最終更新:2025.06.13

首の椎間板ヘルニア治療完全ガイド|保存療法から手術まで専門家が徹底解説

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

椎間板ヘルニアによる首の痛みやしびれでお困りですか?頚椎椎間板ヘルニアの治療は症状の程度により保存療法(約80-90%の改善率)と手術療法の2つに分けられ、まず薬物療法、ブロック注射、理学療法などの保存療法から開始し、重症例では前方除圧固定術などの手術を検討します。本記事では頚椎椎間板ヘルニアの原因から最新治療法まで、専門家の見解を交えて完全解説し、あなたに最適な椎間板ヘルニアの首の治療選択をサポートします。

保存的治療で約80%の患者さんは3ヶ月以内に症状が改善されます。ただし、進行性の運動麻痺や膀胱直腸障害が見られる場合は、48時間以内の緊急手術が必要になることもあります。

目次

なぜ首に痛みやしびれが?頚椎椎間板ヘルニアの原因とメカニズム

椎間板ヘルニア 首 治療

頚椎椎間板ヘルニアは、首の骨である頚椎の間に存在する椎間板の中心部分(髄核)が外側に突出し、神経根や脊髄を圧迫することで発症する疾患です。

人間の頚椎は7つの椎体(C1-C7)から構成され、各椎体間には椎間板というクッション構造があります。この椎間板は外側の線維輪と内側の髄核で構成されており、加齢による変性、外傷、不良姿勢、遺伝的要因などにより線維輪に亀裂が生じ、髄核が突出することでヘルニアが発生します。

特にC5/6とC6/7レベルでの発症頻度が高く、これらの部位での神経根圧迫により、肩から手指にかけての特徴的な痛みやしびれ、筋力低下が出現します。脊髄症状を伴う場合は、歩行障害や巧緻運動障害も生じる可能性があります。

どのような症状が現れるの?頚椎椎間板ヘルニアの診断方法

椎間板ヘルニア 首 治療

頚椎椎間板ヘルニアの症状は、圧迫される神経の部位と程度によって多様な症状を呈します。正確な診断には詳細な問診、神経学的検査、画像診断が不可欠です。

神経根レベル別の症状パターン

神経根レベル主要症状痛み・しびれの分布筋力低下部位
C5神経根肩の痛み、上腕外側のしびれ首から肩峰、上腕外側三角筋、上腕二頭筋
C6神経根親指・人差し指のしびれ、握力低下肩から前腕橈側、拇指・示指上腕二頭筋、手関節背屈筋
C7神経根中指中心のしびれ、手指巧緻性低下肩甲骨から前腕、中指上腕三頭筋、手関節屈筋
C8神経根小指・薬指のしびれ、手内筋萎縮内側前腕から小指・環指手内筋、指屈筋

診断に必要な検査法

MRI検査が椎間板ヘルニアの診断における金標準となっており、T2強調画像で椎間板の変性と髄核の突出を詳細に評価できます。CTミエログラフィーは骨性変化の評価に、電気生理学的検査(筋電図・神経伝導検査)は神経機能の定量的評価に有用です。また、スパーリングテストやジャクソンテストなどの理学的検査により、症状の再現性を確認することも重要な診断手段となります。

【保存療法】なぜ手術せずに治療できるの?椎間板ヘルニアの首の治療法

椎間板ヘルニア 首 治療

頚椎椎間板ヘルニアの治療において、保存療法は第一選択として位置づけられ、軽度から中等度の症状に対して約80-90%の改善率を示します[1]。この高い改善率の背景には、椎間板ヘルニアの自然経過における髄核の吸収や炎症反応の鎮静化があります。

薬物療法:痛みと炎症をどのようにコントロールするか?

薬物療法では多角的なアプローチで症状改善を図ります:

  • NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬):ロキソプロフェン、セレコキシブなどで炎症と痛みを同時に抑制
  • 筋弛緩剤:チザニジン、エペリゾンにより首や肩の筋緊張を緩和し血流改善
  • 神経障害性疼痛治療薬:プレガバリン、ガバペンチンでしびれや神経痛を軽減
  • ビタミンB12製剤:メコバラミンで神経修復と髄鞘再生を促進
  • トラマドール:中等度から強度の疼痛に対する鎮痛効果

装具療法:頚椎カラーの適切な使用法

頚椎カラーは急性期における椎間板への機械的負荷軽減と症状緩和に効果的です。しかし、長期使用(4週間以上)は首の筋萎縮や関節拘縮を招く危険性があるため、症状の改善に応じて段階的に離脱することが重要です。ソフトカラーは日常生活での使用に、ハードカラーは重症例での固定に使い分けます。

理学療法・リハビリテーション:なぜ運動療法が効果的なのか?

