最終更新:2025.05.27

ぎっくり腰改善ガイド|激痛の原因から即効対処法・予防まで専門家解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

ぎっくり腰の改善には、まずは急性期には安静にし、患部を冷やし、その後は少しずつ動かすことが大切です。また、正しい姿勢を意識し、日常の動作に気をつけることも重要です。必要に応じて湿布や鎮痛剤を使用し、症状が改善してきたらストレッチや筋力トレーニングを行うと良いでしょう。

ぎっくり腰は急激な激しい腰痛で動けなくなる可能性がある症状です。多くの方が経験するこの辛い症状は、適切な対処法と予防策により改善が期待できます。本記事では、ぎっくり腰の原因から即効性のある対処法、再発を防ぐ予防ストレッチまで、専門家の知見に基づいて徹底解説します。

腰痛のほとんどの原因は分からないと科学的には言われています。驚きですよね。原因が分からない、もう治らないんじゃないかと不安に思う方もいらっしゃいますよね。ですが大丈夫です。腰痛は適切なリハビリやトレーニングで改善します。

理学療法士 笹川先生(動画 00:00:30)

目次

ぎっくり腰とは?その激痛の正体と主な症状

ぎっくり腰 改善

ぎっくり腰は正式名称を「急性腰痛症」といい、突然発症する激しい腰の痛みが特徴です。「魔女の一撃」とも呼ばれるこの症状は、ちょっと体をひねっただけで強烈な痛みが起こる場合があります。

しかし、立って歩けなくなることもある一方で、適切な対処により回復が期待できる症状でもあります。ぎっくり腰応急処置も参考にしてください。

主な症状には以下があります:

  • 腰部の激しい痛み
  • 動作時の痛みの増強
  • 足のしびれや痛み
  • 前かがみや立ち上がりが困難
  • くしゃみや咳での痛みの悪化

また、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛を伴う場合もあり、しびれの症状が強い時は早期の受診が必要です。

なぜ起こる?ぎっくり腰の主な原因とメカニズム

ぎっくり腰 改善

ぎっくり腰の原因は完全には解明されていませんが、腰を支える重要な筋肉の機能低下が大きく関係している可能性があります。また、専門家によると、腰痛に関係する筋肉は大きく3つあります。

さらに、これらの筋肉の働きを理解することで、効果的な予防策を立てることができます。日常生活での重い物の持ち上げや、長時間の同じ姿勢、急激な動作が発症の引き金となることが多いとされています。

筋肉名役割特徴
腸腰筋腰の前面を支える最も重要なインナーマッスル
多裂筋腰の後ろ側を支える腰椎の安定に重要
腹横筋腰椎をベルトのように包む天然のコルセット機能

これらの筋肉は「サボり筋」と呼ばれるほど衰えやすく、働くべきなのに仕事をサボってしまいがちです。その代わりに他の筋肉が「頑張り筋」として過度に働き、ガチガチに緊張して痛みを引き起こす可能性があります。特に腰方形筋という筋肉が頑張りすぎてガチガチになり、無意識に腰をトントンする動作につながることがあります。

【緊急対処法】ぎっくり腰になってしまったらまず何をすべきか

ぎっくり腰 改善

ぎっくり腰になった際の初期対応が回復を左右する重要なポイントです。しかし、以下の手順で対処することが一般的に推奨されています。

1. 安静にする

痛みが強い時は、無理せずまず安静にしましょう。楽な姿勢で横になり、深呼吸をして筋肉の緊張を和らげることが大切です。両膝を立てることによって腰がある程度丸くなりやすくなり、反りやすい人は足を伸ばすとより腰が反ってしまって腰が痛くなる可能性があります。

2. 患部を冷やす

また、氷枕や保冷剤をタオルで包んで、患部に当てることで炎症を抑える効果が期待できます。急性期では炎症が原因で発症している可能性があるため、最初の数日は冷やして治すことが重要とされています。

