバイクは比較的安全な運動方法とされていますが、変形性膝関節症の方が使用する際には以下の点に注意が必要です。

無理のない範囲での運動実施

痛みがある場合は、無理をせず軽い負荷から始めることが重要です。痛みが増強する場合は即座に運動を中止し、専門家に相談していただく必要があります。

適切な姿勢の維持の重要性

膝を痛める可能性がある姿勢や、膝を過度に曲げすぎないよう注意が必要です。サドルの高さやハンドルの位置を適切に調整し、正しいフォームを維持することが推奨されます。

これらの注意点については、日本整形外科学会のガイドラインでも詳しく説明されています。

理学療法士が教える正しいエアロバイクの使い方

サドルの高さ調整方法

ペダルが最も下にある時に、膝が軽く曲がる程度(約160~170度)に設定することが推奨されます。膝が完全に伸びきったり、過度に曲がったりしないよう注意してください。

効果的なペダリングのコツ

足裏全体でペダルを踏み、膝が内側や外側に逃げないよう意識することが重要です。太ももの筋肉を使って、スムーズな円運動を心がけることが推奨されます。

適切なハンドルの握り方

ハンドルを軽く握り、上半身の力を抜いてリラックスした状態を保つことが大切です。前傾姿勢になりすぎないよう注意していただく必要があります。

変形性膝関節症におけるエアロバイク運動の適切な時間と頻度

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運動レベル推奨運動時間週間頻度負荷設定の目安
初心者10~15分週2~3回軽い負荷から開始
中級者20~30分週3~4回中程度の負荷
上級者30~45分週4~5回適度な負荷で継続

運動時間や頻度は個人の症状や体力レベルに応じて調整することが重要です。必ず専門家のアドバイスを参考に、自分の体調に合った運動強度と時間を設定していただくことが推奨されます。

変形性膝関節症の方向け:エアロバイク運動前後のケアとウォーミングアップ

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運動前のウォーミングアップの重要性

エアロバイク運動を始める前には、膝関節周辺の筋肉を温める軽いストレッチを行うことが推奨されます。特に太ももの前後の筋肉(大腿四頭筋・ハムストリングス)を中心にウォーミングアップを実施することが重要です。

運動後のクールダウンの効果

運動後は必ずクールダウンを行い、筋肉の緊張を和らげることが大切です。ゆっくりとしたストレッチにより筋肉の柔軟性を保ち、翌日の筋肉痛や関節痛を予防できる可能性があります。

日常的なセルフケアの方法

エアロバイク運動と併用して、日常的なセルフケアを実践することで、より効果的な症状改善が期待できます。膝関節のセルフケアガイドも参考にしていただけます。

専門家の見解:実際の改善事例から学ぶ変形性膝関節症治療

変形性膝関節症で手術を検討していた61歳の女性の方が、適切なセルフケアと運動療法により、わずか6回の施術で劇的に改善した実例があります。足首のセルフケアから始め、継続的な取り組みにより筋力が向上し、歩行能力が大幅に改善されました。

セルフケア整体(動画 00:10:58)

この事例からも分かるように、継続的な適切な運動療法により手術を回避できる可能性があることが示されています。ただし、個人差があるため、必ず専門家の指導のもとで取り組むことが重要です。

その他の膝に優しい運動との併用効果

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エアロバイクは、水泳や水中歩行などの他の膝に優しい運動と併用することでより効果的な結果が期待できます。ウォーキングやジョギングなど膝に負担が大きい運動については、症状の程度に応じて専門家と相談しながら判断することが推奨されます。

エアロバイク運動の効果に関する研究論文なども参考になります。

運動療法の組み合わせ例

効果的な運動療法の組み合わせとして、以下のような方法が推奨される場合があります。

  • エアロバイク運動(週3-4回、20-30分)
  • 水中ウォーキング(週1-2回、15-20分)
  • ストレッチング(毎日、10-15分)
  • 筋力トレーニング(週2-3回、軽負荷から)

ただし、これらの運動は個人の症状や体力に応じて調整する必要があるため、専門家の指導を受けることが重要です。

変形性膝関節症とエアロバイクに関するよくある質問

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Q. 変形性膝関節症でもエアロバイクは安全に使えますか?

A. 体重が膝に直接負担をかけないため、一般的には安全に利用できる可能性があります。ただし、痛みがある場合は無理をせず、専門家に相談することをおすすめします。軽い負荷から始めて、痛みが出ない範囲で徐々に調整することが大切です。

Q. エアロバイクで膝の筋肉は鍛えられますか?

A. はい、ペダルを漕ぐことで大腿四頭筋やハムストリングスなど、膝関節を安定させる重要な筋肉を効果的に鍛えることができる可能性があります。これらの筋肉を強化することで、膝関節への負担を軽減し、日常生活動作の改善が期待できます。

Q. エアロバイクの運動強度はどの程度が適切ですか?

A. 軽い負荷から始めて、痛みが出ない範囲で徐々に調整することが大切です。専門家のアドバイスを参考に、個人の体調に合わせた強度設定を行いましょう。初心者は週2~3回、10~15分程度から始めることが推奨されます。

Q. どのくらいの期間で効果を実感できますか?

A. 個人差がありますが、適切な運動療法を継続することで、数週間から数ヶ月で効果を実感される方が多い傾向があります。重要なのは継続することで、無理をせず長期的な視点で取り組むことが大切です。

Q. 他の運動と併用しても大丈夫ですか?

A. 水泳や水中歩行など、膝に優しい運動との併用は効果的である可能性があります。ただし、ウォーキングやジョギングなど膝に負担が大きい運動については、症状の程度に応じて専門家と相談しながら判断することをおすすめします。

Q. 手術を勧められましたが、エアロバイクで改善できますか?

A. 適切な運動療法により手術を回避できる場合もありますが、症状の程度によって異なります。膝がカクッと抜ける、O脚でこぶし2つ分開く、90度以上曲がらないなどの重篤な症状がある場合は、専門家としっかり相談することが重要です。

Q. エアロバイク使用時に痛みが出た場合はどうすればよいですか?

A. 痛みが出た場合は即座に運動を中止してください。サドルの高さやペダルの負荷設定を見直し、それでも痛みが続く場合は専門家に相談することをおすすめします。無理をすることは症状を悪化させる可能性があります。

まとめ:専門家への相談の重要性と継続的な取り組み

変形性膝関節症 エアロバイク 効果

変形性膝関節症の方にとって、エアロバイクは膝への負担を抑えながら効果的な運動療法を実践できる優れた選択肢である可能性があります。適切な使い方と継続的な取り組みにより症状の改善や進行予防が期待できる場合が多いのです。

ただし、症状の程度や個人差があるため、運動療法を始める前には必ず整形外科医や理学療法士などの専門家に相談することが重要です。専門家の指導のもとで安全かつ効果的な運動プログラムを実践し、健康な膝関節の維持・改善を目指していただくことが推奨されます。

変形性膝関節症は適切な治療と運動療法により、手術を回避できる可能性もあります。諦めずに専門家と二人三脚で症状改善に取り組んでいただければ、日常生活の質の向上が期待できます。

最後に、運動療法と併せて生活習慣の改善や体重管理なども重要な要素となります。総合的な膝ケアアプローチを実践することで、より効果的な結果が得られる可能性があります。

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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