最終更新:2024.07.02

産後に起こる坐骨神経痛の原因とは?辛い痛みを長引かせない自宅でもできる改善セルフケアを紹介

産後に坐骨神経痛が起こるのは、妊娠中の体重増加や骨盤の変化が大きく影響しています。

特に、産後の腰痛は多くの新しいお母さんが経験する症状で、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。

産後の坐骨神経痛は自宅で行うことができるケアや矯正で改善可能です。

この痛みは、適切な体操やマッサージを定期的に行うことで、腰や膝への負担を軽減し、症状を和らげることができます。

自宅でできるセルフケアは、治療院に通う時間がないお母さんにとっても、大きなメリットがあります。

一方、間違った方法で行うと症状を悪化させるリスクもあるため、正しい技術を学ぶことが重要です。

最後に、産後の坐骨神経痛に対処することは、日々の育児や家事を少しでも楽にするためにも、必要なステップです。

今回の記事では、産後に起こる坐骨神経の原因、産後に起こる坐骨神経痛を暖和するマッサージやストレッチ、予防法ややってはいけないことについて紹介します。

産後に起こる坐骨神経の原因

坐骨神経痛 産後

  • 【産後に起こる坐骨神経の原因】
    ◻️骨盤の位置の変化
    ◻️赤ちゃんの位置
    ◻️出産時の姿勢
    ◻️体重と身体活動
    ◻️筋肉の緊張

