最終更新:2025.05.29

ぎっくり腰の楽な体制【5つのシーン別】寝方・座り方から応急処置まで専門家が解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

突然の激痛に襲われるぎっくり腰。痛みを軽減するには、腰に負担をかけない楽な体制を取ることが最も重要です。

また、横向きで膝を曲げクッションを挟む寝方、骨盤を立てた座り方、四つ這いでの移動など、シーン別の正しい姿勢と痛みを和らげるセルフケア方法を専門家が詳しく解説します。さらに、この記事を読むことで、ぎっくり腰の体制に関する疑問を解決し、早期回復につなげることができます。

腰痛は人が2本足で直立歩行を行うようになった時から始まった問題で、2足歩行により腰に負担がかかるようになってきました。

理学療法士 笹川先生(動画 00:00:06)

目次

ぎっくり腰とは?突然の激痛が起こるメカニズム

ぎっくり腰 体制

ぎっくり腰(急性腰痛症)は、腰椎や周辺の筋肉、椎間板に急激な負荷がかかることで発症する激しい腰痛です。そのため、人間が2足歩行を始めた時から抱える宿命的な問題とも言えるでしょう。

主な原因として、重いものを持ち上げる際の不適切な姿勢、長時間の同じ姿勢による筋肉の緊張、運動不足による筋力低下、ストレスによる筋肉の硬直化などが挙げられます。また、特に腰を支える腹筋や背筋が弱くなると、腰椎への負担が増加し、ぎっくり腰のリスクが高まります。

反り腰からの腰痛改善おすすめストレッチ紹介(知識編)

発症直後!ぎっくり腰の体制と正しい初期対応

ぎっくり腰 体制

ぎっくり腰を発症した直後の対応が、その後の回復に大きく影響します。まず、無理に動かず、最も楽な姿勢で安静にすることが重要です。

さらに、適切な治療を早期に開始することで、症状の悪化を防ぎ回復を促進できます。

応急処置の基本ステップ

ステップ対処法注意点
1. 安静楽な姿勢で横になる無理に立ち上がろうとしない
2. 冷却氷枕や湿布で患部を冷やす15-20分程度、長時間の冷やしすぎは避ける
3. 医療機関受診整形外科での専門的な治療痛みが続く場合は必ず専門医に相談

急性期(発症から2-3日)は炎症が強いため、患部を温めるのではなく冷やすことが効果的とされています。一方で、氷枕を使用する場合は、タオルで包んで直接肌に当てないよう注意しましょう。

【図解】ぎっくり腰の楽な体制|シーン別(寝方・座り方)徹底解説

ぎっくり腰 体制

ぎっくり腰の痛みを軽減するには、腰への負担を最小限に抑える姿勢を知ることが不可欠です。そのため、日常生活のシーン別に、専門家が推奨する楽な体制をご紹介します。

寝るときの楽な体制

横向きで膝を曲げ、膝の間にクッションを挟む姿勢が腰への負担を軽減できる可能性があるとされています。

  • 横向き寝:痛い方を上にして横向きになり、両膝を軽く曲げる。また、膝の間にクッションやタオルを挟むことで腰と脚が水平になり、より楽になります。
  • 仰向け寝:仰向けの場合は膝の下にクッションを入れ、膝を少し持ち上げた状態にします。さらに、腰の自然なカーブを維持できるため痛みが軽減される可能性があります。
  • うつ伏せ:一般的には推奨されませんが、人によってはうつ伏せが楽な場合もあります。そのため、お腹の下にクッションを入れて腰の反りを調整しましょう。

座るときの楽な体制

椅子に座る際は、骨盤を立てて背筋を伸ばし、腰と椅子の間にクッションを挟むことが重要です。

  • 椅子での正しい座り方:お尻を椅子の奥まで入れ、背もたれに寄りかかる。また、足裏全体が床につくよう椅子の高さを調整します。
  • 床での座り方:あぐらや正座よりも、壁に背中をもたれかけて座る方が腰への負担が少なくなります。さらに、クッションやタオルを腰に当てるとより楽になります。
  • 車の運転:シートを適切な位置に調整し、腰当てクッションを使用しましょう。そのため、長時間の運転は避け、こまめに休憩を取ることが大切です。

立ち上がり・移動時の楽な体制

立ち上がりや移動時は、四つ這いでの移動や壁伝いでの歩行が安全です。

  • ベッドからの起き上がり:いきなり起き上がらず、まず横向きになってから手をついて体を支えながらゆっくりと起き上がります。
  • 移動方法:無理に立って歩かず、四つ這いでの移動や伝い歩きで安全に移動しましょう。また、急いで動く必要はありません。
  • 立ち方:立つ時は壁や机などに手をつき、ゆっくりと膝を伸ばしながら立ち上がります。そのため、腰を曲げた状態から急に伸ばすのは避けましょう。

