最終更新:2024.07.02

生理前に起こる腰痛の原因とは?月経前症候群症状チェックや避けた方がいい行動・対策方法を紹介

多くの女性が生理前から不快な症状として経験する腰痛や頭痛。

この時期になると、ただでさえ気分が沈みがちですが、腰の重だるさや痛みが加わると、日常生活にも大きな支障をきたします。

では、生理前の腰痛はなぜ起こるのでしょうか?

その原因は、ホルモンのバランスの変化により生理痛が引き起こされ、その影響で腰周りの筋肉が収縮しやすくなるためです。

適切な対策を行うことで、生理前の腰痛を軽減することが可能です。

具体的には、温かい飲み物を取る、リラックスタイムを設ける、適度な運動を心がけるなど、日頃から体を冷やさない工夫が重要です。

これらの対策を実施することで、腰痛だけでなく、生理痛の症状も軽減され、生理前の不快感が大幅に改善されるでしょう。

しかし、注意点としては、対策方法が合わない場合や症状がひどい場合は、自己判断せずに婦人科を受診することが推奨されます。

生理前の腰痛は避けがたいものですが、適切な対応を行うことで、その負担を軽くすることができるでしょう。

この記事では、生理前に起こる腰痛の原因・生理前に起こる腰痛のメカニズム・月経前症候群(PMS)症状診断・生理前から生理中に避けたほうがいい行動・生理前に起こる腰痛対策方法を紹介しています。

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生理前に起こる腰痛の原因とは?

腰痛 生理前

  • 【生理前に起こる腰痛の原因とは?】
    ◻️ホルモンの変動
    ◻️子宮の位置
    ◻️プロスタグランディンの増加
    ◻️水分の保持
    ◻️ストレスや疲労

ここでは、生理前に起こる腰痛の原因について、詳しく解説していきます。

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ホルモンの変動

生理前の腰痛は、ホルモンバランスの変化が大きく関係しています。

特に、生理周期に伴うエストロゲンやプロゲステロンの変動が、体内の痛みを感じやすくする神経の働きに影響を及ぼします。

これらのホルモンは、生理前に体を妊娠に備えるために、骨盤周りの筋肉や靭帯をリラックスさせる効果がありますが、それが腰痛を引き起こす原因の一つになることがあります。

