最終更新:2025.04.29

腰痛と吐き気がある女性は何科?整形外科やクリニックで受診しよう

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

腰痛と吐き気を伴う場合、その原因は骨や筋肉、神経の異常、腰椎の炎症、さらには腎盂腎炎や子宮外妊娠など、多岐にわたる可能性が考えられます。

特に女性では、月経周期や子宮内膜症、膀胱炎など、複数の疾患がこれらの症状を引き起こすことがあります。

このような症状が現れた際には、薬で一時的な痛みを和らげることも可能ですが、何が原因であるかを探るために、クリニックでの診察を受けることが重要です。

ここでは、腰痛と吐き気がある女性は何科に受診すべきか、女性の腰痛と吐き気の原因、腰痛と吐き気を予防・改善方法を解説しています。

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腰痛と吐き気がある女性は何科に受診?

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腰痛を感じた際には、整形外科での診療を考えるのが一般的ですが、吐き気や下腹部痛、排尿時の痛みが伴う場合は泌尿器科や産婦人科も選択肢として考えるべきです。

症状がどの科に該当するか判断が困難な場合は、クリニックの受付やインターネットの情報を活用して、適切な診療科を探す方法があります。

痛みや不快感が強く現れる際は、時間を置かずに医療機関を訪れることが、症状の悪化を防ぐポイントとなります。

診療時間内に受付を済ませ、専門の医師に相談することで、早期に正しい診断と治療を行うことができます。

原因不明の場合は内科に受診

内科医は、吐き気が消化器系の異常、感染症、またはその他の内科的な疾患から来ている可能性があるかどうかを診断します。

消化不良、胃腸炎、または食中毒など、吐き気を引き起こすさまざまな原因が考えられます。

さらに、腰痛が内臓器官からの放散痛である可能性もありますので、これらの症状を総合的に診てもらうことが大切です。

診療には血液検査や尿検査、必要に応じて腹部のエコーやMRIなどの画像診断が用いられることもあります。

特に、腰の痛みが胃腸の不調と直結している場合は、内科の診察が非常に助けになるでしょう。

妊娠の可能性がある場合は婦人科

腰痛と吐き気が見られる女性は、婦人科の受診も考慮すべきです。

特に、これらの症状が月経周期や妊娠に関連している場合、婦人科的な問題が背景にあるかもしれません。

妊娠初期には、腰痛や吐き気が一般的な症状としてよく報告されます。

また、子宮外妊娠や子宮内膜症など、より深刻な症状を引き起こす可能性のある疾患も存在します。

婦人科では、超音波検査を始めとするさまざまな診断方法でこれらの問題を詳しく調べることができます。

症状が周期的に現れるかどうか、また性行為後の出血や不正出血があるかどうかも重要な診断ポイントになります。

腰痛が主な症状である場合は整形外科

腰痛はしばしば骨、筋肉、関節などの問題によって引き起こされます。

整形外科はこれらの部位の専門科であり、X線検査やMRIなどの診断ツールを用いて、腰椎の異常や炎症、捻転などが原因であるかを詳しく調べることができます。

また、腰痛が「腰椎」や「筋肉」に関連している痛みである場合、整形外科での適切な治療法やリハビリテーションを受けることが可能です。

整形外科を選ぶことで、腰痛の原因を正確に特定し、効果的な治療を受けることができます。

腰が痛い時は何科に行けばいいの?病院行くタイミングや治療について詳しく解説!!腰痛の対処法ご紹介

腰痛が神経に由来する場合は神経科または神経内科

腰痛が「神経」に関連している場合、特に坐骨神経痛やその他の神経系統の症状が伴う場合、神経科や神経内科での診察が推奨されます。

これらの科では、腰痛の原因が神経の圧迫や炎症によるものかどうかを評価するために、神経伝導検査や脳波検査などが行われることがあります。

また、痛みの管理と治療に向けて、薬物療法や神経ブロックといった治療オプションが提案されることもあります。

神経科または神経内科を選ぶことで、腰痛が神経由来である場合の専門的な診断と治療を受けることが可能です。

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女性の腰痛と吐き気の原因

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腰痛と吐き気、これらの症状は単に疲労からくるものだと思いがちですが、実は重い病気のサインである可能性があります。

