最終更新:2025.06.30

変形性膝関節症でも安心!エアロバイクの効果的な使い方【理学療法士監修】

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

変形性膝関節症の方にとって、エアロバイクは適切な運動方法の一つとして考えられます。ただし、過度な負荷や膝に負担のかかるような漕ぎ方には注意が必要です。本記事では、変形性膝関節症の痛みを抱える方がエアロバイクで安全に運動する方法、膝への負担軽減のコツ、筋肉強化による治療効果について、理学療法士の専門的見解と実際の改善事例を交えて詳しく紹介します。

目次

変形性膝関節症におけるエアロバイクの基本知識

変形性膝関節症 エアロバイク

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減ることで起こる疾患です。日本では2000万人から3000万人の方が悩んでいるとされています。主な症状には膝の痛み、関節の動きの制限、歩行時の困難などがあります。

変形性膝関節症は、日本だけでも2000万人から3000万人いると言われています。膝関節は動く範囲が非常に大きいのに体重を支えないといけないため、痛みやすいんです。

理学療法士 笹川先生(動画 00:01:05)

変形性膝関節症の原因は加齢や体重だけではありません。膝関節は140度もの大きな動きをしながら体重を支える必要があり、この不安定性が痛みを引き起こしやすくしています。特に女性に多く見られる傾向があります。

エアロバイクが変形性膝関節症に効果的な理由

変形性膝関節症 エアロバイク

エアロバイクは変形性膝関節症の方にとって多くのメリットが期待できる運動とされています。以下に主な効果を説明します。

膝への負担軽減効果

サドルに座った状態で運動するため、体重が直接膝関節にかからず、ウォーキングや階段昇降と比較して膝への衝撃を大幅に軽減できます。関節への負荷を最小限に抑えながら効果的な運動が可能です。

筋力強化による治療効果

ペダリング動作により、大腿四頭筋やハムストリングスなど膝周囲の筋肉を効率的に鍛えることができます。筋力向上により膝関節の安定性が高まり、痛みの軽減効果が期待できます。

有酸素運動による健康増進

継続的なペダリングにより心肺機能が向上し、全身の血行改善効果も期待できます。関節周囲の血流改善により、軟骨の栄養状態改善にも寄与する可能性があります。

関節可動域の維持・改善

膝関節を一定の範囲で動かし続けることで、関節の可動域を維持・改善する効果があります。継続的な運動により関節の硬化予防にも効果的です。

変形性膝関節症患者のエアロバイク利用時の重要な注意点

変形性膝関節症 エアロバイク

エアロバイクは有効な運動方法ですが、使用方法を誤ると症状悪化のリスクがあります。

過度な負荷設定や不適切なフォームは膝の痛みを悪化させる可能性がありますので、以下の点に十分注意してください。

負荷設定の注意点

初心者の方は必ず軽い負荷から開始し、痛みが出ない範囲で徐々に調整することが重要です。無理な負荷設定は関節への過度なストレスとなり、症状悪化につながる恐れがあります。

正しいフォームの維持

サドル高やハンドル位置を適切に調整し、膝が完全に伸びきらない状態を保ちます。膝が内側に倒れる動作は関節への不適切な負荷となるため避けましょう。

運動時間の管理

長時間の連続使用は避け、体調に応じて適切な運動時間を設定します。疲労感や痛みを感じた場合は直ちに運動を中止してください。

【実践編】膝に優しいエアロバイクの正しい設定方法

変形性膝関節症 エアロバイク

変形性膝関節症の方が安全にエアロバイクを利用するための具体的な設定方法を詳しく解説します。

設定項目推奨設定値調整のポイント
サドル高さ膝が軽く曲がる程度(約150-160度)完全伸展は避け、自然な曲がりを保つ
負荷レベル軽負荷(レベル1-3)から開始痛みゼロの範囲で段階的に調整
運動時間初回10-15分、最大30分まで週単位で5分ずつ延長
実施頻度週3-4回(隔日実施)連日実施は避け休息日を確保
ペダリング速度50-60rpm(分間回転数)会話可能な程度の軽やかなペース