子宮の位置

生理前には、子宮が少し膨らみ、その位置が変化することがあります。

この変化は、特に子宮が後ろに傾く女性にとって、直接的に腰への圧迫感として現れることが多いです。

また、子宮が正常よりも少し下がることで、骨盤内の圧力が増し、腰部に痛みを引き起こす可能性があります。

プロスタグランジンの増加

生理前にはプロスタグランジンという物質が多く分泌されます。

この物質は、子宮の収縮を促す役割を担っており、その過程で生理痛の原因となる痛みを生み出すことがあります。

プロスタグランジンの増加は、生理痛だけでなく、腰痛を悪化させることもあります。

そのため、生理前の不快な腰痛を予防または軽減するためには、プロスタグランジンの活動を穏やかにする治療や対策が効果的です。

《プロスタグランジンとは?》

プロスタグランジンは、体内のほぼ全ての組織で生成される、非常に重要な生理活性物質です。

これは脂肪酸から作られる一群の化合物で、様々な生理的なプロセスを調節する役割を果たしています。

プロスタグランジンは、痛み、炎症、血流の調整、血圧の管理、免疫応答など、体の多くの重要な機能に影響を与えます。

特に、女性の生理や生殖において、プロスタグランジンは重要な役割を果たします。

例えば、生理周期中にはプロスタグランジンが子宮の筋肉を収縮させることで、生理痛を引き起こす原因となります。

これは子宮内膜が剥がれ落ちるのを助け、月経血として体外に排出される過程を促進します。

また、プロスタグランジンは妊娠中の子宮の収縮にも関与し、出産時にはこれが大量に生成されることで陣痛が引き起こされます。

このように、プロスタグランジンは生理機能の正常な運行を支えるために不可欠な物質であり、そのバランスが体の健康に大きく影響します。

水分の保持

生理前の体は水分を保持しやすく、これが腰痛を引き起こす一因となります。

生理前にはプロゲステロンの影響で体が水分を保持しやすくなり、この過剰な水分が血管や組織に圧力を加え、腰部に痛みを感じる原因になることがあります。

特に、下腹部が膨張しやすいことが、腰への負担を増大させます。

適切な水分摂取と軽い運動を組み合わせることで、体内の水分バランスを整え、腰痛の軽減につなげることができます。

ストレスや疲労

ストレスや過度の疲労も、生理前の腰痛を悪化させる主要な要因です。

生理前はホルモンの変動がストレスレベルを高め、それが自律神経のバランスを崩すことにより、筋肉の緊張や収縮が起こりやすくなります。

この状態が続くと、腰に痛みが出やすくなります。

リラックスを促す活動やストレスマネジメントの技術を身につけることで、生理前の不快な腰痛のリスクを減らすことが可能です。

また、疲労が蓄積すると体の防御機能が低下し、腰痛を感じることが多くなるため、十分な休息と睡眠が重要です。

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生理前に起こる腰痛のメカニズムについて

腰痛 生理前

  • 【生理前に起こる腰痛のメカニズムについて】
    ◻️プロスタグランディンの増加
    ◻️ホルモンの変動
    ◻️体液の保持
    ◻️子宮の位置

ここでは、生理前に起こる腰痛のメカニズムについて詳しく解説していきます。

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プロスタグランジンの増加

生理前にプロスタグランジンが増加することが、腰痛の発生に大きく関与しています。

この物質は、子宮の筋肉を収縮させ、それが原因で生理痛として知られる痛みを引き起こすことがあります。

特に、子宮内膜症や月経前症候群を持つ女性では、プロスタグランジンの増加による痛みが強く出ることがあります。

このような生理前の痛みを軽減するためには、生活習慣の見直しや痛みを緩和する薬の使用が推奨されます。

また、冷えが腰痛を悪化させることもあるため、暖かく保つ工夫も重要です。

ホルモンの変動

エストロゲンとプロゲステロンの変動も生理前の腰痛に影響を与えます。

これらのホルモンは、生理周期を通じて体内で濃度が変化し、特に生理前にはホルモンバランスが大きく変わります。

これにより、体内の他のシステムも影響を受け、特に骨盤周辺の筋肉や靭帯に緊張が生じやすくなり、それが腰痛の一因となることがあります。

この時期の不快な症状を軽減するためには、リラックスを促す運動やストレス管理が役立ちます。

また、不安定なホルモンバランスによる影響を最小限に抑えるため、定期的な婦人科受診が有効であると考えられます。

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体液の保持

生理前に体が余分な水分を保持することが、腰痛を引き起こす要因の一つです。

ホルモンの変動により、体内の水分バランスが崩れ、特に下腹部や腰回りに水分が溜まりやすくなります。

この状態は、血管の圧力を増加させ、結果的に腰部に痛みを感じる原因になります。

水分保持による腰痛を軽減するためには、塩分の摂取を控えめにし、定期的に軽い運動を行うことで血流を改善することが有効です。

また、冷えが体液の停滞を悪化させるため、暖かく保つことも重要です。

子宮の位置

生理前に子宮の位置が変動することも、腰痛の原因となります。

特に、子宮が後方に傾く後屈子宮の場合、腰部に直接圧力を加えることがあり、腰痛を引き起こすことがあります。

また、子宮内膜症や子宮筋腫などの症状がある女性では、子宮の腫れや位置の変化がさらに腰痛を悪化させることがあります。

これらの問題に対処するためには、婦人科での定期的な診療が必要です。

診療を通じて、症状に合わせた適切な治療や予防策が提案され、腰痛の改善に繋がる場合が多いです。

月経前症候群(PMS)症状診断

腰痛 生理前

月経前症候群(PMS)は、多くの女性が月経の約1〜2週間前から感じるさまざまな身体的、感情的症状の集まりです。

以下のチェックリストを通して、あなたがPMSの症状をどれだけ経験しているか確認しましょう。

各項目に「はい」または「いいえ」で答えてください。

月経前症候群(PMS)症状診断

【感情的変化】
イライラが増す
◻️はい
◻️いいえ
憂鬱や落ち込みを感じる
◻️はい
◻️いいえ
緊張感が高まる
◻️はい
◻️いいえ
感情の波が激しい
◻️はい
◻️いいえ