腰痛が生じる原因は、骨や筋肉、神経の異常だけでなく、腎盂腎炎や腰椎の問題など、さまざまな医療状態が考えられます。

一方で、吐き気や嘔吐は消化器系の不調、特に膀胱炎や子宮外妊娠など、急を要する病状が隠れていることも。

これらの症状が同時に現れる場合、ただちに専門の医療機関で診察を受けることが重要です。

ここでは、女性の腰痛と吐き気の原因を、それぞれ解説しています。

腎臓病

腎臓病は、その位置からしばしば腰部に痛みを引き起こし、さらにその影響で消化器系にも問題を及ぼすことがあります。

特に腎盂腎炎や腎結石は、尿路に異常を引き起こし、強い痛みを感じることが一般的です。

これらの痛みは腰から下腹部にかけて広がり、しばしば吐き気や嘔吐を伴います。

これらの症状が現れた場合、速やかに泌尿器科や内科の受診をおすすめします。

疾患の早期発見と治療は、症状の悪化を防ぎ、より早く改善へ導くため重要です。

医療機関での適切な診療を受けることで、正しい診断と治療が行われ、病状の改善が期待できます。

妊娠関連の状態

妊娠は女性にとって大きな体の変化をもたらし、その中で特に初期にはつわりによる吐き気が見られます。

しかし、これに腰痛が伴う場合、切迫流産や外妊娠の可能性が考えられます。

特に外妊娠は、腰痛や腹部の激しい痛みを引き起こすことがあり、非常に危険な状態です。このような症状が現れた場合は、すぐに産婦人科を訪れることが重要です。

産婦人科での迅速な診断と対応が、母体と胎児の安全を守るために不可欠です。

妊娠の疑いがある場合には、無理をせず、速やかに医療機関へアクセスしてください。

胃腸疾患

腰痛と吐き気は、時に消化器系の疾患から起こることがあります。

胃炎や胃潰瘍、膵炎など、消化器官の炎症や異常が原因で、消化不良や腹部の痛みが生じ、これが腰周りにも痛みとして感じられることがあります。

これらの症状が見られる場合、消化器科での診療を受けることが重要です。

消化器科の医師は、症状の原因を特定し、適切な薬を処方または必要な手術を案内することで、症状の改善につながります。

消化器科への受診をおすすめします。

月経前症候群(PMS)

