最終更新:2025.05.20

首痛を楽にする正しい寝方|専門家が教える姿勢別・症状別の即効対処法

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

首痛で寝るのが辛い方、必見です。首の痛みを伴う時の寝方は、基本的には痛む方を下にして横向きに寝ることが推奨されます。仰向けやうつ伏せ寝は首に負担がかかりやすいので避けましょう。また、枕の高さも調整し、首のカーブを自然にサポートできるように工夫することが大切です。このページでは首痛の寝方について、原因や症状別の最適な寝姿勢、おすすめの枕の選び方まで専門家監修の情報で詳しく解説します。

「首というのはある程度カーブがあるわけですね。首っていうのは支柱程度を保っている状況なんですけども、それが正常であれば筋肉がこう支えてくれってきれいなカーブを保ててるんですけれども、それがですね武器にカーッとこわばったりとか、または筋力がなかったりすると首がまっすぐになって積み上がると力を使わなくてもよくなります。そういった筋肉が弱くなってしまうと首の周りが気に来て硬くなりやすいので、ストレートネックになりやすいというわけですね。」

理学療法士 笹川先生(動画 01:05)

目次

あなたの首痛はなぜ起こる?原因と症状を知ろう

首痛 寝方

まず首痛が生じる主な原因について理解しましょう。首の痛みは日常生活での姿勢の悪さや、睡眠時の不適切な寝方によって引き起こされることが多いです。特に以下の2つが代表的な原因として挙げられます。首痛の寝方改善には、まずこの原因を理解することが大切です。

ストレートネックとは?日常姿勢が引き起こす首痛の仕組み

ストレートネックとは、本来カーブを描いているはずの首の骨(頸椎)がまっすぐになってしまう状態です。長時間のデスクワークやスマホの使用など、前かがみの姿勢を続けることで筋肉に負担がかかり、首のカーブが失われていくことがあります。首痛の寝方を改善することでこの症状を緩和できる可能性があります。

ストレートネックになると以下のような症状が現れる可能性があります:

  • 首や肩のこり・痛み
  • 頭痛
  • めまい
  • 手のしびれ
  • 集中力の低下

寝違えとは?睡眠中に突然起こる首痛のメカニズム

寝違えは、睡眠中に首に負担のかかる姿勢を長時間続けたことで、起床時に首に突然の痛みを感じる状態です。特に冷房の効いた部屋や冬場の寒い時期に筋肉が緊張しやすく、寝違えが起こりやすくなると考えられています。適切な首痛の寝方を実践することで予防できる場合があります。

寝違えの主な症状として以下が挙げられます:

  • 首を動かした時の鋭い痛み
  • 首の可動域の制限
  • 肩こりの悪化
  • 頭を回すのが困難
症状ストレートネック寝違え
発症徐々に悪化突発的
痛みの特徴慢性的な首・肩のこり急性の鋭い痛み
主な原因長時間の前屈み姿勢不自然な寝姿勢
改善期間継続的なケアが必要数日〜2週間程度
おすすめの寝方首のカーブをサポートする仰向け寝痛む側を下にした横向き寝

【実践】首痛の寝方|姿勢別徹底ガイド

首痛 寝方

首痛を和らげるための寝方は、症状や原因によって異なります。ここでは、姿勢別に最適な首痛の寝方を紹介します。正しい寝方を実践することで、首への負担を減らし、痛みの緩和につながる可能性があります。

横向きで寝る場合のポイント


首痛がある場合は、痛みがある方を下にして横向きに寝るのが効果的です
。これにより筋肉の負担を軽減し、痛みを和らげる効果が期待できます。横向き寝では以下のポイントに注意しましょう:

  • 枕の高さは肩幅に合わせる(頭が傾かず、首がまっすぐになる高さ)
  • 膝の間にクッションを挟むと腰への負担も軽減できる可能性があります
  • 両手を顔の前に置き、腕枕を避ける
  • 体がねじれないよう、背中と腰が一直線になるように意識する