腰痛予防のための正しい座り方!タオルを使った骨盤調整法

これはNG!ぎっくり腰の体制を悪化させる危険な行動

ぎっくり腰 体制

ぎっくり腰の際には、症状を悪化させる可能性のある行動があります。以下の行動は絶対に避けるべきです。

膝を伸ばしたまま腰だけ曲げていませんか。体重と荷物の重さが集中的に腰にかかってしまいます。軽そうな荷物だから大丈夫という油断は禁物です。

理学療法士 笹川先生(動画 01:03)

やってはいけない危険な動作

NG行動理由正しい方法
膝を伸ばしたまま物を拾う腰に集中的に負荷がかかる膝を曲げて腰を落とす
ずっこけ座り背骨の自然なカーブが失われる骨盤を立てて座る
背中を丸めた草むしり重心が前にかかり腰に負担片膝をつき姿勢を変える
急激なストレッチ炎症を悪化させる恐れ痛みが引いてから徐々に開始
長時間の安静筋肉が硬くなり回復が遅れる痛みが和らいだら軽い動きから開始

特に注意すべきは、痛みが強い急性期に無理にストレッチや運動を行うことです。また、炎症が起きている状態でさらに刺激を与えると、症状が悪化する可能性があります。

ぎっくり腰の痛みを和らげるセルフケア方法

ぎっくり腰 体制

適切なセルフケアにより、ぎっくり腰の痛みを和らげ回復を促進できます。ただし、急性期を過ぎて痛みが軽減してから行うことが重要です。

さらに、専門家による治療と併用することで、より効果的な改善が期待できるとされています。

専門家の見解:筋肉強化の重要性

理学療法士の笹川先生によると、ぎっくり腰の根本的な改善には腰を支える筋肉の強化が不可欠とのことです。特に「コルセットの筋肉」と呼ばれる腹横筋と腸腰筋の連動が重要で、これらの筋肉が弱くなると腰椎をしっかり支える力がなくなってしまいます。30代でも筋力低下により年に3回もぎっくり腰を繰り返す患者もいるため、継続的なトレーニングが必要だと強調されています。

基本的な体幹トレーニング

  • サイドプランク:横向きになり、お尻を座面から浮かせて脇腹を縮める。また、10秒キープを3回、左右両方行います。
  • ニーレイズ:膝を胸に引き寄せる動作で、つま先を内側に向けて10秒キープ。そのため、腸腰筋を効果的に鍛えられます。
  • 肩甲骨エクササイズ:手の甲を合わせて胸を張り、肩甲骨周りの筋肉を活性化させます。

日常生活でできる予防策

ぎっくり腰の再発を防ぐには、日常生活での姿勢や動作の改善が重要です。また、継続的な治療により症状の改善が期待できます。

  • 正しい姿勢の維持:デスクワーク時は1時間に1回は立ち上がり、軽いストレッチを行う。
  • 適度な運動:ウォーキングや水泳など、腰に負担の少ない有酸素運動を継続する。
  • 体重管理:適正体重を維持することで腰への負担を軽減する。
  • ストレス管理:十分な睡眠とリラクゼーションで筋肉の緊張を和らげる。

理学療法士 笹川ひろひで流!腰痛に効くトレーニングをご紹介~分かりやすい動画もアリ~

いつから動ける?回復期間と日常生活への復帰

ぎっくり腰 体制

ぎっくり腰の回復は個人差がありますが、一般的には2-3日で急性期の強い痛みが和らぎ、1-2週間で日常生活に復帰できるケースが多いとされています。

さらに、適切な治療を受けることで、回復期間の短縮が期待できる場合があります。

患者様の回復事例

セルフケア整体での治療例では、最初は1時間半の電車移動で歩けなくなるほどの重症患者が、3回目の施術頃から「電車全然乗れるようになりました」と改善を実感し、継続的なセルフケアにより完全回復を達成されています。このように、適切な治療と患者自身の取り組みにより、着実な改善が期待できます。

回復段階別の対応

期間症状対応
発症直後-2日激しい痛み、動けない安静、冷却、楽な姿勢を保つ
3-7日痛みが軽減、短時間の歩行可能徐々に活動開始、軽いストレッチ
1-2週間日常動作がほぼ可能仕事復帰、予防運動開始
2週間以降ほぼ正常、時々違和感本格的な運動再開、再発予防

回復が順調でない場合や、しびれや脚の痛みを伴う場合は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの可能性もあるため、医療機関での専門的な治療が必要です。

