最終更新:2025.05.19

首痛にロキソニンは効く?専門家が解説する効果と自宅でできるセルフケア

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

首の痛みでお悩みの方は多いのではないでしょうか。長時間のデスクワークやスマホ使用、寝違えなど、現代人の生活習慣から来る首の痛みに対して、多くの方がロキソニンなどの鎮痛剤に頼っています。しかし、薬で一時的に痛みを抑えても根本的な解決にはならないことも事実です。この記事では、首痛に対するロキソニンの効果と限界、そして根本的な改善に向けたセルフケア方法を専門家の見解をもとに詳しく解説します。

首の不調だったらここが本当の原因なので騙されたと思ってトレーニングを一緒に行っていきましょう。

理学療法士 笹川先生(動画 00:00:20)

目次

首痛とロキソニンの関係:主な原因と症状

首痛 ロキソニン

首の痛みには様々な原因があります。日常生活のどのような行動や姿勢が首の痛みを引き起こしているのか、まずは原因を理解することが重要です。

姿勢による首への負担

現代人の生活様式は首に大きな負担をかけています。特にスマートフォンやパソコンを使用する時のうつむき姿勢(いわゆる「ストレートネック」)は、首の前側の筋肉(斜角筋)に緊張を与え、筋肉がこり固まることで肩こりや首の痛みを誘発します。
特に女性は男性に比べて首の筋肉が弱いため、症状を自覚していない場合も含め半数以上がストレートネックの状態
であるとも研究で報告されています。詳しくは肩こりの原因と解消法をご覧ください。

寝違えによる急性の首痛

寝違えは就寝中の不自然な姿勢が原因で筋肉や靭帯に負担がかかり、炎症を起こした状態です。起床時に首や肩、背中などに痛みが出て、特定の方向に首を動かすとピリッとした痛みを感じます。寝具が体に合っていない場合や、寝返りがうちにくい環境も寝違えの原因となります。正しい寝姿勢についても参考にしてください。

長時間の同じ姿勢による慢性的な首の痛み

デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けることで、首や肩の筋肉の緊張が高まり、慢性的な首の痛みを引き起こします。特にパソコン作業での猫背姿勢や、背もたれに寄りかかる姿勢は首への負担を増大させます。
長時間労働は疲労回復に必要な睡眠・休養時間を減少させ、心理的負担も相まって筋肉の緊張を高める原因
となっています。

ロキソニンは首痛に効果的なのか?専門家の見解

首痛 ロキソニン

首の痛みに対してロキソニンはどのような効果があるのでしょうか。鎮痛薬の効果比較と適切な使用方法について、専門家の見解をもとに解説します。

ロキソニンの鎮痛メカニズム

ロキソニンの有効成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)に分類される成分です。痛みの原因物質であるプロスタグランジンの産生を抑制することで、炎症を和らげ痛みを軽減します。
ロキソニンは比較的即効性が期待できる薬剤とされており、服用後早めに効果を感じる可能性があります

首痛のタイプ別ロキソニンの効果

ロキソニンの効果は首痛の原因によって異なります。日本整形外科学会の情報によると、痛みの種類によって効果の程度が変わる可能性があります:

首痛のタイプロキソニンの効果注意点
筋肉の炎症による痛み比較的効果が期待できる一時的な症状緩和のみ
寝違えなどの急性痛効果が期待できる場合が多い症状が重い場合は医師の診察が必要
神経痛による痛み効果が限定的な場合がある別の治療法が必要なことが多い
姿勢による慢性的な痛み一時的な緩和が期待できる根本的な姿勢改善が必要

首の痛みがロキソニンを服用しても改善しない場合は、他の原因が考えられるため、医療機関での診察をおすすめします。特に、痛みが長期間続く場合や、腕のしびれなどの神経症状を伴う場合は早めに受診しましょう。

ロキソニンの正しい使用方法と注意点

ロキソニンを使用する際には、以下の点に注意が必要です:

  • 用法・用量を守る:医師の指示や薬の説明書に従って適切な量を服用しましょう。
  • 胃への負担に注意:ロキソニンは胃への負担がある可能性があります。空腹時の服用を避け、胃腸保護剤との併用をおすすめします。
  • 長期連用を避ける:医薬品医療機器総合機構の情報によると、長期連用は胃腸障害などの副作用リスクが高まる可能性があるため、痛みが強い時のみ服用し、症状が落ち着いたら徐々に減らしていくことが大切です。
  • アレルギーに注意:ロキソニンに対してアレルギーがある場合は使用を避けてください。
  • 妊娠中・授乳中は使用しない:妊娠中や授乳中の方はロキソニンの使用を避けましょう。
  • 他の薬との飲み合わせに注意:他の薬と併用する場合は、医師や薬剤師に相談してください。

