最終更新:2025.06.25

首痛を改善する筋トレ方法!肩こり解消・ストレートネック予防にも効果的| 専門家監修

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

首の痛みを緩和し、再発予防にも繋がる筋トレは、首や肩周辺の筋肉を鍛えることで、正しい姿勢を維持し、負担を軽減する効果が期待できます。特にデスクワークやスマホ使用が多い現代人に増加しているストレートネックなど、首の痛みの原因となる姿勢を改善するために、首回りの筋肉を鍛えるトレーニングが効果的とされています。本記事では、首痛改善に効果的な筋トレ方法や、正しい姿勢を維持するためのストレッチ、そして日常生活での予防策まで詳しく解説します。

肩甲骨周りの菱形筋をしっかり内側・外側に動かすことで、首のかたさをとってくれます。首が硬くて頭痛がする場合は、この肩甲骨を動かすことで改善していきます。

理学療法士 笹川先生(動画 00:00:21)

目次

首痛に効く筋トレ – あなたの悩みを解決するための完全ガイド

首痛 筋トレ

デスクワークやスマホの長時間使用により、首の痛みやしびれに悩む方が増えています。特に現代社会では、前傾姿勢が続くことによるストレートネックや、首周りの筋肉の緊張による首こりが一般的な症状として報告されています。こうした首の痛みは単なる不快感だけでなく、頭痛や肩こり、時には腕のしびれなど様々な症状を引き起こす原因にもなり得ます。
首の痛みの緩和には、姿勢の見直しと首周りの筋肉を適切に鍛えることが効果的と考えられています。

この記事では、首の痛みの一般的な原因を解説した上で、自宅で簡単にできる効果的な筋トレ方法とストレッチ、そして日常生活での予防策まで詳しく紹介します。専門家の知見も交えながら、あなたの首の痛みを改善するための具体的な方法をお伝えします。

首の痛みに効果的なストレッチについては、首のストレッチの記事も参考にしてください。また、肩こりに悩む方は肩こり改善の方法も併せて試してみることをおすすめします。

さらに、日常的に運動を取り入れたい方はデスクワーカーのための日常運動をご覧ください。

まず知っておきたい!首の痛みの一般的な原因

首痛 筋トレ

首の痛みには様々な原因がありますが、現代人に多い主な原因をいくつか紹介します。また、正しい姿勢についての詳しいガイドラインは厚生労働省の労働衛生管理で確認できます。

ストレートネックと首の痛みの関係とは?

通常、首の骨(頚椎)はゆるやかなカーブを描いていますが、ストレートネックではこのカーブが失われ、まっすぐになってしまいます。この状態が続くと、首の筋肉や神経に過度な負担がかかり、痛みやしびれを引き起こす可能性があります。

ストレートネックの主な原因は以下の通りです:

原因説明
長時間のデスクワークパソコン作業などで前かがみの姿勢が続くことで、首に負担がかかるケースが多いとされています。
スマホの使用下を向いてスマホを操作する「スマホ首」により、首への圧迫が生じる可能性があります。
筋力不足首や肩周りの筋肉が弱いと、正しい姿勢を維持しづらくなる傾向があります。
不適切な睡眠環境首のカーブをサポートしない枕の使用など、睡眠時の首のサポートが不十分だと、首への負担が増加する傾向があります。

日常生活に潜む首への負担

現代の生活様式には、首に負担をかける要素が多く含まれています:

  • 長時間同じ姿勢を続ける:デスクワークやドライブなど、同じ姿勢を長時間続けることで筋肉が緊張し、血行が悪くなる可能性があります。特に前傾姿勢を長時間続けると、首の筋肉に持続的な負荷がかかります。
  • スマホやタブレットの使用:下を向いて使用することで、首に大きな負担がかかることがあります。成人の頭の重さは約4〜6kgあり、前に傾けるほど首にかかる負担は増加するとされています。頭を60度前に傾けると、首には約27kgもの負荷がかかる可能性があります。
  • 運動不足:首や肩周りの筋肉が弱いと、日常的な負担に耐えられず、痛みやこりを感じやすくなる傾向があります。特に背中や肩甲骨周りの筋肉が弱いと、首に過度な負担がかかることがあります。
  • ストレス:精神的なストレスにより筋肉が緊張し、首こりや痛みを引き起こすことがあるとされています。ストレスが続くと、筋肉の持続的な緊張を引き起こし、血行不良や痛みの原因となる可能性があります。