正しいポジショニングとペダリングフォーム

背筋を自然に伸ばし、ハンドルを軽く握ります。ペダリング時は膝が内側に向かないよう注意し、足首は適度に固定します。痛みが出ない自然な動作範囲での運動が最も重要です。

エアロバイク運動前後のケア方法

変形性膝関節症 エアロバイク

運動効果を最大化し、膝関節への負担を最小限に抑えるため、適切なウォーミングアップとクールダウンが不可欠です。

運動前の準備(ウォーミングアップ)

  • 膝関節周囲の軽いマッサージ(3-5分間)
  • 大腿四頭筋とハムストリングスのストレッチ(各30-60秒)
  • 足首関節の回転運動(左右各10回)
  • 軽い膝の屈伸運動(10-15回)
  • 関節の動きを確認する軽いペダリング(2-3分)

運動後の整理(クールダウン)

  • 徐々にペダリング速度を落とす段階的終了(2-3分)
  • 深呼吸による心拍数の正常化(1-2分)
  • 下肢全体のストレッチ(太もも・ふくらはぎ各1-2分)
  • 膝関節の軽い屈伸とマッサージ(3-5分)
  • 必要に応じた氷嚢による冷却(痛みや腫れがある場合)

危険信号を見逃すな!専門医受診を検討すべき症状

変形性膝関節症 エアロバイク

以下のような症状がある場合は、エアロバイクの使用を一時中断し、整形外科専門医への相談を強く推奨します。

手術を検討した方がよい症状として、歩こうとした時に膝がガクッと抜ける状態、O脚がひどく開く症状、膝が90度以上曲がらない状況があります。

理学療法士 笹川先生(動画 00:02:50)

特に注意すべき症状:

  • 膝関節の不安定感(ガクッと抜ける感覚)
  • O脚変形の進行(膝間距離がこぶし2個分以上)
  • 膝関節可動域の著しい制限(90度未満の屈曲)
  • 階段昇降や歩行の著しい困難
  • 安静時痛や夜間痛の出現
  • 関節の著しい腫脹や熱感

他の運動療法との効果的な組み合わせ

変形性膝関節症 エアロバイク

エアロバイク単独ではなく、他の低負荷運動と組み合わせることで、より包括的な治療効果が期待できます。

推奨される併用運動

  • 水中ウォーキング:浮力により膝への負担がさらに軽減
  • 水泳:全身運動による総合的な体力向上
  • 軽度なウォーキング:日常生活動作の維持・向上
  • 太極拳:バランス感覚と筋力の同時向上
  • ヨガ(膝に負担の少ないポーズ):柔軟性とリラクゼーション効果

運動の組み合わせについては、個人の症状や体力レベルに応じて医師や理学療法士と相談して決定することが重要です。

専門家による指導の重要性

変形性膝関節症 エアロバイク

変形性膝関節症の運動療法において、専門家による適切な指導は治療効果を大幅に向上させます。

整体に8年以上通い、週3-4回通わないと維持できない状態でしたが、専門的なセルフケア指導を6回受けただけで、スタスタと歩けるようになりました。

セルフケア整体(動画 00:03:24)

専門家への相談を推奨するケース:

  • 自己流運動で症状改善が見られない場合
  • 適切な運動強度や方法が判断できない場合
  • 痛みが持続または段階的に悪化している場合
  • 手術適応の判断が必要な場合
  • 個別の運動プログラム作成を希望する場合