月経前症候群(PMS)は、月経が近づくにつれて多くの女性が経験する一連の症状です。

これには、腰痛、吐き気、頭痛、気分の落ち込みなどが含まれます。

これらの症状は、ホルモンの変動によって引き起こされることが多く、特に腰痛と吐き気はPMSの一般的な症状です。

PMSの症状が特にひどい場合は、産婦人科での相談が推奨されます。

産婦人科医は、生活習慣の改善やホルモン治療など、症状を緩和するための方法を提案してくれます。

産婦人科での診察をおすすめします。

ヘルニア

腰痛と吐き気を同時に感じる女性が経験する可能性のある一つが、脊椎ヘルニアです。

脊椎ヘルニアは、椎間板が飛び出し周囲の神経を圧迫することで起こります。

この圧迫が原因で、激しい腰痛が発生し、神経の影響で胃腸の不調や吐き気につながることがあります。

特に、腰痛が強く、しびれや感覚異常を伴う場合は、整形外科や脊椎専門クリニックでの診察をおすすめします。

これらの診療科で、適切な画像診断と治療が行われ、症状の改善を期待できます。

脊椎専門のクリニックを選ぶことが、この場合の適切なアクセスとなります。

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尿路感染症

女性に多い尿路感染症は、腰痛や吐き気の原因としても考えられます。

特に膀胱炎や尿道炎は、尿路に炎症を起こすことで下腹部の痛みや腰痛を引き起こし、炎症が重症化すると吐き気や発熱を伴うことがあります。

これらの症状が現れた場合、泌尿器科での診察が推奨されます。

泌尿器科では、尿検査や必要に応じて膀胱の超音波検査を行い、適切な抗生物質治療が行われます。

泌尿器科への受診を強くおすすめします。

内蔵の疾患

腰痛や吐き気の原因として、腎盂腎炎や腎結石のような泌尿器系の問題を疑うことが重要です。

これらの疾患は、腰部や下腹部に痛みをもたらすことがあり、しばしば吐き気や嘔吐を伴います。

また、胃腸の異常も腰痛や吐き気の一因となることがあります。

特に胃炎や胃潰瘍は、胃酸の過剰分泌や粘膜の損傷が原因で、上腹部の不快感と共にこれらの症状を引き起こすことがあります。

これらの症状が現れた場合、消化器科や泌尿器科を受診することをおすすめします。

婦人科疾患

子宮内膜症や卵巣嚢腫など、婦人科的な疾患も腰痛や吐き気の原因となることがあります。

これらの疾患は女性ホルモンの変動により悪化することが多く、特に月経周期に関連して症状が現れやすいです。

子宮内膜症は、子宮以外の場所に子宮内膜が存在することで炎症や組織の損傷を引き起こし、それが腰痛や吐き気につながる場合があります。

婦人科的な不調が疑われる場合は、速やかに産婦人科の診察を受けることが望ましいです。

筋肉・骨格系の問題

日常生活において姿勢が悪いと、腰椎に負担がかかり、慢性的な腰痛が引き起こされることがあります。

また、オフィスワークなどで長時間同じ姿勢を続けることは、腰部周辺の筋肉を緊張させ、それが腰痛を悪化させる可能性があります。

この腰痛は自律神経のバランスを乱し、結果として吐き気を引き起こすことも少なくありません。

これらの症状が見られる場合は、整形外科やリハビリテーション科での診療を受けることをおすすめします。

精神的ストレス

現代社会におけるストレスは避けられない要素であり、これが心身の健康に悪影響を及ぼすことがあります。

特に、強い精神的ストレスや不安は自律神経のバランスを乱し、それが腰痛や吐き気といった身体的な症状として現れることがあります。

さらに、ストレスは消化器系にも影響を及ぼし、吐き気やお腹の痛みを引き起こすこともあります。

このような症状が持続する場合、心療内科や精神科の診療を受けることをおすすめします。

薬剤の副作用

多くの薬物には、副作用として様々な症状が伴うことがあります。

特に抗生物質や鎮痛剤など、一般的に処方される薬剤は、時に消化器系に影響を及ぼし吐き気を引き起こすことがあります。

さらに、これらの薬物は神経系や筋肉に影響を与えることがあり、腰痛の原因となることもあります。

薬剤による腰痛や吐き気は、薬の服用後すぐや数時間以内に現れることが多く、症状が出た際には使用している薬剤が関連しているかもしれません。

もし薬剤の副作用が疑われる場合は、医師に相談し、診療内科や薬剤科の専門家と相談することが重要です。

このような場合、副作用の緩和や他の治療オプションについてのアドバイスを得ることができます。

ロキソニンが効く腰痛について解説します!

腰痛と吐き気を予防・改善方法

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腰痛と吐き気の予防や改善には、生活習慣の見直しが重要です。