ここでは、産後に起こる坐骨神経の原因について、詳しく解説していきます。

骨盤の位置の変化

産後の坐骨神経痛の主要な原因の一つは、骨盤の位置の変化です。

出産中の努力と子宮の大きさの増加により、骨盤周りの筋肉や靭帯が伸び、これが骨盤の位置を変えることがあります。

骨盤が通常の位置からずれると、腰椎に負担がかかり、腰痛や坐骨神経に圧迫が生じる可能性があります。

特に長時間座ることが多いお母さんにとって、この圧迫感はしびれや痛みとして現れることがあります。

この状態を改善するためには、骨盤矯正や特定の体操が有効です。

整体や整骨院での施術を受けることも一つの方法ですが、予約や相談をして自分に合ったアプローチを見つけることが大切です。

赤ちゃんの位置

赤ちゃんがお腹の中で占める位置も、産後の坐骨神経痛に影響を与えます。

出産後、赤ちゃんが降りてくる過程で、仙腸関節や梨状筋周りの筋肉が過度に伸ばされることがあります。

特に赤ちゃんが大きめの場合や、位置が普通よりも下の方にある場合は、坐骨神経に対する圧迫が強まることがあります。

このような状態の場合、普段から姿勢を意識して、股関節や背中のストレッチを行い、筋肉のバランスを整えることが重要です。

また、子育て中は抱っこによる肩こりや背中の痛みも多くなるため、適切な抱っこ姿勢や使用する抱っこ紐の選び方も悩みの解消に繋がります。

病院や整骨院での相談を通じて、適切な情報と助言を得ることが効果的です。

出産時の姿勢

出産時の姿勢は、産後の坐骨神経痛を引き起こす一因です。

長時間にわたる陣痛や分娩は、特に背骨や仙腸関節に大きな負担をかけます。

正しい分娩時の姿勢を取ることが困難な場合、これが直接的に坐骨神経への圧迫を増加させ、出産後に痛みやしびれを引き起こすことがあります。

病院での適切なアクセスと相談を行い、分娩時に推奨される姿勢について専門スタッフからの案内を受けることが重要です。

整体や骨盤矯正を行うことも、症状の軽減に役立ちます。

体重と身体活動

産後の体重増加と限られた身体活動も坐骨神経痛の原因となります。

出産後には、体重が増加し、普段の活動量が減少することが多いです。これが骨盤や腰椎に余計な圧迫を加え、坐骨神経に痛みをもたらすことがあります。

産後の身体は、特に股関節や太もも周りの筋肉がむくみやすく、圧迫感を感じやすくなります。

病院や整骨院での相談を通じて、産後の適切な体重管理や適度な身体活動を行い、坐骨神経痛のリスクを低減することが推奨されます。

筋肉の緊張

産後の筋肉の緊張は、坐骨神経痛を引き起こす主要な要素の一つです。

出産時の過度な力みや産後の不適切な抱っこ姿勢は、特に腰周りの筋肉、梨状筋、背中の筋肉に過大な負荷を与えることがあります。

これにより筋肉が硬直し、坐骨神経に不快な圧迫や痛みをもたらすことがあります。

自宅でできる軽いストレッチや、整骨院での施術を受けることで筋肉の緊張を和らげ、症状の改善を図ることができます。

また、適切な情報をもとに、日常生活での姿勢を改善することも、痛みの軽減につながります。

産後に起こる坐骨神経痛を暖和するマッサージ

坐骨神経痛 産後

マッサージを行う前に、しっかりと体をリラックスさせてください。

温かいシャワーを浴びるか、軽いストレッチで身体をほぐすのがおすすめです。

その後、快適な場所にマットを敷いて横になります。

寝る位置は、背中が平らになるように調整してください。

  1. ◾️恥骨周りのマッサージ
    • 恥骨周りを優しくマッサージします。両手の指先を使って、恥骨の左右を軽く圧迫し、ゆっくりと圧を加えていくことで、産後特有の痛みを和らげます。この時、圧が強すぎないように注意し、何か痛みを感じる場合はすぐに止めてください。
  2. ◾️足と尻のマッサージ
    • 足を軽く上げ、膝を少し曲げた状態で、太ももから足首にかけてマッサージを行います。その後、尻の筋肉にも同様に手を当て、優しく圧を加えながらマッサージします。この動作は、坐骨神経を走るパスに直接アクセスし、痛みを和らげる効果が期待できます。

マッサージが終わったら、ゆっくりと起き上がり、水分をたっぷりと取ってください。

この時、身体の左右のバランスを確認し、どの部分がまだ痛く感じるかをチェックしてください。

何か異常を感じた場合は、専門の患者受付で相談してみるのも良いでしょう。

このマッサージは、産後の身体の回復をサポートし、坐骨神経痛を和らげるためのものです。

しかし、強い痛みがある場合や改善が見られない場合は、必ず専門の病院での診察をお願いします。

安全第一で、自分の身体としっかり向き合ってください。

産後に起こる坐骨神経痛を暖和する改善ストレッチ

上記の動画をクリックすると、坐骨神経痛を暖和する改善ストレッチが再生されるので、参考にしてみてください。⇧

産後の体調変化によって、多くの女性が坐骨神経痛の不快な症状に悩まされることがあります。

このような痛みを和らげ、日常生活の質を向上させるために、特に産後の女性に推奨される改善ストレッチを紹介します。

これらのストレッチは、自宅で簡単に行えるものばかりで、坐骨神経に優しく働きかけることを目的としています。

寝ながらできるストレッチ方法は、こちらをクリックして、参考にしてみてください。⇩

【最新版】腰痛に効く寝ながら3分ストレッチ!プロの現役整体師が丁寧に解説

立ったままできるストレッチ方法は、こちらをクリックして、参考にしてみてください。⇩

【立ったままできる腰痛予防ストレッチ3選】辛い痛みを解消する方法を解説

これらのストレッチを定期的に行うことで、産後の坐骨神経痛の症状を効果的に和らげることが期待できます。

痛みが軽減されれば、子育ての日々もより楽しく、快適に過ごすことができるでしょう。

もし症状が改善されない場合や痛みがひどくなるようであれば、専門の医療機関を訪れることをお勧めします。

産後に起こる坐骨神経痛の予防方法

坐骨神経痛 産後

  • 【産後に起こる坐骨神経痛の予防方法】
    ◻️適切な体重管理や健康的な食事を意識する
    ◻️無理なくできる運動やストレッチをする
    ◻️正しい姿勢や歩き方に気を付ける
    ◻️体圧が均等に分散される体位で寝る
    ◻️動けないほどの痛みがある場合は整体院