ロキソニンだけでは解決しない首痛の根本改善!効果的なセルフケア5選

首痛 ロキソニン

ロキソニンで一時的に痛みを抑えることはできますが、根本的な解決にはセルフケアが欠かせません。ここでは、専門家が推奨する効果的なセルフケア方法を5つご紹介します。毎日のセルフケアルーティンに取り入れてみましょう。

2回施術を受けた後ぐらいにはバレエで動かす時にすごく上半身が動かしやすくなりました。

セルフケア整体(動画 00:04:19)

1. 手首のサボリ菌トレーニング – ロキソニンに頼らない痛みケア

首こりや肩こりの本当の原因は、意外にも手首にあるかもしれません。理学療法士の笹川先生によると、人間の体には「サボリ菌」と呼ばれる自分の仕事をサボりやすい筋肉があり、これが仕事をサボるとガチガチに固くなる「頑張り菌」が生まれて痛みや凝りを引き起こします。


手首のサボリ菌トレーニングは、手首の柔軟性を高めることで、連動している首や肩の動きの改善が期待でき、首こりや肩こりの軽減に役立つ可能性があります

以下の簡単なエクササイズを毎日実践してみましょう:

  1. 手のひらを前に開け、指を伸ばしたままグッと握るような動作をする
  2. この状態で手首をぐっと伸ばし、10秒間キープする
  3. 次に第1関節を伸ばしたままグーの形にし、手のひらに向かって曲げる
  4. この状態でしっかり握り、10秒間力を入れる
  5. 最後に手の左側に手首を曲げ、この状態でぎゅっと握り10秒間キープする

2. 正しい姿勢の維持 – ロキソニンを使わない予防法

首や肩の痛みを防ぐためには、正しい姿勢の維持が重要です。正しい姿勢のガイドラインによると、理想的な姿勢とは、自然に立った時に、床に対して垂直な重心線上に耳の穴、肩の中央、くるぶしを結んだ線が一直線上に並び、脊柱が緩やかなS字カーブになっている状態です。

特にデスクワークの際には以下のポイントを意識しましょう:

  • あごを引く
  • 背筋を伸ばす
  • お腹を引っ込める
  • 腰と脚のつけ根が直角になるように深く座る
  • 猫背や背もたれに寄りかかる姿勢は避ける

3. 首回りのストレッチとエクササイズ – ロキソニンと併用で効果的

長時間同じ姿勢でいると筋肉の緊張が高まります。定期的に簡単なストレッチやエクササイズを行うことで、首や肩の凝りを予防・改善できます。効果的なストレッチ方法を実践しましょう。

首回りのストレッチ:

  1. 首をゆっくりと前後左右に倒し、各方向で20秒程度キープする
  2. 頭を斜め下に倒し、反対側の肩を下に引っ張ることで首の横の筋肉を伸ばす
  3. 首を回すときは、ゆっくりと小さな円を描くように行う

肩甲骨周りのトレーニング:

  1. 両腕を横から上にゆっくり上げ、肩甲骨を寄せる動作を10回程度繰り返す
  2. 肩を前後にゆっくり回す(肩回し)を各10回程度行う
  3. 壁に背中をつけた状態で、腕を壁に沿って上下に動かす「壁のぼり」を行う

4. 適切な休息と睡眠環境の整備 – ロキソニンより根本的な改善法

疲労回復には適切な休息と質の良い睡眠が欠かせません。特に睡眠時の姿勢や枕の高さは首の痛みに大きく影響します。睡眠の質を向上させる方法も参考にしてください。

睡眠環境の整備:

  • 自分の体型に合った適切な硬さのマットレスを選ぶ
  • 首のカーブに合った高さと硬さの枕を使用する(低すぎず高すぎない)
  • 横向きで寝る場合は、首が真っ直ぐになるよう枕の高さを調整する
  • うつ伏せで寝る姿勢は首に負担がかかるため避ける

5. 温熱・冷却療法の使い分け – ロキソニンとの併用が効果的

症状に応じて温熱療法と冷却療法を使い分けることで、首の痛みを効果的に緩和できます。温熱・冷却療法に関する研究によると、症状によって使い分けることが推奨されています。

