最終更新:2025.06.27

ぎっくり腰はいつ完治する?原因から正しい治し方、期間の目安まで専門家が徹底解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

ぎっくり腰の完治期間は軽度で2週間、重度で1ヶ月半程度が一般的な目安です。しかし、正しい対処法を知らないと慢性腰痛になったり、再発を繰り返す可能性があります。本記事では、理学療法士の専門知見と実際の改善事例をもとに、ぎっくり腰の完治までの期間、根本原因、正しい治療法、効果的な予防策について詳しく解説します。筋肉のバランスを整える「サボり筋トレーニング」で根本的な改善を目指しましょう。

慢性腰痛や急性腰痛、ぎっくり腰の痛みが取り切れない。これらは全て筋肉の不均等なバランスが原因です。

理学療法士 笹川先生(動画 00:02)

目次

ぎっくり腰とは?魔女の一撃とも呼ばれる急性腰痛の正体

ぎっくり腰 完治

ぎっくり腰は正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、突然の激痛により動けなくなる症状を指します。ドイツでは「魔女の一撃(Hexenschuss)」と称されるほど、その痛みは強烈で予期せずに発症することが特徴です。

多くの場合、重い物を持ち上げる際や、急激な姿勢の変化、くしゃみなどの日常的な動作がきっかけとなり発症します。腰部の筋肉や関節、靭帯に急激な負担がかかることで炎症が生じ、激痛を引き起こすメカニズムがあります。

年齢とともに運動量が減って筋肉量も落ち、筋肉のバランスが崩れてしまっている方が多くなっていきます。このバランスの崩れが、ぎっくり腰を引き起こす根本的な要因となっています。

なぜ起こる?ぎっくり腰の主な原因とメカニズム

ぎっくり腰 完治

ぎっくり腰の根本的な原因は、筋肉の不均等なバランスによる姿勢の崩れにあります。理学療法士の専門知見によると、筋肉は「頑張り筋」と「サボり筋」の2つに分類されます。

筋肉の状態特徴影響する症状
頑張り筋過度に緊張しカチカチに固くなった筋肉股関節の硬化、腰の反りすぎ、筋肉の緊張
サボり筋働きが弱くなり機能低下した筋肉腰椎の不安定性、姿勢の悪化、バランス失調

このバランスが取れなくなると、股関節が硬くなって腰が曲がって顎が出て腰痛が起きたり、逆に腰が反ってしまっても腰痛が引き起こされる傾向があります。腰をそらせる筋肉が硬くなったり、前側で支えている筋肉が弱くなることで、結果的に正常な状態から姿勢が崩れてしまうのです。

こんな症状は要注意!ぎっくり腰のサインと危険なケース

ぎっくり腰 完治

ぎっくり腰の典型的な症状には以下のようなものがあります:

  • 腰部に突然の激痛が走る
  • 立ちっぱなしや歩行が困難になる
  • 足にしびれが生じる場合がある
  • 痛みで背中が丸まってしまう
  • 電車での立ちっぱなしが耐え切れない

電車に乗ってる時に立ったまま耐え切れない。電車降りたらもう痛くて歩けない。足がしびれてきて、もう腰をどんどん曲げていくイメージです。

セルフケア整体 (動画 01:09)

特に注意が必要で、すぐに医療機関を受診すべき症状は以下の通りです:

  • 2週間以上痛みが続く場合
  • 足の麻痺やしびれが強い場合
  • 排尿・排便に支障がある場合
  • 発熱を伴う場合
  • むしろ症状が悪化している場合

これらの症状がある場合は、椎間板ヘルニアなど他の疾患の可能性があるため、速やかに整形外科を受診することが重要です。

ぎっくり腰になったらまずどうする?発症直後の正しい対処法とNG行動

ぎっくり腰 完治

ぎっくり腰になった直後の対処法は症状の回復期間を大きく左右します。多くの場合1週間から10日ほどで自然に回復していく傾向がありますが、適切な対処により回復を早めることが可能です。

発症直後(48時間以内)の正しい対処法

安静にしすぎると筋肉が硬くなり回復が遅れるため、完全な安静は避けることが重要です。以下の対処法が効果的とされています:

  • 痛みのない範囲で無理をせず動く
  • 患部を冷やす(氷や冷湿布を15-20分程度)
  • 医師の指示に従って痛み止めを適切に使用
  • 楽な姿勢で適度な休息を取る
  • 炎症を抑えるために患部の安静を保つ