膝の痛みと痛み止め薬について:変形性膝関節症の症状と原因・治療法・薬の選び方を解説

腰痛と膝痛の痛み改善する体操エクササイズ

医学的根拠に基づく情報は日本整形外科学会、理学療法に関するガイドラインは日本理学療法士協会をご確認ください。

変形性膝関節症とエアロバイクに関するよくある質問

変形性膝関節症 エアロバイク

Q. 変形性膝関節症でもエアロバイクは安全に使用できますか?

A. 適切な使用方法を守れば、エアロバイクは変形性膝関節症の方にとって安全で効果的な運動方法とされています。サドルに座った状態での運動のため膝への直接的な体重負荷が軽減され、筋力強化と可動域維持に効果が期待できます。ただし、過度な負荷設定は避け、痛みが出ない範囲での使用が前提条件です。

Q. エアロバイクの負荷設定はどの程度が適切ですか?

A. 初心者の方は最軽負荷(レベル1-3)から開始し、運動中に膝の痛みや不快感を感じない程度に調整してください。目安として、運動中に会話ができる程度の強度が適切です。症状や体力レベルに応じて週単位で段階的に調整し、決して無理な負荷設定は行わないでください。

Q. 1回の運動時間と実施頻度の目安を教えてください。

A. 初回は10-15分程度から開始し、慣れてきたら週単位で5分ずつ延長して最大30分程度まで増やします。実施頻度は週3-4回(隔日実施)が理想的で、連日の実施は避けて必ず休息日を設けてください。体調や症状に応じた個別調整が重要です。

Q. 膝が90度以上曲がらない重度の症状でも使用できますか?

A. 膝関節の可動域が90度未満に制限されている場合は、症状がかなり進行している可能性があります。このような状態では自己判断でのエアロバイク使用は推奨できません。まず整形外科専門医や理学療法士による詳細な評価を受け、個別の運動プログラムについて相談することが重要です。

Q. エアロバイク以外に併用すべき運動はありますか?

A. 水中ウォーキングや水泳は浮力効果により膝への負荷がさらに軽減されるため、併用に適しています。また、軽度なウォーキング、太極拳、膝に負担の少ないヨガなども効果的とされています。複数の運動を適切に組み合わせることで、より包括的な治療効果が期待できます。

Q. 運動中や運動後に膝の痛みが増強した場合の対処法は?

A. 痛みが増強した場合は直ちに運動を中止し、膝関節を安静に保ってください。炎症症状がある場合は氷嚢による適度な冷却(15-20分)を行い、痛みが持続する場合や症状が悪化する場合は速やかに整形外科を受診してください。無理な継続は症状悪化につながる可能性があります。

Q. 効果が実感できるまでの期間はどの程度ですか?

A. 個人差がありますが、適切な方法で継続した場合、一般的に2-3ヶ月程度で筋力向上や関節可動域の改善効果を実感される方が多いとされています。ただし、症状の程度や個人の体力レベルにより効果の現れ方は異なるため、短期間での劇的な変化を期待せず、長期的な視点で継続することが重要です。

まとめ:変形性膝関節症とエアロバイクの適切な活用法

変形性膝関節症 エアロバイク

変形性膝関節症の方にとって、エアロバイクは適切に活用することで筋力強化、関節可動域維持、心肺機能向上など多面的な治療効果が期待できる有効な運動方法です。

重要なポイントは以下の通りです:

  • 軽負荷からの段階的開始と個人に応じた調整
  • 適切なフォームと設定による安全な実施
  • 運動前後のウォーミングアップとクールダウンの徹底
  • 痛みや違和感の早期発見と適切な対応
  • 専門家による定期的な評価と指導

ただし、過度な負荷設定や不適切な使用方法は症状悪化のリスクを伴います。医師や理学療法士などの専門家と相談しながら、個人の症状や体力レベルに応じた運動プログラムを作成し、安全で効果的な治療を進めることが最も重要です。

継続的で適切な運動療法により、変形性膝関節症と上手に付き合いながら、質の高い日常生活の維持・向上を目指していきましょう。

※本記事は情報提供のみを目的としており、医学的アドバイスや診断の代替ではありません。症状や治療法については、必ず医師や理学療法士などの専門家にご相談ください。

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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