ストレスを管理し、適度な運動を取り入れることが効果的であり、リラクゼーション技法を活用することもおすすめです。

また、定期的な健康診断を受けることで、隠れた健康問題を早期に発見し対処することができます。

これらの方法を組み合わせることで、腰痛と吐き気のリスクを減らし、より快適な日常生活を送ることが可能になります。

ここでは、腰痛と吐き気を予防・改善方法を解説しています。

適度な運動

腰痛はしばしば生活習慣が原因で発生しますが、適度な運動にはこれを予防する効果があります。

特に、ストレッチングは筋肉の柔軟性を高め、腰痛予防に寄与します。

ウォーキングや水泳は、腰に負担が少なく、全身の筋肉を均等に使うことができるため、腰痛だけでなく全体的な体調管理にも効果的です。

また、運動は血行を良くし、筋肉の緊張を解放することで、吐き気を感じることが少なくなると報告されています。

腰痛や吐き気を予防するためには、定期的な運動をライフスタイルに取り入れることをおすすめします。

【最新版】腰痛に効く寝ながら3分ストレッチ!プロの現役整体師が丁寧に解説

正しい姿勢の維持

デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けることは、腰痛の大きな原因の一つです。

正しい姿勢を保つことは、腰への負担を減らし、腰痛を予防するために非常に重要です。

姿勢を正しく保つことで、脊椎や腰椎にかかる圧力が均等に分散され、疲労や痛みを軽減できます。

さらに、適切な姿勢は消化器官の機能を正常に保ち、吐き気の発生を抑制する助けにもなります。

腰痛を避け、吐き気のリスクを減らすためにも、日常生活で正しい姿勢を心がけることが推奨されます。

腰痛で床に座っていると辛い!!腰に負担のかからない優しい座り方・姿勢を徹底完全ガイド

バランスの取れた食事

腰痛と吐き気を感じる女性にとって、食生活はその不調を大きく左右する要因の一つです。

脂っこい食事や過度な刺激物は消化器系に負担をかけ、それが吐き気や消化不良を引き起こす可能性があります。

バランスの良い食事は、必要な栄養を適切に供給し、体の自然な機能を支えます。

穀物、果物、野菜、たんぱく質を適切に組み合わせた食事は、消化器官を健康に保ち、吐き気の予防に寄与します。

腰痛や吐き気に悩む女性は、食事の質に気をつけ、胃腸に優しい食材を選ぶことをおすすめします。

腰痛に悩むあなたへ:体の内側から健康対策【保存版】腰痛改善に効く!驚くべき食べ物10選

水分補給

体内の水分バランスは、健康を維持する上で非常に重要です。

特に腰痛と吐き気を同時に経験している女性にとって、適切な水分摂取は不可欠です。

水分は体内の血液循環を改善し、消化器官の機能を促進します。

十分な水分を摂取することで、脱水を防ぎ、吐き気や頭痛のリスクを減らすことができます。

また、水分は腰痛の緩和にも効果があるとされており、腰部周辺の筋肉や関節の潤滑を助けます。

腰痛や吐き気の予防には、1日に8杯以上の水を意識的に摂ることが推奨されます。

ストレス管理

日常生活でのストレスは、体にさまざまな影響を及ぼすことがありますが、特に腰痛や吐き気はその典型的な症状です。

ストレスが腰部の筋肉に緊張を引き起こし、腰痛を悪化させることがあります。

また、ストレスは消化器系の異常を引き起こし、吐き気の原因となることもあります。

瞑想、ヨガ、深呼吸といったリラクゼーション技法は、これらの症状の管理に効果的です。

これらの方法は、自律神経のバランスを整え、心身のリラックスを促進するため、腰痛や吐き気の軽減に役立ちます。

女性が腰痛や吐き気に悩む場合、心理的なストレスを管理するためのリラクゼーション技法を日常に取り入れることが推奨されます。

充分な休息

疲労は体全体に負担をかけ、特に腰痛と吐き気はその一般的な症状です。

疲労が蓄積すると、腰部の筋肉が硬くなり、痛みを引き起こす可能性があります。

また、体が疲れていると、消化器官の機能も低下し、吐き気を感じやすくなります。

適切な休息と十分な睡眠は、体の回復を助け、これらの症状を予防します。

休息はまた、ストレスの軽減にもつながり、その結果、腰痛や吐き気の発生を抑える効果があります。

腰痛や吐き気に苦しむ女性は、規則正しい睡眠と休息の習慣を確立することが重要です。

環境改善

仕事や生活環境で、腰に負担がかかる要因を改善することも重要です。

例えば、机や椅子の高さを調整する、重い物を持つ際は正しい方法で持ち上げるなどが挙げられます。

多くの女性が日常生活や職場で不適切な姿勢や環境によって腰痛を経験します。

机や椅子の高さが不適切であると、長時間座っている間に腰に不必要な圧力がかかり、腰痛を引き起こす原因となります。

また、重いものを不適切に持ち上げる行為は、腰への急激な負担となり、痛みを引き起こす可能性があります。

これらの環境要因を改善することで、腰痛のリスクを減少させることができます。

腰痛や吐き気の予防として、職場や家庭での環境を見直し、腰に優しい設定を心がけることが推奨されます。

定期的な健康診断

隠れた健康問題が腰痛や吐き気の原因になることもあるため、定期的な健康診断で体の状態をチェックしましょう。

腰痛や吐き気は、時としてより深刻な健康問題の兆候であることがあります。

例えば、腎疾患や消化器系の疾患は初期に腰痛や吐き気として現れることが多いです。

定期的な健康診断により、これらの症状が示す潜在的な健康問題を早期に発見し、適切な治療を開始することが可能になります。

また、健康診断は予防医療の一環としても非常に重要であり、潜在的なリスクを管理し、将来的な健康問題を防ぐ助けとなります。

腰痛や吐き気が頻繁に起こる場合は、医療機関での定期的な健康診断を受け、原因を早期に特定することが推奨されます。

まとめ

腰痛と吐き気を感じる女性が悩んでいることにについて、適切な医療機関への受診案内と症状の理解を深めるための情報を提供しました。

女性が腰痛と吐き気の症状を経験する場合、その原因は多岐にわたります。

痛みの原因が腹痛や卵巣関連の病気である可能性があり、これらは婦人科での治療が必要です。

また、症状が体の他の部分、例えば足の痛みや血尿、発熱が伴う場合は、内科や整形外科でも受診が推奨されます。

特に、病院での検査が必要な状態として、腰痛と吐き気以外にも不安を感じる症状が出た場合、複数の科を受診することがあります。

たとえば、卵巣の病気や他の婦人科系の疾患が疑われる場合は婦人科の医師に相談することが大事です。

一方で、腰の痛みが主な症状である場合は整形外科が適切で、体全体の症状を診る必要がある場合は内科の受診が推奨されます。

病院での受診を決める際には、原因不明の腰痛や吐き気、その他の症状に対して、的確な診断と治療を受けるために適切な科を紹介することが多くの病院で行われています。

病気が疑われる場合には、速やかに医師に相談し、必要な検査を行うことが大切です。

女性特有の病状を的確に把握し、適切な医療機関で治療を受けることで、健康を取り戻す第一歩となります。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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