最終更新:2025.07.02

肩こりと虫歯の関連性:歯ぎしり・食いしばりが引き起こす仕組みと改善法

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

朝起きた時に顎がだるい、歯と歯がずっとくっついている、首や肩がいつも張っている、頭痛がある…これらの症状でお悩みではありませんか?実はこれらの症状は、歯ぎしりや食いしばりが原因かもしれません。

虫歯も肩こりを引き起こす要因になります。虫歯が原因で肩こりが起こる場合、噛み合わせの乱れ、片側噛み、炎症が影響していると考えられます。特に、虫歯の痛みを避けて片側で噛む癖が強くなると、顎や首周りの筋肉に負担がかかり、肩こりにつながりやすいです。本記事では、虫歯と肩こりの意外な関連性や、理学療法士が教える肩甲骨を使った改善エクササイズをご紹介します。

歯ぎしり食いしばりで歯に負担をかけ続けることで歯が割れたり収縮が進んだりするだけではなく、あごの筋肉を疲労させるので頭痛や肩こり、知覚過敏など様々な不快症状を引き起こしてしまいます。

理学療法士 笹川先生(動画 01:05)

目次

虫歯と肩こりの意外な関連性とは?

肩こり 虫歯

虫歯と肩こりは一見無関係のように思えますが、実は密接な関連があります。虫歯が原因で肩こりが起こるメカニズムを理解しましょう。

虫歯による片側咀嚼が肩こりを引き起こす

虫歯になっている歯があると、痛みを避けるために片側の歯だけで噛むようになります。

この「片側咀嚼」が長期間続くことで、顎や首の筋肉に負担がかかり、肩こりを引き起こします。右側に虫歯がある場合は左側ばかりで噛むようになり、筋肉バランスが崩れてしまうのです。

噛み合わせの悪化による全身への影響

虫歯を放置すると噛み合わせが悪くなり、それによって首や肩の筋肉が緊張します。特に咀嚼筋(噛むための筋肉)が緊張すると、首周りの筋肉も硬くなっていきます。胸鎖乳突筋や斜角筋といった筋肉は特に硬くなりやすく、肩こりの原因となります。

症状原因影響
片側咀嚼虫歯による痛み顎と首の筋肉の不均衡、肩こり
食いしばり・歯ぎしり噛み合わせの悪化、ストレス顎の筋肉疲労、頭痛、肩こり
炎症の広がり虫歯の放置神経痛、関連痛、肩こり
姿勢の悪化顎のバランス崩れ首・肩の筋肉緊張、慢性的な肩こり

炎症と神経の関連性

虫歯が進行すると、歯の神経に炎症が起きます。この炎症が顎関節周りの筋肉やリンパにまで広がり、肩こりの原因となることがあります。また、歯の神経の痛みが首や肩の痛みとして感じる「関連痛」という現象も肩こりを引き起こします。

虫歯からくる肩こりの症状と見分け方

肩こり 虫歯

虫歯が原因の肩こりには、いくつかの特徴的な症状があります。通常の肩こりとの違いを理解しましょう。

典型的な症状

  • 朝起きた時に顎がだるい感じがする
  • リラックスしていても歯と歯がくっついている
  • 首と肩が常に張っている
  • 頭痛や偏頭痛がある
  • 詰め物をしてもすぐに外れる
  • 歯がしみる

一般的な肩こりとの違い

虫歯が原因の肩こりは、マッサージやストレッチで一時的に楽になってもすぐに症状がぶり返すことが多いのが特徴です。また、朝起きた時に症状が特に強く感じられることが多いです。これは夜間の歯ぎしりや食いしばりが影響しているためです。

理学療法士が教える肩甲骨のサボリ筋トレーニング

肩こり 虫歯

肩こりの根本的な改善には、肩甲骨周りの筋肉(サボリ筋)を鍛えるトレーニングが効果的です。理学療法士の笹川先生が紹介する簡単なエクササイズをご紹介します。

手首のウォーミングアップエクササイズ

肩甲骨を効果的に動かすためには、まず手首の柔軟性を高めることが重要です。

  1. 第一関節(指の先端の関節)を伸ばした状態でグーを作ります
  2. 親指は第一関節を曲げた状態で、親指・人差し指・中指に力を入れながら手首を反らせます
  3. 10秒間この姿勢を保ちます
  4. 同様に小指・薬指・中指に力を入れて手首を反らせ、10秒間保ちます

前鋸筋を鍛えるエクササイズ

肩甲骨の外側にある前鋸筋を働かせることで、首周りの筋肉の緊張を和らげることができます。

  1. 手の甲同士を合わせます(肩は下げたまま)
  2. 斜め45度くらいまで腕を上げます
  3. 小指が離れないように注意しながら、手を前方に伸ばし続けます
  4. 胸の前から脇にかけて力が入るのを感じながら10秒間キープします
  5. 3回繰り返します

菱形筋を鍛えるエクササイズ

肩甲骨の内側にある菱形筋を鍛えることで、肩こりの改善に効果があります。

  1. 手のひらを天井に向け、軽く握ります
  2. 手首を反らせた状態で、体を少し後ろに捻り、脇を締めます
  3. 肩甲骨の内側に力を感じながら10秒間キープします
  4. 3回繰り返します
  5. 反対側も同様に行います

このトレーニングで肩甲骨をしっかり動かせるようになると、首周りがかなり柔らかくなり、顎の筋肉もリラックスできるようになります。

理学療法士 笹川先生(動画 10:44)