横向き寝は特に寝違えの痛みを感じている場合に効果的と考えられています。首の筋肉への圧迫を減らし、自然な回復を促す可能性があります。首痛に悩む多くの方が、この横向き寝で改善を感じています。

仰向けで寝る場合のポイント

ストレートネックの方は、適切な枕を使用した仰向け寝が首のカーブを取り戻すのに役立つ可能性があります。首痛の寝方として仰向け寝を選ぶ場合は、以下のポイントを意識しましょう:

  • 首のカーブをサポートする高さの枕を選ぶ
  • 耳と肩が重直に並ぶように、首が一直線になる高さが理想的
  • バスタオルを丸めて枕の下に置くと、首元のサポートが向上することがあります
  • 顎を少し引いた状態で寝ると、首への負担が減少する可能性があります

仰向け寝は体全体の重さが分散されるため、適切な枕を使用すれば首への負担を軽減できる可能性があります。就寝時の首痛改善には、枕選びが特に重要になります。

「朝の目覚めが痛くなく起きれるようになったのが素晴らしいです。車の中でも今までは痛くてとにかくゴリゴリやりながら運転してるような感じだったのが、ゴリゴリしなくても運転できるようになりました。首が上に普通に向けるようになったのがすごく嬉しいです。」

セルフケア整体(動画 10:56)

首痛を悪化させる避けるべき寝方

以下の寝方は首に余計な負担をかける可能性があるため、首痛がある場合は避けることをおすすめします:

 

うつ伏せ姿勢

うつ伏せで寝ると、首を左右どちらかに90度近くひねった状態が続くため、首の筋肉や関節に大きな負担がかかることがあります。特に首痛がある場合は、うつ伏せ寝は避けるべきと考えられています。日本整形外科学会の調査によれば、うつ伏せ寝は首への負担が最も大きい寝姿勢とされています。

 

腕枕をした横向き姿勢

腕枕をすると、首と肩が不自然な角度になり、首の筋肉に過度の緊張をもたらす可能性があります。また、腕の血流も悪くなるため、しびれの原因になることもあります。首痛の寝方としては最も避けたい姿勢の一つです。

 

枕なしでの就寝

枕なしで寝ると、首の自然なカーブがサポートされず、ストレートネックを悪化させる可能性があると考えられています。特に硬いマットレスの場合、首と背中の間に隙間ができ、首に負担がかかることがあります。首痛改善のためには適切な枕選びが不可欠です。

 

首痛を緩和する枕の選び方と調整法

首痛 寝方


枕の高さと首のカーブを適切に保つことが首痛改善の鍵です
。首痛の寝方を実践するには、適切な枕の選択が重要と考えられています。自分の体型や寝方に合った枕を使用することで、首のカーブを自然にサポートし、筋肉の緊張が和らぐ可能性があります。枕の選び方について詳しくは、肩こり改善枕をご覧ください。

理想的な枕の高さとは?首痛の症状別ガイド

理想的な枕の高さは、寝る姿勢と体型によって異なります:

  • 横向き寝:肩幅と同じくらいの高さ(平均7~12cm)
  • 仰向け寝:やや低め(平均3~7cm)で、首のカーブをサポートする形状
  • ストレートネック:首のカーブを支える形状の枕(首元が少し高くなったもの)
  • 寝違え:柔らかすぎない、安定感のある枕

枕の高さが合っているかを確認する簡単な方法は、横向きに寝た時に頭がまっすぐで、首が傾いていないかどうかです。また、仰向けで寝た時に首と背中の間に自然なカーブができているかも重要なポイントです。首痛の寝方改善には、この高さ調整が非常に重要なステップとなります。

自宅で簡単!バスタオル枕の作り方

手軽に始められる首痛の寝方対策として、バスタオルを使った枕の調整方法をご紹介します:

  1. バスタオルを長方形に折りたたむ
  2. 首の部分にくるように枕の下に置く
  3. 高さが合わない場合は、折り方を調整して高さを変える
  4. 首のカーブに合うよう、微調整する