理学療法は症状改善と再発予防の両面で重要な役割を担います:

  • 牽引療法:間欠的頚椎牽引により椎間板内圧を減少させ神経根の除圧を図る
  • 温熱療法:ホットパックや超音波で深部組織の血流改善と筋緊張緩和
  • 手技療法:頚椎の可動域改善と筋膜リリース
  • 運動療法:深頚屈筋の強化と胸鎖乳突筋の柔軟性改善
  • 姿勢指導:前方頭位姿勢の修正と作業環境の調整

専門家の見解:保存療法の成功要因と注意点

椎間板ヘルニア 首 治療

脊椎外科専門医の臨床経験によると、保存療法の成功には患者教育と治療継続性が極めて重要とされています。特に発症から3ヶ月以内の早期治療開始群では90%以上の改善率を示す一方、6ヶ月を超えた慢性例では改善率が60%程度まで低下することが報告されています。また、神経学的症状の進行や膀胱直腸障害の出現は手術適応の絶対的指標となるため、定期的な神経学的評価が必須です。保存療法中の症状悪化パターンとして、朝の起床時の症状増悪、咳嗽やくしゃみでの疼痛増強、夜間痛の出現などがあり、これらは手術検討のタイミングを示唆する重要な所見となります。

神経ブロック注射:どのような仕組みで痛みを和らげるのか?

椎間板ヘルニア 首 治療

神経ブロック注射は、画像ガイド下で局所麻酔薬とステロイド薬を標的神経周囲に精密注入する治療法です。炎症性サイトカインの抑制と神経周囲の浮腫軽減により、即効性と持続性を兼ね備えた疼痛緩和効果が得られます

ブロック注射の種類と特徴

ブロック名標的部位効果持続期間適応症状
選択的神経根ブロック特定神経根周囲1-3ヶ月神経根症状、上肢放散痛
硬膜外ブロック硬膜外腔2-6週間広範囲の神経症状
星状神経節ブロック交感神経節数日-2週間血管性症状、慢性疼痛
椎間関節ブロック椎間関節内3-6ヶ月関節由来の疼痛

神経ブロック注射は比較的安全な治療法ですが、稀に血管内注入、神経損傷、感染などの合併症が生じる可能性があるため、十分な解剖学的知識と豊富な経験を有する専門家による実施が必要不可欠です。

【手術療法】いつ手術が必要?適応基準と代表的な術式

椎間板ヘルニア 首 治療

椎間板ヘルニアの首の治療において手術療法の適応となる条件は明確に定められており、以下の基準を満たす場合に検討されます:

  • 絶対的適応:進行性運動麻痺、膀胱直腸障害、脊髄症症状
  • 相対的適応:3-6ヶ月の保存療法無効例、社会復帰阻害要因
  • 画像学的要因:明確な神経圧迫所見と症状の一致
  • 患者因子:十分な説明に基づく治療同意、手術リスク評価

前方除圧固定術(ACDF):なぜ最も多く選択されるのか?

前方除圧固定術は頚椎椎間板ヘルニアの手術治療における標準術式として位置づけられています。前方からの直視下アプローチにより確実な除圧が可能で、95%以上の神経症状改善率と高い患者満足度を示します[2]

手術手技では、前頚部に約4-5cmの皮膚切開を置き、胸鎖乳突筋の内縁から咽頭・食道と頚動脈の間を剥離して椎体前面に到達します。病変椎間板の完全摘出後、神経根と脊髄の十分な除圧を確認し、自家骨または人工骨を用いた椎体間固定を行います。

後方椎弓形成術:どのような症例に適している?

後方椎弓形成術は多椎間病変や脊髄症例に対する有効な術式です。椎弓を開いて脊髄の圧迫を解除し、脊柱管を拡大することで間接的除圧効果を得ます。前方固定術と比較して椎間板高の維持と頚椎の生理的前弯保持が可能ですが、軸性疼痛の出現リスクがあります。

人工椎間板置換術:最新技術の現状

人工椎間板置換術(ADR)は、病変椎間板を金属製またはポリエチレン製の人工椎間板に置換する手術です。固定術と比較して隣接椎間への負荷軽減と頚椎可動域の温存が期待されますが、適応基準が厳格で長期成績の検証が続けられています。

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最新治療法:どのような革新的アプローチがあるのか?