回復期(1〜2週間)の対処法

1週間ほど経過すると徐々に痛みはやわらぐ方が多いため、以下の対処法で回復を促進します:

  • 温湿布で筋肉の緊張をほぐす
  • 無理のない範囲でストレッチを開始
  • 普段通りの生活を心がける
  • 必要に応じて理学療法を受ける
  • コルセットは頼り過ぎず適度に使用

ぎっくり腰の治療法とは?セルフケアから専門医による治療まで

ぎっくり腰 完治

ぎっくり腰の治療には、セルフケアから専門医による治療まで様々な選択肢があります。症状の程度に応じて適切な治療法を選択することが大切です。

セルフケアによる根本的な治療

理学療法士が推奨する「サボり筋トレーニング」は、自宅で簡単に実践できる効果的な方法です。腹筋、背筋、股関節など腰を支えるための筋肉をバランスよくトレーニングすることが重要です:

1. 足指握り運動(10秒×2セット)

椅子に座った状態で、つま先をしっかり上げて足指を10秒間ぐっと握ります。親指から小指まで全ての指に均等に力が入るよう注意してください。

2. 股関節運動(10秒×2セット)

つま先を内側に入れた状態で、かかとを座面につくぐらいまで後ろに持っていきます。この動作により股関節の前側の筋肉が働きやすくなります。

3. 内転筋トレーニング(10秒×3セット)

つま先を内側に向けて、かかとで地面をまっすぐ切りつけるようにします。腿の内側の筋肉を働かせることで、後ろ側の筋肉が働きやすくなります。

これらの運動は電車での移動中など、日常生活の隙間時間に実践できる利点があります。1回10秒力を入れるだけでピンポイントで筋肉を働かせることができ、道具も必要ありません。

専門医による治療

症状が重い場合や改善が見られない場合は、以下の治療が検討される場合があります:

  • 薬物療法(非ステロイド性抗炎症薬、筋弛緩剤)
  • 物理療法(電気治療、温熱療法、牽引療法)
  • 硬膜外ブロック注射(痛みが強い場合)
  • 理学療法による専門的な運動指導
  • 必要に応じて整形外科での精密検査

【期間別】ぎっくり腰はいつ治る?完治までのロードマップ

ぎっくり腰 完治

ぎっくり腰の回復は段階的に進む傾向があります。症状が軽い場合や早期に適切な治療を受けた場合には数週間で症状が改善することが多いとされています。以下が一般的な回復プロセスです:

期間症状の変化推奨される対処法注意点
発症直後〜3日激痛、動作困難安静、冷却、痛み止め完全安静は避ける
1週間痛み軽減、歩行可能温湿布、軽い運動無理は禁物
2週間日常生活復帰可能ストレッチ、筋力訓練再発予防が重要
1ヶ月以上完全回復(重度の場合)予防トレーニング継続習慣化が必要

3回目ぐらいから電車全然乗れるようになりました。4回目5回目になってくると、もう全然普通っていうか立ってても全然問題ないみたいな感覚になりました。

セルフケア整体(動画 08:46)

重要なのは、多くの場合1ヶ月以内に自然に治る傾向があることですが、痛みが治るまで1ヶ月〜3ヶ月ぐらいかかるケースや、何度も繰り返してしまうケースもあります。

もう繰り返さない!ぎっくり腰の再発を防ぐための予防策

ぎっくり腰 完治

ぎっくり腰の再発を防ぐには、根本的な原因である筋肉のバランス改善が不可欠です。トレーニングはバランスよく無理なく毎日コツコツ続けることがとても重要になります。

筋力トレーニングによる予防

腹筋だけとか背筋だけとかどれか1つ鍛えても周囲で支える筋肉を放置してしまうと筋肉のバランスが取れず腰痛が取りきれないため、以下のような総合的なアプローチが効果的です:

  • 腰や背中の筋肉を鍛えて、腰椎をサポートする
  • 正しい姿勢を保つために必要な筋肉を強化
  • 適度な運動習慣を身につける
  • 体重管理を心がける
  • 柔軟性を高めるストレッチを継続

日常生活での予防策

ぎっくり腰になりやすい姿勢を取らないことが重要です:

  • 重い物を持つ時は腰を曲げずに膝を曲げる
  • 荷物を持つ時は両手で均等に持つ
  • くしゃみやせきをする時は注意する
  • 座りっぱなしは要注意!体を動かして筋力と柔軟性を保つ
  • 長時間の同じ姿勢を避ける
  • 無理のない範囲で活動する
  • ストレスを溜めすぎない
  • 十分な睡眠を確保する