バスタオルは形を自由に変えられるため、自分の首のカーブに合わせて最適な形にカスタマイズできる可能性があります。特に旅行先など、普段使用している枕がない場所でも活用できます。首痛が気になる方は、今晩から試してみてはいかがでしょうか。詳しい作り方は自宅でできる首痛対策で解説しています。

枕の素材による違いと選び方

枕の素材によっても首への影響は異なる可能性があります。首痛の寝方に適した枕素材を選ぶことで、症状の緩和が期待できます:

素材特徴おすすめの症状
低反発素材頭の形に合わせてゆっくり沈み、首をサポートストレートネック
高反発素材適度な弾力で首を支え、寝返りをサポート寝違え予防
そば殻通気性が良く、熱がこもりにくい肩こり併発の首痛
パイプ高さ調整が容易で、形を整えやすい様々な寝姿勢に対応
ウレタンフォーム形状記憶で首のラインをサポートストレートネック

マットレスも重要!首痛の寝方による効果を高めるポイント

首痛 寝方

枕と同様に、マットレスの選択も首痛への効果的な寝方に大きく影響することがあります。適切な硬さと素材のマットレスを選ぶことで、体全体の姿勢が改善され、結果的に首への負担も軽減される可能性があります。

首痛別・理想的なマットレスの硬さ

マットレスの硬さは体重や寝姿勢によって最適なものが異なると考えられています:

  • 柔らかすぎるマットレス:体が沈みすぎて脊柱が湾曲し、首に負担がかかる可能性があります
  • 硬すぎるマットレス:体のカーブに合わず、肩や腰、首に圧力がかかることがあります
  • 適度な硬さ:体の重みで少し沈みつつも、脊柱が自然なラインを保てる硬さが理想的です

一般的に、横向き寝が多い人はやや柔らかめ、仰向け寝が多い人はやや硬めのマットレスが適している傾向があります。首痛の寝方を最適化するためには、自分の体型と睡眠姿勢に合ったマットレス選びが重要です。

首痛改善に役立つマットレス素材の選び方

素材によっても首や肩への影響は異なる可能性があります:

  • 低反発マットレス:体圧を分散し、首や肩の負担を軽減する効果が期待できます
  • 高反発マットレス:体をしっかり支え、寝返りをサポートする特徴があります
  • ポケットコイルマットレス:体の部位ごとに適切なサポートを提供することがあります
  • ハイブリッドマットレス:複数の素材を組み合わせ、サポート性と快適性を両立しています

特に首痛の寝方改善のためには、首と肩をしっかりサポートしつつも体全体のバランスを保てるマットレスが理想的です。詳しいマットレス選びについては正しい寝姿勢の作り方をご参照ください。

寝る前に試したい!首痛の寝方改善に役立つストレッチ&ケア

首痛 寝方

就寝前に適切なストレッチを行うことで、首の筋肉の緊張を和らげ、より良い睡眠につながる可能性があります。首痛の寝方だけでなく、就寝前の準備も重要です。以下は、専門家推奨の簡単なストレッチとケア方法です。

手首を動かして首の筋肉をほぐすエクササイズ

理学療法士の笹川先生が推奨する首の筋肉をほぐすためのエクササイズを紹介します:

  1. 第一関節を伸ばした状態でグーを作る(親指、人差し指、中指で力を入れる)
  2. 手首をまっすぐに返す
  3. 10秒間キープする
  4. 反対側も同様に行う
  5. これを3〜5回繰り返す

このエクササイズにより、肘の内側から首につながる筋肉がほぐれ、首の緊張が和らぐ効果が期待できます。首痛の寝方改善のための準備体操として、就寝30分前に行うのがおすすめです。

首痛を和らげる簡単ストレッチ

寝る前に行うと効果的とされる首のストレッチです:

  1. 床に仰向けに寝る
  2. 肩を動かさないように注意して、顔をゆっくり右に倒して5秒キープ
  3. ゆっくり戻し、今度は左に倒して5秒キープ
  4. これを5回程度繰り返す