ここでは、産後に起こる坐骨神経痛の予防方法について詳しく解説していきます。

適切な体重管理や健康的な食事を意識する

産後の体重管理は坐骨神経痛を予防する上で重要な役割を果たします。

産後は体重が増加しやすく、特に腰痛や尻周りへの負担が大きくなることがあります。

このような状況を避けるために、バランスの取れた食事を心がけることが必要です。

食事は、筋肉や骨を支えるために必要な栄養素をしっかりと摂ることが重要で、特にカルシウムや鉄分、ビタミン類を豊富に含む食材を選んでください。

食事の内容を見直し、適度な量を意識することで、産後の体重増加を防ぎ、坐骨神経痛のリスクを減少させることができます。

腰痛にいい食べ物や避けた方がいい食べ物を知っておきたい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。⇩

【腰痛に効く食べ物や食べてはいけないものとは?】日々の食事療法で腰の痛みを改善しよう

無理なくできる運動やストレッチをする

定期的な運動やストレッチは、産後の坐骨神経痛予防に役立ちます。

出産後、身体活動を急に再開することは避け、徐々に体を動かすことが大切です。

特に背中や腰、恥骨周りの筋肉をゆっくりと伸ばすストレッチは、筋肉の緊張を和らげ、良い血流を促進します。

また、足を使った軽い運動もおすすめです。

例えば、座った状態から立ち上がる動作を繰り返すことで、下半身の血流が改善され、坐骨神経痛の予防につながります。

運動を始める際は、無理のない範囲で行い、その後の体の変化を感じ取りながら続けることが重要です。

ストレッチする際に、悪化するストレッチ方法も知っておくといいですよ。⇩

【腰痛時に悪化するストレッチ運動とは?】正しい筋肉の伸ばしかたで予防し痛みの改善法を知っておこう

正しい姿勢や歩き方に気を付ける

産後の坐骨神経痛を予防するためには、日常生活での正しい姿勢が非常に重要です。

産後は体のバランスが崩れがちで、不適切な姿勢が腰痛を引き起こす主な原因となります。

立つときは背筋をしっかりと伸ばし、座るときは腰にクッションを挟むなどしてサポートを提供します。

歩くときは、足の位置を意識し、一歩一歩しっかりと地面を踏みしめることが重要です。

これにより、尻や脚への負担が軽減され、坐骨神経への圧迫が減少します。

また、左右のバランスを常に意識し、体重が偏らないようにすることも、痛みの予防に役立ちます。

体圧が均等に分散される体位で寝る

良い睡眠姿勢は、産後の坐骨神経痛予防においても非常に重要です。

寝るときは、体圧が均等に分散するように心がけましょう。

特に産後は恥骨や腰回りに痛みを感じることが多いため、硬すぎず柔らかすぎないマットレスを選び、背中が自然なカーブを保てるように寝ることが推奨されます。

仰向けに寝る場合は、膝の下にクッションを置いて腰椎を保護すると良いでしょう。

また、横向きに寝るときは、膝の間に枕を挟むことで骨盤の安定を図ることができ、坐骨神経への負担が減ります。

マットレスの購入を考えていてポケットコイルとボンネルコイルの違いを知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。⇩

【腰痛対策】ポケットコイルとボンネルコイルおすすめはどっち?メリット・デメリットであなたに合ったマットレスを選ぼう

動けないほどの痛みがある場合は整体院

産後に強い痛みを感じる場合、専門の整体院での相談をお勧めします。

産後の体は非常にデリケートで、自己流の対策だけでは改善が難しいこともあります。

整体院では、痛みの原因を特定し、それに応じた施術を行います。

施術には、坐骨神経に対する直接的なアプローチや、関連する筋肉群をほぐすテクニックが含まれることが多いです。

また、施術後はその効果を維持するためのアドバイスや、家でできるストレッチ方法なども提供されます。

整体院の受付に足を運び、具体的な料金や施術内容の一覧を確認し、自分に合った施術を受けることが、痛みの軽減につながります。

産後に起こる坐骨神経痛中にやってはいけないこと

坐骨神経痛 産後

  • 【産後に起こる坐骨神経痛中にやってはいけないこと】
    ◻️重い物を不適切な方法で持ち上げること
    ◻️長時間同じ姿勢で座り続けること
    ◻️産後すぐに激しい運動を再開しないこと
    ◻️不適切なストレッチを行うこと
    ◻️症状を無視して日常生活を送ること
    ◻️不適切な寝姿勢で寝てしまうこと