危険?安全?首の痛みに筋トレは本当に効果があるのか

首痛 筋トレ

「首が痛いのに筋トレをしても大丈夫なのか?」という疑問を持つ方も多いでしょう。筋トレは適切に行えば首の痛み改善に効果的とされていますが、間違った方法では症状を悪化させるリスクもあります。

筋トレで期待できる効果

首周りの筋肉を適切に鍛えることで、以下のような効果が期待できるとされています:

  • 姿勢の改善:首を支える筋肉が強化されることで、正しい姿勢を維持しやすくなる可能性があります。特に深層の頚部筋(頚長筋、頚板状筋など)が強化されると、首のカーブを維持しやすくなります。
  • 筋肉バランスの調整:弱くなった筋肉を強化し、過度に緊張した筋肉をリラックスさせることで、筋肉バランスを整えることができるかもしれません。首の前部と後部の筋肉バランスが特に重要とされています。
  • 血行促進:筋肉を動かすことで血行が良くなり、痛みの緩和につながる場合があります。適度な運動は血流を増加させ、筋肉の緊張を和らげる効果が期待できます。
  • 神経への負担軽減:正しい姿勢を維持することで、神経への負担が軽減される可能性があり、しびれや痛みの改善につながる場合があります。特に頚椎の配列が改善されると、神経根への圧迫が軽減される可能性があります。

間違った筋トレのリスクと注意点

一方で、不適切な筋トレは症状を悪化させる可能性もあります:

痛みを感じる状態での無理な運動は、症状を悪化させる恐れがあります。痛みがひどい場合は、まず医療機関を受診しましょう。

過度な負荷:首に直接大きな負荷をかけるトレーニング(例:重い重量での頭部を使ったエクササイズ)は、症状を悪化させる可能性があります。特に急激な動きや大きな抵抗を伴う運動は避けるべきとされています。

  • 不適切なフォーム:正しいフォームで行わないと、効果が得られないだけでなく、怪我のリスクも高まる可能性があります。特に首の運動は細心の注意を払い、ゆっくりと行うことが重要です。
  • 急な強度アップ:徐々に負荷を上げていくことが重要で、急激な強度アップは避けるべきとされています。首の筋肉は比較的小さく、過度の刺激に敏感なため、段階的なトレーニングが推奨されています。

 

自宅で簡単!首の痛みを和らげるおすすめ筋トレ&ストレッチ【専門家監修】

首痛 筋トレ

ここでは、首の痛みを和らげる効果的な筋トレとストレッチを紹介します。どれも自宅で簡単にできるものばかりです。これらのエクササイズは、首の痛みの緩和に有効とされていますが、個人の状態に合わせて行うことが重要です。

首回り運動:基本の首のストレッチ

首回しは最も基本的なストレッチですが、正しく行うことが重要です。

  1. 背筋を伸ばし、肩の力を抜きます。肩こりがある場合は、まず肩を上下に動かしてリラックスさせましょう。
  2. 首を前、右、後ろ、左の順番でゆっくりと回します。各方向で1〜2秒停止すると、より効果的です。
  3. 右回し、左回しと交互に10回ずつ行いましょう。回数よりも、ゆっくりと丁寧に行うことが大切です。

注意点:急に回すと首に負担がかかる可能性があるため、ゆっくりと行いましょう。痛みを感じる場合は無理に行わないでください。特にめまいや吐き気を感じる場合は、すぐに中止し医療機関を受診することをおすすめします。

肩甲骨を寄せる運動:菱形筋トレーニング

肩甲骨周りの菱形筋を鍛えることで、首の負担を軽減できる可能性があります。

この内側は菱形筋と言います。背中の微肩甲骨の内側な筋肉量計チンという筋肉なんですけど、そこはぐらかすでいきましょう。

理学療法士 笹川先生(動画 00:00:43)

  1. 両手を肩の高さに広げ、肘を曲げて90度にします。この時、姿勢を良くして胸を張ることを意識しましょう。
  2. 肘を後ろに引き、肩甲骨を寄せるようにします。「背中の真ん中で何かを挟むような感覚」を意識すると効果的です。
  3. この状態を3秒間キープして、元に戻します。呼吸を止めないように注意しましょう。
  4. これを20〜30回繰り返しましょう。回数よりも質を重視し、正しいフォームを維持することが重要です。

このトレーニングは、肩甲骨の内側に力を感じながら行うことがポイントです。体が外に出ないように、左右のバランスを保ちながら行うと効果的とされています。特に猫背傾向がある方におすすめのエクササイズです。