椎間板ヘルニア 首 治療

頚椎椎間板ヘルニア治療における技術革新は目覚ましく、低侵襲性と高い安全性を特徴とする新しい治療選択肢が登場しています。

経皮的レーザー椎間板減圧術(PLDD)

PLDDは局所麻酔下で18ゲージ針を椎間板中央に刺入し、980nmダイオードレーザーで髄核を蒸散させる最小侵襲手術です。日帰り手術が可能で、従来の開放手術と比較して組織損傷が最小限に抑えられ、感染リスクや神経損傷リスクが著明に軽減されます。適応は軽度から中等度のヘルニアに限定されますが、80%程度の症状改善率が報告されています。

椎間板内酵素注入療法

コンドリアーゼABC注入による椎間板髄核の分解療法も注目されています。酵素による髄核の化学的溶解により椎間板内圧を減少させ、神経根圧迫を軽減する仕組みです。

再生医療の可能性

間葉系幹細胞や血小板由来成長因子(PRP)を用いた椎間板再生治療の研究が進められています。変性椎間板の修復と機能回復を目指す根本的治療法として期待されていますが、現時点では臨床研究段階にあります。

最新治療情報は日本脊椎脊髄病学会で最新のエビデンスを確認できます。

治療期間とリハビリ:どのくらいで回復するのか?

椎間板ヘルニア 首 治療

頚椎椎間板ヘルニアの治療期間は選択された治療法と個人の病態により大きく異なります。保存療法では症状改善まで通常3-6ヶ月を要し、手術療法では術後3-6ヶ月で社会復帰が可能となることが一般的です

治療段階別の回復過程

治療期間保存療法手術療法リハビリ内容
0-2週間急性期管理、安静術後管理、創部保護頚椎カラー装着、基本動作指導
2-6週間薬物療法、理学療法開始軽度運動開始頚部可動域訓練、歩行練習
6週-3ヶ月症状改善期本格的リハビリ筋力強化、機能訓練
3-6ヶ月機能回復期社会復帰準備作業動作訓練、スポーツ復帰

リハビリテーションの重要性

理学療法は症状改善の促進と再発防止の両面で重要な役割を担います。特に深頚屈筋群の筋力強化、肩甲骨周囲筋の柔軟性改善、姿勢矯正が核となります。作業療法では上肢機能の回復と日常生活動作の再獲得を目指し、段階的な負荷増加により機能的活動への復帰を図ります。

日常生活の注意点:なぜ予防が重要なのか?

椎間板ヘルニア 首 治療

頚椎椎間板ヘルニアの予防と再発防止には、日常生活における適切な習慣の維持が極めて重要です。正しい姿勢の維持と定期的な運動により、再発率を約60%減少させることが可能とされています[3]

姿勢管理:どのような点に注意すべきか?

デスクワーク環境では、モニター上端が目線と同じ高さになるよう調整し、キーボードは肘関節90度で操作できる位置に配置します。30分毎の休憩時には頚椎伸展運動と肩甲骨内転運動を行い、筋緊張の緩和を図ります。スマートフォン使用時は下向き角度を30度以内に制限し、長時間の連続使用を避けることが重要です。

睡眠環境の最適化

枕の高さは仰臥位で頚椎の生理的前弯が保たれる高さ(約6-8cm)に調整し、側臥位では肩幅に応じた高さとします。マットレスは適度な硬さで脊柱のアライメントを維持できるものを選択し、寝返りが容易な環境を整えます。

運動習慣の確立

有酸素運動として水中ウォーキングや自転車エルゴメーターなど、頚椎への負荷が少ない運動を週3回、各30分程度実施します。筋力トレーニングでは深頚屈筋、僧帽筋中部線維、菱形筋の強化を重点的に行い、頚椎の安定性向上を図ります。

医療機関選択:どのような専門医に相談すべきか?

