最終更新:2025.05.14

肩こりからくる頭痛を解消!肩甲骨ストレッチで血流改善する方法

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

デスクワークや同じ姿勢の継続、ストレスなどが原因で起こる肩こりと頭痛。特に40代、50代になると更年期障害による自律神経の乱れからくる頭痛に悩まされる方が増えてきます。

肩こりや頭痛を解消するためには、姿勢を正し、こまめに休憩を取り、肩周りを温めるなどの対策が効果的です。特に、首や肩の筋肉の緊張をほぐすためのストレッチや、自律神経を整えるための頭皮マッサージもおすすめです。また、症状が改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。

肩こりが原因で起こる頭痛は、放置すると緊張型頭痛や偏頭痛として慢性化し、うつ病や不安障害などの心の病気を合併するリスクもあります。

本記事では、理学療法士が教える肩こりと頭痛を同時に解消する肩甲骨ストレッチと、血流改善法について詳しく解説します。これらのエクササイズは、まぶたのたるみ予防にも効果的です。

本記事では、理学療法士が教える肩こりと頭痛を同時に解消する肩甲骨ストレッチと、血流改善法について詳しく解説します。これらのエクササイズは、まぶたのたるみ予防にも効果的です。

筋肉のこわばりにより上半身のバランスが崩れてくると、骨盤の位置や頭の位置もずれてしまうので、スタイルも悪く見えてしまいます。加齢や運動不足によって筋肉量が落ちるとさらに、肩こりや頭痛の症状が悪化します。

理学療法士 笹川先生(動画 00:01:46)

肩こりからくる頭痛とは?症状と原因を理解しよう

肩こり 頭痛 解消

肩こりが引き起こす頭痛には、主に「緊張型頭痛」と「偏頭痛」の2種類があります。それぞれの特徴を知ることで、適切な対処法を選ぶことができます。

肩こりと頭痛の関係性

肩や首の筋肉が緊張すると、その緊張が頭部にまで及び、頭痛を引き起こします。特に長時間同じ姿勢を続けることで、肩甲骨周りの筋肉が硬くなり、血流が悪化することが原因です。したがって、首の筋肉肩の筋肉の緊張をほぐすことが重要です。慢性的な肩こり血行不良を引き起こし、自律神経のバランスを崩してしまいます。日常の姿勢にも注意し、同じ姿勢を長時間続けないよう心がけましょう。

緊張型頭痛の特徴と症状

緊張型頭痛の特徴は、頭全体がきつく締め付けられたような痛みです。長時間のデスクワークやスマホ操作による首や肩のこり、目の疲れも同時に発生するケースが多く見られます。

特に肩甲骨周りの筋肉がこわばると、首から頭にかけての筋肉も硬くなり、頭痛を引き起こしやすくなります。そのため、こうした状態が続くと、筋肉の緊張が慢性化し、頭痛も常態化してしまうことがあります。

偏頭痛の特徴と前兆

頭の片側がズキンズキンと脈打つように痛む頭痛です。痛みの前に「閃輝暗点(せんきあんてん)」と呼ばれる、目の前に突然自在の光が見えて徐々に消えていく現象が現れることがあります。

一方で、偏頭痛は、ストレスから解放されたときに起こることが多く、週末や休暇中に発症することから「週末頭痛」とも呼ばれています。40代以降の女性は、エストロゲンの減少による自律神経の乱れから偏頭痛が増加する傾向にあります。

肩こりと頭痛の関連については、日本内科学会雑誌の研究でも報告されています。また、最新の医学研究では、筋肉の緊張と頭痛の関連性が詳しく解説されています。

頭痛のタイプ主な症状原因
緊張型頭痛頭全体が締め付けられるような痛み
首や肩のこりを伴う
長時間の同じ姿勢
筋肉の緊張
ストレス
偏頭痛頭の片側がズキンズキン脈打つ痛み
閃輝暗点などの前兆がある場合も
ホルモンバランスの変化
血管の拡張
ストレスからの解放時

肩甲骨はがしで頭痛を解消する4つの効果的なストレッチ

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ここからは、理学療法士が教える「肩甲骨はがし」のストレッチ法をご紹介します。これらのエクササイズは、肩こりからくる頭痛の改善に非常に効果的です。まずは肩甲骨の動きをチェックしてから、4つのストレッチを順番に行っていきましょう。

肩甲骨の動きをチェックする方法

ストレッチの前後に肩甲骨の動きをチェックすることで、効果を実感できます。

  1. 両手の甲を前方に見せるようにして、肘と肘をくっつけます
  2. 肘を離さずに、できるだけ上に持ち上げてみます
  3. 肘が上がりにくい場合は、肩甲骨が硬くなっている可能性があります

このチェックを行った後、以下の4つのストレッチを実践し、再度チェックして変化を感じてみましょう。

ストレッチ1:肩甲下筋と前胸筋のストレッチ

肩の前側にある肩甲下筋と前胸筋を働かせるストレッチです。

  1. 手のひらを外側に向け、肩を内側に入れます
  2. 腕がまっすぐになるところで、反対の手でグッと押さえます
  3. 10秒間力を入れ続けます
  4. 次に肘を曲げて手のひらを前に向け、同様に10秒間力を入れます
  5. 反対側も同じように行います

