最終更新:2024.07.27

変形性膝関節症の痛みを和らげる「ヒアルロン酸注射」の効果や副作用を解説!

「最近、椅子やベットから立ち上がるときに膝が痛い」
「変形性膝関節症にヒアルロン酸注射は効くの?」
「膝の痛みはヒアルロン酸注射を打てば治るの?」

こんなお悩みはありませんか?

立ち上がるときなど、動作を始めようとしたときの痛みや違和感は、変形性膝関節症の初期症状かもしれません。また、変形性膝関節症にはヒアルロン酸注射が良いと聞くけど、どのくらいの効果があるのか気になりますよね。

ヒアルロン酸注射は炎症を抑えたり、痛みを緩和してくれる効果があります。
関節には「関節液」があり、軟骨の滑りを良くする潤滑油のような役割があります。関節液の主成分はヒアルロン酸なので、注射でヒアルロン酸を投入することにより、関節液の手助けができるでしょう。よって、膝の痛みや変形性膝関節症に有効と言えます。

この記事では変形性膝関節症についてや、ヒアルロン酸注射の効果について解説します。
ぜひ最後までお読みください。

変形性膝関節症の原因と症状

女性に多く加齢や筋肉の衰え、膝への負担が原因で関節にある軟骨が徐々にすり減り、骨と骨の間隔が狭くなることにより痛みが生じます。重症化していくと、骨が無くなり骨と骨がぶつかって変形してしまうことがあります。症状は初期・中期・進行期に分けられます。

初期~中期

軟骨が徐々にすり減り、骨と骨の間隔が狭くなることで痛みが出ます。
主に、歩き始めるときなどの動作をするときに痛むでしょう。中期になると痛みが激しくなり、階段昇降が難しく感じたり、正座ができなくなったりなどの症状が起こるでしょう。

進行期

軟骨が無くなり、骨と骨がぶつかった状態や、骨同士がぶつかることにより、骨が変形や損傷してしまっている状態
膝の曲げ伸ばしがやりにくく、足を動かしていない安静時でも痛みを感じるでしょう。

変形性膝関節症の治療法

変形性膝関節症 ヒアルロン酸

変形性膝関節症の治療法は症状によって様々で、初期〜中期は運動療法や薬物療法などで症状を緩和する場合が多く、重症化してしまうと手術をしないといけない場合があります
変形性膝関節症の主な治療法をご紹介します。

理学療法

病気や障害、怪我などで運動機能が低下した人に対し、運動や電気、手技などで運動機能を回復、改善する方法のことです。

運動療法

運動することで筋肉の強化や柔軟性を高める治療法のこと
症状の緩和や回復、予防効果があります。

物理療法

低周波や超音波などの機械を使い、物理的に治療をすること。
電気を流すことで筋肉や腱などにアプローチし、組織の修復を促してくれる効果があります。

徒手療法

手技で筋肉の緊張をほぐしたり、関節の動きを良くする治療法のこと。
身体をスムーズに動かせるように、微調節をしてくれます。

薬物療法

主に初期~中期の症状の人に治療する方法で、痛みを緩和し炎症を抑える効果があります。

注射薬

「ヒアルロン酸注射」を打ってもらう事が多く、痛みを緩和し炎症を抑える効果があります。
また「ステロイド注射」は、痛みや炎症を抑える効果が強く即効性はありますが、骨粗鬆症などのリスクがあります。

※「ヒアルロン酸注射」と「ステロイド注射」については、下記で詳しく説明します。

外用薬

初期の症状に軟膏やゲル、湿布などを患部に貼って一時的に痛みを抑えます。
湿布は貼り続けることにより、かぶれなどの肌トラブルになる可能性があります。

内服薬

激しい痛みの際に鎮痛剤として一時的に痛みを緩和できます。
ただし、飲み続けることにより副作用が発生する可能性があります。長期間の服用は避けてください。

手術外科的治療

膝関節の軟骨が無くなってしまい、骨同士がぶつかって変形や損傷してしまうなどの、重症化してしまった変形性膝関節症に対する一般的な治療法です。

骨切り手術

自身の太ももやすねの骨を使って、膝関節の重心を均等にする手術です。
X脚の特徴は膝の外側に重心がかかっているので、外側の軟骨がすり減ってる事が多く、痛みは外側に出るでしょう。
また、O脚の特徴は膝の内側に重心がかかっているので、内側の軟骨がすり減り、内側に痛みが生じます。
この関節のバランスを整えるために、膝の骨に切り込みを入れ、人工骨で角度を調節して重心が均等になるようにします。
骨同士がくっつくのに2か月ほどの時間かかるため、高齢者には向いていません。