繰り返さないために!再発予防の生活習慣

ぎっくり腰 体制

ぎっくり腰は一度発症すると再発しやすい特徴があります。適切な予防策を継続することで再発リスクを大幅に軽減できる可能性があります。

日常生活での予防ポイント

  • 正しい物の持ち上げ方:膝を曲げて腰を落とし、荷物を体に近づけてから持ち上げる。また、重い物は分割して運ぶか、台車を活用する。
  • 職場環境の改善:デスクや椅子の高さ調整、フットレストの使用、定期的な休憩とストレッチの実施。
  • 睡眠環境の整備:適切な硬さのマットレス選び、枕の高さ調整で自然な睡眠姿勢を保つ。
  • 継続的な運動:週3回程度の軽い運動で筋力維持と柔軟性向上を図る。

こんな場合は専門医へ|病院受診が必要なサイン

ぎっくり腰 体制

多くのぎっくり腰は適切な対処により自然に回復しますが、以下の症状がある場合は速やかに医療機関を受診する必要があります。

緊急受診が必要な症状

  • 下肢のしびれや脱力:足に力が入らない、歩行困難、排尿・排便障害がある場合
  • 発熱を伴う腰痛:感染症の可能性があるため緊急性が高い
  • 外傷後の腰痛:交通事故や転倒後の痛みは骨折の可能性を考慮
  • 持続する激痛:72時間以上痛みが全く改善しない場合
  • 既往歴のある方:がんの治療歴、骨粗鬆症、免疫抑制剤使用中の方は早期受診を推奨

受診すべき診療科と治療

初回受診は整形外科が適しています。また、必要に応じてX線検査、MRI検査、血液検査などが行われ、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、圧迫骨折などの鑑別診断が行われます。

詳しい医学的根拠については日本整形外科学会をご参照ください。

ぎっくり腰の体制に関するよくある質問

ぎっくり腰 体制

Q. ぎっくり腰になった時、最も楽な寝方は?

A. 横向きで膝を曲げ、膝の間にクッションを挟む姿勢が最も楽とされています。また、痛い方を上にして寝ると、より負担が軽減される可能性があります。さらに、仰向けの場合は膝の下にクッションを入れましょう。

Q. 座る時はどんな姿勢がおすすめですか?

A. 骨盤を立てて背筋を伸ばし、腰と椅子の間にクッションを挟むことが重要です。また、足裏全体が床につくよう椅子の高さを調整し、お尻は椅子の奥まで入れましょう。

Q. ぎっくり腰でも深呼吸が効果的って本当?

A. はい、楽な姿勢で深呼吸をすることで筋肉がほぐれて痛みが軽減されることがあります。そのため、腹式呼吸を心がけることで、腰周りの緊張を和らげる効果が期待できます。

Q. 患部を温めるのと冷やすの、どちらが正しい?

A. 発症直後から2-3日の急性期は炎症があるため冷やすことが効果的とされています。また、痛みが和らいできたら温めることで血行促進と筋肉の緊張緩和が期待できます。さらに、無理のない範囲で温めましょう。

Q. ぎっくり腰になった直後は安静にすることが大切?

A. 発症直後は安静が重要ですが、痛みが強い時は無理に立ったり歩いたりせず、安静に過ごしましょう。ただし、長期間の完全安静は筋肉を弱める可能性があるため、痛みが和らいだら徐々に動き始めることが大切です。

Q. ぎっくり腰で膝を立てる姿勢は効果的?

A. はい、仰向けで膝を立てる姿勢は腰の自然なカーブを保ち、負担を軽減する効果的な体勢とされています。また、膝の下にクッションを入れるとさらに楽になる可能性があります。

Q. 痛みが続く場合、医療機関を受診すべきですか?

A. 72時間以上激痛が続く場合、下肢のしびれや脱力、発熱を伴う場合は速やかに整形外科を受診してください。そのため、適切な診断と治療により、重篤な疾患の見落としを防げる可能性があります。

まとめ

ぎっくり腰 体制

ぎっくり腰になった時の楽な体制は、症状の軽減と早期回復のために非常に重要です。横向きで膝を曲げた寝方、骨盤を立てた座り方、四つ這いでの移動など、シーン別の適切な姿勢を身につけることで痛みを効果的に軽減できる可能性があります。

また、再発予防のためには日常生活での姿勢改善と継続的な筋力強化が重要とされています。さらに、特に腰を支える腹横筋と腸腰筋を鍛えることで、「筋肉のコルセット」を作り、将来のぎっくり腰を防ぐことが期待できます。

症状が重い場合や回復が思わしくない場合は、専門医での適切な診断と治療を受けることが大切です。そのため、正しい知識と対処法を身につけて、健康な腰を維持しましょう。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

最新の記事はこちら

よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

近くの店舗を探す
24時間スマホで簡単に予約可能 さっそく予約する