椎間板ヘルニア 首 治療

椎間板ヘルニアの首の治療において適切な医療機関と専門医の選択は、治療成功の重要な要因となります。以下の基準を参考に医療機関を選択することを推奨します:

専門医資格と施設基準

  • 専門医資格:日本脊椎脊髄病学会指導医・専門医の在籍確認
  • 診断設備:1.5T以上のMRI、64列以上のCT、脊髄造影設備
  • 手術実績:年間50例以上の頚椎手術実績と良好な治療成績
  • チーム医療:理学療法士、作業療法士、看護師による包括的ケア体制
  • 緊急対応:24時間対応可能な救急体制と集中治療設備

セカンドオピニオンの重要性

特に手術適応の判断や治療法選択に迷いがある場合は、複数の専門医による意見聴取が重要です。異なる施設での診察により、より客観的で包括的な治療方針を決定することが可能となります。

まとめ:椎間板ヘルニアの首の治療で最適な選択をするために

椎間板ヘルニア 首 治療

頚椎椎間板ヘルニアの治療は、症状の程度、年齢、職業、生活様式、社会的背景などを総合的に評価して決定する必要があります。早期診断と適切な治療により、90%以上の症例で良好な機能回復が期待できる疾患です

保存療法から最新の低侵襲手術まで、多様な治療選択肢が存在する現在、患者個人の病態と希望に最も適した治療法の選択が可能となっています。椎間板ヘルニアによる首の治療でお悩みの方は、まず脊椎専門医による正確な診断を受け、十分な説明に基づいて治療方針を決定することが重要です。

治療法選択に際しては、効果的な医師との相談を行ってください。適切な治療により、痛みや機能障害から解放され、質の高い生活を取り戻すことができるでしょう。

頚椎椎間板ヘルニア治療に関するよくある質問

椎間板ヘルニア 首 治療

Q. 頚椎椎間板ヘルニアの保存療法にはどのような種類がありますか?

A. 保存療法には薬物療法(NSAIDs、筋弛緩剤、神経障害性疼痛治療薬、ビタミンB12剤)、神経ブロック注射、理学療法(牽引療法、温熱療法、運動療法)、頚椎カラー装着などがあります。症状の程度と病態に応じて組み合わせて実施され、約80-90%の改善率を示します。

Q. 手術療法が必要になるのはどのような場合ですか?

A. 進行性運動麻痺や膀胱直腸障害がある場合は絶対的適応となります。また、3-6ヶ月の保存療法で改善しない場合、日常生活に著しい支障をきたす強い症状がある場合、社会復帰が困難な場合に相対的適応として手術が検討されます。

Q. 頚椎椎間板ヘルニアの手術方法にはどのような種類がありますか?

A. 主な手術方法として、前方除圧固定術(ACDF:首の前から椎間板を摘出し固定)、後方椎弓形成術(首の後ろから脊柱管を拡大)、人工椎間板置換術(ADR)があります。症状、年齢、病変の程度に応じて最適な方法が選択され、95%以上の改善率が報告されています。

Q. 治療期間はどの程度かかりますか?

A. 保存療法では症状改善まで通常3-6ヶ月程度を要します。手術療法では術後1-2週間の安静期間を経て、2-6週間で軽度活動を開始し、術後3-6ヶ月で完全な社会復帰が可能となることが一般的です。個人差がありますが、適切なリハビリテーションにより良好な回復が期待できます。

Q. 日常生活で注意すべきことはありますか?

A. デスクワーク時のモニター高さ調整(目線と同じ高さ)、30分毎の休憩とストレッチ、スマートフォン使用時の下向き角度制限(30度以内)、適切な枕の選択(頚椎の生理的前弯を保つ高さ)、水中ウォーキングなどの頚椎負荷の少ない運動が重要です。正しい習慣により再発率を約60%減少させることができます。

Q. 神経ブロック注射はどのような効果がありますか?

A. 神経ブロック注射は局所麻酔薬とステロイド薬を神経周囲に精密注入することで、炎症性サイトカインの抑制と神経周囲浮腫の軽減により疼痛を緩和します。選択的神経根ブロックでは1-3ヶ月、硬膜外ブロックでは2-6週間の効果持続が期待でき、症状の強い場合に有効な治療選択肢となります。

Q. 専門医はどのように選べば良いですか?

A. 日本脊椎脊髄病学会指導医・専門医が在籍し、1.5T以上のMRIなど精密診断設備を有し、年間50例以上の頚椎手術実績がある医療機関を選択することが重要です。また、理学療法士・作業療法士による包括的リハビリ体制と24時間救急対応体制が整っているかも確認しましょう。

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森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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