3. 楽な姿勢を見つける

さらに、横向き寝や膝を曲げて寝るのが楽な姿勢とされています。背筋を伸ばし、猫背にならないよう意識することも重要です。動けるようになったら少しずつ動かすことで、早期回復につながる可能性があります。

ぎっくり腰の段階別ケア:急性期から回復期までの正しい過ごし方

ぎっくり腰 改善

急性期(発症から2-3日):安静と冷却のポイント

痛みが最も強い時期です。無理は禁物で安静を心がけ、患部を冷やして炎症を抑えることが大切です。

しかし、完全に動かないのではなく、痛みの範囲内で軽く動かすことも回復には重要とされています。関節や筋肉の緊張を緩和するため、無理のない範囲での深呼吸や軽いストレッチが効果的な場合があります。

慢性期(4日目以降):少しずつ動かすアプローチ

痛みが和らいできたら、無理なく身体を動かしましょう。また、ウォーキングやストレッチ、腹筋や背筋のトレーニングなどが効果的です。

さらに、正しい姿勢を意識し、日常の動作に気をつけることも重要です。腰痛ストレッチ方法も併せてご覧ください。この段階では、筋肉の柔軟性を保ちながら、徐々に筋力を回復させていくことが大切です。

冷やす?温める?ぎっくり腰の正しい応急処置と注意点

ぎっくり腰 改善

応急処置では段階に応じた対応が必要です。しかし、適切なタイミングでの温冷療法が回復を促進する可能性があります。温めると血行も良くなり、回復も早まる傾向がありますが、タイミングが重要です:

  • 急性期(発症直後): 炎症が原因のため、最初の数日は冷やして治すことが重要とされています
  • 回復期: 血流を良くするため温めることで回復も早まる可能性があります
  • 注意点: 腰の痛みに加えて発熱や冷や汗などの症状が続く場合は、他の病気の可能性もあります

コルセットの使用も効果的ですが、頼りすぎは筋力低下を招く可能性があるため、適度な使用を心がけることが大切です。湿布や鎮痛剤の併用も、医師や薬剤師と相談の上で行うことが推奨されています。

医療機関でのぎっくり腰治療:病院へ行くべきサインと治療法

ぎっくり腰 改善

症状が改善しない場合は専門医への相談が必要です。また、以下のような場合は早めに整形外科や整骨院を受診することが推奨されています:

  • 2週間以上改善が見られない
  • むしろ症状が悪化している
  • いったんは治まっても繰り返す
  • 足のしびれが強い
  • 発熱を伴う場合
  • 椎間板ヘルニアが疑われる症状

さらに、医療機関では湿布や鎮痛剤の処方、症状に合わせたリハビリテーションを行うことで、再発予防にもつながる可能性があります。検査により骨や神経の状態を確認し、適切な治療方針を立てることが重要です。

【再発予防】ぎっくり腰を繰り返さないための日常生活の改善ポイント

ぎっくり腰 改善

ぎっくり腰の予防には日常生活での注意が大切です。しかし、継続的な取り組みが最も効果的とされています。疲労の蓄積や筋力の低下が再発の要因となるため、定期的なケアが必要です。

正しい姿勢を意識した生活習慣

正しい姿勢を意識することで、腰への負担を減らすことができる可能性があります。また、デスクワーク時は背筋を伸ばし、長時間同じ姿勢を続けないよう心がけましょう。肩こりも腰痛と関連があるため、上半身全体のケアが重要です。

日常動作での注意点とコツ

  • 重い物を持ち上げる際は、膝を曲げて行うようにしましょう
  • 中腰の作業や重いものを何度も抱えるのを控える
  • 柔らかいベッドやソファーの使用を控える
  • 適度な運動を心がける
  • バランスの取れた食生活を心がける
  • 十分な睡眠を確保する

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専門家推奨!ぎっくり腰予防と改善のための効果的なストレッチ&エクササイズ