ぎっくり腰で病院へ行くべき?受診の目安と診療科の選び方

ぎっくり腰 完治

以下の症状が現れた場合は、迷わず医療機関を受診することが推奨されます:

  • 2週間以上改善が見られない場合
  • 足の麻痺やしびれが強い場合
  • 排尿・排便に支障がある場合
  • 発熱を伴う場合
  • 症状が悪化している場合
  • いったんは治まっても繰り返す場合

受診する診療科は、まず整形外科が適切です。ぎっくり腰ではなく、椎間板ヘルニアなどの他の疾患が隠れていることがあるので要注意です。必要に応じて神経内科や脊椎専門外来への紹介も検討される場合があります。

専門家による実践的なアドバイス

ぎっくり腰 完治

理学療法士の笹川先生によると、ぎっくり腰の根本的な改善には筋肉のバランスを整えることが不可欠とのことです。単に痛みを和らげるだけでなく、弱くなっている筋肉を「サボり筋」、硬くなっている筋肉を「頑張り筋」として捉え、このバランスを取らない限り腰痛を改善させることが困難とされています。

また、実際の患者体験談からも分かるように、継続的なセルフケアにより、20年以上悩んでいた腰痛と肩こりが大幅に改善した事例もあります。重要なのは、1ヶ月程度の継続的な取り組みと正しい方法での実践であることが実証されています。

セルフケアは隙間時間を活用することで継続しやすくなります。例えば、猫の手のような運動を電車の中で行ったり、歩いている時に一緒にやったりすることで、自然と習慣になっていきます。

 

ぎっくり腰の完治に関するよくある質問

ぎっくり腰 完治

Q. ぎっくり腰は何日で治りますか?

A. 軽度の場合は2週間程度、重度の場合は1ヶ月半程度で回復する傾向があります。一般的には1週間から10日ほどで自然に回復していく場合が多いとされていますが、適切な治療を受けることで回復期間を短縮できる可能性があります。

Q. ぎっくり腰になったら安静にしていた方が良いですか?

A. 完全な安静は逆効果とされています。安静にしすぎると筋肉が硬くなり回復が遅れると考えられています。痛みのない範囲で無理をせず動くことで、筋肉の硬直を防ぎ、回復を促進できる可能性があります。

Q. ぎっくり腰の治療期間はどのくらいかかりますか?

A. 症状が軽い場合や早期に適切な治療を受けた場合には数週間で症状が改善することが多いとされています。重度の場合でも1ヶ月から1ヶ月半程度で改善が期待できる傾向がありますが、個人差があります。

Q. ぎっくり腰を予防するにはどうすれば良いですか?

A. 筋力トレーニング、正しい姿勢の維持、適度な運動習慣が重要とされています。特に腰を支える筋肉をバランスよく鍛え、「サボり筋」を活性化させることが効果的とされています。重い物の持ち方や座りっぱなしの生活習慣を見直すことも大切です。

Q. セルフケアでぎっくり腰は改善できますか?

A. はい、適切なセルフケアにより改善が期待できます。足指握り運動や股関節運動、内転筋トレーニングなどの「サボり筋トレーニング」を継続することで、根本的な改善が期待できるとされています。1日10秒程度の簡単な運動を継続することが重要です。

Q. ぎっくり腰で病院に行くべき症状は?

A. 2週間以上痛みが続く場合、足の麻痺やしびれが強い場合、排尿・排便に支障がある場合、発熱を伴う場合は、椎間板ヘルニアなど他の疾患の可能性があるため医療機関を受診することが推奨されています。

Q. ぎっくり腰の再発を防ぐ方法は?

A. 筋肉のバランスを整えることが最も重要とされています。腹筋だけでなく周囲で支える筋肉を総合的に鍛えることで、継続的な運動習慣、正しい姿勢の維持、ストレス管理、適切な体重管理を心がけることで再発リスクを大幅に減らすことができる可能性があります。

ぎっくり腰の完治には、単に痛みが治まるだけでなく、根本的な原因である筋肉のバランス改善が重要とされています。専門家の指導のもと、継続的なセルフケアを実践することで、再発を防ぎ、健康的な腰を維持することが期待できます。症状が改善しない場合や不安がある場合は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることをお勧めします。

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参考となる医学的情報については、日本整形外科学会厚生労働省の腰痛対策指針なども併せてご確認いただくことをお勧めします。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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