人工関節置換手術

変形や損傷してしまった骨を削り、人工の関節に置き換える手術。術後、翌日からリハビリが開始され、3週間~4週間での退院となります。

ヒアルロン酸注射とは

変形性膝関節症 ヒアルロン酸

関節には「関節液」があります。軟骨を保護したり、軟骨同士を滑らかにしたりと「潤滑油」のような役割を果たしています。
関節液の主成分はヒアルロン酸で、年を重ねるとヒアルロン酸の量が減ってしまいます。そのため、軟骨が保護できず、軟骨同士の滑りが悪くなってすり減ってきてしまい、膝への痛みがでてきます。
ヒアルロン酸注射を打つことにより、軟骨を保護したり、潤滑油の役割を手助けしてくれます。

ただし、ヒアルロン酸注射はあくまで「一時的な処置」です!
すり減った軟骨がヒアルロン酸注射を打つことで、元に戻るわけではありません
膝が痛いときや変形性膝関節症などで、ヒアルロン酸注射を打って痛みが無くなったとしても、治ったわけではないので、注意してください。
一時的に痛みが緩和し、炎症が抑えられているだけで、膝の状態は良くなったわけでな無いことを、しっかりと理解しておきましょう。

ステロイド注射との違い

ステロイド注射の特徴は、痛みや炎症を抑える効果が非常に強く即効性があることです。
膝に水が溜まって、腫れている場合などに使われることがあります。
ただし、副作用としてステロイド注射は骨がもろくなり、骨粗鬆症を引き起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。

ヒアルロン酸注射の効果

ヒアルロン酸注射の持続期間は1週間~2週間と言われています。
また、一時的に痛みは緩和されますが、効果が切れるころには徐々に痛みが出てきてしまうでしょう。ヒアルロン酸注射で一時的に痛みを和らげ、膝回りの運動療法などを平行して行うことをおすすめします。痛みの少ないときに、筋トレやストレッチなどの運動療法で膝関節に負担がかからない身体作りをしましょう。

ヒアルロン酸注射が向いている人

・痛みが我慢できない人
・膝が痛くなり始めた人(初期症状の人)

ヒアルロン酸注射の副作用

膝へのヒアルロン酸注射の副作用はほとんどありませんが、一時的に痛みや腫れが出る程度と言われています。また、注射を打っている際に、激しい痛みを伴うでしょう。

ヒアルロン酸注射の料金と回数(目安)

料金

病院にもよりますが、1回のヒアルロン酸注射は3,100円~5,500円ほどです。
その他、レントゲン検査やMRI検査などをしてもらった場合は、別途費用がかかります。

回数

原則、週に1回の投与で連続して5回までと言われています。
その後は、効果を見ながら2週間~4週間に1回ペースで投与されます。

変形性膝関節症の予防法

変形性膝関節症 ヒアルロン酸

膝が痛いからと安静にしてしまいがちですが、かえって痛みを悪化させてしまうかもしれません。
理由は、足の柔軟性や筋肉量が低下してしまうことにより、膝関節の負担が大きくなってしまうからです。
特に「大腿四頭筋(太もも前面にある筋肉)」は膝関節にとってとても重要で、大腿四頭筋を鍛えることにより膝関節が安定感し、関節の負荷が軽くなるでしょう。
足の筋肉を鍛えたり柔軟性を高めたりすることにより、膝関節の負担を減らすことで、痛みの改善や予防に有効となります。
この章では、筋トレやストレッチ方法を紹介しますが、ご自身の症状をしっかりと医師と相談のうえで行ってください。

筋トレ

始めはできなくても、少しずつで良いので、ご自身のペースで挑戦してみてください。
慣れてくると回数を増やしたり、秒数を増やしたりなど、ご自身の身体にあったトレーニングができるでしょう。

