最終更新:2025.05.27

ぎっくり腰はいつ完治する?原因から正しい治し方、期間の目安まで専門家が徹底解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

ぎっくり腰の完治期間は軽度で2週間、重度で1ヶ月半程度が一般的な目安です。しかし、正しい対処法を知らないと慢性腰痛になったり、再発を繰り返す可能性があります。本記事では、理学療法士の専門知見と実際の改善事例をもとに、ぎっくり腰の完治までの期間、根本原因、正しい治療法、効果的な予防策について詳しく解説します。筋肉のバランスを整える「サボり筋トレーニング」で根本的な改善を目指しましょう。

慢性腰痛や急性腰痛、ぎっくり腰の痛みが取り切れない。これらは全て筋肉の不均等なバランスが原因です。

理学療法士 笹川先生(動画 00:02)

目次

ぎっくり腰とは?魔女の一撃とも呼ばれる急性腰痛の正体

ぎっくり腰 完治

ぎっくり腰は正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、突然の激痛により動けなくなる症状を指します。ドイツでは「魔女の一撃(Hexenschuss)」と称されるほど、その痛みは強烈で予期せずに発症することが特徴です。

多くの場合、重い物を持ち上げる際や、急激な姿勢の変化、くしゃみなどの日常的な動作がきっかけとなり発症します。腰部の筋肉や関節、靭帯に急激な負担がかかることで炎症が生じ、激痛を引き起こすメカニズムがあります。

年齢とともに運動量が減って筋肉量も落ち、筋肉のバランスが崩れてしまっている方が多くなっていきます。このバランスの崩れが、ぎっくり腰を引き起こす根本的な要因となっています。

なぜ起こる?ぎっくり腰の主な原因とメカニズム

ぎっくり腰 完治

ぎっくり腰の根本的な原因は、筋肉の不均等なバランスによる姿勢の崩れにあります。理学療法士の専門知見によると、筋肉は「頑張り筋」と「サボり筋」の2つに分類されます。

筋肉の状態特徴影響する症状
頑張り筋過度に緊張しカチカチに固くなった筋肉股関節の硬化、腰の反りすぎ、筋肉の緊張
サボり筋働きが弱くなり機能低下した筋肉腰椎の不安定性、姿勢の悪化、バランス失調

このバランスが取れなくなると、股関節が硬くなって腰が曲がって顎が出て腰痛が起きたり、逆に腰が反ってしまっても腰痛が引き起こされる傾向があります。腰をそらせる筋肉が硬くなったり、前側で支えている筋肉が弱くなることで、結果的に正常な状態から姿勢が崩れてしまうのです。

こんな症状は要注意!ぎっくり腰のサインと危険なケース

ぎっくり腰 完治

ぎっくり腰の典型的な症状には以下のようなものがあります:

  • 腰部に突然の激痛が走る
  • 立ちっぱなしや歩行が困難になる
  • 足にしびれが生じる場合がある
  • 痛みで背中が丸まってしまう
  • 電車での立ちっぱなしが耐え切れない

電車に乗ってる時に立ったまま耐え切れない。電車降りたらもう痛くて歩けない。足がしびれてきて、もう腰をどんどん曲げていくイメージです。

セルフケア整体 (動画 01:09)

特に注意が必要で、すぐに医療機関を受診すべき症状は以下の通りです:

  • 2週間以上痛みが続く場合
  • 足の麻痺やしびれが強い場合
  • 排尿・排便に支障がある場合
  • 発熱を伴う場合
  • むしろ症状が悪化している場合

これらの症状がある場合は、椎間板ヘルニアなど他の疾患の可能性があるため、速やかに整形外科を受診することが重要です。

ぎっくり腰になったらまずどうする?発症直後の正しい対処法とNG行動

ぎっくり腰 完治

ぎっくり腰になった直後の対処法は症状の回復期間を大きく左右します。多くの場合1週間から10日ほどで自然に回復していく傾向がありますが、適切な対処により回復を早めることが可能です。

発症直後(48時間以内)の正しい対処法

安静にしすぎると筋肉が硬くなり回復が遅れるため、完全な安静は避けることが重要です。以下の対処法が効果的とされています:

  • 痛みのない範囲で無理をせず動く
  • 患部を冷やす(氷や冷湿布を15-20分程度)
  • 医師の指示に従って痛み止めを適切に使用
  • 楽な姿勢で適度な休息を取る
  • 炎症を抑えるために患部の安静を保つ

回復期(1〜2週間)の対処法

1週間ほど経過すると徐々に痛みはやわらぐ方が多いため、以下の対処法で回復を促進します:

  • 温湿布で筋肉の緊張をほぐす
  • 無理のない範囲でストレッチを開始
  • 普段通りの生活を心がける
  • 必要に応じて理学療法を受ける
  • コルセットは頼り過ぎず適度に使用

ぎっくり腰の治療法とは?セルフケアから専門医による治療まで

ぎっくり腰 完治

ぎっくり腰の治療には、セルフケアから専門医による治療まで様々な選択肢があります。症状の程度に応じて適切な治療法を選択することが大切です。

セルフケアによる根本的な治療

理学療法士が推奨する「サボり筋トレーニング」は、自宅で簡単に実践できる効果的な方法です。腹筋、背筋、股関節など腰を支えるための筋肉をバランスよくトレーニングすることが重要です:

1. 足指握り運動(10秒×2セット)

椅子に座った状態で、つま先をしっかり上げて足指を10秒間ぐっと握ります。親指から小指まで全ての指に均等に力が入るよう注意してください。

2. 股関節運動(10秒×2セット)

つま先を内側に入れた状態で、かかとを座面につくぐらいまで後ろに持っていきます。この動作により股関節の前側の筋肉が働きやすくなります。

3. 内転筋トレーニング(10秒×3セット)

つま先を内側に向けて、かかとで地面をまっすぐ切りつけるようにします。腿の内側の筋肉を働かせることで、後ろ側の筋肉が働きやすくなります。

これらの運動は電車での移動中など、日常生活の隙間時間に実践できる利点があります。1回10秒力を入れるだけでピンポイントで筋肉を働かせることができ、道具も必要ありません。

専門医による治療

症状が重い場合や改善が見られない場合は、以下の治療が検討される場合があります:

  • 薬物療法(非ステロイド性抗炎症薬、筋弛緩剤)
  • 物理療法(電気治療、温熱療法、牽引療法)
  • 硬膜外ブロック注射(痛みが強い場合)
  • 理学療法による専門的な運動指導
  • 必要に応じて整形外科での精密検査

【期間別】ぎっくり腰はいつ治る?完治までのロードマップ

ぎっくり腰 完治

ぎっくり腰の回復は段階的に進む傾向があります。症状が軽い場合や早期に適切な治療を受けた場合には数週間で症状が改善することが多いとされています。以下が一般的な回復プロセスです:

期間症状の変化推奨される対処法注意点
発症直後〜3日激痛、動作困難安静、冷却、痛み止め完全安静は避ける
1週間痛み軽減、歩行可能温湿布、軽い運動無理は禁物
2週間日常生活復帰可能ストレッチ、筋力訓練再発予防が重要
1ヶ月以上完全回復(重度の場合)予防トレーニング継続習慣化が必要

3回目ぐらいから電車全然乗れるようになりました。4回目5回目になってくると、もう全然普通っていうか立ってても全然問題ないみたいな感覚になりました。

セルフケア整体(動画 08:46)

重要なのは、多くの場合1ヶ月以内に自然に治る傾向があることですが、痛みが治るまで1ヶ月〜3ヶ月ぐらいかかるケースや、何度も繰り返してしまうケースもあります。

もう繰り返さない!ぎっくり腰の再発を防ぐための予防策

ぎっくり腰 完治

ぎっくり腰の再発を防ぐには、根本的な原因である筋肉のバランス改善が不可欠です。トレーニングはバランスよく無理なく毎日コツコツ続けることがとても重要になります。

筋力トレーニングによる予防

腹筋だけとか背筋だけとかどれか1つ鍛えても周囲で支える筋肉を放置してしまうと筋肉のバランスが取れず腰痛が取りきれないため、以下のような総合的なアプローチが効果的です:

  • 腰や背中の筋肉を鍛えて、腰椎をサポートする
  • 正しい姿勢を保つために必要な筋肉を強化
  • 適度な運動習慣を身につける
  • 体重管理を心がける
  • 柔軟性を高めるストレッチを継続

日常生活での予防策

ぎっくり腰になりやすい姿勢を取らないことが重要です:

  • 重い物を持つ時は腰を曲げずに膝を曲げる
  • 荷物を持つ時は両手で均等に持つ
  • くしゃみやせきをする時は注意する
  • 座りっぱなしは要注意!体を動かして筋力と柔軟性を保つ
  • 長時間の同じ姿勢を避ける
  • 無理のない範囲で活動する
  • ストレスを溜めすぎない
  • 十分な睡眠を確保する

ぎっくり腰で病院へ行くべき?受診の目安と診療科の選び方

ぎっくり腰 完治

以下の症状が現れた場合は、迷わず医療機関を受診することが推奨されます:

  • 2週間以上改善が見られない場合
  • 足の麻痺やしびれが強い場合
  • 排尿・排便に支障がある場合
  • 発熱を伴う場合
  • 症状が悪化している場合
  • いったんは治まっても繰り返す場合

受診する診療科は、まず整形外科が適切です。ぎっくり腰ではなく、椎間板ヘルニアなどの他の疾患が隠れていることがあるので要注意です。必要に応じて神経内科や脊椎専門外来への紹介も検討される場合があります。

専門家による実践的なアドバイス

ぎっくり腰 完治

理学療法士の笹川先生によると、ぎっくり腰の根本的な改善には筋肉のバランスを整えることが不可欠とのことです。単に痛みを和らげるだけでなく、弱くなっている筋肉を「サボり筋」、硬くなっている筋肉を「頑張り筋」として捉え、このバランスを取らない限り腰痛を改善させることが困難とされています。

また、実際の患者体験談からも分かるように、継続的なセルフケアにより、20年以上悩んでいた腰痛と肩こりが大幅に改善した事例もあります。重要なのは、1ヶ月程度の継続的な取り組みと正しい方法での実践であることが実証されています。

セルフケアは隙間時間を活用することで継続しやすくなります。例えば、猫の手のような運動を電車の中で行ったり、歩いている時に一緒にやったりすることで、自然と習慣になっていきます。

 

ぎっくり腰の完治に関するよくある質問

ぎっくり腰 完治

Q. ぎっくり腰は何日で治りますか?

A. 軽度の場合は2週間程度、重度の場合は1ヶ月半程度で回復する傾向があります。一般的には1週間から10日ほどで自然に回復していく場合が多いとされていますが、適切な治療を受けることで回復期間を短縮できる可能性があります。

Q. ぎっくり腰になったら安静にしていた方が良いですか?

A. 完全な安静は逆効果とされています。安静にしすぎると筋肉が硬くなり回復が遅れると考えられています。痛みのない範囲で無理をせず動くことで、筋肉の硬直を防ぎ、回復を促進できる可能性があります。

Q. ぎっくり腰の治療期間はどのくらいかかりますか?

A. 症状が軽い場合や早期に適切な治療を受けた場合には数週間で症状が改善することが多いとされています。重度の場合でも1ヶ月から1ヶ月半程度で改善が期待できる傾向がありますが、個人差があります。

Q. ぎっくり腰を予防するにはどうすれば良いですか?

A. 筋力トレーニング、正しい姿勢の維持、適度な運動習慣が重要とされています。特に腰を支える筋肉をバランスよく鍛え、「サボり筋」を活性化させることが効果的とされています。重い物の持ち方や座りっぱなしの生活習慣を見直すことも大切です。

Q. セルフケアでぎっくり腰は改善できますか?

A. はい、適切なセルフケアにより改善が期待できます。足指握り運動や股関節運動、内転筋トレーニングなどの「サボり筋トレーニング」を継続することで、根本的な改善が期待できるとされています。1日10秒程度の簡単な運動を継続することが重要です。

Q. ぎっくり腰で病院に行くべき症状は?

A. 2週間以上痛みが続く場合、足の麻痺やしびれが強い場合、排尿・排便に支障がある場合、発熱を伴う場合は、椎間板ヘルニアなど他の疾患の可能性があるため医療機関を受診することが推奨されています。

Q. ぎっくり腰の再発を防ぐ方法は?

A. 筋肉のバランスを整えることが最も重要とされています。腹筋だけでなく周囲で支える筋肉を総合的に鍛えることで、継続的な運動習慣、正しい姿勢の維持、ストレス管理、適切な体重管理を心がけることで再発リスクを大幅に減らすことができる可能性があります。

ぎっくり腰の完治には、単に痛みが治まるだけでなく、根本的な原因である筋肉のバランス改善が重要とされています。専門家の指導のもと、継続的なセルフケアを実践することで、再発を防ぎ、健康的な腰を維持することが期待できます。症状が改善しない場合や不安がある場合は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることをお勧めします。

関連記事

ぎっくり腰でトイレに行けない激痛!緊急対処法と専門家が教える回復の秘訣

腰痛どこに行けばいい?どっち?整骨院・接骨院・整体院・病院・整形外科の特徴や何科で受診すれば良いかも紹介

【最新版】腰痛に効く寝ながら3分ストレッチ!プロの現役整体師が丁寧に解説

参考となる医学的情報については、日本整形外科学会厚生労働省の腰痛対策指針なども併せてご確認いただくことをお勧めします。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

最新の記事はこちら

よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

近くの店舗を探す
24時間スマホで簡単に予約可能 さっそく予約する