  • 冷却療法(アイシング):急性の痛み(寝違えなど発症から48時間以内)には冷却が効果的。15〜20分間の冷却を2〜3時間おきに繰り返す
  • 温熱療法:慢性的な痛みや筋肉のこりには温めることで血行促進効果が期待できる。入浴やホットタオル、市販の温熱パッドなどを利用する

首痛が改善しない場合の対処法とロキソニンの限界

首痛 ロキソニン

セルフケアを続けても症状が改善しない場合や、痛みが強い場合は専門家の診察を受けることが重要です。病院を受診すべきタイミングについて詳しく解説します。

受診するべき症状の目安

  • 2週間以上続く首の痛み
  • 腕や手にしびれや痛みが広がる
  • 頭痛や吐き気を伴う首の痛み
  • 発熱を伴う首の痛み
  • 事故やケガの後に生じた首の痛み
  • ロキソニンなどの鎮痛薬で改善しない痛み

適切な医療機関の選び方

首の痛みの原因に応じて適切な医療機関を選ぶことが大切です:

症状・原因適した医療機関想定される治療法
筋肉や関節の痛み整形外科、整骨院物理療法、マッサージ、ストレッチ指導
神経症状を伴う痛み脳神経外科、神経内科精密検査、神経ブロック療法
事故やケガによる痛み整形外科、外科画像診断、固定療法
自律神経の乱れが疑われる場合心療内科、内科薬物療法、生活指導

首痛とロキソニンに関するよくある質問

首痛 ロキソニン

Q. ロキソニンを毎日使い続けても大丈夫ですか?

A. ロキソニンの長期連用は胃腸障害などの副作用リスクが高まる可能性があるため、医師の指示がない限り長期間の連続使用は避けるべきです。日本病院薬剤師会の指針によると、痛みがひどい時のみ使用し、根本的な原因に対処することが重要とされています。

Q. 首の痛みが長引く場合、いつ病院に行くべきですか?

A. 首の痛みが2週間以上続く場合や、腕のしびれ、手の感覚異常、頭痛などの症状を伴う場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。特に、ロキソニンを使用しても改善しない痛みや、事故やけがが原因の場合は速やかに受診しましょう。

Q. 寝違えた首の痛みにロキソニンと一緒にマッサージをしても良いですか?

A. 寝違えは急性の炎症を伴っていることが多いため、発症直後のマッサージはかえって症状を悪化させる可能性があります。ロキソニンで痛みを抑えた後でも、最初の24〜48時間は過度なマッサージを避け、冷却と安静を心がけましょう。その後徐々にストレッチやマッサージを取り入れるのが良いでしょう。

Q. ロキソニンと湿布を併用しても大丈夫ですか?

A. ロキソニンの内服薬と外用薬(湿布など)の併用は、成分の総量が増えるため注意が必要です。医薬品医療機器総合機構の注意喚起によると、併用する場合は医師や薬剤師に相談し、用法・用量を守ることが重要です。特に高齢者や腎機能に問題がある方は注意が必要です。

Q. どのような枕が首の痛み予防に効果的でロキソニンの使用を減らせますか?

A. 理想的な枕は、仰向けで寝た時に首のカーブを自然に支え、頭と肩の間にスペースができないものです。低すぎず高すぎない、適度な硬さの枕が適しています。最近では首の形状に合わせた形状記憶素材の枕も人気があります。適切な枕を使用することで首への負担が軽減され、結果的にロキソニンなどの鎮痛薬の使用頻度を減らせる可能性があります。

Q. 首のストレッチはロキソニンと併用するとより効果的ですか?

A. 首のストレッチは、特にデスクワークが多い方は1時間に1回程度、短時間でも行うことをおすすめします。ロキソニンで痛みを緩和した後にストレッチを行うことで、より効果的に筋肉の緊張を和らげられる可能性がありますが、痛みを無理に押して行うのは避けてください。無理のない範囲で行い、痛みを感じるようなストレッチは避け、朝起きた時と寝る前に5分程度のストレッチを習慣にすると効果的です。

Q. 子供の首の痛みにロキソニンは使用できますか?

A. 15歳未満の子供には、ロキソニンパップやロキソニンテープなどの外用薬を含め、基本的にロキソニンの使用は推奨されていません。日本小児科学会のガイドラインによると、子供の首の痛みには、まず小児科医に相談し、適切な対処法を指導してもらうことが重要です。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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