このストレッチは寝る直前に行うことで、首の筋肉の緊張を和らげ、ストレートネックの改善や寝違え予防に役立つ可能性があります。首痛の寝方と組み合わせることで、より効果的な改善が期待できます。

肩甲骨をほぐして首痛対策

首と肩は密接に関連しているため、肩甲骨の可動性を改善することも首痛の寝方改善に効果的と考えられています:

  1. 手のひらを後ろに向ける
  2. 肘を伸ばした状態で、内側に力を入れる
  3. 背中の方に力が入るのを感じながら10秒キープ
  4. 反対側も同様に行う
  5. 朝晩の習慣にすると、効果が高まる可能性があります

それでも首痛が続く場合は?専門家に相談するタイミング

首痛 寝方

首痛の寝方を改善しても症状が良くならない場合や、以下のような症状がある場合は、医療機関の受診を検討されることをおすすめします:

  • 2週間以上続く強い痛み
  • 手や腕のしびれや麻痺感
  • 頭痛やめまいを伴う首の痛み
  • 発熱を伴う首の痛み
  • 外傷後の首の痛み
  • 日常生活に支障をきたす程度の痛み

首の痛みは、単なる筋肉の疲労から神経の圧迫まで、様々な原因で起こりえます。自己判断が難しい場合は、整形外科や整骨院、理学療法士などの専門家に相談することをおすすめします。首の痛みに関する正しい知識については、厚生労働省日本整形外科学会などの信頼できる情報源も参考にしてください。

整骨院や整体での首痛ケア

専門的な施術を受ける場合、以下のような治療が行われることがあります:

  • マッサージや手技療法による筋肉の緊張緩和
  • ストレッチ指導
  • 姿勢改善のためのエクササイズ
  • 電気治療や温熱療法
  • 首痛の寝方に関するアドバイス

ただし、施術だけでなく、日常生活での姿勢改善や正しい寝方の実践も合わせて行うことが大切と考えられています。詳しい情報は整体院選びのポイントで解説しています。

まとめ:今日からできる「首痛さよなら」7つの寝方改善ポイント

首痛 寝方

首痛に効く寝方と日常ケアの要点をまとめます:

  • 最適な寝方:症状に応じて横向きか適切な枕を使用した仰向け寝を選ぶ
  • 避けるべき寝方:うつ伏せ、腕枕、枕なしでの就寝は避ける
  • 枕の選び方:自分の体型と寝姿勢に合った高さ・硬さの枕を選ぶ
  • 枕の調整:バスタオルなどを使って首のカーブに合うよう微調整する
  • マットレス選び:適度な硬さで体をしっかりサポートするものを選ぶ
  • 就寝前ケア:手首のエクササイズや首・肩のストレッチを習慣化する
  • 継続的なケア:日中の姿勢にも注意し、首への負担を減らす

首痛に適した寝方を実践するだけでも、多くの方に改善が見られる可能性があります。また、詳しい情報は自宅でできる首痛対策正しい寝姿勢の作り方も参考にしてください。首の痛みは一朝一夕で解決するものではありませんが、正しい寝方と継続的なケアによって徐々に改善していく可能性があります。辛い首痛から解放され、快適な睡眠を取り戻しましょう!

首痛と寝方に関するよくある質問

首痛 寝方

Q. 首痛がひどい時、仰向けと横向きどちらで寝るべきですか?

A. 症状によって最適な寝方は異なります。寝違えなど急性の痛みがある場合は、痛みがある側を下にして横向きに寝ると負担が軽減される傾向があります。ストレートネックの場合は、首のカーブをサポートする適切な高さの枕を使った仰向け寝が効果的とされています。どちらの場合も、うつ伏せ寝は首に負担をかける可能性があるため避けましょう。首痛の症状が特に強い場合は、最も楽な姿勢を見つけることが大切です。