大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)を鍛える

  1. 椅子に浅く座り、背筋を伸ばす
  2. ゆっくりと右足を上げ、10秒間キープ
  3. ゆっくりと右足を下げる
  4. ゆっくりと左足を上げ、10秒間キープ
  5. ゆっくりと左足を下げる
  6. 2~5を繰り返す

背もたれにもたれてしまうと、しっかりと大腿四頭筋が使えないのでできるだけ浅く座り、椅子にもたれずに行うのがポイント
また、10秒キープが難しい場合は、5秒キープに変更するなどして始めてみてください。
回数はご自身のできる範囲でOKです。
慣れてくると、秒数や回数を少しずつ増やしていくと良いでしょう。

座って行うのが難しい場合は仰向けでも大腿四頭筋が鍛えられます。

  1. 両足を伸ばして仰向けになり、手は楽なところにおく
  2. 右足をゆっくり上げ10秒間キープ(だいたい30度~45度の角度)
  3. ゆっくりと右足を下げる
  4. 左足をゆっくり上げ、10秒間キープ(だいたい30度~45度の角度)
  5. ゆっくりと左足を下げる

足を上げる際は、膝とつま先の向きが右や左を向かないように、まっすぐ天井に向くように伸ばすのがポイント

内転筋(太ももの内側)を鍛える

  1. 右側を下にして横向きになり、肩の下に肘がくるようにして上半身は手で支える
  2. 下半身は右側の足を伸ばし、左側の足は曲げて床におき、バランスをとる
  3. 右側の伸ばしてる足を、ゆっくりと上に少し持ち上げキープ
  4. ゆっくりとさげる
  5. 3~4を繰り返す
  6. 左側を下にして横向きになり、肩の下に肘がくるようにして上半身は手で支える
  7. 下半身は左側の足を伸ばし、右側の足は曲げて床におき、バランスをとる
  8. 左側の伸ばしてる足を、ゆっくりと上に少し持ち上げキープ
  9. ゆっくりとさげる
  10. 8~9を繰り返す

足を持ち上げるときは、膝が曲がらないようにまっすぐ伸ばすのがポイント。
膝を曲げてしまうと内転筋に効かなくなってしまいます。

ストレッチ

健康な身体作りは筋肉の強化だけでなく、柔軟性も必要です。
ストレッチをすることにより硬くなった筋肉をほぐし、関節の可動域を広げてくれる効果があります。

大腿四頭筋を伸ばすストレッチ

  1. 左側を下にして横向きに寝る(身体や両足は軽く曲げる)
  2. 右手で右側の足首を持ち、背中側へゆっくりと引く(右の前太ももが伸びるところでOK)
  3. 2を数回繰り返し、反対側へ
  4. 右側を下にして横向きに寝る(身体や両足は軽く曲げる)
  5. 左手で左側の足首を持ち、背中側へゆっくりと引く(左の前太ももが伸びるところでOK)

足を背中側へ引いているときに腰を反らせないように、目線(頭)は自分の足元を見るように意識するのがポイント。足をひいている間はゆっくりと呼吸をしましょう。

太ももの裏側を伸ばすストレッチ

  1. 床に座って足を広げる(広げられる範囲でOK)
  2. ゆっくりと右側に上体を向け、右足に向かって身体を倒す(倒せられる範囲でOK)
  3. ゆっくりと身体を起こし、正面を向く
  4. ゆっくりと左側に上体を向け、左足に向かって身体を倒す(倒せられる範囲でOK)
  5. ゆっくりと身体を起こし、正面を向く

上体は無理に倒さず、太ももの裏側が伸びている感覚があるところでOKです。
また、上体を倒しているときは息を止めずに、っかり呼吸をすることがポイント。呼吸をすることで身体が緩まり、柔軟の効果が高まります。

「NOBU先生の1分で膝痛解消法」はこちら⇒https://www.youtube.com/shorts/Aof5OO4ENko

「NOBU先生の30秒で膝痛解消法」はこちら⇒https://www.youtube.com/shorts/uXxVdkuBpjw

「NOBU先生の膝の前側の痛み解消法」はこち⇒https://www.youtube.com/shorts/lyhzR1_VcIk

変形性膝関節症の人がしてはいけない動作

変形性膝関節症 ヒアルロン酸

日常生活において、変形性膝関節症の症状を悪化させてしまう動作があります。
普段何気なく生活しているなかで、膝へ負担がかかってしまう動作をついしてしまっているかもしれません。
また、運動やスポーツの習慣がある人は、ご自身の行動に当てはまっていないか一度確認してみてください。