【身体的症状】
頭痛や偏頭痛
◻️はい
◻️いいえ
胸の張りや痛み
◻️はい
◻️いいえ
腹痛や下腹部の不快感
◻️はい
◻️いいえ
背中や腰の痛み
◻️はい
◻️いいえ

【行動の変化】
食欲の増加または減少
◻️はい
◻️いいえ
睡眠障害(睡眠過多または不眠)
◻️はい
◻️いいえ
集中力の低下
◻️はい
◻️いいえ
疲労感の増加
◻️はい
◻️いいえ

【その他】
体重の増加(水分の保持による)
◻️はい
◻️いいえ
皮膚の問題(ニキビの増加など)
◻️はい
◻️いいえ
手足の腫れやむくみ
◻️はい
◻️いいえ

評価方法

  • 0-5個の「はい」: 軽度のPMS症状。日常生活に大きな影響はないかもしれませんが、自己ケアに注意を払うことが効果的です。
  • 6-10個の「はい」: 中度のPMS症状。日常生活に影響を及ぼす可能性があります。ライフスタイルの改善や専門家の相談を考えましょう。
  • 11-15個の「はい」: 重度のPMS症状。日常生活に顕著な影響が出ている可能性が高いです。医師との相談をお勧めします。

このチェックリストは、自己診断ツールとして役立ちますが、専門的な診断や治療が必要な場合は、必ず医療機関を受診してください。

生理前から生理中に避けたほうがいい行動

腰痛 生理前

  • 【生理前から生理中に避けたほうがいい行動】
    ◻️過度に激しい運動
    ◻️カフェインの過剰摂取
    ◻️アルコールの過剰摂取
    ◻️塩分の過剰摂取
    ◻️十分な睡眠を取らないこと
    ◻️ストレスの過剰な蓄積