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専門家によるサボり筋トレーニングは、痛みの原因となる筋肉を専門的な方法でピンポイントで働かせることができるトレーニングです。

しかし、適切な方法で行うことが重要で、無理な運動は逆効果になる可能性もあります。筋力がなくて運動なんてという方でも、すぐにできて早い人だとその場で筋力がアップしてすぐに変化を感じることのできるトレーニングです。

腸腰筋のトレーニング方法

片方の膝を横に倒し、つま先を天井に向けて膝の曲げ伸ばしを行います。また、付け根に力が入ることを確認しながら10回程度実施することが推奨されています。注意点としては膝が上がっていかないこと、つま先が床の方に下がらないよう、つま先を上げたまま膝の曲げ伸ばしをすることです。

多裂筋・腹横筋のトレーニング方法

さらに、横向きに寝て手のひらを天井に向け、胸を張ってお腹の横が縮むように脇腹を縮めます。これにより腹横筋と多裂筋が同時に働く可能性があります。この運動は腰が痛みがある程度収まっている状態で行うことが大切です。

肩甲骨の動きの改善とその重要性

手の甲を内側に向けて体の真横につけ、手を足先の方にぐーっと伸ばします。また、肩甲骨周りの筋肉が働くことで、下半身の筋肉も働きやすくなる傾向があります。腰痛が起きている場合、腰だけではなく肩甲骨周りもガチガチになっている人が多く、全身のバランスを整えることが重要です。

手首と腰痛の意外な関係

手首も腰痛にすごく関係しています。肩甲骨が硬い人は同じく手首も硬いことが多く、手首が動かないと庇うように肩を使うようになってしまい、肩甲骨周囲にストレスがかかります。全身の筋肉が引っ張り合うようにバランスをとっているため、手首が硬いだけで腰痛にも関わってくる可能性があります。

もう腰がずっと痛くて、歩くだけでも痛くて、一番何よりも電車に乗ってる時に立ったままもう耐え切れないんですよ。そうすると電車降りたらもう痛くて歩けない

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専門家の見解:腰痛改善に重要な3つの要素と継続の重要性

ぎっくり腰 改善

理学療法士による専門的な見解では、腰痛の9割は原因不明とされていますが、適切なリハビリやトレーニングで改善することができる可能性があります。特に重要な3つの筋肉(腸腰筋、多裂筋、腹横筋)がきちんと働くと、周りにある痛みを持った頑張り筋がリラックスして痛みが改善していくメカニズムがあります。

しかし、最も重要なのは継続することです。実際の治療事例では、電車での立ちっぱなしが困難だった患者さんが、3回目の施術頃から改善を実感し、継続的なセルフケアにより完全に症状が改善したケースもあります。筋肉がつくのは2-3ヶ月かかるため、焦らずに継続的な取り組みが重要です。

また、セルフケアを毎日の生活の一部に取り入れることで、健康な体づくりをしていくことができます。隙間時間を活用してちょこちょこ行うことで、習慣化しやすくなり効果も実感しやすくなる傾向があります。

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ぎっくり腰はどのくらいで治る?回復期間の目安と焦らないための心構え

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ぎっくり腰の治療期間は、症状が軽い場合や早期に適切な治療を受けた場合には数週間で症状が改善する可能性があります。

しかし、多くは1週間から10日ほどで自然に回復していく傾向がありますが、個人差があります。また、重要なのは焦らずに適切なケアを継続することです。2週間以上改善が見られない、むしろ症状が悪化している、いったんは治まっても繰り返す場合は、ぎっくり腰ではなく他の病気が隠れている可能性も考慮する必要があります。

さらに、筋肉がつくのは大きく2ヶ月3ヶ月かかるものなので、継続的な取り組みが改善への近道となる可能性があります。早期回復には普段通りの生活を心がけることも大切で、過度な安静は逆効果になる場合もあります。