日常生活において

膝を曲げる動作がある行動は、膝に負担がかかるので控えるようにしてください。
和式トイレの使用、正座、床に座る、階段昇降、長時間の歩行など。

運動やスポーツ

膝に大きな衝撃がかかる運動やスポーツは控えるようにしてください。
ランニング、バスケットボール、バレー、サッカー、スキー、縄跳び、スクワットなど。

当院の変形性膝関節症の患者様改善レポート

変形性膝関節症 ヒアルロン酸

 

当院では8年もの長い間、末期の変形性膝関節症で悩んでおられた患者様が、普通に歩けるまでに改善されたケースがあります。
8年もの長い間、電気治療や針治療、マッサージなどをされていましたが、これといった改善はなかったようです。
痛みで行動制限がかかって、不便な生活だったことでしょう。
初めて来院されたときは、足を引きずりながら入って来られました。
そんな患者様が6回の「オーダーメイドセルフケアマスタープログラム」の施術を継続して受けていただき、すいすいと歩けるまでに改善されました。
今回の施術担当はセルフケア整体 新宿本店の「田中沙織」先生です。

来院理由

NOBU先生や笹川先生のYouTubeを見て、膝の痛みに効くセルフケアを自分で試してみたけど、やり方やフォームがあっているのかわからなかった。また、正しいセルフケア整体を知りたいと思い来院されたそうです。

来院前の症状

  • 膝の曲げ伸ばしが困難で、90度までしか曲げることができない
  • しゃがむことはできず、足を引きずりながら歩いている状態
  • 階段はできるだけ避け、やむを得ない場合は手すりを使い一歩ずつ登る

来院後どうなったか

  • 下半身に筋肉がつき、力強くなった
  • 膝の状態によって波はあるが、スタスタ歩けるようになった
  • 足を引きずりながら歩くことはほとんどなくなった
  • 歩きだすときに身体が左右に揺れていたのが無くなり、真っ直ぐ前に歩いていけるようになった
  • 前まで避けていたはずの階段が、楽に上り下りができるようになって、さっと動けるようになった
  • 人が多い駅の階段も、今では気兼ねなく利用できるので気持ちが楽になった
  • しっかりと筋肉がついて、動ける身体になったと実感している
  • 来店前は「変形性膝関節症の手術を少しでも先延ばしに」という考えだったが、通っているうちに普通に歩いたり、階段を使えるようになったりしたことから、手術のことなど忘れてしまうぐらいに改善された。手術の必要性を感じなくなった。

 

・患者様アンケートYouTube⇒https://www.youtube.com/watch?v=K8OaKOHgiyk&t=66s

・その他の「即手術を進められた患者様の事例記事」はこちら⇒膝が痛いとお悩みの方へ | セルフケア整体 – 身体や関節の痛み・症状改善 (selfcareseitai.com)

まとめ

変形性膝関節症にはヒアルロン酸注射の効果があります。
しかし、あくまでも一時的に痛みが和らぐだけで、ヒアルロン酸注射を打ったからといって治ったわけではありません。
ヒアルロン酸注射を打ち、痛みが和らいでいるときに、膝回りのストレッチや筋トレなどをして、筋肉の強化をすると良いでしょう。
また、電気治療や針治療なども一時的に痛みが緩和されるだけで、効果が切れると徐々に痛みが出てくるでしょう。

当院では、膝の痛みを伴わない歩行を諦めていた患者様や、手術を検討されていた患者様も多数ご来院いただいております。
優秀なスタッフ達がそれぞれの患者様と向き合い、患者様にあった施術やセルフケア整体をお伝えし、楽に歩けるようになる事例が多数ございます。

「痛みがなく、楽に歩けること」を諦めずに、ぜひ一度ご来院いただければと思います。

 

当院へのアクセス(動画で道順を解説)の記事はこちら⇒nobu先生が院長のセルフケア整体の場所は?|YouTubeで大人気の整体師が整体院を誕生させたワケ | セルフケア整体 – 身体や関節の痛み・症状改善 (selfcareseitai.com)

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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