Q. 首痛に適した枕の高さはどれくらいですか?

A. 枕の理想的な高さは寝姿勢と体型によって異なります。横向き寝の場合は肩幅と同じくらいの高さ(約7~12cm)が適しており、頭が傾かず首がまっすぐな状態を保てる高さを選びましょう。仰向け寝ではやや低め(約3~7cm)で、首のカーブをサポートする形状が理想的とされています。バスタオルを折りたたんで枕の下に置くと、首元のサポートを調整できる可能性があります。自分に合った高さを見つけるためには、様々な高さを試してみることが大切です。

Q. 寝違えた時はどのような姿勢で寝るのが良いですか?

A. 寝違えた場合は、痛みがある方を下にして横向きに寝ることで負担が軽減される可能性があります。これにより筋肉への圧力が分散され、痛みを和らげる効果が期待できます。また、枕の高さが適切かも確認し、必要に応じて調整しましょう。うつ伏せ寝は首をひねる姿勢になるため避けることが推奨されています。寝る前に軽いストレッチを行うと、筋肉の緊張が和らぎ、症状の改善に役立つことがあります。寝違えの痛みが強い場合は、入浴後の温めたタオルを首に当てるのも効果的な場合があります。

Q. ストレートネック改善のために避けたい寝方はありますか?

A. ストレートネックを悪化させる可能性がある寝方として、枕なしで寝る、うつ伏せで寝る、高すぎる枕や低すぎる枕を使用することが挙げられます。特に枕なしで寝ると首の自然なカーブがサポートされず、ストレートネックを悪化させる可能性があると考えられています。また、枕が高すぎると首が前に曲がりすぎ、低すぎると首が後ろに反りすぎて、どちらも首への負担が増加する傾向があります。首のカーブを適切にサポートする枕を選ぶことが重要です。ストレートネックの方は、首のカーブを取り戻すための専用枕も市販されていますので、検討してみる価値があるでしょう。

Q. 首の痛みを予防するために寝る前にできるストレッチはありますか?

A. 寝る前におすすめのストレッチとしては、仰向けになって顔をゆっくり左右に倒す「首のストレッチ」があります。各方向で5秒キープし、これを数回繰り返します。また、手首のエクササイズも首の筋肉をほぐすのに効果的と考えられています。第一関節を伸ばした状態でグーを作り、手首をまっすぐに返して10秒キープします。肩甲骨の動きを良くするストレッチも、首への負担軽減に役立つ可能性があります。これらのストレッチを寝る前に行うことで、筋肉の緊張を和らげ、良質な睡眠と首の痛み予防につながる傾向があります。ただし、痛みを感じるストレッチは控え、無理のない範囲で行うことが大切です。

Q. マッサージ器の使いすぎは首痛に悪影響がありますか?

A. マッサージ器の使いすぎは、首の筋肉に過度の刺激を与え、かえって炎症や痛みを悪化させる可能性があると考えられています。特に痛みが強い急性期には、強い刺激は避けるべきとされています。YouTube動画のセルフケア体験者の事例でも、「ゴリゴリやる」のをやめたことで症状が改善したという報告があります。マッサージ器を使用する場合は、短時間(5~10分程度)にとどめ、強い圧をかけず、痛みを感じない程度の優しい刺激にすることが推奨されています。継続的な改善を目指すなら、適切なストレッチや正しい寝姿勢を重視する方が効果的である可能性があります。首痛の根本的な改善には、正しい寝方の習慣化がより重要とされています。

Q. 子供の首痛にも同じ寝方が効果的ですか?

A. 子供の首痛に対する寝方の基本原則は大人と同様ですが、子供の体格や成長段階に合わせた調整が必要です。子供用の低めの枕を使用し、首のカーブが自然に保たれるようにすることが重要です。特に成長期の子供は骨格が発達途上のため、適切な寝姿勢をサポートすることが大切とされています。また、子供のスマートフォンやタブレットの使用時間や姿勢にも注意が必要です。子供の首痛が継続する場合は、小児科医や専門医に相談することをおすすめします。子供の場合は自己申告が難しいこともあるため、保護者が睡眠姿勢に注意を払うことが大切です。

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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