首の筋肉を鍛える運動:あご引き運動

ストレートネック改善に効果的とされるあご引き運動は、首の前側の筋肉を強化する可能性があります。

  1. あお向けになり、顎を引いて後頭部全体を床に押し付けます。この時、首が床から離れないようにしましょう。
  2. 3秒間キープして、力を抜いて元の姿勢に戻ります。無理に強く押さえつけるのではなく、適度な力加減が重要です。
  3. これを10〜15回繰り返します。慣れてきたら、キープする時間を少しずつ延ばしていくと効果的です。

座った状態でも同様に行えます。壁に背中をつけて立った状態で、顎を引いて首を後ろに伸ばすような感覚で行うとよいでしょう。このエクササイズは、頚部の深層筋の強化に効果的とされています。

肩甲骨周りを鍛える運動:プランクバリエーション

プランクは体幹だけでなく、肩甲骨周りの筋肉も効果的に鍛えられる可能性があります。

  1. 膝を曲げて両手を肩幅、肘を曲げて体の方に引き寄せ、肩甲骨を寄せます。手のひらは床にしっかりとつけましょう。
  2. そのまま体を持ち上げるようにプランクのポジションをとります。腰が落ちたり、反り返ったりしないよう注意しましょう。
  3. 肩甲骨を意識しながら30秒間キープします。呼吸を止めないように気をつけましょう。
  4. 徐々に時間を延ばしていきましょう。最初は10〜15秒から始め、体力に合わせて延長することをおすすめします。

初心者の場合は、膝をついた状態から始めると無理なく行えます。肩甲骨をしっかり意識することがポイントとされています。肩に痛みがある場合は無理をせず、医療専門家に相談した上で行うことをおすすめします。

筋トレだけじゃない!首の痛みを予防・改善するための生活習慣

首痛 筋トレ

首の痛みを緩和するためには、筋トレだけでなく、日常生活の中での対策も重要とされています。習慣化することで、長期的な効果が期待できる方法を紹介します。

正しい姿勢の作り方と維持方法

正しい姿勢を意識することで、首への負担を軽減できる可能性があります。以下の点に注意して日常生活を送りましょう。

  • デスクワーク時:モニターの高さを目線と同じかやや下に調整し、背筋を伸ばして座ることが推奨されています。椅子は背中全体をサポートするものを選び、両足は床にしっかりとつけましょう。
  • 立っている時:頭の上から糸で引っ張られているようにイメージし、顎を引き気味にして背筋を伸ばすとよいでしょう。耳、肩、腰、膝、踵が一直線上に並ぶようなイメージで立つことが理想的とされています。
  • 定期的な姿勢チェック:1時間に1回程度、自分の姿勢を確認し、崩れていたら調整することが効果的とされています。スマートフォンのタイマー機能やアプリを活用して、定期的にリマインドするのも良い方法です。

首に負担をかけないスマホ・PC操作のコツ

現代人の首の痛みの一般的な原因となるデジタル機器の使用について、負担を減らすコツを紹介します。

デバイス負担軽減のコツ
スマートフォン・目線の高さまで持ち上げて使用する(顎が下がらないように)
・1時間に5分程度は首のストレッチを行う
・長時間の使用を避け、定期的に休憩を取る(20分使用したら20秒は目と首を休める)
・通話時はイヤホンやヘッドセットを活用し、首を傾けない
パソコン・モニターの上部が目線と同じ高さになるよう調整(必要に応じてモニタースタンドを使用)
・背筋を伸ばして座り、肘は90度に曲げる
・1時間に1回は立ち上がって身体を動かす(5分程度のデスクブレイク)
・ドキュメントホルダーを使用し、資料とモニターの視線移動を最小限に
タブレット・スタンドを使用して角度を調整する(45度程度の角度が理想的)
・横になって使用する場合は枕で首をサポート
・長時間の使用は避ける
・定期的に姿勢を変えて、同じ姿勢が続かないようにする

睡眠環境の見直し(枕の選び方など)

睡眠時の姿勢も首の健康に大きく影響します。特に枕は、首のカーブを適切にサポートするものを選ぶことが重要とされています。

  • 理想的な枕の高さ:横向きに寝た時に、首が真っ直ぐになる高さ(個人差はありますが、一般的に約7〜10cm程度と言われています)が理想的とされています。適切な枕の高さは首のカーブを自然に保持できる高さが推奨されています。
  • 素材選び:低反発素材や、首のカーブに合わせて形が変わる素材が良いとされています。自分の体型や寝方に合った枕を選ぶことが重要で、硬さも個人の好みに応じて選びましょう。
  • 定期的な交換:枕は2〜3年を目安に交換することで、適切なサポート力を維持できる可能性があります。使用によって形が崩れたり、へたったりした枕は、首への負担が増加する原因となる場合があります。