虫歯と肩こりの根本的な対処法

肩こり 虫歯

肩甲骨のトレーニングで一時的な改善は期待できますが、根本的な解決には歯科治療が欠かせません。適切な治療法を見ていきましょう。

歯科治療の重要性

虫歯が原因で肩こりが起きている場合は、まず歯科医院で虫歯の治療を受けることが最優先です。虫歯を放置すると症状が悪化するだけでなく、噛み合わせのバランスが更に崩れ、肩こりも悪化します。

噛み合わせの調整

虫歯治療後も噛み合わせのバランスが悪い場合は、歯科医師による調整が必要です。場合によっては、噛み合わせを調整するマウスピースを使用することもあります。

日常生活での注意点

  • 両側でバランスよく噛むよう意識する
  • 姿勢を正し、猫背を避ける
  • 定期的な歯科検診で虫歯の早期発見・治療を心がける
  • ストレスを軽減し、リラックスする時間を持つ
  • 夜間のマウスピース使用を検討する

虫歯を放置するとどうなる?重大な健康リスク

肩こり 虫歯

虫歯は単なる歯の問題ではなく、研究によれば全身の健康に影響を及ぼす可能性が示唆されています。肩こり以外にも様々なリスクがあることを理解しましょう。

顎関節症のリスク

虫歯による片側咀嚼が続くと、顎関節に負担がかかり、研究によれば顎関節症を引き起こす可能性があります。顎関節症になると、顎を動かす際の痛みや開口制限などの症状が現れます。

全身疾患との関連

虫歯を放置すると、口腔内の細菌が血流に乗って全身を巡り、心臓病や糖尿病、肺炎などの疾患のリスクを高める可能性があります。口腔内の健康は全身の健康と密接に関連しているのです。

放置するリスク影響する症状推奨される対処法
肩こり・頭痛の悪化慢性的な痛み、QOL低下早期の虫歯治療、肩甲骨トレーニング
顎関節症の発症顎の痛み、開口制限噛み合わせ調整、マウスピース治療
心疾患リスク上昇心内膜炎、動脈硬化定期的な歯科検診、口腔ケア
肺炎リスク誤嚥性肺炎(特に高齢者)口腔内清潔維持、歯科治療

まとめ:虫歯と肩こりの関係を理解して健康な生活を

肩こり 虫歯

虫歯と肩こりには密接な関連があり、片側咀嚼や噛み合わせの悪化、炎症の広がりなどが原因となります。

肩甲骨のサボリ筋トレーニングで一時的な症状緩和が期待できますが、根本的な解決には歯科治療が不可欠です。日常的に以下のポイントを意識することで、虫歯予防と肩こり改善の両方を目指しましょう:

  1. 定期的な歯科検診で虫歯の早期発見・治療
  2. 両側でバランスよく噛む習慣をつける
  3. 肩甲骨のサボリ筋トレーニングを継続する
  4. 正しい姿勢を保つ
  5. ストレスを軽減する工夫をする

歯の健康は全身の健康につながります。肩こりや頭痛に悩んでいる方は、一度歯科医院での検診を検討してみてはいかがでしょうか。

歯ぎしり・食いしばりと肩こりに関するよくある質問

肩こり 虫歯

Q. 虫歯と肩こりは本当に関係があるのですか?

A. はい、関係があります。虫歯により痛みを避けて片側だけで噛むようになると、顎や首の筋肉バランスが崩れ、肩こりの原因となります。また、虫歯による炎症が神経を通じて首や肩にまで影響することもあります。

Q. 肩甲骨のトレーニングはどのくらいの頻度で行うべきですか?

A. 毎日継続して行うのが理想的です。特に朝起きた時と就寝前の1日2回行うと効果的です。1週間続けると、朝の顎のだるさや肩こりの軽減を実感できることが多いです。

Q. 歯ぎしりや食いしばりを自分でコントロールする方法はありますか?

A. 完全に自分でコントロールするのは難しいですが、日中は意識して歯を離すよう心がけることが大切です。夜間の歯ぎしりには、歯科医師に相談してマウスピースを作製してもらうのが効果的です。また、ストレス軽減やリラクゼーション法も有効です。

Q. 虫歯がないのに肩こりがある場合は何が原因かもしれませんか?

A. 虫歯がなくても、噛み合わせの不具合や歯ぎしり・食いしばりの習慣がある場合は肩こりの原因となることがあります。また、姿勢の悪さ、デスクワークなどの生活習慣、ストレスなども肩こりの主な原因です。自分では気づきにくいため、歯科医師や専門医への相談をおすすめします。

Q. 歯科治療で肩こりはどのくらいで改善しますか?

A. 個人差がありますが、虫歯治療や噛み合わせ調整により、数週間から数ヶ月で肩こりの症状が改善するケースが多いです。ただし、長期間の歯ぎしりや食いしばりで筋肉パターンが定着している場合は、改善までに時間がかかることもあります。歯科治療と並行して、肩甲骨トレーニングやマッサージなども継続すると効果的です。

Q. 肩こりを改善するために歯科医院で何を相談すればよいですか?

A. 歯科医院では「肩こりや頭痛があり、歯や顎が関係しているかもしれない」と伝えましょう。歯科医師は噛み合わせチェックや顎関節の検査を行い、必要に応じてマウスピース作製や歯の治療を提案します。歯ぎしりや食いしばりの習慣がある場合は、その旨も伝えるとより適切な対応が期待できます。

Q. 子供の歯ぎしりも肩こりや頭痛の原因になりますか?

A. 子供の歯ぎしりも肩こりや頭痛の原因となる可能性があります。特に成長期の子供は顎や歯の発達に伴い、噛み合わせが変化するため注意が必要です。子供の歯ぎしりに気づいたら、小児歯科で相談することをおすすめします。早期の対応で将来的な顎関節症や肩こりのリスクを減らせる可能性があります。

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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