このストレッチにより、肩甲骨の動きが良くなり、首の筋肉も緩みます。

ストレッチ2:首の斜角筋のストレッチ

ストレッチ1で筋肉を働かせた後は、首の横側の斜角筋をストレッチします。

  1. 斜め上を向いて、反対側に首を傾けます
  2. 後ろにのけぞるようにして10〜20秒間ストレッチします
  3. 反対側も同様に行います

このストレッチにより、頭部への血流が改善され、頭痛の緩和に効果的です。

ストレッチ3:肩甲骨内側の筋肉トレーニング

肩甲骨を内側に寄せる筋肉を強化するストレッチです。

  1. 手のひらを天井に向け、脇を締めます
  2. 手首を反らせ、手のひらを外側に向けたまま維持します
  3. 肩甲骨を上に持ち上げるようにして10秒間力を入れます
  4. これを3回繰り返します

このエクササイズで、肩甲骨を背骨に寄せる筋肉が強化され、姿勢改善に効果的です。

ストレッチ4:肩の後側と二の腕のトレーニング

腕のたるみ防止にも効果的なストレッチです。

  1. グーをして手首を反らせます
  2. ドアノブをひねるように外側に回転させます
  3. 二の腕に力が入るのを感じながら10秒間維持します
  4. これを3回繰り返します

このエクササイズ後、首を下に向けて斜めに倒すと、首の後ろ側の筋肉がストレッチされます。

まぶたのたるみ予防にも効果的な血流改善法

肩こりや頭痛の改善に取り組むと、同時にまぶたのたるみ予防にも効果があります。目元のケアに関する注意点と、効果的な方法をご紹介します。

目元のケアで避けるべきこと

まぶたに直接マッサージを行ったり、ゴシゴシこすったりすると、皮膚の組織を痛めてしまい、かえって目の上のくぼみやたるみの原因になります。

そのため、肩甲骨と首周りの筋肉トレーニングによる血流改善が重要です。

頭皮マッサージで血流を促進

前述のストレッチで首周りの筋肉がゆるんだ後は、頭皮マッサージを行うことで、さらに血流改善効果が高まります。

  1. 側頭筋(こめかみ周り)を優しくマッサージします
  2. 頭皮全体を指の腹で円を描くようにマッサージします
  3. 頭皮の皮膚を動かすイメージで行います

このマッサージで目の疲れを解消し、リラックス効果を高めましょう。

肩こりと頭痛を予防する日常生活での注意点

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肩こりや頭痛を予防するためには、日常生活でのちょっとした工夫も大切です。専門家のアドバイスに基づいた予防法をご紹介します。

正しい姿勢を維持する

猫背や前かがみの姿勢は、首や肩に負担をかけ、肩こりや頭痛の原因となります。デスクワークやスマホ操作時は、以下の点に注意しましょう。

  • 背筋をまっすぐにして、あごを引く
  • イスに座るときは足を組まない
  • スマートフォンは目線と同じ高さに持ち、30cm程度離す
  • 長時間同じ姿勢を続けない

適度な休憩とストレッチを取り入れる

長時間のデスクワークでは、定期的に休憩を取り、ストレッチを行うことが重要です。1時間に1回は立ち上がって軽く体を動かしましょう。本記事で紹介したストレッチを日常に取り入れることで、肩こりや頭痛の予防につながります。

肩や首を温める

冷えは肩こりの原因となります。特に冷房の効いた環境では、肩や首が冷えないように注意しましょう。入浴やホットパックで温めることで、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進します。

十分な睡眠と水分補給

睡眠不足は肩こりや頭痛の原因となります。質の良い睡眠を確保するよう心がけましょう。また、適切な水分補給も重要です。

肩こりの原因やさらに詳しい対策については、肩こりの原因と対策の記事もご参照ください。また、効果的なストレッチデスクワークと健康についても関連情報をまとめています。

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肩こりと頭痛に関するよくある質問

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Q. 肩こりからくる頭痛と偏頭痛の違いは何ですか?

A. 肩こりからくる頭痛(緊張型頭痛)は頭全体が締め付けられるような痛みで、首や肩のこりを伴います。一方、偏頭痛は頭の片側がズキンズキンと脈打つような痛みが特徴で、光や音に過敏になったり、吐き気を伴うことがあります。また、偏頭痛は閃輝暗点などの前兆が現れることもあります。

Q. 肩甲骨ストレッチはどのくらいの頻度で行うべきですか?

A. 肩甲骨ストレッチは毎日行うのが理想的です。特に朝起きた後と、デスクワークなど長時間同じ姿勢を続けた後に行うと効果的です。1回のセッションは5〜10分程度で十分ですが、継続することが重要です。

Q. 肩こりからくる頭痛には市販薬は効きますか?

A. 市販の鎮痛薬は一時的な痛みの緩和には効果がありますが、根本的な原因である筋肉の緊張を解消するものではありません。薬に頼るだけでなく、本記事で紹介したストレッチや生活習慣の改善を併せて行うことをおすすめします。症状が改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。

Q. 更年期と肩こり・頭痛にはどのような関係がありますか?

A. 更年期にはエストロゲンの減少により自律神経のバランスが乱れやすくなります。これが血管の収縮や拡張に影響し、肩こりや頭痛を引き起こす要因となります。また、ホルモンバランスの変化によるストレスも筋肉の緊張を高める原因となります。

Q. まぶたのたるみと肩こり・頭痛には関連がありますか?

A. はい、関連があります。首や肩の筋肉の緊張は、頭部全体の血流を悪くします。血流が悪くなると、目の周りの筋肉や皮膚の新陳代謝も低下し、まぶたのたるみにつながることがあります。肩甲骨ストレッチで首や肩の筋肉をほぐすことで、頭部全体の血流が改善され、まぶたのたるみ予防にも効果があります。

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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