実際の改善事例:患者さんの体験談から学ぶ成功のポイント

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20代から腰痛と肩こりに悩まれていた患者さんの事例では、最初は半信半疑でしたが、1回目の施術後から体が温かくなり、眠くなるという不思議な感覚を体験されました。回数を重ねるうちに、電車での立ちっぱなしが困難だった状態から、3回目頃には電車に全然乗れるようになり、6回目には普通に立っていても全然問題ない状態まで改善されました。

肩こりについても、これまで頭痛がひどく吐いてしまうほどの症状が、セルフケアを始めてから本当にゼロになったという驚きの改善を見せています。セルフケアの継続が最も重要で、隙間時間を活用してちょこちょこやることで習慣化し、効果を実感できるようになります。

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ぎっくり腰改善に関するよくある質問

ぎっくり腰 改善

Q. ぎっくり腰の改善には、まずは急性期に安静にして患部を冷やすことが大切ですか?

A. はい、急性期には安静にして患部を冷やすことが重要とされています。炎症が原因で発症している可能性があるため、最初の数日は冷やして治すことが大切です。その後は少しずつ動かすことで回復を促進できる可能性があります。

Q. ぎっくり腰を予防するためには、日常の動作に気をつけることが重要ですか?

A. はい、正しい姿勢を意識し、日常の動作に気をつけることが重要です。重い物を持ち上げる際は膝を曲げて行い、長時間同じ姿勢を続けないよう心がけることが推奨されています。

Q. ストレッチや筋力トレーニングはぎっくり腰の予防に効果的ですか?

A. はい、適切なストレッチや筋力トレーニングは予防に効果的な可能性があります。特に腸腰筋、多裂筋、腹横筋といった腰を支える重要な筋肉を鍛えることで再発防止につながることが期待できます。

Q. ぎっくり腰の症状が改善しない場合はどうすればよいですか?

A. 2週間以上改善が見られない場合や症状が悪化している場合は、専門医への相談をおすすめします。整形外科や整骨院で適切な検査と治療を受けることが大切です。

Q. ぎっくり腰の回復にはどのくらいの期間がかかりますか?

A. 一般的に1週間から10日ほどで自然に回復する傾向がありますが、症状が軽い場合や早期に適切な治療を受けた場合は数週間で改善することが期待できます。個人差があるため焦らず継続的なケアが重要です。

Q. 腰痛の原因が分からない場合でも改善は可能ですか?

A. はい、腰痛の9割は原因不明とされていますが、適切なリハビリやトレーニングで改善することができる可能性があります。サボり筋を正しく働かせるトレーニングが特に効果的とされています。

Q. セルフケアはどのくらい継続する必要がありますか?

A. 筋肉がつくには2-3ヶ月かかるため、継続的な取り組みが重要です。隙間時間を活用してちょこちょこ行うことで、習慣化しやすくなり効果も実感しやすくなる傾向があります。

まとめ:ぎっくり腰と上手に付き合い、再発を防ぐために

ぎっくり腰 改善

ぎっくり腰は正しい知識と適切な対処法により改善が期待できる症状です。しかし、急性期の適切な対応から、継続的な予防策まで、段階に応じたケアが重要です。

また、特に重要なポイントは以下の通りです:

  • 急性期は安静と冷却、回復期は少しずつ動かすこと
  • 腸腰筋、多裂筋、腹横筋の3つのサボり筋を鍛えること
  • 日常生活での正しい姿勢と動作の意識
  • 継続的なセルフケアによる予防
  • 症状が改善しない場合の専門医への相談
  • 肩甲骨や手首の動きも含めた全身のケア

さらに、焦らず継続的に取り組むことで、つらいぎっくり腰から解放され、健康な腰を維持することができる可能性があります。専門家の指導に基づいた正しいケアで、再発のない健康な毎日を送りましょう。

詳しいトレーニング方法は、ぎっくり腰ストレッチもご参照ください。より専門的な情報については、日本整形外科学会日本理学療法士協会などの公的機関の情報も参考にされることをおすすめします。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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