ここでは、生理前から生理中に避けたほうがいい行動について、詳しく解説していきます。

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過度に激しい運動

生理前の腰痛を悪化させる可能性があるため、過度に激しい運動は避けるべきです。

生理前はホルモンの変動により筋肉や靭帯が通常よりもリラックスしやすくなり、運動による怪我のリスクが増加します。

軽いストレッチやヨガなど、体に負担の少ない運動を選ぶことで、腰痛の症状を和らげ、全体的なリラックス効果を得ることができます。

カフェインの過剰摂取

カフェインは生理前のイライラや腹痛を悪化させることがあります。

コーヒー、紅茶、コーラなどカフェイン含有飲料の過剰摂取は、体内のホルモンバランスに影響を与え、腰痛やその他の月経症状を刺激する可能性があります。

カフェインの摂取を控えめにすることで、生理前の不快感を軽減し、全体的な体調を改善することができます。

アルコールの過剰摂取

アルコールは体を冷やし、生理前の腰痛を引き起こす原因となることがあります。

アルコールは血管を拡張し、体温を下げる作用がありますが、これが冷えという月経前症候群の症状を悪化させることがあります。

また、アルコールは水分排出を促す利尿作用もあり、脱水状態に陥りやすくなるため、生理前の腰痛を感じる方は特に摂取を控えることが推奨されます。

塩分の過剰摂取

生理前の腰痛を悪化させる原因として、塩分の過剰摂取が挙げられます。

塩分は体内で水分を保持する働きがあり、それが腰痛を含む月経前症候群(PMS)の症状を悪化させることがあります。

特に、血管の圧力が高まり、下腹部や腰部に余計な負担がかかります。

腰痛予防のためにも、日常的に食事の塩分量を意識し、できるだけ減らすよう努めることが推奨されます。

十分な睡眠を取らないこと

睡眠不足は、生理前の腰痛を含む多くのPMS症状を悪化させる要因です。

良質な睡眠はホルモンバランスを整え、体のリラックスを助けるため、不足するとストレスが増し、腰痛が強く感じられることがあります。

特に生理前は、睡眠の質を高める工夫(リラックスできる環境作り、就寝前のカフェイン摂取を避ける等)をすることが、痛みの軽減に繋がります。

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ストレスの過剰な蓄積

ストレスは生理前の腰痛を引き起こす主要な原因の一つです。

ストレスが蓄積すると体の筋肉が緊張し、特に腰周りの筋肉が硬くなることで腰痛が生じやすくなります。

生理前は特に、リラックスタイムを設ける、趣味の時間を持つ、瞑想や深呼吸などで心を落ち着ける方法が効果的です。

また、日常が忙しくストレスが多い場合は、専門家と相談して適切な対処法を見つけることも重要です。

生理前に起こる腰痛対策方法

腰痛 生理前

  • 【生理前に起こる腰痛対策方法】
    ◻️軽いストレッチやウォーキング
    ◻️十分な休息を取る
    ◻️適切な栄養摂取
    ◻️正しい姿勢や定期的に体勢を変える
    ◻️座る時にクッションを取り入れる

ここでは、生理前に起こる腰痛対策方法について詳しく解説していきます。

軽いストレッチやウォーキング

生理前の腰痛を軽減する効果的な方法は、軽いストレッチやウォーキングです。

これらの活動は、血流を促進し、筋肉の緊張を和らげるため、腰痛の改善につながります。

特に、骨盤周りの筋肉をゆっくりと伸ばすストレッチは、下腹部の圧力を減らし、腰への負担を軽くします。

毎日数分間のウォーキングも、筋肉を強化し、体のバランスを整えるのに役立ちます。

【立ったままできる腰痛予防ストレッチ3選】辛い痛みを解消する方法を解説

十分な休息を取る

質の良い休息は、生理前の腰痛対策には不可欠です。

生理前は体が特に敏感になりがちで、睡眠不足は痛みを感じる閾値を下げるため、腰痛が悪化することがあります。

適切な休息を確保することで、体のストレス反応が減り、痛みの感覚も和らぎます。

また、リラックスを促す環境を作ることが、睡眠の質を向上させるために重要です。

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適切な栄養摂取

生理前の腰痛を軽減するためには、バランスの取れた栄養摂取が非常に重要です。

特に、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB6が豊富な食品を積極的に取り入れることが推奨されます。

これらの栄養素は筋肉の収縮を助け、月経前症候群(PMS)によく見られる症状を軽減します。

また、抗炎症作用があるオメガ3脂肪酸を含む食品も、腰痛の症状改善に役立ちます。

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正しい姿勢や定期的に体勢を変える

長時間同じ姿勢でいることは、生理前の腰痛を悪化させる原因となります。

日常生活の中で意識的に姿勢を正し、定期的に体勢を変えることが重要です。

例えば、長時間座っている場合は、1時間ごとに立ち上がり、軽く体を動かすことで筋肉の緊張を解消し、血流を改善します。

これにより、腰痛の軽減につながります。

座る時にクッションを取り入れる

適切なサポートがある座り方は、生理前に感じる腰痛を和らげるのに役立ちます。

座る際にクッションを腰の下や背中に置くことで、腰部にかかる圧力を分散させ、痛みを軽減することができます。

特に、人間工学に基づいた座椅子やクッションを使用することで、長時間座っていても腰に負担が少なくなります。

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まとめ

生理前に起こる腰痛や頭痛は、多くの女性が経験する一般的な問題です。

特に、月経前症候群や子宮内膜症などの症状がこれらの痛みを引き起こすことがあります。

腰痛を軽減するためには、適切な運動と栄養の摂取、正しい姿勢を保つことが効果的です。

また、生理前の痛みに対処する方法として、リラックスを促す行動や温かい飲み物を取ることも推奨されています。

これらの対策は、生理前に起こりがちな腹痛や冷えといった症状の改善にも役立ちます。

生理前の腰痛が特にひどい場合や、改善が見られない場合は、婦人科の専門医に相談することが重要です。

専門的な診療を通じて、生理前の不快な症状を解消し、より快適な日常生活を送るための方法が提案されます。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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