ここでは、産後に起こる坐骨神経痛中にやってはいけないことについて、詳しく解説していきます。

正しいコルセットの付け方を知らない方は、こちらの記事を参考にしてみてください。⇩

コルセットの正しい付け方と効果:腰痛予防と改善のための究極ガイド

重い物を不適切な方法で持ち上げること

産後の体は非常にデリケートなため、重い物を不適切な方法で持ち上げると、坐骨神経痛を悪化させる可能性があります。

重い買い物袋やお子さんを持ち上げる際には、膝を曲げて低い姿勢から力を入れ、背筋を真っ直ぐに保つことが重要です。

不適切な持ち上げ方は腰に過度な圧力を加え、坐骨神経への負担を増やすことがあるため、注意が必要です。

特に、重い物を持つ際は、可能な限り他人にお願いするか、適切な機器を使用することを考慮してください。

長時間同じ姿勢で座り続けること

長時間同じ姿勢で座り続けることは、産後の坐骨神経痛を引き起こす主要な原因の一つです。

特に、硬い椅子や不適切な座り方は腰痛を誘発しやすくなります。座る際は、椅子に深く腰掛け、背もたれをしっかり使うことで背中を支え、頻繁に体の位置を変えることが推奨されます。

また、座っている間は定期的に立ち上がり、短い散歩を行ったり、軽いストレッチをしたりすることで、筋肉の緊張をほぐすことができます。

産後すぐに激しい運動を再開しないこと

産後すぐに激しい運動を再開することは、体の回復を妨げ、坐骨神経痛のリスクを高めるため避けるべきです。

体が完全に回復するまで、特に腰や下半身に負担をかけるような激しい運動は控え、医師や専門家の指導のもと、徐々に運動強度を上げていくことが大切です。

産後は特に、軽いウォーキングから始め、体の信号を注意深く観察しながら、徐々に活動の範囲を広げていくことが推奨されます。

不適切なストレッチを行うこと

産後の坐骨神経痛を悪化させる可能性があるため、不適切なストレッチは避けるべきです。

特に腰痛がある場合、無理なストレッチは痛みを引き起こす原因となり得ます。

重要なのは、適切な技術で行うことです。例えば、腰を無理に曲げたり、急激な開きを加えたりする動作は、筋肉や靭帯に負担をかけ、症状を悪化させることがあります。

ストレッチを行う際は、専門家の指導を受けるか、軽い動作から始めて徐々に範囲を広げていくことが安全です。

症状を無視して日常生活を送ること

坐骨神経痛の症状を無視して日常活動を続けると、長期的な問題につながることがあります。

産後は体が回復過程にあるため、何か異常を感じたらすぐに対処することが必要です。

例えば、軽い運動や家事をする際も、痛みを感じる動作は避け、必要ならば活動を一時停止しましょう。

また、症状が改善しない場合は、医師や専門家に相談することが重要です。

適切なアドバイスを受けることで、症状の悪化を防ぎ、健康的な回復を促進することができます。

不適切な寝姿勢で寝てしまうこと

産後の坐骨神経痛を和らげるためには、寝姿勢も非常に重要です。

不適切な寝姿勢は、特に腰や背中に負担をかけ、痛みを引き起こす可能性があります。

理想的な寝姿勢は、背骨が自然なカーブを保ち、体圧が均等に分散されることです。

寝る際には、腰の下に小さなクッションを置くか、側臥位で膝の間に枕を挟むなどして体を支えると良いでしょう。

これにより、腰痛を含む坐骨神経痛の症状を軽減し、より快適な睡眠を得ることができます。

まとめ

産後に起こる坐骨神経痛は、多くのお母さんが直面する辛い問題です。

特に産後の体は腰痛をはじめとする多くの変化を経験しますが、適切なケアを行うことで痛みを軽減させることが可能です。

日々の生活の中で正しい姿勢を心がけ、重いものを持つ際は膝を使って安全に行いましょう。

また、長時間同じ姿勢で座り続けることを避け、定期的に体位を変えることが重要です。

不適切な寝姿勢も坐骨神経痛を悪化させる原因となるため、腰にクッションを置くなどして寝ると良いでしょう。

これらの改善セルフケアを通じて、産後の腰痛やその他の症状を和らげることができます。

適切なケアと運動を行い、快適な毎日を送るための一歩を踏み出しましょう。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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