また、うつ伏せ寝は首に負担がかかりやすいとされているため、仰向けか横向きの姿勢で寝ることが推奨されています。特に仰向けで寝る場合は、枕の高さが低めの方が首への負担が少ないとされています。

こんな場合は専門家へ相談!医療機関を受診する目安

首痛 筋トレ

自宅でのケアでも改善が見られない場合や、以下のような症状がある場合は、専門家への相談を検討しましょう。首の痛みが以下の症状を伴う場合は、早めの受診が望ましいとされています。

  • 痛みが2週間以上続く、または徐々に悪化している場合
  • 腕や手にしびれや痛み、力の入りにくさが広がる場合
  • 頭痛やめまい、吐き気、ふらつきなどの症状を伴う場合
  • 外傷(交通事故、転倒など)後に首の痛みが生じた場合
  • 夜間の痛みや安静時の痛みが強く、睡眠が妨げられる場合
  • 発熱や体重減少などの全身症状を伴う場合

首の痛みが長引く場合や、しびれなどの症状がある場合は、整形外科や神経内科を受診することをおすすめします。

医療機関では、問診や身体診察に加え、必要に応じてレントゲンやMRIなどの検査を行い、頚椎症やヘルニアなどの疾患がないかを確認することがあります。症状に応じて、理学療法や投薬治療、神経ブロック注射などの治療が行われる場合もあります。早期発見・早期治療が回復の鍵となることが多いので、気になる症状がある場合は躊躇せずに専門家に相談しましょう。

まとめ:首痛改善には適切な筋トレと生活習慣の改善が鍵

首痛 筋トレ

首の痛みを改善するためには、適切な筋トレとストレッチ、そして日常生活での対策が重要とされています。本記事でご紹介した内容をまとめます:

  • 首の痛みの一般的な原因:ストレートネックや長時間の同じ姿勢、スマホの使用などが主な原因と考えられています。特に現代のデジタル社会では、不適切な姿勢による首への負担が増加傾向にあります。
  • 効果的な筋トレ方法:首回し運動、肩甲骨を寄せる菱形筋トレーニング、あご引き運動、肩甲骨周りを鍛えるプランク変形などが効果的とされています。これらは自宅で簡単に実践でき、継続することで徐々に効果が期待できるとされています。
  • 日常生活での対策:正しい姿勢の維持、スマホやPCの適切な使用方法、睡眠環境の見直しが重要とされています。特に長時間同じ姿勢を続けないよう、定期的な休憩とストレッチを取り入れることが推奨されています。
  • 専門家への相談:症状が2週間以上続く場合や、しびれなどの神経症状がある場合は専門家への相談を検討しましょう。自己判断での対処には限界があり、適切な診断と治療が重要な場合があります。

首の痛みは放置すると慢性化し、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。早めの対策と適切なケアで、健康な首を維持することが大切です。定期的なケアを習慣化し、必要に応じて専門家のアドバイスを受けながら、快適な生活を送りましょう。

なお、本記事で紹介したトレーニングやストレッチは、あくまで一般的な情報提供を目的としています。個人の症状や体質に合わせた対策については、医師や理学療法士などの専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。

首痛に関するよくある質問

首痛 筋トレ

Q. 首の痛みを緩和し、再発予防に効果的な筋トレはどのようなものですか?

A. 首の痛みを緩和し再発予防に効果的な筋トレは、首や肩周辺の筋肉を鍛えるものです。特に首回し運動、肩甲骨を寄せる運動(菱形筋トレーニング)、あご引き運動、肩甲骨周りを鍛えるプランク変形などが効果的とされています。これらのトレーニングは正しい姿勢の維持を助け、首への負担を軽減する可能性があります。ただし、痛みがある場合は無理に行わず、症状に合わせて適切な強度で行うことが重要です。また、トレーニング前後に軽いストレッチを行い、筋肉をほぐすことも大切です。

Q. ストレートネックの改善に効果的な運動はありますか?

A. ストレートネックの改善には、あご引き運動(チンタック)が特に効果的とされています。仰向けになって顎を引き、後頭部を床に押し付けるようにするトレーニングや、壁に背中をつけて立った状態で同様の動きを行うエクササイズがおすすめです。また、肩甲骨周りの筋肉を鍛える菱形筋トレーニングも、姿勢改善に役立つ可能性があります。これらの運動は1日に数回、短時間でも継続的に行うことで効果が期待できるとされています。加えて、普段の姿勢にも注意し、特にスマホやパソコン使用時に首が前に出ないよう意識することも重要です。

Q. 首の痛みがある場合、筋トレは控えた方がいいですか?

A. 首に強い痛みがある場合は、無理に筋トレを行うべきではないとされています。まずは安静にして、温めたり、軽いストレッチで血行を促すなどの対策を取りましょう。痛みが軽減してきたら、軽い負荷から始めて徐々に強度を上げていくことをおすすめします。また、痛みが2週間以上続く場合や、しびれなどの症状がある場合は、医療機関を受診することが重要です。筋トレを再開する際も、正しいフォームで行い、痛みを感じたらすぐに中止するよう注意しましょう。首の痛みの原因によっては、特定のトレーニングが禁忌となる場合もあるため、専門家の指導を受けることが望ましいでしょう。

Q. 首の痛みを予防するための日常生活での注意点はありますか?

A. 首の痛みを予防するためには、以下の点に注意することが重要と考えられています:
1) 正しい姿勢を維持する(特にデスクワーク時は背筋を伸ばし、モニターの高さを目線と同じか少し下に調整)、
2) スマホやタブレットは目線の高さまで持ち上げて使用する、
3) 長時間同じ姿勢を続けない(1時間に1回は立ち上がって首や肩のストレッチを行う)、
4) 睡眠環境を整える(首のカーブをサポートする適切な枕を選ぶ)、
5) 定期的な運動で首や肩周りの筋肉を強化する、
6) 適度な水分摂取と栄養バランスの良い食事で筋肉の健康を維持する、
7) ストレスを溜め込まないよう、リラクゼーション法を取り入れる。

これらの習慣を意識的に取り入れることで、首の痛みのリスクを軽減できる可能性があります。

Q. 肩甲骨周りの筋肉を鍛えると、なぜ首こりや首痛が改善するのですか?

A. 肩甲骨周りの筋肉(特に菱形筋など)を鍛えると首こりや首痛が改善する理由は、姿勢の改善と負担分散にあるとされています。肩甲骨を支える筋肉が弱いと、猫背などの不良姿勢になりやすく、首への負担が増加する可能性があります。肩甲骨周りの筋肉を鍛えることで背筋が伸び、首への負荷が分散され、首の筋肉の過度な緊張が緩和される傾向があります。また、肩甲骨を適切に動かすことで血行も促進され、筋肉の疲労物質が排出されやすくなるとされています。特に菱形筋は肩甲骨を内側に寄せる役割があり、この筋肉を鍛えることでストレートネックの改善にも効果が期待できる可能性があります。加えて、正しい姿勢が維持されることで、神経や血管への圧迫が軽減され、痛みやしびれの改善にも寄与すると考えられています。

Q. 首の痛みに効果的なストレッチと温湿布の正しい使い方は?

A. 首の痛みに効果的なストレッチは、まず体を温めてから行うことが重要とされています。首を前後左右にゆっくりと倒して15〜30秒キープするストレッチや、肩を回す運動が効果的と考えられています。急な動きは避け、痛みを感じない範囲で行いましょう。温湿布は血行を促進し、筋肉の緊張を緩和する効果があるとされています。使用する際は、15〜20分程度を目安に、直接肌に貼らず、タオルで包むなどして熱すぎないように注意することが推奨されています。また、温めた後に軽いストレッチを行うと、より効果的と考えられています。ただし、炎症がある場合は冷湿布の方が適していることもあるため、症状に合わせて使い分けることが大切です。就寝前のストレッチと温湿布の組み合わせは、睡眠の質向上にも役立つ可能性があります。

Q. デスクワークが多い人におすすめの首痛予防グッズはありますか?

A. デスクワークが多い人の首痛予防には、以下のようなグッズが役立つ可能性があります:

1) 人間工学に基づいた椅子(背筋をサポートし、適切な姿勢を維持しやすいもの)、
2) モニタースタンド(目線の高さにモニターを調整できるもの)、
3) ドキュメントホルダー(書類と画面の視線移動を最小限にするため)、
4) 人間工学に基づいたキーボードとマウス(手首や腕の負担を減らし、連動して肩や首の緊張も軽減)、
5) 姿勢矯正サポーター(肩甲骨を正しい位置に保持するもの)、
6) デスクトップオルソリナー(デスクでの肘置きサポート)、
7) タイマーアプリ(定期的な休憩やストレッチを促すもの)。

これらのグッズは、正しい姿勢をサポートし、長時間のデスクワークによる首への負担を軽減する助けとなる可能性があります。ただし、グッズに頼りすぎず、自身の姿勢への意識と定期的な動作の変化が最も重要です。

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森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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